キャラソンレビュー『魔法つかいプリキュア!』『キラキラ☆プリキュアアラモード』



プリキュアシリーズのネタバレあり。

 

※レビューしている曲は一部です。

 

魔法つかいプリキュア!

私が初めてリアルタイムで最後まで観たプリキュアです。

プリキュア2人に追加戦士1人。人数が少ないからこそアニメ本編で彼女たちの絆を深く描くことができ、キャラソンでもそれが感じられます。

まほプリは普段の姿と大人っぽくなる変身後とのギャップが大きく、それが歌声にも表れているので要チェックです。一キャラでニ度美味しい。

私の推しキュアはキュアマジカル!

 

『魔法つかいプリキュア! ボーカルアルバム リンクル☆メロディーズ』

朝日奈みらい「夢までふたり乗り♪」

リコへ向けた曲。

魔法に対するワクワクな気持ちや、リコと一緒にいられて本当に嬉しい、大好きだっていう気持ちが歌い方からもダイレクトに伝わってきます。

アニメ本編22話までプリキュアはみらいとリコの2人だったので、2人の間には強い絆が感じられます。

アニメ本編でも二人がそれぞれお互いを尊敬している描写がありましたが、そういう関係って素敵ですね。

 

モフルン「ないしょ♡のゆめワルツ」

パステルカラーでふわふわメルヘンな世界に癒やされます。

 

花海ことは「キラキラしちゃえ!」

毎日をめちゃくちゃ楽しんでいるはーちゃんの姿が目に浮かびます。

歌詞にはみらいとリコへの「好き」が詰まっています。

みらい、リコ、はーちゃんは深く大きな愛で、もはや親子のようにつながっていますね。

余談ですがプリキュアショーに行ったときにキュアフェリーチェ(はーちゃん)の対応が神がかっていて、はーちゃんの屈託のない笑顔も含めて本当に天使だと思いました。

 

バッティ&スパルダ(&ガメツ)「beauty of truth」

バッティとスパルダがどちらが美しいかという勝負をしています。何やってるんですか…

プリキュアの敵キャラソンっぽくなくて新鮮。お二人ともいい声してます。

 

北川理恵「リンクル☆メロディーズ」

このファンタジーというか魔法やおとぎ話の世界、みたいな曲調。なんというのか分かりませんがすごく好きです。

 

十六夜リコ「憧れは魔法にのせて」

自分の夢に向かって努力を惜しまないリコ。

みらいの「夢までふたり乗り♪」とはペアのような印象。

 

 

『魔法つかいプリキュア! ドラマ&キャラクターソングアルバム ドリーム☆アーチ』

キャラソン以外に、アニメを補完するような内容のドラマパートが5話収録されています。

 

ドラマ第1話「Dokkin!魔法界はじめての夜!」

みらいとリコが初めて会った日の夜のお話。

出会ったばかりで会話が続かず、モフルンの提案でしりとりを始める二人。初々しいです。

 

ドラマ第2話「マジヤバ!変身ができない日!」

痴話喧嘩するお話。

そしてキュアフェリーチェに怒られる二人。親子逆転ですね。

みらいとリコは2人そろって変身するプリキュアです。アニメ本編で2人が一緒にいるときに変身できなかったことはありませんでしたが、信頼し合って意気投合しないと変身できないのですねー。

 

変身に使える宝石が4種類もあるのに、毎回、変身前に示し合わさないで同じ1つの宝石を言うって確かに難しいですよね…。それができるのは二人の間に強い絆があるからでしょう。

 

余談ですが、私がプリキュアになるなら、自分を含めて仲間が5人以上いるチームに入りたいです。

まほプリのようにプリキュアが2人しかいない*1と、関係が危うくなったときに気まずそう。

そういうときも5人いたらなんとかなりそうじゃないですか。

仲間は多いほうが逃げ場所が増えていいです。

4人チームの『Go!プリンセスプリキュア』では数人が不在な状態でも敵をやっつけることができていましたし、多いに越したことはないでしょう。

 

 

私がまほプリのように、2人が揃ってさらに信頼しあえないと変身できないプリキュアになってしまったら、変身できずに世界を滅亡させてしまいそうです。

そう考えるとやっぱりみらいとリコの絆はすごい。

 

ただたとえ仲が悪くてもプリキュアが2人だけしかいなかったら、なんやかんやで覚悟とか一体感が出て上手くやっていけちゃうものなのかもしれないです。

そもそも素質のある人しかプリキュアになれないだろうし、世界を守るという小中高生には大きすぎる使命感を背負わされるわけですしね。

 

