004「自力で流しそうめんをする」【人生の100のリスト】

 

「自力で流しそうめんをする」

流しそうめんの思い出

小さい頃に祖父母がたまに流しそうめんをしてくれました。竹を切ってきて、それを半分に割ってそこにそうめんを流すという本格的なものです。その経験のおかげか、私にとって流しそうめんとは楽しくて特別なものになっていました。

 

大人になってからはなかなかする機会がなかった流しそうめん。これまでは他人に用意してもらってやってもらうばかりでしたが、もしかしたら自力でできるかもしれない。しかも竹なしで。

 

 

流しそうめんと回る流しそうめん

世の中には流しそうめんと名乗る、くるくるとそうめんが流れながら回り続ける「回る流しそうめん」があります。勝手にあれは邪道だと思っているのですが、実際のところは知りません。

 

やったことがないので憶測ですが、くるくる回るそうめんなんて、そうめんを取り逃しても待っていたらまた目の前を通ります。他の人に取られる可能性はありますが、基本的にはいつ取ってもいいというわけです。平和すぎます。

 

流しそうめんの醍醐味といえば、そうめんが一度しか流れないところ。取り逃したらもう二度と同じそうめんはつかめないのです*1。そうめんが水の中に入れられるのを待つ間の静かなる集中、流れてきたときの「来たぞ!」「絶対に取ってやる!」というみなぎる闘志と緊張感、そうめんをキャッチできたときの喜び。これらは回らない流しそうめんでしか味わえません。流しているのはただのそうめんなのに、これらを経てそうめんは何倍もの美味しさになるのです。

 

 

いざ、流しそうめん

竹の代わりに使うのは雨樋(あまどい)です。そのとき働いていた農園の倉庫にしまわれていた新品の雨樋をお借りして、上側を適当な高いところにかけて、下側にはサンテナ(カゴ)などを置きます。あとは水道からひいたホースで雨樋の上側から水を流し、茹でたそうめんを流すだけ。

 

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念願の流しそうめん。

 

流しそうめんは自力でできるのです! ちなみに雨樋はホームセンターでも買えます。最近は流しそうめんセット(竹)のレンタルもあるそうです。

 

 

流しそうめんは一人ではできない

しかし気付いてしまいました。流しそうめんは決して一人ではできないことを。そう、流しそうめんを食べるためには、自分以外にそうめんを流してくれる人が必要不可欠なのです。

流しそうめんとは、誰かと協力し合って初めて食べることのできる、仲間の尊さを学べる料理だったのです。ありがとう流しそうめん、ありがとう仲間たち。

 

リスト達成日:2017/03/07

 

 

手延素麺揖保乃糸 上級品 300g

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*1:実際は流れてしまったそうめんは回収されてまた上から流されるのですが、複数人で楽しんだ場合は取り逃したそうめんはほぼ確実に他の人々に取られてしまうので、大体合っていると言えます。