一度始めたらやめ時が分からなくなる恐ろしいゲームでした。
楽しくてずっとやり続けてしまうので、やるなら一日の遅い時間にやる、と決めないと、『Forager』だけで一日が終わってしまいます。
遅い時間だったらだったで、寝るタイミングを掴めなくなってしまうんですけどね…
以下ネタバレあり。
木こりになる
序盤はほとんどの生産物の材料となる石炭を作るため、ひたすら木を切り倒していました。
こんなにも木こりを雇いたいと思ったのは生まれて初めてです。
コツコツと素材を集めて道具をアップグレードしたら、素材集めがかなり楽になりました。
また、レベルアップでペットを解放したら、プレイヤーの後について素材を回収してくれるようになって、これまた楽になりました。
アップグレードでこんなにもガラッと生活が変わってくれると、気持ち良くてやりがいがあります。
自然を代償にして、文化的な生活を得る
野生的な生活から、だいぶ文化的な生活になりました。
拠点周辺に石の床を敷いたところ、素材がとれるオブジェクトが自然発生しなくなったのでかなりスッキリ。
しかし、効率を求めると自然をどんどん破壊してしまいますね。
私は農業方面には手を付けず、工業や経済方面にメキメキと成長させているからなおさらです。心が苦しい。
この頃はピッケルでひたすら岩を砕く日々です。
レベルアップによって岩から石炭が出るようになったので、木こりからようやく脱出できました。
そうなると木こりの代わりに岩砕き代行がほしくなりました。本当に人間、というか私の欲って際限がないですね。我ながら恐ろしい。
このあたりから素材集めを退屈に感じることが多くなってきたので、Spotify を聴きながらやっていました。
大好きな音楽を聴きながら楽しいゲームを遊べるなんて、幸せですね。
自動化を進める
ドロイドや採掘ロッドに手を出して、だいぶ自動化できるようになってきました。
すべてを自分が行う必要がなくなったことで、以前よりは気楽に走り回っています。
また、埋立板をゲットしたので、せっせと土地を広げています。とりあえず最初の緑の大地をすべて繋げました。
画面酔いするようになる
移動していると画面酔いするようになりました。
いろいろと効率が良くなったため画面や音が常にゴチャゴチャしているのと、主人公の走るスピードが上がったのが原因でしょう。
もともと画面酔いしやすいタイプなので、走り回っているとすぐに気分が悪くなってしまいます。
とにかく楽しくて精神的な疲れも吹っ飛ぶゲームだったのに、受けるダメージのほうが大きくなってしまいました。つらい。
ヴォイドに挑戦する
初めてヴォイドに挑戦して、レベル19まで到達できました。
生活はかなり安定していて、終わりも見えてきました。レベルもカンスト間近です。
ゲームの終わりが見えると、途端に作業感を強く感じてしまう傾向があります。新しい要素との出会いがなくなるからでしょう。
「終わりたくない!」と思いながら、一番楽しんでいるときのテンションのまま終えられる作品もありますが、それは稀ですね。
ただ、本作は瞬間幸福度がかなり高かったので、あんまりイヤな気はしません。
レベルがカンストする
レベルがカンストしました。
賢者の巻物を使うと簡単に経験値が貯められることに気付きました。これを序盤に使っていたらゲーム寿命を縮めていたかもしれないので、知らなくて正解でしたね。
土地はあと1つでコンプリートできます。
他にどんな実績があるのか見てみたらけっこう大変そうだったので、手を付けるかは迷っています。ヴォイドのクリアくらいはしたいですね。
すべての土地を手に入れて、冒険が終わった
土地をすべて購入し終えました。
レベルのカンストもしたし、もう終わってもいいかな、という雰囲気になっています。
ヴォイドはレベル26まで到達しました。
本作は作業ゲーなのにそれがあんまり気にならなくて楽しかったのですが、最近は作業に退屈するようになってきました。
序盤〜中盤はめちゃくちゃ楽しくて幸せだったので、今からダラダラ遊んでその印象を逆の色で塗り替えていくのは気が乗りません。
私の冒険はここで終わったのでした。
おわりに
精神が疲れたときに『Forager』をやると少し楽になる気がしたので、本作は精神安定剤でもありますね。
ストレスがたまったりやる気がなかったりするときは、お酒に頼るよりも どハマリ系のゲームをやったほうが、同じ効果でより心身に良い気がします。
本作は『Slay the Spire』と同時進行していたのですが、頭を使うものとあんまり使わないものとでバランスが良かったです。
本作の不満点としては、私が遊んだのは PS4 版ですが、ゲームを進行させていくにつれて動作が重くなり、ロード時間も長くなっていったことですね。すべての演出効果を切っても重かったです…
序盤のサクサク感が最後まで続いたのなら、もっと長く遊んでいたかもしれません。
いやー、「やめられない、とまらない」ようなゲームに出会えて私は幸せだなあ。