PSVita『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』レビュー。亜麻音ちゃんは紛うことなきメインヒロイン



『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のタイトル画面

ピュアな心の持ち主だけが入会できるドリームクラブに行ってきました。

亜麻音ちゃんとノノノちゃんが特に好き。

 

 

以下ネタバレあり。

 

 

良かった点

  • 攻略対象のホストガールが11人、隠しキャラも入れると13人いるので好みの女の子に出会える可能性が高い。

  • 3Dで常に女の子が動いているので、そこにいる感が立ち絵よりも強い。

  • 女の子の体や表情がよく動く。
    セリフ一文の中でも、セリフに合わせて表情がコロコロ変わる。

  • 酔っている人間と話すのは予想以上に楽しい。
    ホストガールが酔った状態で歌うカラオケ、通称カワオケがかわいい。

  • お店でプレゼントしたアクセサリーは身に着けてもらえる。

  • お店で一度聞いたカラオケは、他のホストガールにもリクエストできるようになる。
    つまりホストガール全員に対して全曲分の歌唱データが存在する。豪華。

  • ストーリークリア後もメインメニューのまったりモードでカラオケし放題なので寂しくない。
    ストーリー中とは違って好感度を考慮する必要がないので、応援するもしないも自由で、もちろんカワオケも見られる。
    中断機能があればもっとナイス。

 

 

残念だった点

  • 仕様上しかたないけれど、オートセーブなのがちょっとめんどくさい。
    途中でホストガールの攻略を断念すると期限切れエンドまでの時間潰しが必要。

  • 素面時とETS(酔った時)でそれぞれ似たような質問が存在し、返答も同じような内容なので「それ既に質問したよね?」という違和感がある。
    例えばどちらでも血液型を聞ける等。

 

 

ホストガール指名日記

誰を指名するか決めるために、まずはメインメニューのプロフィールで女の子たちの自己紹介を聞きました。

 

ふつうの(?)人間関係には飽き飽きしていたので、設定がぶっとんでいそうなアイリちゃんとノノノちゃんに注目。

初見ではルックスは玲香ちゃんと魅杏ちゃんが好みです。

 

最終的な好みは亜麻音ちゃん>ノノノちゃん>魅杏ちゃん>>アイリちゃん≧玲香ちゃんの順でした。

 

ノノノ

まずは未来から来たというノノノちゃんを指名。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のノノノ

自己紹介がぶっとんでます。

こういうの待ってました!

私の興味が湧かないわけがありません。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のノノノ

百合好きで怒られるの図。(プレイヤー名はぼかしてあります)

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のノノノのポニーテール

デフォルトの髪型が受け入れられなくなってしまうくらいポニーテールがかわいいノノノちゃん。

この角度が至高。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のノノノ

かわいい。

 

ノノノちゃんはお酒好きで、しかも強いのが良いです。

お酒好きの女の子と飲みに行ったらこんな感じかなーなんて思いながらお店に通っていました。

リアルではたいてい私のほうが飲むので物足りないんですよね。

 

ノノノちゃんにはプレイヤーを好きになる根拠があるのが良かったです。運命ですね。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のノノノのカラオケ「Paradise」

カラオケ曲のなかで一番好きなのがノノノちゃんの「Paradise」。

 

中毒性が高くて、攻略した他のホストガールにも必ず一度は歌ってもらっています。

応援でのマーカー数が多いので音ゲーとしても楽しめて、ぬる音ゲーマーの私としてはシンクロ率1000%超えも余裕です。

 

「Paradise」はカラオケ曲のなかでは激しめの振り付け。

ノノノちゃんの制服にはパンツという概念が存在しないので気付かなかったのですが、他のホストガールに踊ってもらうとパンチラしまくりで焦りました。

 

ノノノちゃんはカラオケ好きということで、どの曲も楽しそうに歌ってくれます。

 

 

玲香

攻略の二人目は玲香ちゃん。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の玲香

如月千早*1や風鳴翼*2、雪ノ下雪乃*3、藍原芽衣*4のような黒(青)髪ロングで大人びたルックス、大好物なんです。

と言っても玲香ちゃんはそれ系の人たちとは性格が異なるのですが。

 

サバサバしていて明るくて頼りになりそうな関西弁お姉さん。

だけれど弱い部分も見せてくる。

そのギャップがいいんでしょうね。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の玲香の魔女のコスプレ

個人的には玲香ちゃんがいちばん魔女コスプレが似合っていました。

『魔法つかいプリキュア!』の十六夜リコとほんのちょっと面影が重なるからでしょうか。

 

玲香ちゃんは巫女コスプレもしっくりきていたし、ホストガールのるいさんと並んでいると『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴翼とマリアさんにしか見えないしで、既視感がバリバリなのは玲香ちゃんがよくあるルックスだからなのでしょう。

 

たくさんいる客の中から玲香ちゃんがプレイヤーを好きになる根拠が薄くて、フィクションっぽいことに萎えてしまいました。

 

あとボウリング講座がめんどくさい。

ただし主人公もノリノリではなく私と同じ気持ちだったので助かりました。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の玲香

