麒麟浪漫

アニメ感想『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『ひそねとまそたん』

ネタバレあり。

 

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

 

某ブログで「すごく綺麗」と絶賛しているのを読んで気になっていた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。

評判通り絵柄や背景が綺麗で、特に主人公であるヴァイオレットのその容姿や心はとても美しかったです。

 

ヴァイオレットが一般的な人間社会的にポンコツとして描かれる3話あたりまでは引き込まれませんでしたが、そのあとは学び成長したヴァイオレットが状況に対してどのような行動をするのかが気になってついつい先を観たくなりました。

 

第10話では先の展開がまったく予想できていなかったので、手紙がアンのもとへ届いて母の行動を理解したときに涙が溢れ出し、その後も涙が止まらず口に手を当てて泣くほどでした。

天国にいる夫や、自分が亡くなったあとにいろいろな手続きを代行してくれる弁護士などに手紙を書いているのだろうとずっと思い込んでいました。

余談ですが、なぜひどく泣くときは手を口にあててしまうんでしょうかね。謎。

第7~9話あたりの、ヴァイオレットがギルベルト少佐の死を知って嘆き悲しみ、そして乗り越える、といったシーンよりも激しく心を揺さぶられました。

 

f:id:nd35:20181027135540p:plain

引用元:アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第3弾 - YouTube

 

幼少期から兵士として育てられ、一般的な人生を送ってこなかったために、読み書きだけでなく話すことすらもおぼつかなかったヴァイオレットは少しずつ学び成長していったけれど、その心は容姿と同じように透き通って美しいままであるのは奇跡です。

ギルベルト少佐のヴァイオレットへの接し方が大いに影響しているはず。

少佐は死ぬ直前にヴァイオレットに愛を伝えましたが、ヴァイオレットがこれまで「美しい」や「寂しい」が分からなかったのと同様に自分では理解できていなかっただけで、きっとヴァイオレットも少佐のことを愛していたのでしょう。

そう思うとさらに切なくなりました。

 

 

『ひそねとまそたん』

 

主人公・ひそねの「嘘をつけないマジレッサー」という成分のせいか、ギャグ要素が多く、予想していたよりも軽めの作品でした。

ご都合主義というか、最後もひそねの無茶でなんとかハッピーエンドになってしまいましたし。

 

www.youtube.com

完全にPV詐欺である。

壮大なBGMの上に感動的なシーンばかり切り貼りすると、あんなギャグな作品でも映画の予告編っぽい感動アニメーションになるんだなあ。

PVのふざけたサムネ画像の時点で異変に気付くべきだったのでしょうか。

 

ストーリーは置いておいて、特筆すべきはEDです。

中毒性があってテンポの良いフランス語の曲だし、ダンスはシュールだし、毎回歌っているキャラクターやコーラスが違うしで、普段はOPEDは飛ばしてしまう私が毎回観てしまいました。

中毒性が高いです。

特に後半のひそねが激しく腰をふるところなんて、ひそねが真顔なのも相まってものすごく面白い。

 

f:id:nd35:20181027134740p:plain

引用元:TVアニメ『ひそねとまそたん』【HD】4月12日放送 - YouTube

 

キャラクターとしては りりこすこと莉々子さんが好きです。

ああいう影があってオタクっぽい個性的なキャラクターは大好き。

というか絵瑠さん以外のDパイの皆さんは非常に個性的です。

莉々子さんは視線恐怖症で人と接するのが苦手というわりに、思っていることをズバズバ言うところもナイス。

声が新井里美さんというのも非常にマッチしていました。

新井里美さんや桃河りかさん*1系のちょっとイカれた(失礼)声優さんが今マイブームです。

 

 

*1:『三者三葉』の「薗部 篠」役など。