ネタバレあり。
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』
引用元:『蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−』PV第4弾! - YouTube
- 公式サイト:アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP
- 放送時期:2013年10月~12月(全12話)
- 原作:漫画
1話だけを観た段階では引き込まれなかったのですが、続きを観ていたらだんだん面白くなってきました。
メンタルモデルという概念が面白いです。
しかもただ擬人化してみました、ではなく、人間の思考を取り入れるために人間の形になってみました、という理由があるので納得もできます。これを考えた作者さんはすごい。
あと船がなくてもメンタルモデル単体で戦えるのは強い。
本作に限らず、AI が感情や意思を学んで獲得していく過程が好きなので引き込まれました。
登場するメンタルモデルが少ないおかげもあって、全員の魅力がしっかり描かれているのも感情移入しやすくて良かったです。
イオナの群像への思いの再認識と、自らの変化の確信。命を捧げられるほどのタカオの群像への愛。心の拠り所であったアドミラリティ・コードから追放され、マヤを失ったコンゴウの孤独と悲しみ。
10話での艦たちの総合的な感情量が最高潮に達していて心が震えました。
そして緊迫したシーンでかかる音楽がいちいちかっこいいんですよね。
普段アニメの音楽は右から左へ流す感じに聴いている私ですが、本作の音楽にはいちいち反応して聴き入ってしまいました。
『ご注文はうさぎですか? BLOOM』
引用元:TVアニメ第3期『ご注文はうさぎですか? BLOOM』放送直前PV - YouTube
- 公式サイト:TVアニメ「ご注文はうさぎですか?BLOOM」公式サイト
- 放送時期:2020年10月~12月(全12話)
- 原作:漫画
『ごちうさ』のことは以前までこんなに好きではなかったはずなのに、PSVITA の音ゲー『ミラクルガールズフェスティバル』のおかげでかなり好きになりました。
単純接触効果が働いたのでしょう。
『ごちうさ』はキャラクター全員の心が綺麗で、ただただ尊敬するばかりです。
9話で千夜ちゃんの名前が「宇治松 千夜」だと初めて知って、宇治抹茶だ!と感動しました。
もしや、と思って Wikipedia を見てみたら、ココアの名前は保登心愛、つまりホットココアだったし、そもそもこの子たち、漢字の名前があったんですね。
舞台が外国っぽいので日本人じゃないと勝手に思っていました。
そんな感じでチノはカプチーノ、リゼはテテザリゼ(お茶)、シャロはキリマンジャロ(コーヒー)、マヤはジョウガマヤ(紅茶)、メグはナツメグが元ネタっぽいです。
はー、これは最近一番の発見でした。
『無限の住人 -IMMORTAL-』
引用元:アニメ「無限の住人-IMMORTAL-」PV Amazonプライムで新作配信 津田健次郎が万次 凜は佐倉綾音 - YouTube
- 公式サイト:『無限の住人-IMMORTAL-』公式サイト
- 放送時期:2019年10月~2020年3月(全24話)
- 原作:漫画
2クール以上の長かった物語が終わりそうになると緊張してくるのはなぜなんでしょう。
終わり方を受け入れられるか、広げられてきた風呂敷を自分のなかで綺麗に折り畳めるかが不安になるのでしょうか。
その後、観終わりました。そう来たか…。そうか、凛が主人公な気がしていましたが、万次が主人公だったんですね。長い旅でした。面白かった…。佐倉綾音さんの演技も上手でした。
原作漫画が全30巻で、本作が全24話ということで、かなり端折っていそうなので原作も読みたいです。
本作を観てから佐倉綾音さんに興味が湧いてきたので、『新サクラ大戦』をプレイする日が少し近づいた気がします。
私は旧『サクラ大戦』シリーズのファンです。自分の中のサクラワールドを壊してしまいそうで、いまだに新作をプレイできていません。しかし気になってはいます。
佐倉綾音さんといえば、個人的には『艦これ』の島風というキャラクターで声と名前が一致した人です。
その後も似た声でいろいろな役をやられていたので、「またこの声か…」なんて思ってウンザリしていたのですが、最近は声の質をいろいろと変えていることが多いようで、嫌いではなくなってきました。
そもそも島風のあの声が嫌い、というわけではなかったのですが、あまりにも島風のイメージが強すぎて、作品よりもそちらに意識を引っ張られてしまうのがイヤだったんでしょうね。ちょっと避けていてすみませんでした。
短めなアニメ感想まとめ
300字以下くらいの短めな感想はこちらにまとめました。
『ソウナンですか?』(2019年)
汚水を口移しで肛門から入れるシーンはかなりハラハラしました。
そのやり方が正しいかどうかは私には分からないけれど、本気のサバイバルでしたね。
今はスマホでなんでも調べられるから知識を頭に入れておくこと自体にあまり価値はないけれど、サバイバルな状況下では知識はとても重宝するなーと思いました。あと体力も。
ほまれのかっこよさに憧れます。
私も、極限状態にあるときに尿を飲んだり動物の糞を手に塗りたくったりするのを厭わないくらい、強かに生きていけるようになりたい。
『月曜日のたわわ』(2016年)
トントン拍子に話が進みすぎて「これなんてギャルゲー?」状態。
ギャルゲーがしたくなります。ドキドキしたいです。
『兄に付ける薬はない!』(2017年)
バカな男たちの友情が良い。
『スポンジ・ボブ』で言えばパトリック的な立ち位置のカイシンが好きです。
プラスアルファでヒロインのシーミョがかわいい、というスパイスもあります。妹がほしい。
『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』(2018年)
本作はタイトル通りの内容なのですが、ハーレムアニメとは違ってみんな嫌な顔をするのが新鮮です。これが現実か。
ドMであり崩壊願望もある私にはピッタリなアニメでした。
さっきまで幸せそうな顔をしていたのに、っていう、女の子の感情の振れ幅もすごい。
そんなに嫌なら見せなきゃいいのに…
まあいきなり「パンツ見せて」なんて言われたらドン引きしますよね。
主人公は相手への愛があるわけではないただのパンツ好きっぽいので、変態だと思われても仕方ないです。
本作はこの「日常系ぶち壊しモノ」ってやつをセルフでやってますね。
着衣至上主義の私としてはパンツを見たいわけではないんだけれど、それまでの日常や関係が崩壊していくさまがたまらなくゾクゾクするのでつい観てしまいました。
『放課後ていぼう日誌』(2020年)
堤防釣りをやったことがあるので、楽しんで観られました。
手のひらサイズの小さい魚なのに引っ張る勢いが強くてビックリするの、よく分かります。
私は不器用なので仕掛け作りに苦労しましたが、主人公は裁縫好きで手先が器用なので、釣りに向いてそうですね。
私は魚を待つ時間があまり好きになれず、釣りからは離れてしまいました。
夏海は仕掛け選びや釣れないときも含めて釣りが好きだと言っていて、ああ、私も好きなもののことくらいは全部ひっくるめて好きだと言いたいなーと思ったのでした。
部長の方言がかわいい。
私もこういう変わった部活に入って、友人とまったり過ごしてみたかった…。
『おちこぼれフルーツタルト』(2020年)
ロコちゃんの声がかわいい。
メインキャラクターたちの間に百合の矢印が飛び交っていて、百合をゴリ押ししている感じが個人的に新鮮で良かったです。
生々しい描写が多くて、お色気要素が苦手な自分としてはつらくなることもありました。でもライブシーンでは彼女たちの輝きに、頬が痛くなるくらいめちゃくちゃ笑顔にさせられてしまうんですよね… 悔しい。