ネタバレあり。
『アナと雪の女王』
こないだテレビでやっていたのでやっと観ることができました。
初めて観たときが中盤~ラストまでを横目で流し見、といったやり方だったので、2回目にちゃんと通しで観たときはほぼセルフネタバレ状態でした。
記憶を消して最初から通しで観たい。
ちゃんと観たあとにアナとエルサのどちらが好きかと聞かれると、悩みますね。
サクラ大戦で例えるとアナはエリカ、エルサはマリアかな。うわーどっちも好きだ。
アナは単純にかわいいと思うし、エルサは一人でいろいろ考えて結局あんまりうまくいってないところとかも含めてかわいいし…
うん、どっちも好きです!強いていうならエルサかなー。
今のところ3回観ました。
好きなシーンは「雪だるまつくろう」「とびら開けて」のミュージカルシーン。
他言語でもリップシンクするように作られているそうで、とても自然なのがすごい。
アナ雪2回目を観た後はずっと「とびらあーけーて~~~」の部分だけ歌っていました。迷惑。
ちなみにそれぞれの曲の好きな動画は以下↓
歌うますぎ。
好きなのは前半の「雪だるまつくろう」だけです。
アナとエルサになりきって生まれて初めて歌いました - YouTube
同じ人のこちらもおすすめ。
楽曲は1回目の「生まれてはじめて」。
後半のアナとエルサの声が被るところも一発撮りなので爆笑必至です。
アナと雪の女王「とびら開けて」<日本語> Love is an Open Door 口パク
こちらは友人から教えてもらったものですが、口パクとは思えない。
楽しそうで良いです。
レリゴーは言うまでもなく好き。
初めてまともに聴いたのはこの動画ででした。
そのせいでどんな歌詞なのかあんまりよく分かっていなかったのですが、きちんと劇中で聴くといい曲ですね。
この動画の観すぎで、劇中では空耳が聴こえました。
これがエンディング間近の歌ではなかったので、この歌詞を教訓のような感じでそのまま受け止めてしまっていいものか悩みました。「これでいいの」って歌ったあとに、エルサ自身が「これではいけない」って思ったシーンがありましたからね。
この記事を書いていて気付きましたが、エンディングでも流れたということは結局のところこれがエルサの最終的な結論、ということでいいのかもしれない。そう考えるとやっぱりいい曲です。
真実の愛の物語でした。
それも姉妹の愛というのが良かった。
真実の愛が必要になるだとか、アナの氷が溶けるなどの目に見える現象で真実の愛が証明されるとか、魔法ってロマンティックで素敵ですね。
幼少期のエルサが幽閉(もどき)されるシーンを観ていて、サクラ大戦のアイリスが頭に浮かびました。
幼いアイリスも自身の強すぎる霊力をコントロールできず、お城に幽閉されていました。
アイリスもあやめさんによって連れ出されて、大神隊長や華撃団隊員のみんなによって救われて良かった。本当に良かった…
『怪盗グルーの月泥棒』
スピンオフ作品の『ミニオンズ』を先に観ていて面白かったので、ちょうどテレビでやっていたこちらも観てみました。
ミニオンが出ているから面白かった。
OVAのバナナも良かったです。『ミニオンズ』の続編が観たい。
主人公の声を鶴瓶さんが演じているのですが、最初は拒否反応が出ました。
序盤は観るのを中断しようか迷いましたが、最終的に慣れることができてよかったです。
棒読み感はありましたが、温かみのある声は主人公に合っていたと思います。
鶴瓶さんの声、そして関西弁というのはちょっと想像していなかったので、字幕で観れる環境があるならそっちのほうがいいのかも。字幕でも観てみたい。
英語の訛りを和訳しようとしたときに関西弁で表現するのはよくありますが、物語に没入できなくなるので早く新しい代替案が出てほしい。
『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』
林業もの。キャッチコピーは「少年よ、大木を抱け。」。
去年、友人に勧められていたのをやっと観ることができました。確かに友人が好きそうな映画でした。
原作は三浦しをんさんによる『神去なあなあ日常』という小説。
「神去(かむさり)」は村の名前で、「なあなあ」は「ゆっくりいこう」といった意味の方言。どちらも映画用に作られたものです。
本作は三重県のとある村でのお話ですが、三重県出身の友人がよく言う方言がでてきて「おお!」と思いました。否定の「やん」とか。
なんか嬉しい。
新しい仕事に就いて最初はよく分からないけれど少しずつできるようになる達成感があって、仕事のしんどさと楽しさがあって、美しい自然があって、周りの人たちの温かさがある。
生活を観ているだけでも面白いかもしれませんが、『ユーリ!!! on ICE』の感想でも書きましたが人の心の内が分かるとやっぱり面白いです。
普段テレビでフィギュアスケートを見ているときに、実況で解説は入るものの、演者の心境をリアルタイムで知ることは不可能なので、そういった表現は新鮮でした。
主人公はけっこうマイペースというか、あんまり周りを気にした行動をしないのがいいですね。
もうちょっとそこはどうにかしたほうがいいんじゃ、ってところもあったけれどそういう裏表のない彼だからこそ、周りの人は少しずつですが彼を信頼して惹かれていったのでしょう。
無駄にやる気を持っていたり、自分をよく見せようとしたりするよりも、ちょっとやる気がなくても正直で素直であることのほうが人間味があって良いと思いました。
あのゆるい感じ、風当たりはきついでしょうが見習いたいところです。