男性トイレにも女性トイレにも入りたくない。じゃあどうする?

 

 

公衆トイレは基本的に男性用と女性用

外出中にトイレに行きたくなったとき、公衆トイレの男性用と女性用、どちらに入るか悩んだことのある人は少ないのではないかと思います。

でも、確実にいます。

どういった理由で悩むのか?そのパターンにはいくつかあります。

 

  1. 自分の体が男性と女性のどちらでもない(半陰陽)
  2. 体の性と心の性が一致しない(例:体は男性だけど心は女性)
  3. 心の性が男性と女性のどちらでもない
  4. 体と心の性は一致しているけど、異性の格好のほうがしっくりくる。または男装/女装がしたい

 

パターンそれぞれについての説明はここでは割愛します。

気になる方は記事の最後で紹介している本が分かりやすいのでおすすめ。

 

さて、男性用、女性用どちらのトイレにも入りたくない、入りにくい場合の現在とれる対策を挙げていきます。

 

 

男性用、女性用と分かれていない公衆トイレに入る

これが一番落ち着きます。

 

例えばコンビニのトイレ。個室がひとつしかないので何も迷うことはありません。

最近は「ぜひトイレを使ってください!」というスタンスのコンビニを見かけるようになり、入りやすくなったのでありがたいです。

 

古い公園ではたまに入口が分かれていないタイプを見かけますが、なかに入ってみると男性用トイレにただ個室が増えただけのパターンがあります。

入りやすいことに変わりはありませんが、トイレ内で「男性用」「女性用」と分けられている感じがあってモヤモヤします。

 

 

多機能トイレに入る

多機能トイレは男性用、女性用とは別に部屋が作られています。

高齢者や車椅子使用者、子供連れの方がが使いやすいようにデザインされたトイレです。大きな施設や、サービスエリアなんかにもあります。

「どなたでも使えます」という文字が、私に向けられているわけではないと分かっていても嬉しい。

 

健常者がここに入るのは少しためらいがありますが、男性用や女性用に入ることに比べたら随分マシです。

 

 

野外で用を足す

こちらも性別別トイレに入るジレンマや苦しみから逃れられますが、違った意味で落ち着きません。

 

最近はトイレ以外で用を足すという思考回路がなく、かなり躊躇する人もいますが、やってみる価値はあります。

開放感がありますし、これからはどこでだって生きていける!と思えるようになります。自分の感じる、見えている世界が変わります。

 

大都会でなければ意外とどこでもできちゃうのがメリット。

公共の場を汚したり、他人に不快な思いをさせたり迷惑をかけないように配慮しましょう。

 

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見晴らしが良すぎると用を足し辛い…

 

 

そもそも外出中にトイレに行かない

ある意味、根本的な解決であるともいえます。

トイレに入りたくないならトイレに行かなければいいじゃない!

 

ただし生理的欲求を抑圧させられる(と勝手に感じる。トイレに行かないと決めたのは自分なんだけど!)ため、人権が尊重されていないように感じてしまいます。

また、摂取する水分量の調節や外出時間の長さなどに気を使うため、外出が億劫になることも。しかしバッチリ管理できればこれほど気が楽なことはありません。

 

 

結局どうしたらいいの?

今はここに挙げた解決策のなかからその場その場で最適なものを選択しつつ、社会がなんとかしてくれるのを待つしかありません。

そしてなんとかしてもらうためには、こういったことに悩む人たちもいるんだってことをひとりでも多くの人に知ってもらう必要があります。

 

そのためということも含めて、悩んでいる同士たちの毎日が少しでも楽になるように書きました。

 

 

おまけ:書籍紹介

ゲイのボクから伝えたい 「好き」の?(ハテナ)がわかる本──みんなが知らないLGBT

ゲイのボクから伝えたい 「好き」の?(ハテナ)がわかる本──みんなが知らないLGBT

 

セクシュアルマイノリティについて知らない人にはぜひ読んでもらいたい。こういう人もいるんだって知ってほしいです。

イラストも交えて、とっても分かりやすく書かれています。著者は当事者です。

 

性別が、ない! (1) 性別が、ない! (ぶんか社コミックス)

性別が、ない! (1) 性別が、ない! (ぶんか社コミックス)

 

体が男性と女性のどちらでもない(半陰陽)の著者によるノンフィクション漫画。

半陰陽だけでなく、他のセクシュアルマイノリティについても書かれています。とにかく明るいのがポイント。