アニメ感想『この素晴らしい世界に祝福を!』『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』

感想や考察を書くことに苦手意識があるので、練習のためにも今後書いてみることにします。

1作品500文字くらい、ひねり出せば書けるはず…!

ネタバレあり。

 

 

『この素晴らしい世界に祝福を!』(1期)

この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

 

友人が面白いと言っていたので観ました。

ラノベ原作の下品なコメディ(貶してません)。

主人公が剣と魔法のファンタジーな異世界に転生するところから物語は始まります。

 

まずアニメや漫画などのフィクションでよくある主人公補正が基本的にありません。運のステータスが高いだけです。
傍から見ていても主人公が全然かっこよくない。むしろかっこ悪い。
主人公のジャンルが『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と似ている気がします。こういうタイプの主人公、好きです。

 

パーティーメンバーがめちゃくちゃなので主人公はよく不平不満をブツブツ言っているのですが、メンバーがしゃべっているところにその半分くらいの音量で画面にも映らずに(恐らく真顔で)棒読みで対応しているようなところとかツボ。

「かずまかずまー!(うんかずまだよ)○○してよー!」

「」がパーティーメンバーのセリフ、()が主人公のセリフです。こんな感じ。こういう場合は大体セリフ被ってます。

 

主人公が組むパーティーは主人公以外女性ばかりですが、全くハーレムラブコメにならないのもナイス。
親愛の情は生まれているかもしれませんが、恋愛にはなりません。無意味に頬を赤らめたりしません。

 

ファンタジー世界なのにうまく行かないことばかり。予想以上にうまく行きません。
ああ、これが現実か。
それでこそ面白い。

 

あとドMなパーティーメンバー、女騎士のダクネスがかわいかった。
ボスクラスの強大な敵に向かって一人、恍惚の表情で「行ってくりゅ!(興奮しすぎで呂律が回ってない)」と突撃するところとか。

 

 

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]

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大戦後で終わりに向かっている世界の、とある戦車小隊(メンバーは全員女の子)の話。

砂漠が少しずつ広がってきていたりと住める範囲が狭くなってきていて、人間が住めないところは「ノーマンズランド」と呼ばれています。人口も減ってきています。

 

私たちが生きている時代のずっと後の話のようで、私たちがいま常識だと思っている文化や知識はこの世界では遠い、失われた過去のもの。ほとんどは知られてすらいません。

 

そういった設定の上に日常系アニメが乗っかっているので面白い。

何も起こらない日常系ではなく、ストーリーの流れはあります。

 

世界観はシリアスなのに、無駄に暗くせず基本的に明るい描写なので観やすい。

 

登場人物のなかではリオが好み。

見た目は完全にアニメ版『アイドルマスター』の千早のごつい版。千早にしか見えない。声優の小林ゆうさんの低い声が耳に心地良かったです。

フェリシアより身長が低いという設定に個人的にキュンときました。2人が並んだときのあの感じ、良い…。

 

最後の展開についてあっさり描かれており、「リオはそれでいいの?」と思う部分がありました。

リオがとる行動としては平和を守るためにはそうするしかなかったのかもしれません。だからその部分をあえて深く描写することに意味がなかったのかもしれませんね。それでもやっぱり「それでいいの?」と思わないではいられないのは、私がそれだけリオを好きだったという証拠だと思っておきます。


OP曲はKalafinaの「光の旋律」。

私はこの曲を作曲している梶浦由記さんが大好きなのでもうこれだけでこのアニメを観る価値があります。本編のBGMは担当していないのですが…

 

本編で名言だと思ったものを紹介します。

 

「先輩や上官は何のためにいると思う?
後輩に迷惑をかけられるためだ。
今はできなくていい。その悔しさや虚しさ、守ってもらった嬉しさだけを覚えておけ。
それはいつか、お前が守る立場になったときの糧になる。
だから、好きなだけ迷惑をかけろ。私も、そうしてきた。
無論、しくじれば叱るし、罰も与える。でも、苦しかったら言え、辛い時も。いいな。」

 

「傍から見えるモンと、当の本人が感じてるモンは、大抵の場合違ってるんだ。

憧れって眼鏡がいつもピンぼけなのさ。

いつかあんたがその眼鏡で見られるとき、辛さが分かるよ。」

 

OVAである7.5話は、OVAにありがちな「お祭り騒ぎでキャラクターが壊れる」といった問題を、とある設定でうまいことなんとかしています。この発想はなかったので感動。

同じくOVAである12.5話は「夢」についてのお話。「自分だけの夢を持つこと」というなかなか考えさせられる内容でした。

 

 

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