アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想まとめ

過去記事内の『キラキラ☆プリキュアアラモード』の感想を抜粋してまとめました。

 

 

2017年8月2日

たまっていたプリアラの22話~25話を視聴。久々に見ると本当にかわいいです。

 


【キラキラ☆プリキュアアラモード】後期エンディング 「シュビドゥビ☆スイーツタイム」 (歌:宮本佳那子)

23話から新EDになりました。ローアングルからのキュアショコラが美しい。

 

24話からOPムービーにしれっとキュアパルフェが登場。OPムービーではあんまり出番はないけれど、いないより全然マシです。良かったね、キュアパルフェ!

 

25話は素敵なあきゆか回でした。公式もよく分かってらっしゃる。公共の場で観ていたのにニヤニヤが止まりませんでした。

ゆかりさんの表情が活き活きしてらっしゃった。ゆかりさんの気持ちが一部ですがよく分かる。突然の心理描写に賛否両論あったようですが、私は心の弱さを見せてくれて嬉しかったです。私に見せてくれたわけではないのですが…あきゆかは本当にいいカップルです。二人が並ぶと、けっこう身長差があるんですね。

戦闘では謎の合体攻撃に苦笑い。

プリアラ公式様、毎回こんな感じでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

8月6日

今日のプリアラ26話、あきらさんの水着(?)がかっこよかった。パーカが似合いすぎです。安定のあきらさんとゆかりさんの美しさ。中学生トリオの初々しさというか可愛らしさとは全然違いますねー。

 

そしてツンデレなビブリーがかわいい。初登場時から目つきの悪さに好印象を持っています。ビブリーは暗い過去を持っているようなので、もっと深く描いてほしいですね。7人目のプリキュアになれるポテンシャルがあると思います。

 

シエルの私服ポニテも良かったです。ポニテは大好物。今日のシエルはイケメン*1で、見直しました!(単純) EDムービーで気が付きましたが、シエルってよく見たら他のプリキュアより眉がつり上がっていて、強気な表情が良いですね。

 

 


【予告編】10.28(土)ロードショー『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』

各道の駅のFREE Wi-Fiを利用して、たまっていた動画も消化しました。

プリキュア映画を観ないという選択肢は私にはありません。楽しみです!

 

 

8月28日

ゆかりさんの弱さについて

唐突でしたが25話でゆかりさんがあきらさんに対して弱さを見せたことに、個人的に好印象を持っていました。

29話でゆかりさんの弱さがまたメインの話題になったので少し不安になって観ていたら、なんとラストには自力で克服したっぽいじゃないですか。そんな簡単に克服しちゃっていいんですか…できるものなんですか…

 

流石にニチアサで暗く悩みまくる味方キャラクターなんて求められていないのでしょうが、中途半端に感じてしまいました。悩むならもっと悩んだ末に克服してほしいし、すぐに克服するのならもっとアッサリとした悩みにしてほしかったです。

しかもあきゆかの絡み(お姫さまキャッチやら合体攻撃やら)が不自然すぎて、あざとい。「ほれ、こうしたら君たち喜ぶんだろー?」みたいな。

 

と、文句ばかり言いつつも、あきらさんとゆかりさんの高校生コンビの活躍は今後も楽しみです。それぞれがどんな行動をしたとしてもそれがあきらさんだし、ゆかりさんなのだと受け入れます。大好きだから!

 

 

9月3日

プリアラ公式ダンスムービー追加


【ダンスムービー】挿入歌「勇気が君を待ってる」(歌:駒形友梨) 〜「キラキラ☆プリキュアアラモード」より

プリキュア公式ダンスムービー追加! かわいい!

キュアパルフェはリボンを使って踊ります。小道具を使ったダンスもいいですね。

プリキュアショーでもこのクオリティで踊ってくれればなー。

 

 

そして今週のプリキュア(30話)も良かったです。あきらさんメイン回。

ゆかりさんの上から目線いただきました。ありがとうございます! あきらさんが敵にいたぶられて怒るゆかりさんも良い。

 

キュアショコラ「確かに、言う通りなのかもしれない。私の思いは矛盾しているのかもしれない。

それでも、私は絶対に、誰も犠牲にしない!」

ちょっとサクラ大戦の大神さんと被って見えました。かっこよすぎる…

 

 

9月10日

31話を視聴。

いちかちゃんとってもいい子だ…。ゆかりさんと並んで、いちかちゃんが小さいお友だちに人気なのも納得。私のいちかちゃんへの印象がアップしました。

私はなんだか人の不幸が好きみたいです。傷ついたことや不幸を乗り越える姿とか。決して「他人の不幸は蜜の味」とかではないです。みんな幸せであってほしいと願っているのですが、傷や不幸を抱えたりそれを乗り越えた人をどうもひいき目に見てしまいます。

 

 

9月17日

32話を視聴。

今日のプリアラは超面白いRPGの中盤みたいな展開でした。個人的にビブリーが好きだからスポットライトが当たって嬉しい。鳥肌が立ちました。ああ、ビブリー、良かった…。

 

あのカップケーキのデコレーションを一発でカンガルーと言い当てたルミエルさん、突然現れて空気をぶち壊したペコリンなどツッコミどころが多かったけれど、それを上回るイベントの多さで面白かったです。新技のクリスタルアニマルがかわいい!

プリキュア次回作は使い魔と一緒に戦うプリキュアなんてどうでしょうか。

 

ところでルミエルさんは日本人っぽいのにルミエルという名前なのが気になるし、一見 大人プリキュアかと思ったけれど、昔の人は若くても大人っぽいから多分10代後半~20代前半なんだろうなーとも思いました。大人プリキュアが現れたら夢が広がりますね。

 

 

9月23日

まだ32話分しか放送されてないのに次回がプリアラ最終話で、それを観るという夢を見ました。夢ではもうラスボスと戦っていました。展開早すぎです。

 

 

9月26日

33話を視聴。

ビブリーは実は100歳越えでした。私がいくら歳をとっても年上であり続けてくれる存在。素敵。100歳越えだと「年上だったキャラクターの年齢を自分が越してしまう*2」という可能性が低いのが良いですね。ビブリーはいつまでも私にとって年上のお姉さんです。

 

最近表情がすごく柔らかくなってさらにかわいいです。目つきの悪さ、声の低さ、個性的なファッション、憎まれ口に、年上属性。不幸も背負っているし、私のツボをかなり抑えてきてます。

 

 

10月14日

34話を視聴。
猫になっても整っている、ねこゆかりさんがかわいい。
ゆかりさんは面白そうなことに対する適応力と許容力が半端ないですね。
ゆかりとシエルもいい強気コンビでした。

 

35話を視聴。

良いひまあお回でした。

あおいちゃんのライオンの耳がピクピクするのがかわいかったです。

 

 

11月2日

『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』を観ました

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プリアラ映画を観てきました。

私は普段は映画館で映画を観ることはなく、プリキュア映画が年に2回の楽しみです。

 

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自由席なので例によってど真ん中に座す。

大阪でプリキュア映画を観るときはけっこう人が入りますが、沖縄だとスカスカで気分は貸し切りです。

 

今回の映画はコメディ色が強く、ギャグアニメのようでした。たくさんクスッとできて楽しかったです。ゆかりさんは絶対狙ってボケてますよね。

本編にまほプリの面々が出てきたのも嬉しかったです。やはりまほプリのプリキュア姿は大人っぽくて素敵ですね。キュアマジカルが超美人。先輩プリキュアの貫禄もあるのか、プリアラの高校生コンビより落ち着いて見えました。

短編にはペコリンだけでなく、モフルンやパフ、アロマも登場。「ペコリンモフ!」「モフルンペコ!」という掛け合いに和みました。

 

予告でちらっと流れた3月のドリームスターズ(?)映画も楽しみです。

オールスターズではなくドリームスターズになったから、次の次のドリームスターズ映画にはまほプリはもう出ないんですよね。寂しいです…。

 

 

11月12日

39話を視聴。

新たな仲間の登場にルミエルか!?と思ったらピカリオでした。ピカリオかっこよくなってましたね。

過去に敵対していた人物が仲間になる展開は好きです。

今回はビブリーの見せ場も多くて良かったです。ビブリーはまだ力が使えたんですね。

 

 

12月1日

プリキュアとVOCALOIDの公式コラボ

「キラキラ☆プリキュアアラモード」と「初音ミク」「鏡音リン・レン」夢のコラボ決定!| ニュース | キラキラ☆プリキュアアラモード-東映アニメーション

大好きなもの達が公式でコラボしてしまいました。神様ありがとうございます。
キュアホイップ衣装のミクさんがかわいい。流石ミクさん、花魁でもプリキュアでもなんでも似合いますね。

プリアラ勢が着ているミクさんっぽい衣装は、よく見るとデザインがそれぞれ少しずつ異なっているのが面白いです。高校生組のミクさん衣装はデザインにかなり手を加えられていますが、特に大きなポイントは袖がタイトで大人っぽくなっているところでしょうか。

 

ゆかりさんはルカの衣装も似合いそう。

あきらさんはちゃっかりズボンスタイルになっていてナイス。あきらさんだけ胸元を開けています。あきらさんはイメージカラーが赤だしショートカットなのでMEIKO衣装もいいかと思ったけれど、へそ出しミニスカは嫌がりそうですね。

いちかちゃんはミクさんの衣装を一番忠実に着ているのですが、色的に似合ってないんですよね。おそらくクール系のデザインや色がキャラクターと合っていないのでしょう。

ひまりちゃんは普段リンちゃんのような格好をしないと思うので、まるで別のアニメキャラクターのよう。

あおちゃんのレン衣装はアクティブなあおちゃんのキャラクターとマッチしており、似合っています。

 

 

12月18日

プリアラ ボーカルアルバムジャケットのショコマカ

1月17日発売の『キラキラ☆プリキュアアラモード』ボーカルベストアルバムのジャケットの右上、まるで味を占めたかのようにショコラとマカロンの手が触れ合っていて笑ってしまいました。

仲良しなのは良いことです!

