顔やせを目指すなら表情筋のトレーニングはしないよりはしたほうが良いと思いますが、それよりももっと効果的な方法が2つあります。
- 全身の脂肪を減らす
- 体内の余分な水分を抜く
この2つです。
全身の脂肪を減らす
脂肪を減らすと顔やせする、というのは当然のことですね。
よく「部分やせ」などと言いますが、私は部分やせというのはありえないと思っています。
たとえば二の腕やお腹など、どこかの脂肪を減らしたければ、全身の脂肪を減らすしかありません。
同様に、いま現在太っているのであれば、脂肪を減らせば顔の脂肪も減ります。つまり顔やせするのです。
体内の余分な水分を抜く
ただ、脂肪を減らすのは時間がかかりますよね。
そこで素早く顔やせしたい人におすすめするのが、「体内の余分な水分を抜く」という方法です。つまりむくみをとる、ということですね。
健康的に体内の余分な水分を抜く方法には2つあります。
糖質の摂取量を減らす
糖質(炭水化物から食物繊維を除いたもの)は水分を溜め込む性質があるため、普段の食事から糖質の量を減らせば、ある程度のむくみが解消されます。
糖質制限のやり始めにすぐに体重が減るのは、いつも溜め込んでいた水分が抜けるからです。残念ながら脂肪が減ったわけではありません。
米やパンといった糖質を多く含む主食をたくさん食べる人は、その量を減らすだけである程度の顔やせが達成できるのです。
果物を主食にする
糖質の摂取量を減らすよりも素早く、しかも効果大な方法が、「果物を主食にして食べまくる」という方法です。
果物に多く含まれているカリウムは、体内の余分な水分を排出する働きがあります。カリウムは果物のなかでは特にバナナに多く含まれています。
私が一時期フルータリアン(果物だけを食べる人)を目指してバナナやオレンジを常食していた頃、摂取カロリーは以前と比べて減っていないのに、1ヵ月半で8kgも体重が減りました。
その頃に定期的に顔写真を撮る、というのをやっていたのですが、見比べてみると顔やせ度が半端なかったです。
怪しいダイエットサプリメントのビフォーアフターのCMに出られるくらいの著しい顔やせでした。フルータリアン生活の前後では顔の輪郭が全然違う。決してゲッソリしたというのではなく、健康的にシュッとしていました。
安くて満腹感を得やすいバナナ(カリウムが多い)ばかり食べていたのが特に効いたのでしょう。
脂肪も減っていたかもしれませんが、体内の余分な水分がこれでもか、というくらい排出されていたのです。
むくみの概念を手に入れる
その後普通の食生活に戻って米やパンなどを食べ始めると、これまで「むくみ」という概念を持っていなかった私にとっての初めての「むくみ」を感じました。
体内にに余分な水分が溜め込まれるイヤ~な感覚です。「これがむくみか…」と悪い意味で感動したものでした。
普段から米やパンなどを食べている人の体には、常に一定のむくみが発生しています。しかしひどいむくみでない限り、その状態がデフォルト(標準)になっているので気が付かないのです。それが悪いかどうかは分かりませんが。
フルータリアン生活によって体内の余分な水分が抜けたことで、米やパンなどを食べてちょっと余分な水分が溜め込まれただけでも「むくみ」の不快感が感じられるようになりました。私はむくみの概念を手に入れたのです。
その後、普通の食生活に戻ってからは、ある程度むくんだ状態に慣れてしまい、ひどいむくみ以外は感知できなくなりました。人間ってよくできてますね。
おわりに
顔やせしたいなら、
- 普段から全身の余分な脂肪を減らす努力を続けつつ、
- 結婚式への参加や、証明写真の撮影などのために素早く顔やせしたいときには体内の余分な水分を抜くといい
という話でした。

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