ネタバレあり。
- 『このはな綺譚』1巻
- 『おかゆネコ』1巻
- 『デストロ246』1~3巻
- 『しのびがたき』1巻
- 『チョビとワタシ』1巻
- 『ごほうびおひとり鮨』1巻
- 『ブラッククローバー』1巻
- 『だがしかし』1巻
- 『いびつ』1~3巻
- 『味噌汁でカンパイ!』1巻
『このはな綺譚』1巻
アニメは1話切りしてしまったのに、原作漫画はかなり面白かったです。
アニメでは主人公の柚は新人仲居なのだけれど、漫画では1巻から既に職場である此花亭に馴染んでいて先輩の皐とも仲が良いので、世界観とキャラクターを共有している全く別の作品のように思えました。
アニメも進んだら漫画のような雰囲気になるのでしょうが、新人が失敗して苦しみながら成長するというストーリーが苦手なのでアニメのほうは観ないと思います。観るとしてもアニメ最終話までの評判次第ですね。
『おかゆネコ』1巻
しゃべり病にかかったネコが主人公のためにいろんなおかゆを作ってくれるお話。
おかゆが食べたくなります。
一人暮らしをしているときは炊飯器でよくおかゆを炊きました。炊飯器のおかげなのか白米でも玄米でもかなり美味しかったです。基本は塩だけパラパラとかけて食べていました。
おかゆにすると量が増えて満腹感もあっていいですよね。普通のご飯に飽きたときのバリエーションとしてもナイスです。
おかゆだけじゃなく、味噌汁で作ったおじやも好き。雑炊もリゾットも好きだし、ミキや黒糖玄米(どちらも飲料)も好きだし、どうやら私は米っぽい食感のあるドロドロした飲み物や食べ物が大好物なようです。
『デストロ246』1~3巻
殺し屋の女の子たちのお話。
女の子たちが殺る気になったときの表情がヤバイです。この1巻の表紙の女の子は口癖で「ヒョッヒョ」とよく言うのですが、この時点で既にイカれてる感が出ています。それなのについつい読み進めてしまう。
大声では言えないけれど、強くてかわいい女の子が人を殺しまくる描写はスカッとして気持ちが良いです。洋ゲーで好き勝手振る舞っているような自由な気分を味わえました。
バイオレンス分(?)はたまに摂取したいですね。
1巻でこの刺激に飽きるかと思ったら、3巻まで読んでも面白かったしもっと読みたいと思いました。
単純に「強くて」「かわいい女の子が」「人を殺す」だけでなく、「殺し屋の女の子たちがやたらと仲が良い」のも理由としてはかなり大きいはず。
『しのびがたき』1巻
絵が綺麗。
絵だけを例えるならXbox360のゲーム『ロストオデッセイ』みたいな感じ、と思ったけれどロストオデッセイを画像検索してよく見たら『しのびがたき』のほうが綺麗でした。ロストオデッセイのほうは思い出補正だったか。
これだけのものを描くのにかなり時間がかかっていそうなのに、どのコマも人の顔がよく描きこまれていて感動します。絵が綺麗だから引き込まれるのか、ストーリーも素晴らしいのか、とにかく絵が綺麗です。
『チョビとワタシ』1巻
ウサギの「チョビ」と作者「ワタシ」の日常系物語。
元はWeb漫画らしく、Twitter漫画にありがちな絵(失礼)だけれど、毎話のオチがしっかりしていてちゃんと面白いのがすごい。「ワタシ」の顔もかわいい。
『ごほうびおひとり鮨』1巻
10年以上付き合っていた恋人と別れた主人公が、傷心を癒やすために贅沢しようと高いお寿司屋さんに行ってみたらハマってしまったというお話。
『ごほうびおひとり鮨』を読む限り、高いお寿司は回転寿司のお寿司とは別物そうです。
出て来るお店は実際のお店。コースで出されるお寿司の一貫ずつに主人公が感想を入れてくれるので想像が捗ります。
お寿司が食べたくなる漫画。
だけれど自腹で行くなら回転寿司で十分だなー。良いお寿司は高い。
回転寿司は本当に「お寿司」なのか疑問に思えてきます。お寿司の形をした別物なんじゃないだろうか。
『ブラッククローバー』1巻
幼い男の子の友情!努力!勝利!なジャンプ系コミックは避けがちですが、本作は面白かったです。
初期の『NARUTO』のようなワクワク感がありました。
すべての人が大なり小なり魔力を持っている世界。
魔法使いの頂点である魔法帝を目指すが、全く魔力がない主人公。
魔力がないことをカバーするためにトレーニングで身体能力を鍛え上げます。
ライバルである幼馴染は魔力が飛び抜けて高く優秀だけれど、主人公のことを強く信頼し慕っている。
憎み合わないライバルはいいですね。
主人公がどのように成長していくのか、そしてこういうタイプのライバルは悪者に利用されがちなので、今後の展開が気になります。
『だがしかし』1巻
漫画が面白かったので、過去に1話切りしてしまったアニメ版一期を観直したら面白くて全話観てしまいました。不思議。
いま放送中の二期も観ています。
アニメを観たあとにスーパーの駄菓子コーナーで「超ひもQ」「ポテトスナック 」「ミヤタのヤングドーナツ」を買ってしまいました。
ポテトスナックとヤングドーナツはたまに食べるとめちゃくちゃ美味しく感じます。
超ひもQは ほたるさんのようにぶんぶん振り回してから食べました。
『いびつ』1~3巻
主人公の家に、普通じゃないヒロインが脅迫的に住み込み始めます。
主人公が生身の人間嫌いというのが個人的にポイント高いです。
ヒロインにキスをされても喜んだりせずに口を強くぬぐう様子や、生身の人間への嫌悪感に吐いてしまうシーンなんかは他のお色気系作品とは一線を画していてナイス。
主人公とヒロイン、それぞれの歪んだ愛をもっと見ていたいです。
『味噌汁でカンパイ!』1巻
味噌汁メインのグルメ系ほんわかラブコメ漫画。
ヒロインが幼馴染のために味噌汁を初めて作るところから始まるのが初々しく、また料理の腕の成長も見られて面白いです。
味噌汁といえば、私は残った味噌汁に卵とご飯を入れて作るおじやが大好きです。
味噌汁単体を作ることはありませんが、普段の食事に水とご飯と各種調味料を使っておじやを作ることは多く、それが「残った味噌汁で作ったおじや風」なときもあります。
そんなわけで本書に影響を受けて、牛乳とバターを入れた洋風味噌汁おじやを作ってみました。