 

 

12月31日

『キラキラ☆プリキュアアラモード』45話

プリアラ45話を観ました。

 

シエル「繊細さと大胆さが同居するスイーツ、それがマカロン。あなたはよく分かってるでしょ?」

そこまで考えてゆかりさんのモチーフがマカロンになったんですね。

単純にマカロンが高価でおしゃれなイメージのあるスイーツだからだと思っていました。

 

クリスマスパーティーのシーンでは『Go!プリンセスプリキュア』の劇中歌「Joyful!プリキュアクリスマス」が流れてテンションマックス。

インストといえども過去作の曲が流れることってこれまでにもあったんでしょうか。

ノリノリな みなみさんを思い出して笑ってしまいます。「Hey!」

 

 

*1:今日は作画(顔)が安定していたので、よりイケメンさが際立っていました。

*2:作品が終わるとキャラクターは歳をとらなくなるので。

アニメ感想『舞-HiME』『クズの本懐』など13作品

ネタバレあり。

 

 

『舞-HiME』私にはもはや静留さんしか見えない

端的に言うとめっちゃ好きです。

 

前半と後半でガラッと雰囲気が変わるのも飽きなくて良かった。

後半でグイグイ引き込まれて抜け出せなくなるので、前半で観るのをやめたらもったいないです。

最後まで先が読めない展開で楽しめました。

梶浦由記さんの音楽もナイス。

 

死んだはずの人が生き返るパターンは他の作品だと「やっちゃダメでしょ」って思うんですが、舞-HiMEに関しては無問題。

生き返ったあとにまだ1,2クールある場合、「どうせまた生き返るんでしょ」とその後の死の扱いが軽くなってしまいますが、あのあとすぐにエンディングだったので問題ありません。

 

私は静留さんが幸せならもうなんでもいいです。

静留さんが悲しみに暮れるENDにならなくて良かった…。

なつきさんとの心中は美しかった。

 

他のHiMEはチャイルドを倒されても大切な人が死ぬだけで、いや大切な人が死ぬのも大事(おおごと)ではあるのですが、HiME本人が死ぬわけではありませんでした。

しかし静留さんとなつきさんという想い合う同士が戦えば大切な人と共に自分も、つまり戦ったどちらも死んでしまうわけで、かなりの想いの強さと覚悟が必要であったと思います。

 

大切な人というのが恋愛相手、つまり基本的には異性になりがちなところを、そうでないHiMEが4人もいたのが素晴らしい。

奈緒さんも入れたら5人ですね。

 

敵対するHiME同士の大切な人が被っているとか、お互いが大切な人同士だとか、どっちに転んでも鬱な戦いも心苦しくて良かったです。

 

後半の鬱展開ではかなり心を動かされました。

「大切な人を大切に想いたいけれど、そうすると死なせてしまうので突き放そうとする」といった葛藤だけでなく、「好きになってはいけない人への恋」「本当の好きとはなんなのか」といった自分の死や大切な人の死うんぬん以外でのHiMEたちの心理描写も良かったです。

 

後半の長いこと暗かった雰囲気のなか、ラストバトルで形勢逆転し始めた途端にギャグをぶち込んできて、大団円でひたすら明るいエンディングで終わったのは賛否両論ありそうですが、私にとっては嬉しい展開でした。

何もかもが終わって、平和な校庭にHiMEが勢揃いしたシーンなんかは幸せ以外の何ものでもありません。

 

というかもうね、本編で静留さんが自身がHiMEであることを明かしたあたりから、私にはほとんど静留さんしか見えていませんでした。

なんだあの切ない存在は…。

どうか幸せになってください。

 

静留さん以外のキャラクターにも一応触れておくと、本編にはほぼ登場しなかった佐々木教授と一緒にいる碧ちゃんはとても幸せそうだったし、遥さんは最初から最後まで自分を貫いていて惚れてしまうのも納得なかっこよさでした。

 

 

『涼宮ハルヒの憂鬱 第2期』

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱 第2期』の涼宮ハルヒとキョン

引用元:「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ」DVD発売店頭用PV - YouTube

 

『涼宮ハルヒの憂鬱』は我が青春というべきアニメ。

第1期は当時、オタク系ブログのサイドバーに『涼宮ハルヒの憂鬱』の関連商品画像があるのを頻繁に見ていて、すごく話題になっているし観るか、という感じで観ました。

 

私が初めて最後まで観たアニメは『涼宮ハルヒの憂鬱(第1期)』か『ゼロの使い魔』のどちらか。

当時はキャラ萌えの概念をまだ持っておらず、世界観やストーリーに純粋にハマりました。

当時は涼宮ハルヒの憂鬱のキャラクターソングを聴きながら、MMORPGの『マビノギ』でウインドミルというスキルの修練のためにゾンビを狩っていたのが強く印象に残っています。

アニメをよく観るようになったのはその5年後くらいでしたが、『涼宮ハルヒの憂鬱』と『ゼロの使い魔』が私の人生に及ぼした影響は大きいと思います。

 

 

2期に含まれる1期分は完全に再放送ですが、やっぱり面白くて安心しました。

2期では1期分が時系列順に並んでいるので非常に助かります。

 

物議を醸した「エンドレスエイト」は観るのがしんどかったです。

エンドレスエイトⅡまでは「余裕」なんて思っていましたが、エンドレスエイトⅢからⅦまでの5話分は特に変化のない展開で辛かった。

もう一度2期を観直す機会があるとしたらエンドレスエイドⅢ~Ⅶは飛ばします。

 

2期で追加されたエピソードの「エンドレスエイト」と「涼宮ハルヒの溜息」は、ハルヒが特にワガママに描かれていて嫌いになってしまいそうなエピソードが多く、逆に長門には好印象を抱きました。

そのままの流れで映画『涼宮ハルヒの消失』を観て、長門好きにならない人がいるのでしょうか。いや、いない。

1期分はハルヒのための、2期分は長門のための物語、という印象を受けました。

 

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱 第2期』の長門有希

引用元:「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ」DVD発売店頭用PV - YouTube

 

私がキョンの立場ならハルヒを好きになることはあり得るかもしれないけれど、第三者の視点で観ていたらやっぱり長門を好きになってしまいます。

ハルヒを嫌いになりたかったわけでないので、本でいう読後感というか、2期のそれはイマイチでした。

 

 

『クズの本懐』

アニメ『クズの本懐』の安楽岡花火の涙

引用元:TVアニメ「クズの本懐」第一弾アニメーションPV - YouTube

 

他の人のレビューが「登場人物みんな死ね」とかだったので、どれほどクズいのかとビビりながら観てみたら想定内のクズでした。

というかわりと普通にいいお話でした。

例えばピュアな二人の邪魔をするクズとかだったらかなり嫌悪するのですが、本作の登場人物の半数は歪んでいるので「お互い様だよね」という感じで安心して観られます。

 

「クズ」というよりも「強すぎる愛」のほうが正しい気がします。

ただ一人、クズと表現しても間違いではない皆川先生が一番救われているのが、ストーリーとして上手いなーと思いました。

皆川先生と鐘井先生の関係については共感できずしっくりきませんでしたが、なんにせよ皆川先生が救われたのは嬉しい。

 

 

人間って誰もがクズだと思うんですよね。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル君のように聖人みたいな人はいるのかもしれませんが、そちらのほうが稀でしょう。

自身のクズさがあらわになってしまう分野のひとつが恋愛です。

人と人とが真剣に向き合おうとするのだから隠しようがありません。

人がクズであることは珍しくも新しくもないけれど、クズさに重きをおいて深く描いてくれた本作を観るのは楽しかったです。

 

ラストの展開で主人公が安易にくっつかずにホンモノを探そうとしたのも好印象でした。

あとED曲の切ない感じも良かったです。

 

アニメ『クズの本懐』の絵鳩早苗

引用元:TVアニメ「クズの本懐」第二弾アニメーションPV - YouTube

ちなみに一番好きなキャラクターは早苗さん。

早苗さんにとっての初恋は強烈だったので、良くも悪くもきっと一生忘れることはないのだろうなと思います。

幸せになってほしい…

 

 

本作のように恋愛関係が三角関係などでごちゃごちゃになって、かつ異性愛以外が混ざる作品が大好物なので情報がほしいです。

以下は私の知っているそういう作品。

 

 

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』

アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル・クラネル引用元:TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』PV第2弾 - YouTube

 

弱い主人公が少しずつ強くなっていく序盤の様子や、剣と魔法とダンジョンといったゲームっぽい世界観がとても良かったです。

 

主人公がいいやつな作品は大好きです。
あれほどまでにお人好しな主人公は、おそらく他人に裏切られることも多いでしょう。
だけれどそんな存在でなければリリを救うことなんてできませんでした。
リリのような子の心が救われるのは本当に嬉しいです。

 

主人公の持つスキルがチートなことについては、最終話まで見ればそれを手にできた理由が分かり、なんとか納得できます。
ただし二つ目のスキルが開眼した以降、戦闘の緊張感が失われたのは残念でした。

 

アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のアイズ・ヴァレンシュタイン

引用元:TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』PV第2弾 - YouTube

主人公のアイズへの思いは「彼女に恥じないように」「彼女に追いつきたい」というような憧れが強く、恋愛恋愛していないのが良かったです。
アイズもアイズで今のところ淡白なキャラクターなので好印象。

 

危険なダンジョンに潜っているにも関わらず基本的には誰も死なないし、体が切断されたりしないのはやや物足りなく感じました。

 

 

『中二病でも恋がしたい!』

アニメ『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花

引用元:TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』PV - YouTube

 

六花の中二病には大きな理由があり、中二病を題材とした軽いコメディではなかったのが好印象。

観る前の予想を大きく上回って、いいお話でした。

 

恥ずかしながら私も小学生のときに中二病を患っており、道で急に立ち止まって何もないところをじっと見つめたりしていました。

それも自分の気になる人の前でしかやらなかったから、私にとっての中二病は人の興味を引くための行為だったんですね。

中二病になるきっかけや、中二病であり続ける理由は人それぞれあると思います。

私はその人から見ても、世界から見ても、特別な存在になりたかったのです。

「好きな子をからかう」みたいな感覚で中二病していました。

いま思い出すと死にたくなるくらい恥ずかしいので、主人公には共感できます。

 

