ネタバレあり。
- 『あの娘にキスと白百合を』読了
- 『悪魔のリドル』読了
- 『citrus』読了
- 『明日ちゃんのセーラー服』1巻
- 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』1巻
- 『天国大魔境』1巻
- 『踊るリスポーン』1巻
- 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』1巻
- 『ふたり明日もそれなりに』1巻
- 『猫と竜』1巻
- 『ニジとクロ』1巻
『あの娘にキスと白百合を』読了
物語を終わらせてしまうのがもったいなくて最終巻を読むかちょっと迷ったのですが、単純に続きが気になるし、後がつかえている(『悪魔のリドル』全巻と『citrus』全巻を積んでいる)というのもあって読み終えました。
登場人物が多いため顔と名前とエピソードを覚えておくのが大変でしたが、いろんなカップルやその関係性が見られて尊く、ニヤニヤして足をバタつかせながら読みました。
個人的には萌が好きですね。
一見クールなのに、実は瑞希のことがめっちゃ好き、というギャップが良い。あと自分が瑞希に好かれている自信満々なところとかもね。顔も含めてタイプです。
『悪魔のリドル』読了
アニメ版『悪魔のリドル』は過去に観ているのですが、漫画版のほうが百合度が高いという噂を聞いたので読破しました。
伊介と春紀が仲良くしているのが良いです。
伊介が「ガテン系が好き」と言っていたのは伏線だったんですね。超お似合いカップルである。
どちらも家族想いという共通点もあるし、うまくやっていけそうです。
兎角と晴、千足と柩も、アニメ版より百合百合していて良かったです。
このニ組はアニメ版でも形は百合っぽかったのですが、確かそれに至る過程や感情の動きが私にはよく分からなくてイマイチだったんですよね。
アニメ版を既に観た作品の原作漫画を読破する、という行為は多分これまでしたことがなかったのですが、ストーリーをほとんど忘れていたのもあってか、けっこう楽しめたのでもっとやってもいいですね。やろう。
『citrus』読了
柚子も芽衣も、それぞれ複数の人に愛されるくらい素晴らしい人物で、その二人がメインの物語なわけですから、面白くないわけがないですよね。
最終巻は読むのがもったいなくて、休み休み読みました。
アニメ版で完結しているのかと思っていたら全然そんなことはなかったので、原作漫画を読んで本当に良かった…。
アニメ版の内容はうろ覚えなのですが、多分4巻までしかアニメ化していません。10巻完結なので、6巻分も続きの話が読めてしまうなんて最高ですね。幸せでした。
そして続編の『citrus+』を読み始めました。
『citrus+』1巻で作者さんが「『citrus』は出会い編」と言ったのが、私の脳では考え着けないレベルに想定外でした。
あの重くて深かった物語が「出会い編」でしかないだって? これからまだまだ続くってこと? 幸せだなあ。
『明日ちゃんのセーラー服』1巻
主人公の明日 小路ちゃん、こんなにキラキラした人間がいていいのだろうか… 私には眩しい… 眩しすぎて心が苦しい。
たとえどんな逆境に出くわしても、彼女なら徳の力で解決してしまいそうです。
小路ちゃんを見ていると、自分が見ている世界は自分の考え方と行動次第でいくらでも変えられるんだろうな、と思えてきます。
『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』1巻
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
- 作者:森田季節(GAノベル/SBクリエイティブ刊),シバユウスケ,紅緒
- 発売日: 2018/01/12
- メディア: Kindle版
『スライム倒して300年~』が百合アニメらしいとの噂を聞いたので原作、というか原作のコミカライズ版を読みました。
恋愛的なやつではなく、絆的な百合ですね。
タイトル通り主人公が強すぎるので基本的に平和で、安心して物語を追えました。
ファンタジースローライフ日常系。これから面白くなりそうだったのでアニメ版も観よう。
『天国大魔境』1巻
個人的に石黒正数さんといえば『木曜日のフルット』だったので、日常系を書く人だと勝手に思い込んでいたのですが、本作は SF でめっちゃ面白かったです。
主人公たちの性別が一見よく分からないところも良い。
『踊るリスポーン』1巻
絵柄といい中二っぽい設定といい個性の強いキャラクターといい、なんだこの私の好みド直球な漫画は…。好き。
顔が良くてヤンデレな女の子に好かれるって良いですね。
私も彼らのように好き勝手に生きたい。
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』1巻
設定が斬新です。
彼女が3人になった時点で私は既にお腹いっぱいなのに、100人になったらどうなってしまうんでしょうか。四六時中 胸キュンして、過負荷で死んでしまうんじゃないだろうか。
真偽はおいといて、人生における総心拍数は決まっている、みたいな話を聞いたことがありますし、このままだと主人公はそれを使い切って早死にしてしまいそうです。
それにしてもこの主人公、非常に誠実で、ラブコメにありがちな変態さが今のところほぼゼロなので、好感が持てます。
こういう、澄み切った心によって他人の心を知らず知らずに救ってしまう系の主人公、大好きなんですよね。
どんな終わり方をするのか気になります。
主人公の恋愛との向き合い方を見ていて、「ああ、私が恋愛 ADV を好きなのは、自分が恋をしたいからではなくて、相手を幸せにできるのが嬉しいからだったんだなあ」と気付きました。
読んでいて『レズと七人の彼女たち』という漫画を思い出しました。
あれも全員公認の七股で、恋愛関係においてはみんな幸せにやっているのが良い。しかもノンフィクションなのがすごい。
『ふたり明日もそれなりに』1巻
目が完全に開いてなくて気が抜けているようなキャラクター、性別問わず良いですよね。
『猫と竜』1巻
原作小説のコミカライズのようです。
こんなに濃いネタをバシバシ出してしまって、しかもそれを1話で終わらせてしまって、ネタ切れしてしまわないかと不安になります。物語の密度が高い。
設定が凝っているので、ファンタジー作品に対して食傷気味であってもとても楽しめました。
『ニジとクロ』1巻
えっ、めっちゃかわいいんですが。
こういう小さくてかわいい生き物はあんまり好きじゃなかったはずなんだけれど、ニジはかわいい。
実在しない生き物で設定が面白いというのもあるし、デフォルトが無表情で目が半開きなところも良い。
知能が高すぎない動物は、自分の感情に素直なのが良いですね。
既視感のある顔だなーと思ったら、「やわらか戦車」でした。
ちゃんとした言葉をしゃべったと思ったら、「へげるもんね!」「みとれすめんもんなー!」とか、意味不明なことを言い出す姿もかわいくて面白くて笑ってしまいます。
頻繁に声を出して笑ってしまうので、人前では読めない作品です。
しかし一生添い遂げないといけないと思うと、飼い主の負担が大きくて不安になりますね。
主人公にもしも恋人ができたらどうなってしまうんでしょう。
本作を読む直前に、『聖なるズー』という動物性愛者についての本を読んでいたのもあって、ニジとパートナーとなって添い遂げるのもアリだな…とか思ってしまいました。
面白かったので、読んだあとすぐに2周目に突入しました。