麒麟浪漫

読んだ本『勝間式 食事ハック』『コンビニ人間』他

 

『勝間式 食事ハック』

個人的評価:★★★★☆

 

勝間さんのブログは愛読しているので、勝間さんが普段から良い調味料を使って食材はプラントベースで玄米や全粒粉パンが主食、そしてよくホットクックを使って食事を作っている、という大体のイメージは持っていました。

 

本書は勝間さんがこれまでに自身で研究し洗練させてきた食事ハックについて詳しくまとめられています。

 

トコトン突き詰めるという良い意味でオタクっぽい勝間さんがこれだけ「ホールフード・プラントベースが良い」というのなら間違いないのでしょう。

 

世間では「玄米か白米か問題」はどちらの意見もそれっぽく聞こえ、私のなかでは白米に押し麦を3割混ぜて炊くのが最適解だという結論に至りましたが、勝間さんは玄米を推しています。

私を含む勝間さんのファンにとっては、本書によって「玄米か白米か問題」に終止符が打たれたのです。

 

 

本書で新しく気付いたりハッとさせられたりした点は、

  • 不健康な植物性食品は動物性食品よりも健康に悪い。
    健康的な植物性食品>動物性食品>不健康な植物性食品

  • 洗濯や食器洗い、掃除などはテクノロジー(機械)を利用するのに、調理に関しては手作りにこだわる人が多い

ということです。

 

不健康な植物性食品とは、白米や白いパン、フルーツジュースといった精製・加工された植物性食品のことです。

いま流行りの糖質制限ダイエットで一時的に体重が落ちたり健康になったりするのは、動物性食品の摂取量が増えることによって不健康な植物性食品の摂取量が急激に減るからとのこと。

しかし動物性食品をメインに摂り続けることは、長期的に見れば健康に問題を引き起こすため、健康的な植物性食品をメインに据えることが望ましいのだそうです。

 

 

私たちはテクノロジーの進歩によって洗濯は洗濯機に、炊飯は炊飯器に、食器洗いは食器洗い機に、掃除はルンバに任せるようになったのに、いまだに料理は手作業のまま。

私は料理の手間をなくすために、食べるのはほとんどお米と卵のみ、そしてプロテインやマルチビタミン&ミネラルなどのサプリメントの摂取のみ、という極端な方向に進みましたが、勝間さんは別のやり方を提案してくれました。

料理をほぼ機械に任せてしまうのです。

私のやり方よりも、勝間さんのやり方のほうが多くの人に受け入れられやすいはず。

そして確実に健康的です。実際、私は体調不良になることが多いですし。

 

普通の手料理って全然ロジカルでないし時間や手間もかかるしで大嫌いだった私でも、ホットクックやヘルシオを使った料理なら続きそうです。

さらに、簡単なのにそこらへんの外食よりも美味しく、お腹いっぱい食べても不健康にならないとあれば、万々歳ですよね。

 

 

『コンビニ人間』

個人的評価:★★★★★

 

普段小説が苦手で全然読まないのに、『コンビニ人間』は面白すぎて一気に読んでしまいました。

小説にありがちな風景や感情のまわりくどい描写がなく、まるでノンフィクションかのようなリアリティがあって読みやすかったです。

 

私は主人公である古倉さんほどサイコパス度は濃くないというか、古倉さんよりは「人間のふり」をするのが上手であることに安心感や優越感のようなものを読みながら感じてしまいました。

古倉さんは痛々しいほどにいびつに見えるけれど、私にとって『コンビニ人間』はファンタジーではなくノンフィクションとしか思えないほど身近に感じられる物語でした。

『コンビニ人間』はたくさんの人に読まれているようですが、「人間のふり」をしなくてもいい人たちがどんな風にこの物語を捉えたのかが気になります。

 

「こんな人間がいるわけがない」「ありえない」とファンタジーだと捉えられるかもしれない最後の展開も、あまり違和感がなく「そういうこともあるかもね」と思えてしまったので、ああ自分はいまだに人間になりきれていないのだなあ、と感じずにはいられませんでした。

 

出会って間もないのに長々と性行為の話をさせられ聞かされるというプライバシーもなく土足で踏み込まれて嫌だった、という自分の記憶を引っ張り出して、白羽さんの言うとおり大多数の人々はいまだに縄文時代のままなのかもなーと納得してしまいました。

 

 

『バーチャルYoutuberはじめてみる』

個人的評価:★★★☆☆

 

ページ数の半分以上が17人のバーチャルYoutuberの方々に対しての個別インタビュー。

残りはバーチャルYoutuberというコンテンツの楽しみ方と、バーチャルYoutuberのなり方です。

 

楽しみ方については「チャンネル登録をする」「Twitterを見る」といった初歩的な内容。

 

なり方に関しては、「3Dキャラクターの作り方」など個々のポイントについては非常にあっさりと紹介されているのみですが、「バーチャルYoutuberになってやりたいことを決める」から「動画編集のポイント」まで、おおまかに全体を知ることができます。

 

バーチャルYoutuberになるために自分がこれから何をする必要があるのか、という全体像を捉えるための最初の一冊としては良いかもしれません

インタビューを通してバーチャルYoutuberの先達の方々の思いや考え方を知ることもできます。

 

ちなみに私はシロ組なので、シロさんのインタビューはしっかり読みました。

顔文字が多用されていていつものシロさんっぽさがとても出ており、かわいかったです!