それと同時に、人の目など気にせず自分の思うままに生きていた中二病時代の勇太に、憧れ、心酔し、自分もそうなりたいとマネした六花の気持ちもよく理解できます。
中二病はそれがオタク的な設定であるかどうかに関わらず、自分の好きなものや信じるものに夢中になって熱くなって、周りが見えにくくなっている状態のことを指すのだと思います。

周りから見ればヘンだしサムイこともあるし、たまに迷惑なときもあるでしょう。

だけども、あとになって「どうかしていた」と自分で思えるくらい何かに夢中になれること、つまり「中二病」になれることは、ある意味幸せなのだと思いました。

 

 

『刀語』

刀語 第一巻 絶刀・鉋【完全生産限定版】[Blu-ray]

物語シリーズの西尾維新さんの作品ということで気になっていました。

1話1時間の作品なのでイッキ見せずに、1日1,2話ずつ観て楽しみました。

 

主人公である七花の声優が、演技なのか元々なのか、ちょっと抜けたような声なのがキャラクターとマッチしています。
とがめと七花の信頼関係のようなものは見ていてとても気持ちが良かったです。

 

戦闘がダラダラと続かないのが好印象。

敵によっては一瞬で勝負が決まります。

基本的に戦闘以外がメインなのが斬新でした。

毎話、違った展開を見せてくれるので最後まで飽きませんでした。

 

しかしまさかあんな終わり方をするとは思いもしなかったです。
それでも本作を観ていた時間、そして観終わったことは私にとって価値のあるものでした。

余韻にずっと浸っていたくなる良質な作品です。

 

 

『キルラキル』

アニメ『キルラキル』の纏流子と満艦飾マコ

引用元:TVアニメ「キルラキル」最新PV - YouTube

 

コメディタッチな演出が多いのに、サムかったりシリアスさが薄れたりしないのが本当に凄い。絶妙です。

 

マコがいい仕事をしていて、主人公の心を支え、ストーリーや戦闘上でも重要な役割を担っていました。

裏の主役といっても過言ではありません。

「ハレルヤ」と共に始まるマコ劇場は毎回楽しみでした。

 

中盤でダレて一度は視聴を断念してしまいましたが、帰ってきて良かったです。

 

無駄に露出度の高い服も、生命戦維の影響を最低限にするためだと知って納得。

こういう「そこにも意味が込められていたのか!」みたいな設定、大好きです。

 

 

『セキレイ』

セキレイ 参 【完全生産限定版】 [DVD] セキレイ~Pure Engagement~ 参 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

1期『セキレイ』

月海ちゃんがかわいい。

結ちゃんのメインヒロイン感が強すぎて、主人公についた他のセキレイへの愛情が薄まっているのが辛いです。

もっと月海ちゃんの出番をください。

 

ただのお色気系作品かと思いきや、ちゃんとストーリーがあります。

異性でなくてもセキレイと葦牙(あしかび)の関係になれるのは胸アツ。

作画が不安定で顔がコロコロ変わり、「ソックリさんか?」みたいな状況がたまにあるのが萎えます。

主人公のキャラクターが定まっておらず、キャラが薄くてポンコツヘタレで好きになれる要素がひとつもないけれど、セキレイの魅力でカバーできました。

 

2期『セキレイ〜Pure Engagement〜』

結ちゃんにばかりかまう主人公が憎い。

月海ちゃんは本妻。

 

1期のひどかった作画に対して、2期では作画が安定してようやくまともに観られるようになりました。


主人公は1期よりもイイ男になった気もするけれど、ヘタレさは相変わらずでなんだか安心します。

ストーリーでは主人公に新たなセキレイが二人できて、マンネリ化も防げています。

 

相変わらず「見える」けれど無駄な露出は減りました。
ストーリーが面白いので露出がなくても十分楽しめます。むしろ露出はなくてもいいくらい。

 

焔や、鈿女ちゃんと千穂ちゃんに関する部分は胸が熱くなりました。

前者は葦牙によって性別が変容してしまうというのが斬新でした。

自身の性別の変化や、その自覚によって起こる心の不安定さって、まどマギでいう「思春期の少女の希望と絶望の相転移」と同じくらいのエネルギーを持つと思うんですがどうでしょうか。

そして後者は素晴らしい百合。二人が再会できますように。


3期が待ち遠しいです。

 

 

『虹色デイズ』

アニメ『虹色デイズ』のスクリーンショット

引用元:TVアニメ『虹色デイズ』公式プロモーションビデオ - YouTube

 

男の子が主人公で、女の子が非常にかわいいアニメ。

特にメインヒロインの小早川さんは無表情天然クールで美しい。

天然というよりは恋愛に疎いといった感じでしょうか。

 

まりちゃん→小早川さんという百合要素も若干ありつつ、まりちゃんが「好きな女の子を男の子に奪われる」という役割だけではないのが良かったです。

ただし百合至上主義者には不評かもしれません。

百合好きの私としては、まりちゃんが男性に対して安易に頬を赤らめたりしないのが好印象でした。

 

恋愛ものにありがちな事件や喧嘩はほとんどないので安心して観られます。

26話くらいまであると思い込んでいたからか、24話で終わったときは驚きました。

もうちょっと何か欲しかったです。

少女漫画のアニメ化は大体こんな感じで曖昧に終わるので仕方ない。

 

 

『日常』

日常 ディレクターズカット版 DVD-BOX

漫画原作から入ったので、最初は声優に違和感がありました。

しかし慣れると最高に思えてきます。ベストマッチング。

 

『日常』のギャグは合う人と合わない人がいるようで、知人はダメみたいでした。

ちなみにその知人は『ギャグ漫画日和』が好きで、逆に私は苦手です。

 

 

『NEW GAME!』

アニメ『NEW GAME!』の滝本ひふみ

引用元:TVアニメ『NEW GAME!』PV @nganime #ニューゲーム - YouTube

 

事件があったり逆境を乗り越えたりということがないので、ストレスフリーで楽しく観れるのが良かったです。

登場人物が全員女性で、百合っ気のある描き方がされています。良い百合でした。


個人的にはひふみちゃんが好き。

ひふみちゃんのようなオドオドキャラは苦手だったはずなんですが、最近かなり惹かれます。

ゲーム『DREAM C CLUB ZERO』の亜麻音ちゃんに出会ってからですね。亜麻音ちゃんパワーはすごい。

 

 

 

『らき☆すた』

らき☆すた 2 限定版 [DVD]

『らき☆すた』と初めて出会ったのはニコニコ動画の音MAD。

ちょうどその頃ニコニコ動画にハマっていたので、リアルタイムでいろんなMADを観ていました。

 

当時は「ヴァ」でお馴染みの日下部みさおが好きでした。

みさおの舌足らずな喋り方はクセになります。

こういった音MADをiPodに突っ込んで、それを聴きながらランニングしていました。

 

アニメ本編は観たことがなかったのに作品のファンという不思議な感じ。

ちなみに私の人生で初めて買った薄い本はこなかがです。あれが最初で最後でした。

 

 

それから数年後。

そんなかなりハードルを上げてしまった状態で観た『らき☆すた』は、期待を1ミリも裏切らず面白かったのでさらに好きになりました。

当時とても流行っていたのも心から納得できます。

 

続いているようで特に繋がりがない一話完結系のアニメで、ほのぼのしていてオタク文化のパロディも盛りだくさん。

ゆるく観られるのが良かったです。

 

 

2018年冬アニメ感想『宇宙よりも遠い場所』『ポプテピピック』など8作品

今季は『宇宙よりも遠い場所』のヒューマンドラマが良かったです。

以下ネタバレあり。

 

 

『恋は雨上がりのように』

アニメ『恋は雨上がりのように』の橘あきらと近藤正己

引用元:TVアニメ「恋は雨上がりのように」 本予告PV - YouTube

 

最近のアニメ絵に慣れていると少々とっつきづらい絵柄ですが、すぐに慣れます。

 

2話まではただのキラキラした片思いのように見えましたが、特に4話からは雰囲気が変わったように感じました。

片思いならともかく、「恋愛」になると憧れだったり、ただ「好きだ」という好意だったりだけでできるものではないのだなーと改めて実感しました。

ことさら恋愛がそう、というわけではなく、人と真摯に向き合うためにはぶつかることは避けられないという感じですね。

 

恋愛がきちんとできる人は、人と真摯に向き合うことができる人なのだろうと思いました。

それか愛があれば、向き合うための困難も自然と乗り越えられてしまうものなのでしょうか。

そのへんは私には分かりません。

 

橘さんと店長の関係は、完全に報われない恋でもなく、早い段階で付き合い始めてデレデレするような展開でもなく、ドロドロでもなく、まさに純愛という感じ。

本作は二人がきちんと向き合っている点がとても良かったです。

 

 

『citrus』

アニメ『citrus』の藍原芽衣

引用元:TVアニメ『citrus』PV第1弾 - YouTube

 

ガチ百合枠。

芽衣さんは黒髪ロングで表面上は大人びているという個人的にかなり好みのキャラクターで、柚子さんはピュアかわいい。

 

序盤は興奮しながら観ていたものの、すれ違ってばかりの二人の関係に対して中盤以降はダレてしまいました。

ストーリーに物足りなさはありましたが、最後はめでたしめでたしという感じで良かったです。

 

芽衣さんの設定が面白いので、二人が付き合って話が終わってしまうのはもったいない。

『Candy Boy』の二人のように仲良しな関係も見てみたかったです。

 

 

『宇宙よりも遠い場所』

アニメ『宇宙よりも遠い場所』のスクリーンショット

引用元:オリジナルTVアニメーション『宇宙よりも遠い場所』PV - YouTube

 

南極を目指す女子高校生4人の物語。

これぞ青春。

キマリのように「何か新しいことをして自分を変えたい」という気持ちは大好物です。

 

放送される前は「さっさと南極に行って、そこでの生活をメインに描いてほしい」と思っていました。

しかし南極に行くために奮闘する様子も、「本当に行けるのか」という緊張感があり素晴らしかったです。

全13話あるなかで6話にはすでに南極へ向かっていたので、行く前と行ってからの話がいい感じの比率だったと思います。

 