ドラマ第5話「月夜のふたり乗り」

十六夜リコと朝日奈みらい。

このドラマを聴くまで気が付きませんでしたが、二人の名字は夜・朝と対照的になっていたのですね。

 

まほプリOP曲にも、みらいとリコが対照的であるといった内容の歌詞があります。

まほプリのテーマは、性格や住む世界など「違い」を持つ人同士がお互い理解し合うこと、みたいな感じだったのでしょうか。むしろ「違いが素敵」ということですね。

 

 

『みんなで歌おうプリキュアパーティー! 〜ハロウィン・盆おどり・おたんじょう会・たいそう・クリスマス〜』

吉田仁美「プリキュアたいそう」

なんですか、この脳みそが溶けてしまいそうな平和な曲は! 

プリキュアプリキュア! キュッ! キュッ! キュッ!

 

 

『「映画魔法つかいプリキュア!」オリジナルサウンドトラック』 

映画オリジナルのボーカル曲が3曲もあります。

 

五條真由美「鮮烈!キュアモフルン」

キュアモフルンの戦闘曲。

プリキュアの曲とは思えないほど、英語の歌詞でおしゃれ感がものすごいです。

ペルソナシリーズのゲームの戦闘曲で流れても違和感がありません。

 

朝日奈みらい&モフルン「ふたつのねがい」

みらいとモフルンがお互いを思う気持ちが歌詞になっており、聴くとうるっとしてしまいます。優しい歌い方がとても好き。優しさをより表現するためか、歌詞はひらがなが多いです。

フルバージョンは『映画「魔法つかいプリキュア! 」挿入歌シングル「キラメク誓い」』に収録されています。

 

まほプリ3人&キュアモフルン「キラメク誓い」

まほプリ3人に加えて、キュアモフルンも歌います。

決戦で流れる曲なのでとっても熱いです。イントロも震えるほどかっこいい。

フルバージョンは『魔法つかいプリキュア! ボーカルベストアルバム 手のひらのおくりもの』に収録されています。

 

 

キラキラ☆プリキュアアラモード

今やっているプリキュア。

OP、ED曲に加えてキャラソンにもダンスがついていて必見です!

各アルバムに収録されている「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」のソロバージョンは、キャラクターによって歌い方はもちろん、歌詞も一部異なります。コーラスや合いの手までそのキャラ一人で担当。手が込んでます。

ただお財布の事情的に、まとめて一つのアルバムにしてもらえるとありがたいです…

推しキュアはキュアショコラ!

 

 

『キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 2 キュアカスタード プティ*パティ∞サイエンス』

「プティ*パティ∞サイエンス」

キュアカスタードの裏返ったような声はクセになります。

 

 

『キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 3 キュアジェラート 青空Alright』

「青空Alright」

さすがロックバンドのボーカル(アニメ内設定)、普段の声より低く強い歌声です。

1番と2番のAメロのメロディが違うのもいいですね。

「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム〜キュアジェラート・バージョン〜」でもそうですが、元気さが溢れています。

 

 

『キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 4 キュアマカロン CAT MEETS SWEETS』

「CAT MEETS SWEETS」

ミステリアス&クール&セクシー。もはやゆかりさんのトリコです。

ダンスもレベルが高いので要チェック。

 

「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム〜キュアマカロン・バージョン〜」

ゆかりさんが好んで歌うような曲ではないので、そのギャップがかわいい。合いの手「なんてこった!」は声がかわいすぎます。

サビのキーが高いからか、ちょっと辛そう。一生懸命感があります。この曲でゆかりさんらしさを出すのはさぞ難しかったことでしょう。

 

どうでもいい人に「好きだ」と言われて「またか」って感じで蔑んで、内心真顔でにっこりしている様子が容易に想像できてしまう。

本命でどっきりしてにっこりしていたら萌え死にます。

 

 

『キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 5 キュアショコラ ショコラ・エトワール』

ショコラ・エトワール

麗しい…

 

「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム〜キュアショコラ・バージョン〜」

このあきらさん、ノリノリである。

あきらさんのキャラソンだったかな?と錯覚してしまうほどです。

 

優しすぎて押しが弱いあきらさんはゆかりさんに引っ張られて(振り回されて?)そう。

 

 

*1:追加戦士を入れて最終的に3人になります。