『ドキドキ!プリキュア』を全話観終わった

ネタバレあり。

 

『スマイルプリキュア!』に続いて『ドキドキ!プリキュア』全話を観終わりました。

 

ドキプリのテーマ

「愛」ですね。マナを中心に紡がれる愛。

プリキュア全員と敵の一部がマナのことを大好きなのが良かったです。そしてマナも惜しげもなく愛を振りまく。会話の中にも、こちらが恥ずかしくなるくらい「愛」や「好き」といったワードが頻出していました。主要人物として赤ちゃんが出てくるのも愛を表現するためだったのでしょうか。母性愛的な。

 

キングジコチュー「レジーナ お前は私だけを見ていればいいのだ」

キュアダイヤモンド「そう思う気持ちも分かるわ。私もその気持ちに覚えがあるから。でも、好きな誰かを独り占めするよりも、好きな誰かが好きな人を自分も好きになって、そうやって人の輪が広がっていくほうがなんか、いいじゃない?」

マナの心の強さや愛ももちろんですが、六花の愛も見習いたい。

 

 

スマプリとの違い

スマプリは大体が一話で完結した日常的なギャグまたは友情回でしたが、ドキプリは基本的にシリアスな続き物。そのおかげかドキプリは設定もスマプリとくらべて深いと思いました。

 

スマプリはアホの子がちらほら顔を覗かせる不安定な印象でしたが、ドキプリは一人ひとりが安定している優秀なチーム。

キャラデザのせいか顔立ちもキリリとしていて、彼女たちが同じ歳とは思えない…。大人っぽいです。スマプリのほうがいい意味でリアルな中学生っぽかったです。溢れだす純粋さがあります。

 

スマプリは最後まで同じ敵の使い回しだったことにマンネリを感じていました。君たちまた出てきたのかと。

同じようなアイテムを3回も集めさせるのにもウンザリ。

それもあってスマプリはプリキュアシリーズの中でも一気に観るには辛い作品だと思います。その点ドキプリはマンネリ感を回避できていたのが良かった。

 

スマプリで気になったのはギャグ回が多いわりに、プリキュア達が絶望する場面も多いことですね。

敵が精神的に攻撃をしてくることが多く、あのやりすぎな絶望の表情は子どもに見せていいものかと悩みます。

プリキュアはただ強くてかっこよくてかわいくてキラキラしている存在ではないのだと、時には辛くて、痛くて、怖いんだということに気付かせてくれます。『魔法少女まどか☆マギカ』を見ていればその感じは理解しやすいかと思います。だからドキプリのプリキュア達が簡単にプリキュアになってしまうところに軽率さを感じてしまいました。もちろん、序盤では彼女たちは戦うことがそんなに辛いことだと理解できていないから仕方がないのですが…

ドキプリでは終盤までのレジーナに対する「どうにもならない」悲しさや虚しさはありましたが、心を抉られるような絶望の描写はありませんでした。マナの底抜けの愛と前向きな性質に、マナ自身もみんなも引っ張りあげられていたからかもしれませんね。

 

 

ドキプリは良いものだ

ドキプリの良かった点のひとつは、プリキュア全員が私の好みであったこと。

私はアイドルでもこういった戦隊系?アニメでも、主人公グループ全員を大好きになることってほとんどないんですよね。

ありすは最初は私の苦手なタイプかと思いましたが、回を重ねていくうちに彼女の魅力に惹かれていきました。変身前だと六花、変身後はキュアハートが特に好きです。ありすの意外性(ただのお嬢様ではない)や、まこぴーが天然キャラだとは予想していなかったのでそこも面白かったです。

 

 

みんなにしあわせフルフルチャージ!

『ハピネスチャージプリキュア!』を観始めましたが、ドキプリになかったアホの子臭がプンプンします。そしてアホの子の笑顔(EDダンス中)はどうしてあんなに輝いているんでしょうね。純粋さゆえでしょうか。

キャラデザは好みではありませんが、変身前のヒメはかわいいです。今後に期待。

 

 

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