ストーリーに関して特筆すべきはヒューマンドラマです。

友達だったり南極へ行くことだったり変わることだったりと何かを手に入れることに強く執着してみたり、勇気を出して一歩を踏み出してみたり、自分の弱い部分を曝け出してみたり、ぶつかってみたり。

そうすることで人は成長し、そして深い絆が結ばれていくんですね。

 

主人公4人のそれぞれの思いや人間性などがしっかり描かれており、彼女たちがまるで実際に生きているかのように感じられて物語に引き込まれました。

 

 

特に好きなシーンは、5話でめぐみさんがキマリに絶交宣言をするところ。

めぐみさんの言動については賛否両論が激しかったようですが、絶交宣言は個人的に一番好きなシーンです。

たしかにめぐみさんのやったことはひどかったです。

私が第三者だから言えるのですが、ああやって一歩踏み出して救いに向かうというか、変わっていこうとする姿を見るとどうしても憎めません。

それにキマリが「絶交無効」って言ってるんですもん。めぐみさんが悪い人なわけがないじゃないですか。

というよりもキマリの心が広いのか。

 

次に11話で、日向さんの過去の部活仲間に対して報瀬さんが面と向かって怒るところ。

報瀬さんが相手のことをけなしたりすることなく怒っていたのが本当にすごいと思いました。

そんな人間になりたい。

 

他にも6話で日向さんが報瀬さんに自分の抱えている思いを打ち明けるところや、「友達」という関係に執着したり大喜びしたりする結月さんとかも良かったです。

 

 

「どこまで行っても、世界は広くて、新しい何かは必ず見つかるから。
ちょっぴり怖いけど、きっとできる。
だって、同じ想いの人は、すぐ気付いてくれるから。」

期待していた以上の良作でした。良い話だった。

 

 

『だがしかし2』

アニメ『だがしかし2』の枝垂ほたるとビッグカツ

引用元:TVアニメ「だがしかし2」PV - YouTube

 

15分アニメになりましたが、新キャラが増えたりシリアスなシーンがあったりと、一期よりもストーリー性があります。

絵柄が変わってしまって女の子のかわいさが三割くらい減ったのは残念。

ついに ほたるさんとくっつくか、と思ったら最終回にありがちなドタバタエンドでした。

 

 

『たくのみ。』

アニメ『たくのみ。』の桐山直とエビスビール

引用元:TVアニメ「たくのみ。」PV - YouTube

 

氷結や角瓶、カルーアなど、わりと定番なお酒について自然と学べるお酒モノ。

1話15分という時間もちょうどいいです。

「これからお酒を飲んでみたい」という人にもおすすめ。

 

登場人物は全員が成人した女性で、ひとつのシェアハウスに住んでいます。

全員の仲が良く、「一日の終わり×お酒」ということで登場人物がリラックスしているシーンがメインなのもあり、ゆるい日常系としても楽しめました。

 

原作の漫画を読んだときは影響を受けて、ビール初心者でも飲みやすいという「水曜日のネコ」を飲みました。

アニメ版では、個人的に酸っぱいものは苦手だけれど男梅サワーが気になりました。

どのお酒も、すごく美味しそうに飲むんですよねー。

特に飲ん兵衛な直さんの、あの癒やしボイスとお酒を飲んでゆるゆるな表情がすぐに思い浮かべられます。

 

 

『ハクメイとミコチ』

アニメ『ハクメイとミコチ』のハクメイ

引用元:TVアニメ「ハクメイとミコチ」PV第2弾 - YouTube

 

癒やし枠。ファンタジーな日常系です。

一度は2話切りしてしまいましたが、3話以降の仕事の話が気に入ったので完走しました。

 

私はファンタジー世界ならではの仕事の話が好きなようです。

本作でいうとハクメイのような体の小さい生き物が、大きな生き物と同じ内容の仕事をしている様子が興味深かったです。

あとはピーナッツ一粒が十分に夜食になりえるような、人間とのスケールの違いを感じる描写も良かった。

 

ハクメイとミコチのような、相手に依存しない関係って憧れます。

二人は社会的、精神的に自立していて、お互いの言動にいちいち心が揺さぶられることはありません。

必要があれば助け合い、お互いを大切に思う心もあり、一緒にいる何気ない時間が心地よい。

二人のやりとりは一見すると淡白に見えるときもあるかもしれませんが、それは信頼し合っているからこそです。

特別な間柄に限らず、こういうのは理想の関係です。

 

コンジュの歌がうまく、ED曲での美声には毎回聴き入っていました。

EDでハクメイとミコチの二人がこちらに背を向けて座っているシーンでは、ふたりとも小さい虫のように見えてかわいらしいです。

 

 

『ポプテピピック』

ポプテピピック vol.1(DVD)

純粋にポプ子とピピ美がかわいかった。

 

1話を観たときは、まさかの前半・後半が同じ内容であることに手抜き感を覚えました。

2009年のアニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンドレスサマーのときみたいなストレスがありましたね。

「これのなにが面白いんだ?」と一度は2話切りしましたが、その後また観始めるとリアルタイムで完走してしまいました。


パロディ満載なので元ネタが分かっていると より楽しめます。

1話だと『Skyrim』や『クロノトリガー』などですね。


声優が豪華。

1話では大好きな日高のり子さんがピピ美を演じていて歓喜しました。

2話以降も日高のり子さんの出演を楽しみにしていたのですが、それ以降は一度も出ませんでした。

半クールくらい観たときに本作の傾向にやっと気付きます。

声優陣は前半・後半で別で、ポプ子とピピ美は何かしら関係のある声優さんペア*1が選ばれることが多く、さらに一度出た声優さんは二度と出てこない。

 

そして前半と後半で同じアニメーションなのに、声優さんによって全く違う雰囲気になったりするのが面白かったです。

アドリブが輝いていました。

 

平凡で何も感じない作品よりは、本作のように何か言いたくなるほうが良い作品なのではないかと錯覚させてくるパワーがあります。
担当声優が変動するということは、このあとに原作を読んでもキャラクターが固定されないのでメリットだと思いました。新しい。

 

 

『ゆるキャン△』

アニメ『ゆるキャン△』の志摩リン

引用元:TVアニメ「ゆるキャン△」予告編映像 - YouTube

 

ゆるふわ女子のキャンプモドキだと馬鹿にしていたら予想外に本格的でした。

キャンプ好きで経験豊富なキャラクターがいたのも良かったです。

 

あおいさんの声優である豊崎愛生さんの関西弁は『ゆるゆり』の某キャラを想起してしまってちょっと困りました。
しかしキャラクターのルックスが全然違うのが救いだったのか、数話もしたら「犬山 あおい」として見れるようになりました。良かった。

 

タイトル通りゆるくて、でもリアリティは強く、しっかりキャンプしていて楽しめました。

雰囲気が最高です。

 

 

*1:『タッチ』の三ツ矢雄二さんと日高のり子さんペア、『アイドルマスター』の中村繪里子さんと今井麻美さんペア、『ラブライブ!』の徳井青空さんと三森すずこさんペアなど。

気になる2018年春アニメ14作品。本命は『ウマ娘』『実験品家族』『ひそねとまそたん』

冬アニメが次々と最終回を迎え、そろそろ春アニメが始まりますね。

新作アニメのチェックを忘れていたので急いで調べ、気になる作品を50音順でまとめました。

ちなみに女の子がいっぱい出るアニメをよく観ています。

 

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』のスクリーンショット

引用元:TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」本PV - YouTube

今季は気になる作品の数がこれまでよりも多かったのですが、本命は

  • 『ウマ娘 プリティーダービー』
  • 『実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-』
  • 『ひそねとまそたん』

です。

 

 

『異世界居酒屋 古都アイテーリアの居酒屋のぶ』


異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~ 第1弾PV

グルメ枠。

『ワカコ酒』『たくのみ』といったグルメアニメが好きなのでこちらも期待。

ふつうの居酒屋が異世界とつながってしまい、異世界からの客もやってくるというのも良いですね。

 

 

『ウマ娘 プリティーダービー』


TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」本PV

「ウマ娘ってなんじゃそりゃ」と思いつつも、人外が好きなので食いついてしまいました。

全員がウマな世界というわけでもなく、ウマ娘が遠い昔から人類と共存してきたという設定も面白い。

ウマ「娘」しかいないようなんですが繁殖はどうやってるんですかね…

 

ウマ娘たちを育成するトレーナーと彼女たちとの関係は、アイドルもののプロデューサーとアイドルといった感じに見えました。

アイドルものでいう事務所のようなものは複数あったりするのでしょうか。

 

どういったストーリーになるのか、世界観の設定はどんな感じなのか、気になります。

 

 

『お前はまだグンマを知らない』


TVアニメ『お前はまだグンマを知らない』ティザーPV

ネタ枠として。

原作は県民自虐漫画だそうです。

 

埼玉県をディスった漫画『翔んで埼玉』を思い出しました。

 

 

『Cutie Honey Universe』


TVアニメ『Cutie Honey Universe』第2弾PV♥声優解禁!!/Anime『Cutie Honey Universe』2nd PV

『キューティーハニー』は幼い頃に観ていました。

内容は全然覚えていませんが、ハニーちゃんがかわいいので本作もぜひ観たいです。

 

WHO IS The Honey?

本作はキューティーハニーが複数人?

