麒麟浪漫

カフェイン大量摂取での覚醒効果はバツグン。ただしやる気は出ない

たまにやってくる無気力状態の時間がもったいないので、どうにかできないかとカフェイン錠を試してみました。

 

カフェインは非常に身近な薬物ではある。だからといってカフェインを穏やかなクスリと思うのは間違いだ。「カフェインの効き目は覚醒剤に匹敵する」と言う人がいるほど、カフェインは非常に“強い”クスリだ。(中略)いつもダラダラしてしまったりやる気が出なかったりする人は、ある程度のカフェインを飲めばたちまち頭が冴えシャキッと覚醒する。

(鶴見済『人格改造マニュアル』より引用)

 

結論から言うと、いまのところ私はカフェインとは相性が悪いようで、期待していた「無気力解消」については効果が得られませんでした。

ただし覚醒効果はあるので眠気覚ましには効果バツグンです。

 

今後も何度か人体実験をしてみれば違った発見があるかもしれません。

 

 

カフェイン摂取レポート

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用意したのはALLMAX Nutritionのカフェイン錠。

1錠に200mgのカフェインが含まれています。

入手方法は「カフェイン錠の手に入れ方」で後述します。

 

今回の実験で参考にした書籍『人格改造マニュアル』によると、一度のカフェイン摂取推奨量は最低400mg。

150mlのコーヒー約4杯分にあたります。

参考:第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版):文部科学省 「し好飲料類 」PDF

 

私は普段から積極的にカフェインを避けているためかなり効くだろうと予想して、まずは半量の200mgから試しました。

 

結論から言うと、200mgでははっきりと自覚できるほどの効果はありませんでした。

車の運転中に居眠りしないように気休めに飲む、という用途なら使えるかもしれません。

 

以下、レポートに興味のない方は結論まで飛ばしてください。

 

一回200mg・1回目

食後3時間後にカフェイン200mgを摂取。

 

飲んでから15分後、頭が熱い感じ、締め付けられる感じがする。

カフェインが効いてきている気がする。

 

17分後、少し吐き気がする。

 

45分後、吐き気は消えない。お腹が気持ち悪い。

覚醒感はあるようなないような。

眠くはなく、脳ははっきりしている感がある。これが「覚醒」というのだろうか。

まぶたは軽くはない。

本を読んでいるが、気が散ることはないにしても、すごく集中している感覚もない。

 

1時間12分後、吐き気はほとんどなくなった。

頭が締め付けられる感覚が依然としてある。これが「集中」なのか?

 

3時間後、もうすっかりカフェインが抜けきった感がある。

 

5時間後、完全にカフェインは抜けていると断言できる状態。

 

結局、カフェインが身体に作用していることは自覚できましたが、集中や覚醒についてははっきりとした確証が持てませんでした。

200mgくらいではバシッとは効かないのでしょう。

 

また、実際に吐くほどではないにしても吐き気が不快でした。

空腹時のカフェイン摂取ではありませんでしたが、空腹時に飲むのを想像すると辛そうです。

カフェインは食後のタイミングで飲んだほうがいいのかもしれません。

 

 

一回200mg・2回目

日を改めて、もう一度200mgで挑戦。

1回目でワクワク感を使い果たしてしまい、やる気がないのかレポートが雑です。

 

先日の吐き気が不快だったので、今回は食後すぐにカフェインを摂取しました。

 

14分後、カフェインが効いてきた気がする。

頭が少し締め付けられる感じ。軽い頭痛。

 

30分後、頭痛以外で通常時との違いが分からない。

 

40分、腹部の不快感。かなり薄い吐き気。

 

1時間17分後、「覚醒」「集中」といった感覚はない。

 

3時間後、吐き気はいつの間にかほぼ消えていた。

頭は冴えているような冴えていないような。確証は持てない。

ずっとこんな調子である。

 

5時間後、結局、1回目ほどの頭の締め付け感もなく、何事もないままシラフに戻ってしまった。

 

200mg摂取1回目とほとんど似たような結果になりました。

やはり200mgだと気のせい程度の効果しかないようです。

たとえ脳に作用していたとしても自覚できませんでした。

 

今回は食後に摂取したからか、頭痛と吐き気は少しマシだったように思います。

しかし多少の吐き気からは逃れられないようです。

 

 

一回400mg・1回目

『人格改造マニュアル』での推奨摂取量の一回400mg。

ここからが本番です。

 

食後にカフェイン400mgを摂取。

 

53分後、不思議と吐き気や頭痛は感じない。

そのときの体調や作業内容によるのかもしれない。

頭が冴えている気はしないでもない。

 

1時間30分後、特に変わりなし。頭が冴えている気もする。

 

4時間後、ブログ執筆が捗ったので頭は冴えていたのかもしれない。

自覚はほとんどなし。

 

4時間22分後、作業が一段落したこともあってか、集中が切れる。

 

4時間45分後、お腹が空いてきたら急に吐き気がしてきた。

イライラもある。

 

5時間30分後、完全にカフェインが抜けたと感じる。

 

ブログ執筆に集中できましたが、それがカフェインによるものなのか判断できませんでした。

普段から集中するときはものすごく集中しますし…

 

これはもう一度試してみるしかありません。

 

 

一回400mg・2回目

今回は眠気を感じているタイミングでカフェインを摂取しました。

 

今回も食後にカフェイン400mgを摂取。

 