玲香ちゃん、興奮すると顔が画面から見切れたりセリフウインドウと被ったりするのが笑える。

高度なボケのつもりなのでしょうか。

 

 

亜麻音

お次はメインヒロインというか、パッケージのセンターにいる亜麻音ちゃん。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の亜麻音の初出勤

初出勤時の指名で延長を断られる図

亜麻音ちゃん、第一印象では個人的にナシだったけれど、初回の彼女の言動が衝撃的すぎて惚れました。

亜麻音ちゃん初出勤時の本当に不安になる接客は必見です。

この子大丈夫かな?と気になって次回も指名せざるを得ませんでした。

 

その後、二回目の来店時には既にふつうになっていました。

亜麻音ちゃん、スゴすぎる。

 

メインヒロインによくある普通にかわいくて大人しめで個性の薄そうな女の子って個人的に好きではないのですが、亜麻音ちゃんには夢中になってしまいました。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の亜麻音

聖母のような笑顔

酔ったときの声というか喋り方が癖になります。

 

「Paradise」のカワオケで歌詞をごまかして歌うのがかわいい。

「Oh! Mama Go To」のカワオケでセリフ部分をアレンジしているのも必聴。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の亜麻音

リボンの位置のせいなのか、愛らしいシーズーにしか見えなくなってきます。

シーズーとかマルチーズって耳の付け根らへんにリボンつけてる子、多くないですか?

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の亜麻音

世間知らずでちょっぴり頑固。

意外と肝が据わっているのもナイス。

 

お店の他のホストガールたちの個性が強くても全く影が薄れません。

亜麻音ちゃんはどうしても気になってしまう魅力あふれる女の子でした。

メインヒロインなのも納得です。

 

 

魅杏

お次は魅杏ちゃん。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の魅杏

典型的なツンデレです。

それ以上でも以下でもありません。

 

ちょっとひねりも欲しかったけれど、たとえ典型的でもツンデレ+ルックスが好みってだけでこんなにも愛せるものなんですね。単純な私。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の魅杏

ツンデレキャラの笑顔はかわいい。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の魅杏のポニーテール

ポニテも似合う。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の魅杏

照れ隠しの罵倒に本音が入っていてものすごくかわいいと思った瞬間。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』の魅杏のカワオケ

「26時のメイルは気がつかないにゃ…」

カワオケを歌ってもらうと頻繁にネコになります。

魅杏ちゃんはカラオケを含めてこそ魅力が倍増する子。

やはりツンデレ属性は強い。

 

持ち歌以外では、「Oh! Mama Go To」では素面時がそっけないツン、ほろ酔い時はデレです。

素面時の「JEWEL」も歌詞が魅杏ちゃんに合っていて良いです。

「半分はママのシナリオ」の歌にエコーがかかっていないのはミスでしょうか。

 

 

アイリ

最後はアンドロイドのアイリちゃん。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリ

プロフィールを聴いた時点ではノノノちゃんと同じくらい気になっていた存在でしたが、期待しすぎたのがいけなかったのかなんなのか、最終的には玲香ちゃんと同じくらいの好き度でした。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリ

生まれたてのアンドロイドということで、知識がまだ幼いのもあってかわいい。

 

カラオケでは加工の入ったロボットっぽい声で歌ってくれます。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリのポニーテール

ポニーテールもツインテールも実装可能。

 

ポニテがふつうにかわいいです。

固そうで武器っぽいですが材質は髪の毛と全く同じだそう。

 

以下、アイリちゃんの私服コレクション。

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリの私服姿

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリの私服姿

肉の高円寺…これは魅杏ちゃんのご実家では。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリの私服姿

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリの私服姿

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のアイリの私服姿

 

 

(おまけ)ブロマイド収集

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のブロマイド

お店ではブロマイドをパックで買うことができます。

雪ちゃんはどうしてヤンキー座りをしているんでしょうか…

 

一部のレアカードはホログラムになっていて、VITA本体を傾けると絵が変わります。

 

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のブロマイド

『DREAM C CLUB ZERO PORTABLE』のブロマイド

亜麻音ちゃんと魅杏ちゃんが照れた表情になるのが凝ってますね。

 

他の一部のレア度SSSカードでも絵柄が変わるのを確認しました。

 

 

おわりに

前述しましたが、酔っている人間と話すのは予想以上に楽しいということを知りました。

 

お気に入りはやっぱりカラオケ。

ストーリークリア後でもメインメニューのまったりモードで、気に入っているホストガールにカラオケで会えるのが嬉しいです。

個人的に興味のないホストガールにも指名してカラオケを歌ってもらい、全曲解禁しました。

 

個人的にはポニーテールが好きなので、ポニテのコスプレデーが1月20日で参加しやすいのはありがたかったです。

ツインテールのコスプレデーなんかは6月26日なので、ホストガールによっては調整しないとツインテを拝むまでにエンディングに入ってしまうんですよね。

 

けっこう前からプレイしてみたいと思っていましたが、その期待を裏切らない作品でした。楽しかったです。

 

 

 

 

*1:『アイドルマスター』シリーズ

*2:『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ

*3:『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

*4:『citrus』