声優さんの紹介で「♡♡♡ハニー」として花澤香菜さんや田村ゆかりさん、三森すずこさんたちの名前が出ており、どういうことなのか非常に気になります。

 

 

『実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-』


アニメ「実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ- 」PV第二弾(日本ver)

マッドサイエンティストな両親によって、兄弟は主人公であるタニスを除いて特異な人間に改造させられてしまいます。

これまでは孤島の研究所に監禁されていましたが、両親が警察に捕まったことで別の島に移ることに。

主人公以外は現代的な常識を持ち合わせておらず、この先いったいどのように生きていくのか。

 

普通じゃない存在、好きです。

PVを観る限り、改造させられた兄弟たちが自身の境遇を悲観していないのが良いですね。

この設定だと日常系にしても面白そうですが、一本の大きなストーリーが存在する感動系になりそうな雰囲気があります。

 

 

『こみっくがーるず』


TVアニメ「こみっくがーるず」 第2弾PV

青髪の勝木 翼さんがかっこかわいい。

青髪の女の子はどうしてこんなに私を惹きつけるのでしょうか。

アニメ『NEW GAME』のような、ほのぼのとしつつも仕事内容に関しては本格的、みたいなノリになってほしいです。

 

 

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』


TVアニメ「ガンゲイル・オンライン」AnimeJapan 2018 PV

『ソードアート・オンライン』のスピンオフ作品で、原作が『キノの旅』でおなじみの時雨沢恵一さんとあれば見るしかないでしょう。

銃器やガンアクションが好きなので楽しめそうです。

 

 

『ひそねとまそたん』


TVアニメ『ひそねとまそたん』【HD】4月12日放送

まず珍しいキャラクターデザインに目が釘付けになりました。

「航空自衛隊×ドラゴン」という題材も面白いです。

この戦闘機に擬態するドラゴンが『獣の奏者』の王獣や『ヒックとドラゴン』を想起させます。

 

 

『ヒナまつり』


TVアニメ「ヒナまつり」第2弾PV

ギャグ枠。

『ヒナまつり』は原作漫画に笑わせてもらったのでアニメが楽しみです。

自分の家でメチャクチャされる新田には同情するけれども、ヒナちゃんが面白かわいい。

 

 

『魔法少女 俺』


TVアニメ「魔法少女 俺」PV第2弾

女の子が魔法少女に変身すると、なんとその姿は…

 

本作の魔法少女のひとりであり、個人的にルックスが超好みな御翔 桜世(みかげ さくよ)さんが真性百合ということで期待が高まります。

しかしその相手(主人公)にはすでに想い人がいるので、振り向いてくれなさそうなのが不安。

 

 

『魔法少女サイト』


TVアニメ「魔法少女サイト」本PV

鬱アニメ枠でしょうか。

これは、魔法の力を手に入れた不幸な少女たちの、友情と青春、そして運命を変える戦いの記録。

魔法の力を手に入れられる「魔法少女サイト」というウェブサイトには、不幸な人間しかたどり着けないとのこと。

 

不謹慎ですが不幸な女の子は大好物。

過去に不幸を抱えていても力強く生きていたりとか、いま現在不幸でも誰かに心から救われたりするような展開が好きです。

 

私の好きな不幸とはジャンル(?)が違いますが、不幸な女の子たちの日常系作品『あんハピ』というのもあるし、不幸は もはやひとつの属性ですね。

 

 

『メガロボクス』


TVアニメ『メガロボクス』第1話冒頭映像

超近代的な「認可地区」と貧しい人々が住む「未認可地区」といった荒廃した世界観が気に入りました。

主人公は未認可地区で行われる格闘技「メガロボクス」のボクサーの一人。

武骨そうな主人公が闘いを通して変わっていくようなストーリーらしいので、そこに興味があります。

 

 

『ラストピリオド-終わりなき螺旋の物語-』


TVアニメ『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』PV第2弾

異世界枠。

キャラクターがかわいくて、雰囲気も明るそうなのが良いですね。

ゲーマーなので剣と魔法の異世界ものってだけで興味を惹かれてしまいます。

 

 

『ヲタクに恋は難しい』


TVアニメ『ヲタクに恋は難しい』CM第1弾

『らき☆すた』『旦那が何を言っているかわからない件』『デンキ街の本屋さん』など、オタクものは観ていてとても楽しいです。

原作漫画も大人気なので本作は要チェックですね。

 

 

(おまけ)リアルタイムで観ていた2018年冬アニメ

  • 宇宙よりも遠い場所
  • 恋は雨上がりのように
  • citrus
  • だがしかし2
  • たくのみ
  • ハクメイとミコチ
  • ポプテピピック
  • ゆるキャン△

最近観た映画『楽園追放』『マダガスカル3』など7本

ネタバレあり。

 

 

『planetarian ~星の人~』

 

原作はゲーム。

Webアニメとして公開された『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』を再構成したものに、「星の人」目線の新作カットを加えたのが本作『planetarian ~星の人~』です。

 

2つは前半、後半のように完全に別れておらず、Webアニメ版の合間にもいくつかの新作カットが挿入されています。

これから見るなら本作『planetarian ~星の人~』だけで良いと思います。

 

Webアニメ版のラストを初めて観たときもそうでしたが、本作の新作カット部分のラストでも涙腺がゆるみました。

 

 

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』

 

SFだけあって最先端のロボットやら機械やらがかっこいい。

私はロボットものはあまり得意ではないはずが、本作のロボットは超クールだと思ってしまいました。

 

激しく動き回る戦闘も熱い。

私の好きなゲーム『ダマスカスギヤ -東京始戦-』をやっているような気分で引き込まれました。

 

まず世界観が良いですね。

二つの世界が存在して、一方は大多数の人間が住む電脳世界ディーヴァ、もう一方は荒廃した地球。

そのどちらの世界も興味深いです。

 

そして悪者だと言い切れる存在がおらず勧善懲悪ではないストーリー。

主人公目線ではどちらかといえばディーヴァ側が悪者ですが、悪いやつ VS 正義の味方じゃないというか、悪いほうも自分たちが正しいと思って戦っているのが良いです。

 

声優さんも豪華。

余談ですがスタッフロールを見るまでディンゴの声優さんは杉田智和さんだと思い込んでいました…。

 

 

『シュレック フォーエバー』

 

既に記憶に無いけれど自分のメモによればシュレック1~3を観ていたので、最終作の『シュレック フォーエバー』を視聴。

 

字幕版を観ました。

主人公のシュレックが関西弁な吹替版よりも自然で、ストーリーに没入することができました。

関西弁での吹替にはどうも違和感を覚えてしまいます。

 

ストーリーは予想以上に良かったです。

日常生活で忘れがちな愛のお話。

CGアニメ映画だからといって子ども向けなどと侮れませんね。

 

 

『パラノーマン ブライス・ホローの謎』

 

クレイアニメ。

最後にちらっと人形の製作工程が映りますが、本当にクレイだったんですね。すごい。

 

子供向けのように思えましたが、それにしてはちょっと怖め。

ホラーというより狂気を感じます。

 

主人公の姉の声がアナ・ケンドリックさんでなければ最後まで観なかったかもしれません。

アナ・ケンドリックさんは声だけでもかわいい。

 

 

『カンフー・パンダ』

 

カンフー映画が好きなので視聴。

 

主人公のポーが修行を始めるまでは退屈。

それ以降はそこそこ楽しめました。

「カンフー映画」なのでハチャメチャでも許容できてしまうけれど、もう少し主人公の強さの根拠が欲しかったです。

 

エンディング曲の「カンフー・ファイティング」はどこかで聴いたことがあると思ったらダンスダンスレボリューションですね。懐かしい。

 

 

『グレート・プラネット』

 

舞台は森です。

映画『アース』と比べると舞台が狭いので壮大さは少し負けるけれど、本作では虫や植物も主役なのでこっちはこっちで楽しめました。

 

 

『マダガスカル3』

 

なんやかんや言いながら3まで観てしまったので、このシリーズをけっこう気に入っているみたいです。
3はかなりコメディ色が強くて好きです。

 


I Like To Move It (Original Video) Madagascar HD

マダガスカルシリーズはダンサブルな主題歌「I Like To Move It」も含めて、キャラクター達が明るいのが良いですね。

 

私はすべて字幕版で視聴。

「踊るの好き好き!」という歌詞を予告で何度も聞きましたが、英語だと「I like to move it, move it」でした。

この曲好きです。move it!

「ONCE UPON A TIME IN AFRICA」という曲も壮大で好き。

 

1で極度の空腹状態になったアレックスがマーティを食べようとしてしまうところなんかを全て乗り越えての2,3なので、仲間たちの友情に厚みが感じられて良かったです。

主要な4人以外の仲間たちも、馴れ合わないのに助け合う関係がとても素晴らしい。

カバとキリンの異種カップルもナイス。

キングジュリアンがシリーズ通していいキャラしてます。

 

 

アニメ感想『悪魔のリドル』『少女終末旅行』など9作品

ネタバレあり。

 

 

『悪魔のリドル』

アニメ『悪魔のリドル』の東兎角

引用元:TVアニメ「悪魔のリドル」PV第2弾 - YouTube

 

漫画原作のアニメです。

1人の標的と12人の暗殺者が集められた教室、ミョウジョウ学園の10年黒組。そこで標的を殺した者になんでも1つだけ望みを叶えてくれるという、暗殺ゲームが行われます。

 

だいたい一話につき一人が暗殺を実行に移します。

傍から見ると何を考えているのか分からないような、謎だらけの暗殺者たちには私の興味は津々でした。
一人一人事情があり、生活のために参加する者もいれば、ゲームを楽しんでいる者もいます。暗殺の行動に出ないまま死んだ人がいたのは意外でした。最終話の後日談では生きていましたが…

全12話という短いなかで12人の暗殺者の事情や心理を深く描くのは不可能で、全然掘り下げられていなかったのが残念でした。個性の強い面々なのでもったいないです。

EDで黒組一人ひとりにキャラソンが用意されているのはいいですね。

 

何も分からない状態だったので序盤は刺激的でしたが、物語が進み少しずつ分かっていくにつれて続きへの期待が減っていきました。

人が本当に死ぬ作品は好きです。心情を深く描けるテーマとして、恋愛と死は強いと思っています。

しかし結局、劇中で主要人物は誰も死にませんでした。暗殺に失敗した者への制裁もなく、退学した後もそれぞれにとって平和に生きています。一人だけなぜか刑務所にいましたが気楽そうです。本当に人を殺してでも叶えたい願いがあったのは神長 香子だけで、彼女は退学したあとも苦しんでいるように見えました。

私の最初の予想では、暗殺に失敗した者は社会から消されるのかと思っていたのですが、あれ、私、絶望を求めすぎ…?

