麒麟浪漫

ゲームとインターネットが大好き。

麒麟浪漫

最近観た映画『大脱出』『シュガー・ラッシュ』など6本

ネタバレあり。

 

 

『灼熱の魂』

 

podcast「ひいきびいき」で紹介されていて気になったので視聴。

 

世間に背を向け、我が子にも心を開かなかった母親の突然の他界。残された二通の手紙と遺言に導かれ、双子の姉弟は、母の数奇な人生と家族の宿命を探り当ててゆく…。あまりにも恐ろしく、そして残酷な真実。想像を絶する母親の魂の軌跡をたどる、心震わす至高のヒューマン・ミステリー。

灼熱の魂 (字幕版) | 動画 | Amazonビデオ

 

母の人生の物語は壮絶なものでした。濃すぎる。

最後に兄妹が真実を知ったときの私の心拍数の上昇っぷりといったらなかったです。

観終わったあともしばらくドキドキしていました。

1+1=1には納得。

 

おつかいじゃないけれど、母にまつわる場所を訪れ、母と関わった人の話を聞いて、というのがゲームっぽかったので、ゲーム化しても面白い作品になると思いました。

少しずつ母のことが分かっていき、最後にはすべて理解できる、というのが気持ちよかったです。

 

 

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

 

旅をしながらの仕事を始めた友人が影響を受けた、というので観てみました。

 

フードトラックでの旅の開放感がいいですね。

やっぱり手に職(しかもスキルがバカ高い)があると強い。

悪意のあるようなやつは登場しないし、主人公の料理の能力は圧倒的なので観ていて安心感と爽快感がありました。

 

フードトラックは Twitter を使って広報しているのですが、SNS の影響力、恐るべし。

あとキューバサンドが美味しそうなので食べたい。

 

 

『大脱出』

 

シルヴェスター・スタローン67歳、アーノルド・シュワルツェネッガー66歳(どちらも公開年で計算)と、60歳を超えている主演二人があれだけアクションできるのがすごい。

映画を観るときに登場人物の年齢について考えるなんてことは基本的にないので、映画を観たあとにネットで調べていて驚きました。

 

しかもスタローンのほうが1歳年上って…そうは見えない。どう見てもシュワちゃんのほうが年上に見えます。

スタローンのほうが髪があって、しかも前腕モリモリのマッチョだから若く見えるのでしょうか。

つまり髪を大事にして、体を人並み以上に鍛えていればいつまでも若く見えるということか。

 

正直に言うと二人が脱出した瞬間までは、個人評価的にはフツーの作品だったんです。

それが最後の最後で「実はこうでした」ってことが判明し、それによって作品全体の評価を底上げさせられた感じです。

全然予測できていなかったことで、しかも納得できるものが現れる、というパターンに私は弱いみたいですね。

ちなみにいくら意外性があっても納得できなければ、「なんだこれ」「ご都合主義」と萎えてしまいます。

 

 

『DOOM』

 

なかなか敵が正体を現さないので退屈だったんだけれど、終盤にジョンが超人化して、映像がFPS*1風になった瞬間に一気に高まりました。これぞDOOM。

いや、原作ゲームのストーリーはプレイしたことがないし知らないのですが。『DOOM』のゲームプレイ画面は何度も観たことがあります。

隊長が主人公だとずっと思っていたので、まさかジョンが主人公だったとは驚きです。

 

スタッフロールもFPS風で、FPSをプレイ中の爽快感のような楽しさがあって見入ってしまいました。

 

余談ですが、本作を観て「一人称視点の映画、面白いじゃん!」と思い、全編FPS風の『ハードコア』という映画を観始めたら画面酔いして最後まで観られませんでした。

 

 

『シュガー・ラッシュ』

 

アーケードゲームの世界で悪役キャラクターを演じてきたラルフが、ヒーローになる夢をかなえるために冒険に旅立つファンタジー・アドベンチャー映画。

シュガー・ラッシュ - Wikipedia

 

ラルフがヒーローメダルを手に入れて、自身が登場するゲーム「フィックス・イット・フェリックス」のみんなに認めてもらってエンディング、という単純な話ではありませんでした。

主人公格のキャラクターがラルフを含めて4人いて、それぞれの思いや人生が絡みあって深い物語になっています。

 

最初の悪役の集会がリアルでした。

自助グループの会そっくり。

最初に「○○です」「はい、○○」と名前(あだ名でも良い)を呼び合うところとか、他人が話をしているときに口出ししてはいけないところとか、よく再現されていてフフッとなりました。

 

悩んでいる人(ラルフ)が悩んでいる人(ヴァネロペ)を助けて自分自身も救われるというストーリーは、物語全体での感情の動きの総エネルギーが高い感じがして好きです。

ラルフが自らの命を顧みずヴァネロペを助けようとする終盤のシーンでの、

ラルフ「俺は悪役、それでいい。

ヒーローになれないのは悪いことじゃない。

だってあの子を助けることが、できるんだ」

で泣きました。

 

個人的に本作の萌え要素の一つである、カルホーン軍曹がかわいすぎる。

彼女は結婚式の日に最愛の人をサイ・バグという敵に殺される、という設定がインプットされているんだけど、フェリックスと出会い結婚したことで、苦々しい過去の記憶から解放されてくれることを願います。

結婚式場の半分が、カルホーン軍曹の登場するゲーム「ヒーローズ・デューティ」の兵士で埋まっていて、しかも過去にサイ・バグが襲撃してきた窓に彼らの持つ銃のレーザーサイトが集中しているところに、カルホーン軍曹の人望の厚さが伺えます。

本当に良かった。カルホーン軍曹、末永くお幸せに。

 

そしてヴァネロペは「シュガー・ラッシュ」の王女だったのか!

あのノイズはバグではなく、ヴァネロペの特殊能力だったんですね。

ヴァネロペ自身もバグだと思い込んでいたということは、ヴァネロペからも自身の記憶が奪われていたのでしょうか。

また、バグではないのにゲームから出られなかったのは、ターボによって単純に不完全なデータになっていたからなのでしょうか。

 

最高のハッピーエンド。いいお話でした。

こういう「発生した問題を解決してエンディング」系のストーリーでは、紆余曲折あったけれど最後には元通りで、本当に「元」に戻っちゃって冷静に考えてみると救いがない、みたいなことが多いんだけれど、『シュガー・ラッシュ』ではみんなが良い方向に変化したのが嬉しかったです。悪役は除くとして。

たとえば「シュガー・ラッシュ」のみんなはラルフへの態度を変えたので、ゲーム内では以前と同じ動きをしていたとしても、ラルフの受け取り方は以前とは全然違っています。

カルホーン軍曹の心は救われました。

ヴァネロペはみんなに思い出してもらえて、今では大好きなレースを楽しんでいます。

ドット絵のエンディングも良かったです。

 

本作に登場するゲームの元ネタを知っているとより面白いですが、ゲームの知識が全然なくても楽しめると思うので、ぜひ観てみてほしいです。

 

 

『プリデスティネーション』

 

自分が自分と恋をして、自分を生んで、自分を殺す、ってすごいな。

よく考えると頭がおかしくなりそう。考えたくない。

 

ひろゆき(西村博之)さんが著書『働き方 完全無双』で紹介していたので観ました。

こういう難しい映画を好きと言えるところに、彼の頭の良さを感じずにはいられません。

 

 

 

 

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

Fire HD 10 タブレット (10インチHDディスプレイ) 32GB

 

*1:ファースト・パーソン・シューティングの略。一人称視点のシューティングゲームのこと。