ルールに沿ってマス目を埋めていくシンプルなパズルゲームです。
特筆すべきは、マス目を埋めるときの操作感やSEの気持ちよさ。快適です。
問題を開いたとき、グリッド(ゲーム画面)にはツリーだけが設置されており、それ以外のセル(マス)は黒色の空欄になっています。
セルを一回タップすると芝生が、二回タップするとテントが設置され、三回タップすると空欄に戻ります。
ルールはシンプルで、一度プレイすればすぐに覚えられるでしょう。
ルール
- 各ツリーの隣にはテントを1つ置かなければならない
- 他のセルには芝生がなければならない
- グリッドの周りの数字は、対応する行または列におけるテントの数を示す
- 各テントは、ツリーに隣接する4つのセル(対角線上ではなく、水平または垂直に)のいずれかに置く必要がある
- 対角線上であっても、テント同士は接触し合うことはできない
どうしても解けない場合は「?」ボタンを押せばヒントがもらえます。
このヒントはただ答えを教えるものではなく、解き方を教えてくれるので、今後のプレイにも役に立ってありがたいです。
無料のゲームには広告がつきものですが、本作では強制的に見せられる広告はなく、なんとヒントも何の代償もなく見られます。
6時間毎にコイン*1を無料でもらえるのですが、それをもらうときにすら広告が出ないというのは珍しいです。
すべての問題はルールに従って順番にマスを埋めていけば解けるので、頭は使っているような使っていないような、楽な状態です。
頭にあまり負荷はかからないのに、少しずつマスが埋まっていく様子だったり、問題を解き終わったりしたときの気持ち良さはしっかりあります。
マスをタップしたときの「カッ」という音は耳に心地よく、空欄が芝生になったりテントが立ったりするときのアニメーションも垢抜けていて、操作感もとても良いです。
問題は基本的に20個ずつパックに入っており、新たなパックを解放するためにはコインが必要です。
序盤は順番に問題を解いているだけで、次のパックを開けるのに必要なコインが手に入ります。
ただ中盤以降は1パック解放するために100~250コインが必要になり、コインが足りなくなってきます。
コインを入手する方法一覧(入手できるコインの数)
- クラシック・パックで、まだ解いていない問題を解く(1問2コイン)
- デイリー・パックで、まだ解いていない問題を解く(1問2コイン)
- 6時間毎に受け取れるボーナス(10コイン)
- 1問解けば見られるようになる広告を見る(2コイン)
クラシック・パックの1問目のような簡単な問題を解く→広告を見る、を繰り返せば、コインを比較的速く無限に集めることができます。
とは言っても面倒なので、ボーナスコインとデイリー・パックでコツコツ貯めるのが基本になるでしょう。
ボーナスコインは受け取れる状態になると通知してくれます。
問題は全部で27パック。すべて解放できる日はいつになるのやら。
本作には通常の問題(クラシック・パック)だけでなく、デイリー・パックが存在するのが新鮮です。
クラシック・パックを全問クリアしてしまったとしても、毎日新しい問題を遊び続けられるというわけですね。
余談
ちょっと精神が不安定だった時期にピクロス中毒になったのは、夢中になりつつ思考停止できて、さらに「何かしてる感」が得られたからでしょう。
フロー体験というのでしょうか。気持ち良いです。
ちなみに15×15マスなど、マス目が多くなりがちなピクロスは物理ボタンがあったほうが絶対に遊びやすいです。
ブラウザゲームでピクロスを遊ぶときもコントローラを用意していました。
スマホのような小さい画面で、さらにタッチ操作ではストレスを感じてしまいます。
『テント・アンド・ツリー』の序盤はマス目が少なめで、スマホでも十分に遊べました。
ただし5インチのスマホを使った場合、拡大縮小なしで指で快適にプレイできるのは9×9マスまでです。
最終的には18×18マスにまで増えますが、そこまでパックを解放するのが大変なのと、操作感がイマイチになるので、よほど好きな人でないとそこまでたどり着かないのではないでしょうか。
*1:新しい問題を解放する際に消費する。