悲壮絶望系だと思って期待しすぎていたので、興が削がれてしまいました。

 

人を殺すというのに、暗殺者側に「何をしてでも」という必死さは見えません。それぞれに晴を殺したいという意志はあるのですが、暗殺に失敗しても死ぬわけではないので真剣さがあまり感じらませんでした。

単なるゲームなのかなーと思い始めていた頃にネタばらし。

 

「黒組は晴を殺すためにあったのではない。

12人の暗殺者を相手に、晴が生き延びられるかどうかを見るためのもの」

「晴に一族の未来を担う資質があるか見るためにね」

 

あの人はなぜ晴を殺そうとしたのか

終盤、鳰(にお)が兎角(とかく)に化けて兎角と会話をしているシーンでは、どちらがしゃべっているのか2回観るまで理解できませんでした。整理すると、兎角が裏切って晴を殺そうとしたところを鳰が助けて、その後二人がやりあって、最後に晴を刺したのが本物の兎角、ということで大丈夫なはず。

しかしなぜ兎角は晴を殺そうとしたのか。兎角にとって晴が大事な人であるなら、自分が操られて動いていたのではないと証明するためだけに晴を殺すことはないでしょう。自分の利益のためだけに晴に危害を加えたりはしないはず。なんとかして他のやり方で証明しようとしたでしょう。

しかし晴自身がプライマーではないと強く納得し、晴がこれ以上呪縛に苦しませられないためには、これまで晴を命がけで守ってきた自分が晴を殺すしかないと兎角は思ったのでしょう。つまり兎角は晴のために刺したのです。

実際は晴は死にませんでした。これでプライマーからの呪縛から逃れられたとしても、もし死んでいたらどうするつもりだったのでしょうか。もしかしたら兎角は晴のことを大事に思っておらず、自分のためだけに晴を刺したという可能性が…あるのか? 呪縛も解けたのかどうか分からないラストでしたのでモヤモヤが残りました。

 

総評

暗殺ゲーム、暗殺者たちの抱えている問題や個性、晴の一族の得意な体質など、それぞれの要素自体は面白いです。キャラデザも好みです。しかし配分なのか何かのバランスが悪かったのか、活かしきれていないと思いました。

話数が少なくキャラクターの掘り下げができていない。ストーリーもラストの展開が分かりにくい。アニメの時系列より以前では人が死にまくっているのに、アニメでは誰も死んでいないというのもおかしいでしょう。

もっとよく知りたかったら原作を読んだほうがいいのかもしれません。原作もこんな感じだったらどうしよう。

 

「残念系暗殺ゲーム」と考えれば、なんだかいいアニメだったかも、と思えてしまう不思議。そう、期待しすぎだったのですね。

 

 

 

『のんのんびより りぴーと』

アニメ『のんのんびより りぴーと』の宮内れんげ

引用元:【PV】「のんのんびより りぴーと」!プロモーション映像第3弾! - YouTube

 

漫画原作。アニメ『のんのんびより』の2期。

主人公たちが小中学生ということでその懐かしさと田舎感が気持ちいい。間(ま)が贅沢にとられていて、のんびりさが強調されています。

今期も特になにごとも起こりませんでした。その点でも満足さという点でも『のんのんびより』シリーズは安心して観ることができます。

 

時系列が1期と2期で並行な感じで進んでいきます。原作でも時系列が入り混じっているらしい?

1期とはもちろん内容が違いますが、1期をもう一度観ているような感覚で面白いです。一瞬とっつきにくいですが斬新でした。

 

蛍ちゃんと同じような容姿で、他作品では高校生をやってるキャラクターがよくいるので、蛍ちゃんが小学生とは思えません。私が小学生のときはあんなに落ち着いていたでしょうか。

1期よりれんげちゃんがかわいく見えました。なんでしょう、最近子どもたちと接する機会が多かったゆえの好みの変化でしょうか。あのしゃべりかたと純粋さと好奇心の強さよ。れんげちゃん役の声優さんもほんとに上手です。

 

 

『メイドインアビス』

アニメ『メイドインアビス』のリコとレグ

引用元:TVアニメ「メイドインアビス」PV第1弾 - YouTube

 

漫画原作のアニメ。冒険物です。

良い評判をやたらと聞くので観てみたら大正解でした。

OP曲で胸が熱くなる。

 

絵柄からしてほんわかした感じかと思いきや、グロだったり絶望だったりの表現がとても上手で、声優さんの演技も素晴らしかったです。

リコが守られるだけの存在ではなく、同時にレグも常に強いわけではない。そんな二人の補完関係が良かったです。彼らの今後の旅もぜひ見届けたい。

 

アニメ『メイドインアビス』のリコとレグ

引用元:TVアニメ「メイドインアビス」PV第2弾 - YouTube

 

物語もキャラクターも音楽も声優さんも作画も素晴らしかった…。完成されています。

リコとレグが歌っているOP曲の「Deep in Abyss」がかっこよくて、なんだか懐かしい感じもあって好きです。鳥肌が立つ。レグの声の人、良い声ですな。

 

そうじゃないかなーと途中から思っていた通り、1クールでは完結しませんでした。どうやら原作が未完のようです。

続きが楽しみです。

 

 

『戦姫絶唱シンフォギア』

戦姫絶唱シンフォギア 1(初回限定版) [Blu-ray]

ずっと気になっていたのをやっと観れました。

主人公である響役の声優さんが悠木碧さんで、序盤のおどおどした態度を見ていて『魔法少女まどか☆マギカ』のまどかを想起してしまいました。絶望エンドにならなくてよかった。

 

以下、感想などを箇条書き。

  • 熱い。
  • 変身シーンがおしゃれでかっこいい。
  • 奏さんと翼さんがステージで歌い踊る姿がよく動いていて見ごたえがありました。
  • ストーリーはよく分からなかった。だけれど鑑賞後感(?)は良かった。
  • 突っ込みどころは上手にスルーすると物語に没入できる。
  • 未来(みく)の響への想いが強く、それもずっと強いままなことに感動した。最後に響に届いたのが未来(みく)の声だけだったのも良かった。未来(みく)は響の心の大黒柱ですね。
  • 翼さんが美人かわいい。出動時に毎回バイクを乗り捨てているのが笑える。言うまでもないが水樹奈々さんの歌が上手い。
  • 響がアームドギア(武器)を持っていないのは手と手を繋ぐため、みたいなのが良かった。
  • なぜ複数人で歌わないんだろうってずっと思っていたけれど、最後の最後に3人で歌いながら戦っていてよかった。やはり切り札はとっておかないとですね。
  • 絶唱しても死なない二人を見ていたら、奏さんはなんだったんだ、と思ってしまった。運が悪かったのでしょうか。

 

 

『フレームアームズガール』

アニメ『フレームアームズガール』の源内あおと轟雷

引用元:最新PV公開 アニメ『フレームアームズ・ガール』2017年4月放送スタート - YouTube(以下同様)

 

フレームアームズガール(以下、FAガール)の日常系アニメという感じ。

島田フミカネさんの絵柄なFAガールたちが非常にかわいい。

FAガールがかわいくてしっかりしているので、登場する人間たちのダメさや強すぎる個性が気になってしまいました。特に主人公にはもうちょっとしっかりしてほしいです。

 

アニメ『フレームアームズガール』の轟雷


FAガールがCGであることでメカ感が出ていて良い感じです。CGでないFAガールに違和感を覚えるほど。

ただしCGでない擬人化轟雷はものすごく好みのルックスでした。

 

最終話のMMDみたいな歌って踊るFAガールは質感が変わって、一気にチープになってしまっていました。まだまだ本編のあの作画(?)でダンスをさせるのは技術的に難しいのでしょうか。

それでもどこのアイドルかと思うほどかわいかったです。

 

島田フミカネさんデザインのキャラクターが動き回る、それだけで観る価値があります。

欲を言えばFAガールだけの日常をもっと長く観ていたかったです。

 

 

『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』

アニメ『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』のプラネタリウム

引用元:配信・劇場アニメ「planetarian」予告編 - YouTube(以下同様)

 

原作はゲーム。終末の世界観が好きです。

この作品に限らずAI=お馬鹿、のイメージが強かったけれど、ヒロインである ゆめみも彼女なりに考えていたということが最終話で分かりました。
ゆめみが自分で考えて出した結論が正しいかどうかを自身で判断できず、自分が壊れているということにしたというのは切ない話です。『化物語』の「まよいマイマイ」での戦場ヶ原ひたぎのエピソードを思い出します。

 

アニメ『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』のほしのゆめみ

 

ゆめみから抜き出したメモリーカードをどうにか生かして、どこかでまた彼女と出会いたいものです。

 

 

 

『キノの旅(アニメ第1作)』

キノの旅 -the Beautiful world- I [DVD]

原作はラノベ。

『キノの旅』という作品タイトルはこれまでに何度か見たことがあります。題材が旅ということで興味があったので、Amazonプライムビデオに着ていたのをきっかけに観ることにしました。

 

キノの悟ったような落ち着いた感じは私の今の理想です。基本的に不干渉で、悪く言えば冷めている。

2003年のアニメということで今観ると絵柄がちょっと古くさいですが、それもいい味を出しています。

キノはキノなので他作品のキャラクターと比べるのは気が引けますが、絵柄の影響もあってスナフキン感も感じられます。

 

1話でキノは「ひとつの国に3日だけ滞在すると決めている」と語りました。

その理由は長居するといろんな国に行けなくなるからというのと、「長くいると居着いてしまいそうだから」。なぜ居着いてしまうといけないのかというと「旅人ではなくなるから」。

キノの旅人であらねばならない理由はなんなのでしょうか。

 

 

長居するといろんなところに行けなくなる、というのは実感しています。

私も移動生活でひとつの場所で働くのは3ヶ月以内にしたほうがいいかもなーなんて思い始めています。

もし47都道府県すべてで働きたいとしたら、それぞれの都道府県で3ヶ月ずつ働いたとして12年弱もかかってしまいます。それぞれで2週間ずつだけ働くなら2年でコンプリートできますからね。

