麒麟浪漫

PS1『ポポローグ』レビュー。ストーリーとシステムは良いけれど大きな欠点も

ネタバレあり。

 

ポポロクロイス物語シリーズのゲーム二作目、ポポローグをクリアしました。ゲームアーカイブスで617円。

主要キャラクターと主人公であるピエトロの関係性をある程度知っておいたほうが良いと思うので、前作をプレイしてからのほうが確実に楽しめます。

雰囲気やグラフィックは相変わらず良く、ストーリーやシステムはなかなか面白かったけれど、拠点から拠点へのワープ機能が無いことや傭兵の扱いなど残念な点もあり、総合的に見るとまあまあでした。

 

  • 発売元:(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • 機種:初代PSアーカイブス
  • ジャンル:RPG
  • 発売日: 2007年10月10日
  • 個人的評価(★5段階):★★★☆☆

 

特にイマイチだったところ

  • 街やダンジョンへのワープ機能がなく、街へ行くためにはその間にあるダンジョンを毎回通る必要があるのがとにかく面倒くさい
  • 一度攻略したダンジョンもストーリー進行につれて拡張されるが、ワープ機能がないため気軽に行けない
  • 傭兵との交流がほんの一部の例外を除いて存在せず、ストーリーにも関わってこないので一緒に旅してる感が薄くて寂しい

 

 

『ポポローグ』とは言うもののローグ系とは言い難い

『ポポローグ』と名乗ってはいるけれど、本格的なローグ系ではないのでローグ系が苦手でも楽しめました。

ダンジョンで全滅しても没収されるのは所持金の半分だけ。レベルや装備、アイテムなどに影響はありません。

他のローグ系要素といえば入るたびにダンジョンの形が変わることくらいでしょうか。

最初はダンジョンの全部屋をマッピングしていましたが、全部屋踏破は狙わずにどんどん進んだほうが精神に優しいです。全部屋通ることとダンジョン探検率は関係ないようですし、せっかくマッピングしてもダンジョンを出ると消えてしまうので、すべての宝箱を確実に開けたい場合以外は全部屋踏破にこだわる必要はありません。

 

 

個性的な傭兵を雇って一緒に冒険できる

今作はボイス付きの個性的な傭兵を二人まで雇って一緒に冒険することができます。

私は回復役としてミルト、攻撃兼魔法役としてボリスを雇って、もう一人はよろず屋のイムジーを連れて行きました。

 

回復役は最初メルを連れていたのですが、同じような性質のミルトが雇えるようになったときにステータスを見比べてみると、同じレベルでもミルトのほうが優秀だったので交代してもらいました。

このキャラクター格差はなんなのでしょう。

 

ボリスは初めて雇ったときからずっとお世話になりました。初期レベルが当時のピエトロより8くらい高かったので最後まで頼りになりました。

攻撃も魔法もできて、雷魔法に打たれ強いのでラスボス戦でも優秀。

最強魔法アギドサンダーを撃ちまくり、MP同様にTPも高いので必殺技も撃ちまくりでした。確実に強キャラですね。声も子安武人さんでかっこいい。

 

イムジーを連れて行くことでダンジョン探索中でもいつでもMP回復アイテムを買えるようになり、ゲームバランスが盛大に崩れます。

 

 

魔法や必殺技は使い込むとレベルアップする

魔法や必殺技は何度も使うとそれぞれがレベルアップして、威力や回復量が増えたり、範囲が広がったりするのは良いシステムでした。使い込んで上達した感が味わえます。必殺技のエフェクトが変わったのには感動しました。

回復役のミルトのヒールシャワーLv.3*1がクリアまでに間に合って良かった。

 

キャラクター自体のレベルアップでどんどん新しい魔法を覚えていくのもいいですね。ぎりぎりラスボス前に最強魔法を覚えました。

魔法の巻き物と必殺技の秘伝書は一度も使いませんでした。

 

 

ワープ機能がないのはストレスフルだった

ワープ機能がないため目的の街に行くには仕方なくダンジョンに入る必要があり、ストーリーがある程度進むとダンジョン内にショートカットルートが登場するものの、ストレスが大きかったです。

それを引きずって、サブストーリー進行に必要なダンジョン探索にまで嫌気がさしてきて、あんまり寄り道せずにさっさとストーリーを進めてしまいました。

 

まだ出会っていない傭兵? 伝説の装備品? ダンジョン探検率? そんなの知りません!

傭兵は二人までしか連れて行けないため、中盤に連れていた二人を気に入っていたので新たな傭兵を探すことはしませんでした。

海底大回廊なんてまともに探索してないです。ガミガミダンジョンもストーリーでの攻略のみ。NPCから噂は聞いていたものの、行っていないので名前すら載ってないダンジョンもある始末。

 

オートバトル機能があるので戦闘自体はそれほどストレスではなかったのが救いでした。

ピエトロ王子は相変わらずフィールドを走るのが速いので、慣れるまでは画面酔いするものの慣れると快適です。

 

 

ラスボス戦メンバーのレベルとプレイ時間

私のラスボス戦メンバーはピエトロ(Lv.40)、ボリス(Lv.48)、ミルト(Lv.40)、イムジー(Lv.50)。伝説の装備品がなくても余裕でした。

ラスボス戦ではピエトロは魔法よりも殴ってる方が強かったのが意外でした。道中では猛威をふるったピエトロの最強魔法ドラゴンフレイムもラスボスには通用しなかったのです。

 

最終セーブまでのプレイ時間は20時間1分。ストーリー進行にあまり関係ないダンジョン通過や移動に数時間はかかっていると思います。

本当にこれさえなければもっと評価できたはず。

 

エンディングでは家族愛をひしひしと感じました。

前作のストーリーを知っていることでより濃く感じることができるでしょう。王さまと王妃さまのあの笑顔…素敵な家族ですね。 

 

余談ですが、VITAでゲームアーカイブスをプレイ中のスクショが撮影不可でガッカリしました。ブログにプレイ画面を載せられると期待していたのですが…

 

 

*1:味方一人を最大まで回復。Lv.3から範囲が全員になる。