真向法体操
真向法体操というストレッチを知っていますか?
私は飽き性なのかずっと同じストレッチやトレーニングを続けられない性質なのですが、これはなんと2年以上もほぼ毎日続けています。
自分の日記を見たら2014年4月29日に初めて真向法体操をしたようです。
気持ち良いから続けられる
やっていて気持ちが良いし、すぐに(1回の体操中で)効果が出たことが目に見える*1ため、続けられるから効果が出る、という好循環な体操なのです。
以前の私は座った状態での開脚で90度も脚が開かず、その状態で上半身を地面に対して垂直にすることもできませんでした。後ろに倒れてしまうのです。
中学時代の部活動で、周りのメンバーがやっているストレッチが物理的にできずに別メニューをしていたこともあります。
それが今では開脚で130度くらい開きますし、調子の良いときはその状態で床におでこをつけることもできます。
他にストレッチはしていないので、ひとえに真向法のおかげです。
簡単な動きで、所要時間は数分
4つの動作だけなので簡単に覚えられますし、10分もかかりません。
おそらく第四体操以外は誰もがやったことのある姿勢だと思います。
真向法体操の公式サイトに詳しいやり方が載っているのでぜひやってみてください。
ちなみに書籍も出ています。
公式サイトも書籍も少し胡散臭い感じがしますが、書籍『決定版 真向法』の第二部を読めばより効果が出る体操ができると思います。
うまくできなくていい
体の硬い人は体操中に背中をまっすぐにすることが最初はしんどいかもしれません。
うまくできなくても、体操をすることそのものに意味があります。
体操を続けてそこを乗り越えさえすれば、いつの間にか体操中に上体を前に倒せるようになり、そうなってしまえばそれ以降はきっと気持ち良さしかありません。
私は朝と夜の2回、第一から第三体操までを4セットずつ、その後に第四体操を1分程度行っています。
この先も一生続けたいと思えるストレッチです。
追記:2018/02/13
新刊発売
少し前に真向法体操に関する新刊が出ました。
体操自体は同じですが、前述した『決定版 真向法』よりもとっつきやすい雰囲気です。
どちらかというと女性をターゲットにした内容になっています。
とりあえず真向法を始めてみたい、という方には本書がおすすめ。
1章だけを読めばすぐに始められます。
2章以降は真向法の効果や体験談などで、読みたい人だけ読めばいい内容です。
真向法体操をさらに極めたい方や、真向法体操が全然うまくできない方には『決定版 真向法』がおすすめです。
完成形までの各段階についてや、補助的なストレッチが載っています。
ちょっと宗教っぽい章もありますが読み飛ばしてオーケーです。
余談
真向法体操が3年9ヶ月続いています。
前屈で床につけるのはお腹から
第一~第三体操では前屈のときにお腹、胸、顔の順に床につけることを意識したら、より上達した気がします。
けっこう前から第三体操ではお腹がしっかりと床につくようになりました。
第四体操の上達
ここ数年は第一~第三体操だけを続けていましたが、全くやっていなかった第四体操もいつの間にか上達していました。
背中に敷く座布団や毛布などの道具なしで、一人で最後まで倒れられるようになりました。
ただし膝が少し浮いてしまうので、体操時は毛布を背中部分に敷いています。
ポーズをとったらあとは寝てるだけでいいという楽さもあいまって、体が伸びていちばん気持ち良いのが第四体操です。
真向法体操では苦手な体操ほどするべき、という考え方なので第四体操もずっと行っていたらもっと上達が早かったかもしれません。
しかし第一~第三体操を続けることで知らないうちに第四体操も上達しており、真向法体操でちゃんと体が柔らかくなっていることを実感できました。
*1:きちんと動作ができていると1セット目より2セット目、そして2セット目より3セット目のほうが伸び、快感です。