麒麟浪漫

他人に辛い思いをさせる「香害」を引き起こさないために使っている無香料のグッズたち

あなたは「香害(こうがい)」を知っていますか?

 

柔軟剤や、洗剤の人工的で過剰な香りに苦しんでいる人が増えています。
香りに含まれる化学物質が、めまいや吐き気、思考力の低下を引き起こす化学物質過敏症の原因の一つになるのです。
中には、友人や同僚の服についた香りにより、学校や職場にいけなくなるといった、深刻な問題を訴える人もいます。

日本に新しい公害が生まれています。その名は「香害」 | シャボン玉石けん

 

「香害」とは、香りの害のこと。

新しい公害です。

汗のニオイや体臭などではなく、香料による人工的な香りによって引き起こされています。

 

私が香害について真剣に考えるようになったのは1年前のことです。

 

 

化学物質過敏症の友人と知り合う

旅先で知り合った友人が化学物質過敏症でした。
彼女は香料にとても敏感で、ひどいときにはパニック発作を起こしてしまうのだそうです。

 

彼女と出会ったとき、私はすでに無香料のものを愛用していました。
私自身も人工的な香りが苦手なので、自分の体が無臭であること、つまり香料の香りがせず、汗のニオイや体臭などの悪臭もしないことを目指してたのです。

 

しかし、そのとき私が使っていたシャンプーはティーツリーの香りが強いシャンプー。

たしかにそのシャンプーを使い始めたとき、「香りがきついな」とは思いました。

それでも数ヶ月も使っているうちに慣れてしまい、その香りに全く反応しなくなっていたのです。

人間は慣れる生き物なのです。

 

そして化学物質過敏症の友人と出会って数日、そのティーツリーの香りのシャンプーを使い切ったので、以前使っていたメリットというシャンプーを買いました。

モデルチェンジをする前のメリットは、移動が多い生活をしている私にとってはちょうどいいサイズで、ポンプ式ではなく蓋がついていて便利で、値段もお手頃とメリットばかりだったのです。メリットだけに。

 

メリットで洗髪してみると、友人の話を聞いてから香料に敏感になっていたこともあり、ものすごく香りがきついことに気がつきました。
「もしかするとティーツリーのシャンプーも香りがきつかったかもしれない」
「友人に辛い思いをさせていたかもしれない」
と、とても後悔しました。


化学物質過敏症の人と出会ったのはその友人が初めてです。

しかし私が知らないだけで、きっとこれまでにも出会ったりすれ違ったりしているのだと思います。


それからは香料について気を遣うようになりました。

 

 

いま使っている無香料のグッズ

いまはかなり気を遣って、なんにでもなるべく無香料のものを使うようにしています。

 

シャンプー:カウブランド 無添加シャンプー さらさら

香りに慣れていない使い始めの頃でも、香りが悪い意味で気になることがありませんでした。
ボトルにも「無香料」と書かれているので安心して使えます。

 

私はいつもリンスやコンディショナーを使わずにシャンプーだけで洗髪を済ませます。

このシャンプーは単体で使っても髪がギシギシすることがなく、さらさらふわふわになるのでお気に入り。

 

 

ボディソープ、洗顔料、化粧品、香水:不使用

顔は水で、体はお湯で、手でこすって洗っています。
そのあとは自前の皮脂で保湿。
冬は粉がふくことがありますが、基本的に放置しています。

 

乾燥がひどいときは白色ワセリンを塗ります。


私の場合は唇がよく乾燥するので、常に持ち歩いています。

50g入りのものを2年前に買って、まだ半分くらい残っているという最強のコストパフォーマンス。
もちろん白色ワセリンは無臭です。

 

 

歯磨き粉:不使用

使っていません。
キスユーという、歯磨き粉のいらない歯ブラシをここ3年ほど使っています。

 

ヘッドは形状やかたさ、大きさなどの異なる数種類があり、私は「極細・レギュラー・フッ素加工なし」を愛用しています。

 

 

洗濯洗剤:トップ スーパーナノックス

洗い立ては香りが少ししますが、乾くと無臭だと思っています。
ずっと使っていて慣れてしまっているだけかもしれないので、香料に敏感な人に「これどう?」と聞いてみたいです。

 

ラベルには「爽やかなクリスタルソープの香り」と書かれてあり、液体のにおいをかぐとしっかりと香料の香りがします。
一般的な香りつきの洗濯洗剤や柔軟剤と比べるとだいぶマシですが、もしかしたらアウトなのかもしれません…

 

 

日焼け止め:スキンアクア モイスチャージェル

日焼け止めは香りのことはあまり考えずに、つけ心地で選びました。
液体のにおいをかぐとほんのり日焼け止めっぽい香りがしますが、きつくはありません。
塗るときと塗った直後以外は香らないので大丈夫かなーと思っています。

 

しかし、もしかしたらこういった少しの香料でも反応してしまう人がいるのかもしれません。
これも「どうかな?」と聞いてみたいです。

 

ちなみにひょんなことで手にした雑誌で酷評されていたので、使い切ったら別の種類に買い替える予定です。

 

 

虫除けスプレー:虫よけキンチョール DF パウダーフリー

体に副作用の少ない「イカリジン」という成分が主に使われている製品です。

こちらも「無香料」と書かれているので安心して使っています。

 

ただし吸い込むとめちゃくちゃむせるのが難点。


虫除け効果については、個人的な体感ですが服の上からの場合は最強とはいえない出来です。

 

 

知らないうちに他人に辛い思いをさせているかも

香料について、全く考えたことがない人も多いでしょう。

 

街を歩けばすれ違う人々からはそれぞれいろんな香りがするし、旅先で共同生活をすればみんな思い思いのシャンプーや洗濯洗剤を使い、その香りを振りまいています。

 

そしてその香料に反応して具合が悪くなってしまう人が確実にいるのです。
化学物質過敏症ではない私でも、他人の使ったシャンプーや柔軟剤のきつい香りによって頭痛がしたり、息苦しくなったりすることがあります。


これは香料の話だけではありません。
自分の無知によって、意図せず他人に辛い思いをさせているかもしれない。
いろんな人の話を聞いて、広い視野をもって、人にとって、世界にとって優しくありたいです。

 

そして、化学物質過敏症の当事者ではない私には具体的なことや細かいところがわからないので、どんな香りが駄目なのか、どこまでオーケーなのかなどを発信していただけると助かります。