ただし長くいることで分かることもあるし、このへんの決断は難しいところです。

そもそも47都道府県すべてで働く必要なんてありませんからね。それを目的にしてしまうのは何か違うような気がします。

私は収集癖があるのでつい数字とかコンプリートとかに意識がいってしまいますが、あまりこだわらないようにしてもっと大事なものに目を向けよう。

 

 

 

『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』

アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』のキノとエルメス

引用元:キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series PV 第1弾/ Kino's Journey - YouTube

 

アニメ『キノの旅(第1作)』が面白かったので期待しつつの視聴。

第1作と比べて絵柄がガラッと変わったこと、声優さんが変わったことには違和感がありましたが、これはこれで楽しめました。どちらかというと本作のほうが原作ラノベの絵柄に近いですしね。個人的には第1作の絵柄が好きです。

第1作では観られなかった新エピソードも登場。第1作にも出てきた国の話も、本作第11話の「大人の国」以外は構成が変わっていたので楽しめました。

 

アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』のキノ

引用元:キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series PV 第2弾/ Kino's Journey - YouTube

 

キノの落ち着いてかつ冷めた感じはやはり理想ですね。

旅で訪れた国の人々の考え方がおかしくても、キノは「それはおかしい」「助けなきゃ」とは基本的に思いません。いや、思っているんだけれど「変えられない」ことを知っているのでしょう。

キノは変えられないものを受け入れる力を持っています。

 

 

『少女終末旅行』

アニメ『少女終末旅行』のチトとユーリ

引用元:TVアニメ『少女終末旅行』 PV @girls_last_tour #少女終末旅行 - YouTube(以下同様)

 

放送開始前から楽しみにしていたのが『少女終末旅行』。漫画原作です。

作品の内容は、前情報では終末の世界を少女二人が旅をする、でしたが最後までその通りでした。

旅を続けるにつれて少しずつこの世界の真実のカケラが見えてくるのが面白い。

 

ゲーム『Fallout3』といった終末の世界、大好きです。

自分の安心できる拠点を作るとか、生き方を確立するとか、使えそうなアイテムを集めるとか、不便ななかでのサバイバルが好きなんでしょうね。

私の趣味は「適応すること」ですし。

終末の世界で強く生きる女の子…良いです。

『少女終末旅行』は1話から探索&アイテム収集要素があったのが良かったです。

 

二人が本当に仲が良いのが素晴らしいです。気の抜けた掛け合いも聞いていて楽しい。

ずっと一緒にいた二人ですが、最終話でちょっとの間 離れ離れになってしまったのは良いスパイスだったと思います。

終末の世界で人間が他にいないというのももちろんあるでしょうが、二人はお互いにとってかけがえのないものになっています。ユーリがいなくなったときのチトの不安や悲しみ、焦りがまるで自分に起こった出来事のようにひしひしと伝わってきました。

 

ヌコが登場した時点から既にそうだったけれど、最終話はかなりファンタジーでした。

世界は一時的に終わっているんじゃなくて、いままさに本当に終わろうとしていることを知った二人。

チト「世界が終わろうと、どうでもいいことだろ。私とユーがいれば、それでいい」

心の底からそう思っているのが分かります。

ユーリ「私は寂しくないよ。ちーちゃんがいるから」

 

 

最近観た映画『バイオハザードⅠ~Ⅴ』『バイオハザード ディジェネレーション』など8本

ネタバレあり。

 

 

『バイオハザード』

 

ちゃんと観るのは二度目。面白かったです。ストーリーを半分くらい忘れていました。

あの防犯用のレーザーで体がバラバラになるシーンはかなり印象に残っています。

2002年の作品ということで、いま観るとリッカー(クリーチャー)がかなりCGっぽい。

 

 

『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』

 

ニコニコ動画に投稿されていたHoneyWorks(通称ハニワ)さんの楽曲シリーズが原作。

映画はハニワファン向け。ハニワの楽曲を知っていたほうが楽しめます。何も知らないで観ればよくある青春恋愛ものといった感じです。

 

寝る前に映画『バイオハザード』を観たのでクリーチャーが夢に出てきたらイヤだと思って、そのあとに『ずっと前から好きでした』を挟んだら夢に出てきませんでした。グッジョブ。

 

 

『SING/シング』

 

字幕版を視聴。

視聴前はトコトン明るい映画だと思っていたけれどそうでもなかったです。

予告動画を何度も観ていて「かなり面白そう」とハードルを上げすぎたのがダメでしたね。個人的にイマイチでした。

 

 

『バイオハザードⅡ アポカリプス』

 

前作よりも体感的にあっという間に観終わりました。

アリスもジルもかっこいい。

アリスの細腕のどこにタイラントとやりあえるパワーがあるのでしょうか。アリスの細胞がT-ウイルスと適合したのも奇跡でしたが、筋量を増やさずとも筋力をかなりパワーアップさせることができるというのもまさに奇跡。

 

 

『バイオハザードⅢ』

 

砂漠化した荒廃した世界を旅するところが『マッドマックス』っぽい。

前作で出会った仲間に再会できて良かったです。今作は前作にも登場したクレアがいい仕事してます。

アリスがまた強くなっているのも良いですね。超能力バトルになりかけているのはちょっと不安。

ラストでアリスが増殖したのは胸アツな展開でした。また面白くなりそうです。

 

映画バイオハザード1~3はすべて二度目の視聴だけれど、内容をほとんど忘れているのが我ながら面白い。

自分のメモによると今作は2012年に一度目の視聴をしています。人は5年も経てばかなり忘れるんですねー。

 

 

『バイオハザードⅣ アフターライフ』

 

クリス、クレア、アリス、そして一応Kマート。みんなが揃って嬉しい。

アリスのパワーアップがなくなって人間に戻ったけれど、元々強いのでなんとか戦えています。アリスのクローンも吹き飛んで、ようやく元通りという感じ。

アリスは強くても2くらいまでの強さが丁度いいです。超能力を使い始めると作品にインフレというかなんでもあり感が出てしまいますしね。

ラスト直前が超ナイス。スカッとします。ウェスカーざまあみろ。

 

 

『バイオハザードⅤ リトリビューション』

 

シリーズが面白かったのでⅤまで一気に観てしまいました。

 

前作の最後に登場した金髪ロングの女性は操られたジルだったんですね。私が黒髪好きなので補正されていたところもありますが、面影がなくなっていてショック。

アリスが冒頭で触れるまでジルだと分かりませんでした。

 

実写のクレアとジルは美人で大満足、クリスはまあ許容範囲だったけれど、まさかのエイダである。バイオハザードシリーズではエイダが一番美人だと思っているので、ちょっと受け入れられませんでした。せめてもう少し大人っぽくあってほしかったです。

レオンは本編で名前こそ出なかったものの、スタッフロールではちゃんとレオンでした。ゲームのレオンは美形のイメージが強いので、俳優さんのレベルがかなり高くないと三枚目に見えてしまうようです。

 

クローンに仮想現実と、原作がゲームではあるものの悪い意味でいよいよゲームっぽいです。

映画の最後に残った精鋭がほぼゲームの登場人物というのは当然といえば当然の展開なのでしょうか。むやみに死なせられなさそうですし。

アリスにパワーが戻ったのでさらなる活躍に期待です。それにしてもアリスはあちこち引っ張りまわされて利用されて本当に大変ですね。

 

 

『バイオハザード ディジェネレーション』

 

バイオハザードシリーズにはゲームの2から入ったので、今作でのレオンとクレアの共闘は嬉しい。

実写映画のクリーチャーよりもCG映画でのクリーチャーのほうが、同クオリティだったとしても自然に見えますね。

 

 

最近観た映画『バイオハザード ダムネーション』『嫌われ松子の一生』など13本

ネタバレあり。

 

 

『鴨川ホルモー』

★★★☆☆

 

オニが見えるようになってからが本番。オニがかわいらしいです。

こういうへんてこなサークルに入ってみたいです。信じる人には本当に見える、みたいな何か不思議な力に関わってみたい。

楠木さん(栗山千明)みたいな強い女の子は良いですね。美人な女の子が「ピッピキピー!」とか言ってへんてこなポーズをとっているのがシュールです。栗山千明さんって思っていたより身長が高くなかったんですね。

 

 

『悪夢のエレベーター』

★★★☆☆

 

途中からサスペンスもの。

スリルのある作品は苦手なのに、パッケージがコメディタッチだから騙されました。怖かった。

 

 

『ドン・ジョン』

★★★☆☆

 

簡潔に言えばプレイボーイなポルノ中毒者が本物の愛に出会う話。

理想的に見える一人の女性に振り回されたりと、主人公が迷走する過程が面白かったです。

主人公役のジョセフ・ゴードン=レヴィットが良い体してます。

 

 

『トランスフォーマー』

車からロボットへの変身シーンやスタイリッシュな戦闘がかっこよかったです。

8インチという小さな画面で観たのが悪かったのか、ロボット同士の混戦では誰と誰が戦っているのか、そもそも何が起こっているのかが残念ながら全然分かりませんでした。

 

 

『アース』

★★★★☆

 

極楽鳥の求愛ダンスが笑えます。

「ネイチャー系の映画は退屈」という偏見があったけれど、カメラワークも良いし壮大で面白かったです。

舞台は同じ地球なのに、こまごまとしたいつも触れている日常とは全く違って異世界のように見えました。

 

 

『東京ゴッドファーザーズ』

★★★☆☆

 

人のこんなめぐり合わせはフィクションならではだなーなんて思ってしまいました。

 

 

『バイオハザード ダムネーション』

★★★☆☆

 

ゲームやCG映画の他作を知らないのでストーリーの繋がりはよく分からなかったけれど楽しめました。

ギャグかと思うくらい東スラブ共和国大統領が強い。エイダも大統領もタイトスカートにヒールで機敏に動き回っているけれど、あれは現実的なんでしょうか。

ゲーム『バイオハザード2』以外のバイオハザードの世界はよく知らないけれど、BOW*1もタイラントのようにある程度の知性があって巨大化すると手に負えないですね。

 

 

『かいじゅうたちのいるところ』

★★★☆☆

 

