スマホゲーム『Message Quest』レビュー。英雄を探し出す使者によるパズルアドベンチャー



ネタバレあり。

 

『Message Quest』のタイトル画面

ステンドグラス風のファンタジーな世界を舞台に、怠け者の使者「フェステ」が繰り広げるパズルアドベンチャー。

Android版は210円でした。

 

メッセージクエスト—フェステの大冒険
メッセージクエスト—フェステの大冒険
開発元:Maria Kravtsova
¥210
posted withアプリーチ

 

『Message Quest』のプレイ画面

このステンドグラス風の世界が斬新です。

怠け者で臆病な主人公フェステ(左の人物)の表情も、まるで自分を見ているかのようで笑ってしまいます。

 

『Message Quest』のプレイ画面

会話に選択肢が存在するものの、どれを選んでも行きつくところは多分同じです。

しかし面白いのは自分の言葉だけでなく、話している相手の言葉の選択肢も出るところ。

 

『Message Quest』のプレイ画面

そんなこんなで英雄を探し出す冒険に出発です。

 

『Message Quest』のパズル画面

『Message Quest』のパズル画面

道中で出会う困難は様々なパズルになっており、それを解きながら物語を進めます。

パズル自体は特別面白いものではありませんが、ストーリーにあったパズルが出てくるため、「いままさに自分で困難を乗り越えているんだ」と感じさせてくれます。

 

『Message Quest』の戦闘画面

パズルばかりかと思いきや、突然の戦闘開始。

「死んだふり」「子犬のような目」など、ヘンテコな選択肢にニヤリとしてしまいます。

 

 

1時間半ほどでクリアできるボリュームでした。

英雄を探す旅であって自分は英雄ではありませんが、怠け者な使者がする冒険だと思うと壮大に感じられました。

美しい世界観や個性的なキャラクターたちもいい味を出しています。

 

使者というのは分かりますね、物語の最初に現れて英雄を探し出し、冒険へと導くのが仕事です。

えぇそうです、楽しい出来事が始まるちょうど直前。でもそれこそがフェステの仕事です。

英雄を探し出し、彼らを冒険に導いて、それでおしまい。

手柄をあげたり、世界を救ったりとは無縁です。

しかしやっかいなのが、フェステが怠け者であるということ。(中略)

あなたはそんな怠け者の良心となり、苦難や奇妙な出会いを乗り越え、世界の狭間を導くのです。

(アプリの説明文より引用)

 

メッセージクエスト—フェステの大冒険
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開発元:Maria Kravtsova
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