夢なんて持たなくたっていい

 

「夢は?」と聞かれると困ってしまう

よく「夢は?」「何を目指してるの?」と、まれに「何を探してるの?」と聞かれます。

 

普段から夢を持って生きているわけではないし、何かを探しているわけでもないので問いに対する答えを持っていません。でも何か言わないと「夢を持っていないダメ人間」な気がしてテキトーに答えてしまいます。

「何を探してるの?」と聞かれたときに正直に「何も探していない」と答えたときのあの感じは二度と味わいたくないですね。

 

小さい頃から学校などで何かと「将来の夢」を書かされたり答えさせられたり、人前で発表させられたりしてきましたが、毎回テキトーにでっちあげて答えていました。

まさか大人になってからも聞かれるとは思いもしませんでした。大人になってからだと、現実味があってしっかりした理由のある夢を答えなければいけない気がするのでちょっと面倒です。

 

 

私の考える「夢」とは

「夢」とは達成できそうにもない目標か、もしくは「こうなったらいいなあ」と思ってはいるけれどそれについて努力しない理想のことだと思っています。

そういう考えを持っているからか、私は夢という言葉をほとんど使いません。

 

 

余談ですが、いわゆる将来の夢についての面白い文章があるので紹介します。将来の夢として挙げる職業は、自分の夢を実現するための一つの手段だったのです。

「ある男の子がプロ野球選手になりたいって考えたとして、今みたいに、どうしてそうなりたいのかを考えていくと、その理由がたくさんあがるでしょ。
人からかっこいいって思われて、有名になれて、お金をたくさん持てて、みんなの憧れの的で、いろんな人に勇気を与えられて、女の子にモテる。そして、何よりも大好きなことができる。
実はその人にとっての夢って、そういうことができる人になることであって、プロ野球選手になることではなかったのよ」


「それじゃあ、プロ野球選手になりたいっていうのは夢じゃないっていうのかい?」

 

「多くの場合はそうね。だって考えてみて。ある少年が子どもの頃からの夢だったプロ野球選手になれたとしても、なっただけで、その人が野球選手になることによって手に入れようとしたものが満たされるわけではないわ」

(書籍『君と会えたから……』より)

君と会えたから……

君と会えたから……

 

 

 

「夢は?」→「プリキュアになること」

「夢は?」と聞かれたら、今後はこう答えようと思います。「プリキュアになること」と。

プリキュアのことをよく知っている人だったら「なるほど」と思ってもらえるかもしれないし、私がプリキュア好きだと知っている友人だったら面白がってくれるし、プリキュアをよく知らない人にはインパクトを与えられるしで、便利な答えです。

だけれどこれはテキトーな答えではないし、嘘でもありません。

 

なぜプリキュアなのか

元気になりたい人を元気にしたい。元気になりたいわけではないけどなんだかつらい人の生きる力になりたい。私は私の大好きな人の生きる力であり続けたい。

プリキュアは覚悟を持って陰ながら自分の大切な人やものを守り、ときには希望や勇気を与えることもあります。そういう人間になれたらいいなあと、そしてそういう人間でありたいと思っています。

これは私の考える「夢」、つまり実現させる気のない理想にするつもりはありません。

 

「笑顔だけじゃ寂しいかな」

空になりたい 晴れの空へ
涙乾かしてあげる 無敵ね
空になりたい 雨の空へ
笑顔だけじゃ寂しいかな

(音無小鳥『空』より) 

アイドルマスターというゲームのキャラクター、音無小鳥さんの曲です。

「笑顔だけじゃ寂しいかな」という部分、なかなかない歌詞だと思います。暗いことについて「根暗」というネガティブなイメージのある言葉を使われることがありますが、暗いことは悪いことではありません。

明るい人だって暗い部分を持っている人はいるし、暗い人だって明るい部分を持っている人はいます。たとえ持っていなくてもいいんです。

明るい人も、暗い人も、騒がしい人も、静かな人も、私は好きです。

 

 えいたそは太陽

私はアイドルグループ「でんぱ組.inc」の太陽こと、えいたそのように眩しいほどに明るく照らすことはできないけれど、月のように照らせたらいいなーと思っています。

 

 

「夢」なくして、どう選択し、行動しているのか

いわゆる「夢」を持たなくたって生きていけます。さっきはあえて「プリキュアになること」と書きましたが、これが夢だとは意識していません。

私は今後もやりたいと思ったことを逐次やっていきます。とってもワクワクしています。ときに迷走してしまうこともありますが、楽しいか楽しくないか、やりたいかやりたくないか、(そしてプリキュアたりうるか)。それが私の行動指針です。

 

「夢は?」と聞かれて「やりたいことをやる、それを続けることです」と答えるのもいいですね。