なぜか原作の絵本が印象に残っているので、それをきっかけに映画も観ました。

原作絵本はストーリーどころか読んだ記憶すらないのに、タイトルとかいじゅうのビジュアルはよく覚えているのが不思議です。Googleで原作絵本の画像検索をしてみたところ、読んだことがある気がかなりしました。

映画のほうはよく分からないストーリーでした。原作絵本では特に違和感のないあのかいじゅう達も、頭が大きいせいか実写化するとものすごく着ぐるみっぽかったです。

 

▲原作の絵本。

 

 

『イヴの時間 劇場版』

★★★☆☆

 

「イヴの時間」マスター役の佐藤利奈さんの声に癒やされる。佐藤利奈さんは声優さんのなかでも1,2を争うくらい好きです。

ストーリー的には一番最初と最後など、ちょっとよく分からない部分もありましたがそこそこ面白かったです。

アンドロイドが考えられる(心を持つ?)説は大好き。

Kalafinaが歌う主題歌もナイスです。

 

 

『ガフールの伝説』

★★★☆☆

 

吹替版を視聴。

主人公役の市原隼人さんの声が気になって仕方がなかったです。ジブリ映画のように素人感が味になる作品ならともかく、個人的には吹替は声優さんじゃないと違和感を覚えます。特にスタッフロールを見ずとも俳優さんが特定できてしまうのはまずい。

 

原作は『ガフールの勇者たち』という小説で、描かれているのは人間が消滅し、フクロウが高い知性を持った世界のようです。

登場人物のほとんどが各種フクロウで、鳥やフクロウ好きにはたまらない映画だと思います。

 

 

『クワイエットルームにようこそ』

★★★☆☆

 

今作での蒼井優さんのルックスはとても好みで困りました。

深くは描かれないけれど、精神科の閉鎖病棟というだけあって住人(?)が個性のある面々で面白かった。

 

 

『嫌われ松子の一生』

★★★★☆

 

人生が終わったと何度も松子自身が感じるほど、彼女は不幸すぎました。

いまの感じから考えると自分の末路もあんな感じになりそうでちょっと怖いです。自分を閉じてしまうと人間は社会的に死んでしまうのだと思います。松子がアパートを借りて自室に引きこもり、毎日食っちゃ寝できるお金を持っていたのは幸だったのか不幸だったのか。

松子と私の最大の違いは人を愛すかどうかということ。松子の不幸エピソードのほとんどに愛が関連していることから分かるように、強い愛がないと何かが起こっても大イベントっぽくはならないのだと思いました。

 

 

『ピッチ・パーフェクト』

★★★★☆

 

主人公役のアナ・ケンドリックさん目当て。やっぱりかわいいなー。

アナ・ケンドリックさんは日本人で言うと川島海荷さんタイプの顔だと思っていて、どうも惹かれてしまいます。

明るくて楽しい映画でした。アカペラも良かったです。

タイトルを『ビッチ・パーフェクト』だと思っていた人は私だけではないはず。

 

 

*1:Bio Organic Weaponの略で、基本的にはバイオハザードシリーズに登場するクリーチャー全般を指す。

キュアハニーの歌声がももちにしか聞こえない

以前から薄々気が付いてはいたのですが、キャラソンを聴いていてはっきりしました。

『ハピネスチャージプリキュア!』のキュアハニーこと大森ゆうこ(CV:北川里奈)の声が、アイドルの ももち こと嗣永桃子さんの歌声と似ているのです。

 

キュアハニーの歌声

キュアハニーの代表曲といえば、アニメ本編に何度も挿入されている「しあわせごはん愛のうた」。

ほんの少しハスキーな感じのする優しい歌声です。

 

キュアハニーの地声はももちの地声よりも低めです。

話すスピードも、ももちよりゆっくりで、包容力があり落ち着いているキュアハニーのキャラクターがしっかりと出ています。

 

ももちの歌声

ももちといえばアイドルグループ「Berryz工房」かもしれませんが、私はおなじくアイドルグループ「Buono!」のももちが特に好きです。

 


Buono! 『初恋サイダー』 (MV)

真ん中で歌っているとってもかわいい女の子がももちです。

2:46~あたりのソロが聞き取りやすいと思います。

こうやって実際に聴き比べてみると、ももちのほうが声が高い気がしますね。

 

誕生、キュアモモチ

キュアハニーとももちの声が似ているなーって思いながら、ハピチャの他のメンバーとキュアハニーが一緒に歌っているキャラソンを聴いていました。

 


[MAD]勇気が生まれる場所

0:36~の「何が出来るのかわからない」という歌詞を歌っているのはキュアハニーですが、もしかしたらキュアモモチかもしれない。そんな妄想をしてしまったのです。*1

キュアハニーには申し訳ないけれど、ももちがハピチャのメンバー、つまりプリキュアだと想像してみても違和感がありません。ほかの三次元の人間がプリキュアであるところを想像すると違和感アリアリなので、これはすごいことです。

かわいいしキャラも濃い。「嗣永プロ」といわれるほどプロ意識の高いももちのことですから、プリキュアになっても最善を尽くすでしょう。それに加えて、ももちのBerryz工房でのメンバーカラーはピンクだったので、ピンクキュア*2になる可能性も秘めています。*3

 

プリキュアとアイドル、私の大好きなものの悪魔合体*4。いやはや素晴らしいですね。

 

*1:なぜかももちの歌声を聴いていてもキュアハニーは連想されません。

*2:ピンク色のプリキュアは基本的にチームのリーダーであり、いざというときにチームメンバーの心の大きな支えにもなる。

*3:ハピチャには既にピンクキュアであるキュアラブリーがいるので、ハピチャのピンクキュアになるのは難しそうですが…

*4:「2つのものが合体してとてつもないものが生み出されること。」はてなキーワードより引用

映画感想『劇場版 魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語』

ネタバレあり。

 

 

『劇場版 魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語』

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版。

まどマギの劇場版は3部作となっており、2作はアニメを再編集した総集編ですが、3作目であるこちらは完全新作です。

 

平和な風景

本作では、アニメでおなじみの5人が仲良く笑いあって魔法少女をしている。そんな風景を観られることは幸せだけれど、まるで同じキャラクターを使った、「まどマギ」ではない違う物語を観ているような違和感がありました。
アニメが最終話を迎えたあと、私はニコニコ動画でまどかとほむらが二人で楽しく踊っている動画を観て癒やされました。

あのとき私が求めたそんな平和な風景を、公式が新作でやってくれたのは嬉しいです。特に杏子とさやかの和解は観ているだけで幸せでした。

 

▲まどかとほむらの二人が幸せそうで、それだけでとても嬉しかった記憶があります。

今この動画を観ると、ほむらは円環の理(ことわり)に導かれたほうが幸せだったんじゃないかと、他人事だからでしょうがそう思ってしまうのです。


変身シーンでは各キャラクターのテーマ曲がアレンジされていてかっこいいです。
「プエラマギホーリークインテット!」

この「きれいなだけじゃない(?)プリキュア」みたいなのを2クール以上のアニメで観てみたいです。
全員の技に名前がついているのは、「ティロ・フィナーレ」でおなじみマミさんの影響でしょう。

 

「人間の好奇心というものは理不尽だね」

しかしこの物語は一体全体どういう時系列なのでしょう?
これまでの彼女たちの物語を知っていると、いまのこの状態に違和感しかありません。

この平和を信じていたかった。疑いたくありませんでした。
だけれどやっぱり変で、どうしてもおかしいと思ってしまう。

 

インキュベーター「真実なんて知りたくもないはずなのに
それでも追い求めずにはいられないなんて
つくづく人間の好奇心というものは

理不尽だね」

 

総評としては、シナリオがすごかったです。

こんなシナリオや設定を考えられることがすごい。私の予想を裏切り、裏切り、そしてまた裏切る。数回観たほうがきちんと理解できそうです。

 

ほむらの強すぎた愛

ほむらのまどかへの愛は、どの時点であんなに強くなってしまったのでしょうか。

時間を巻き戻してやり直すたびに大きくなっていったのでしょうか。

それとも絶望すれば自分が魔女になってしまうかもしれず、まどかを救うどころか自分も死んでしまうことへの恐怖から救ってくれる愛に、いつの間にか依存せざるを得なくなっていき、いびつに膨らんでいったのでしょうか。望まない結末と、それを避けられず何度も繰り返してしまうことに絶望せずに再度時間を巻き戻すことで、ほんの少しでも確実に希望は生まれ、ほむらが魔女化することは避けられるはずですからね。

 

ここで少し、バーチャルな世界での私の体験を話します。私はとあるコミュニティで自分のアバターを消したあとに新しく別のアバターを作り、以前のアバターで仲の良かった人と接触する、ということを何度かしたことがあります。私は相手をよく知っていますが、当然、相手はこちらのことを知りません。「自分はあのアバターの人だよ」と言わないかぎり以前と全く同じ関係になることは不可能か、かなりの根気がいるように思えました。

別の話になりますが、タイムリープものでよくあるように、過去に戻ったとして、その過去で少しでも何かを変えてしまえばその後の出来事もがらっと変わってしまいます。ほんのささいなことを変えただけで世界が滅亡してしまったり、未来の世界では親友や恋人といった親しい関係になれた人相手でも、ファーストコンタクト次第で嫌われてその先の関係に進めなくなってしまったりします。

こういったことを考えると、ほむらのまどかに対する愛がどれほど強かったのかを分かった気になれます。ほむらは、自分のことを知らない、そして以前と全く同じ関係には確実になれないであろうまどかでも救いたかった。そんなまどかでもそばにいてほしかった。

 

ほむらの愛とはこんなに、こんなに強くて、苦しくて、ダメだと分かっていてもルールを破ってでも貫くことしかできない、そういったものだったのですね。

何度絶望しかけても時を越えて、まどかとの未来のシナリオを書き換えようとしてきたほむらが、こんなこと(円環の理に導かれること)で諦められるわけがありません。

世の中は杏子やさやかのように、最善を尽くしながらも不本意な結末を受け止められる(受け止めるしかないと思うことができる)人間だけではないのです。

 

やはりまどマギはほむらの物語だったのでした。