6分後、頭痛がし始める。

 

30分後、眠気がかなり消える。

 

47分後、頭痛がより強くなる。

 

1時間後、ずっと貧乏ゆすりをしていられるくらいイライラというか、ソワソワする。 

 

1時間30分後、普段の状態とは大きく異なり、かなりカフェインが作用していることが自覚できる。

頭が締め付けられている感覚。覚醒感がある。

集中についてはよく分からない。

軽い吐き気がする。

 

1時間51分後、吐き気とイライラ。

 

3時間後、まだカフェインが効いている。

覚醒しているものの、やる気はないまま。

眠ってしまって意識を飛ばしたいけれど眠れなくて辛い。

 

2回目はこの時点で精神を消耗してしまい、これ以上のメモをとる気力がありませんでした。

 

無気力なのに覚醒してしまって、頭を休ませたり眠ったりできないというのは辛くてまさに拷問のようです。

カフェインが4~5時間くらい効き続けることをこれまでの実験で知っているので、「あと数時間はこの状態から解放されないのか…」みたいなことを考えて絶望していました。

 

カフェインには覚醒させる効果はあるものの、やる気を出す効果はないようです。

「やりたいことがあるのに眠い」という場合にはカフェインは有効かもしれません。

 

 

結論

私にとって、カフェインには期待できるほどの「人格改造」効果はありませんでした。

 

人によってカフェインの効果の出方は異なると思います。

私の場合は無気力状態のときにカフェインを大量にとるのはやめたほうがいいという結論になりました。

前述したように、カフェインには覚醒させる効果はあるものの、やる気を出す効果はないようです。

覚醒効果自体は強いので、どうしても眠ってはいけないときや、やりたいことがあるけれど眠いときなどには頼りになりそうです。

 

集中や頭が冴えている感じは今回の実験では体感できなかったので、また気が向いたときにでも人体実験をしてみようと思います。

一回300mgの摂取や、少量ずつ数回に分けた摂取、肉体労働時の摂取にも興味がありますしね。

 

 

以下、カフェインの健康リスクやカフェイン錠の手に入れ方などについてまとめています。

 

 

カフェインについて

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カフェイン400mgを飲んで30分ほどすると、カッと目を見開き、眠気は吹き飛び、目の前の作業に集中し始める。頭は冴えわたり、知覚は敏感になる。またカフェインは骨格筋に直接作用して酸素の消費や熱生産を増大させるため、疲労感が消える。その状態が3~4時間は続く。そして作用消失後も、疲労感を残さないというありがたい特性を持っている。
ただし爽快感はない。頭は冴えわたるが、決してハッピーにはならないのだ。その分焦燥感が高まり、さらには緊張して、イライラしてくるかもしれない。

(鶴見済『人格改造マニュアル』より引用)

 

耐性と依存性

著者はカフェインに耐性や依存性はないと言っています。

この件について個人的には疑問を持っているので、人体実験をしてみるしかないでしょう。

 

 

致死量と健康リスク

致死量

『人格改造マニュアル』によると、カフェインの致死量は10gです。

 

10gのカフェインを摂取するには、カフェイン100mg錠なら100錠、200mg錠なら50錠飲まないといけないので、知らずに致死量まで飲んでしまうことはないと思いますが、死ぬつもりのない人は気をつけましょう。

 

ちなみにWikipediaでのカフェイン致死量は5g~10g。

致死量には個人差があるようです。

参考:カフェイン中毒 - Wikipedia

 

健康リスク

また、摂取量によってはすぐに死なないにしても健康に悪影響が出る可能性もあります。

だいたいをまとめると、妊婦を除く成人で1回200mg以下、1日400mg以下であれば健康リスクは増加しないようです。

参考:カフェインの過剰摂取について:農林水産省

 

 

頭痛と吐き気を催す

私の場合はカフェイン感受性が強いのか、食後すぐにカフェイン200mgを摂取した場合でも軽い頭痛が出て吐き気を催しました。

頭痛と吐き気は、カフェインを大量摂取する以上は付き合っていかなければならない問題のようです。

 

 

カフェイン錠の手に入れ方

カフェインはコーヒーやお茶などからも摂取することができますが、摂取量をきちんとコントロールするためにもカフェイン錠を使用することをおすすめします。

 

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には健康上のメリット以外にも、胃に負担をかけるというデメリットがあり、そういった余分なものを摂取しなくて済むのもカフェイン錠の利点でしょう。

 

日本で手に入れやすいカフェイン錠といえば「エスタロンモカ」が有名です。

エスタロンモカ12はカフェイン100mgの錠剤が20錠入って400~500円程度。

薬局の酔い止め薬が並んでいるところに置いてあります。

 

 

通販で海外製品を買う

手に入れやすさは劣りますが、iHerbなどの通販サイトで海外製のカフェイン錠を個人輸入したほうが安く手に入ります。

 

iHerbで人気なのは以下の2種類。

 

これらはカフェイン200mgあたりの値段が6~9円程度。

エスタロンモカだと一箱400円で計算すると、カフェイン200mgあたり40円もかかってしまいます。

「今すぐほしい」「まずはちょっと試してみたい」という人以外は、海外製のカフェイン錠を買ったほうが断然お得です。

 

上記2種類のカフェイン錠はAmazonで転売されており、割増価格ですが、それでもエスタロンモカより安く手に入ります。