アニメ感想『デンキ街の本屋さん』『メカクシティアクターズ』

ネタバレあり。

 

 

『デンキ街の本屋さん』

デンキ街の本屋さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

デンキ街の本屋さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

 

とあるデンキ街にある本屋と、そこで働く店員たちのお話。漫画原作のラブコメです。

 

店の名前は「うまのほね」。

「デンキ街」と「うまのほね」と聞けば、どんな本屋なのかはピンと来るはず。そう、「とらのあな」や「アニメイト」的なお店です。

『WORKING!!』の秋葉原版というか、オタク版。『WORKING!!』は観るのを途中で断念してしまいましたが、こちらはオタク関連ということで最後まで観ることができました。

ところどころにオタク的ネタが散りばめられているのが嬉しいです。

 

店員はオタクだらけ。実に良い!

実在のこういう本屋の店員さんもオタクの人が多いのでしょうか。そこで働いているうちに扱っている商品に興味がわいて、オタク道に足を踏み入れたりとかもあるかもしれませんね。

原作では主人公は海雄のようですが、アニメ版では店員7人が全員主人公のような感じでした。

みんながあだ名で呼び合っているのが素敵。本名は出てきません。

特に海雄については、私は最後までその名前を聞き取ることができず、あやふやなままでしたが全然問題がありませんでした。

個人的に海雄のことがそんなに気に入っていなかったからというのもあるでしょうが、名前(特に本名)なんてそんなに必要なものではないですよね。呼ぶのに不便だから名前が存在するわけで、呼び分けることができたら(つまりテキトーに呼んだとしても誰だか分かりさえすれば)それでいいのです!

それでも本名で呼び合っているアニメだと、名前が聞き取れないと気になってしまうので不思議です。


私はソムリエと腐ガールが好きでした。

腐ガールのルックスは『咲 -Saki-』のタコスもとい片岡 優希に似ています。

あだ名である「腐ガール」の「腐」は、腐女子からではなく、ゾンビ好きから来ているというのが意外で面白かった。

ああいういわゆるロリ担当キャラは好きになることが少ないのですが、腐ガールはちょっとイカれてる部分(ゾンビを見るとバットを振り回すなど)があるのが私にはどうやらツボだったようです。

ソムリエはガタイがよくて無口。ソムリエと言われるほど漫画に詳しく、外見からは想像できないくらいオタクなのが良いです。

 

ひおたんは「かわいい」らしい。そういえば「ひおたん」のことも「ひよたん」だと思っていました。もう名前なんてどうでもいい!

アニメのなかでの美醜の感覚って分からないですねー。みんな美形に見えるのに差があったり、フツーに見える人が美形扱いされていたり。

漫画家の岩本 ナオさんくらい描き分けてくれないと私には分かりません。▼

雨無村役場産業課兼観光係 1 (フラワーコミックス)

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個人的には恋愛要素は求めていないのですが、本作はラブコメです。…はーラブコメかー。

ラブコメやるならせめて悲しい展開にならないように、報われない人が出ないようにしてほしいです。

カメちゃんのは予想はしてたけど切ない…。つもりんもいい子や…。

 

本作のギャグはまあまあ好きでした。

最終話で急に本編に登場し始めるうまなみちゃん(「うまのほね」イメージキャラクター)は一体なんだったのでしょう。シュールすぎます。
最終話スタッフロール後のうまのほねスタッフの話が一番笑えました。「こんなにいたんだね!」

 

 

『メカクシティアクターズ』

メカクシティアクターズ 1「人造エネミー」(完全生産限定版) [DVD]
 

ボカロPでもある「じん」さんのメディアミックス作品「カゲロウプロジェクト」のアニメ。

じんさんは2011年からニコニコ動画でVOCALOID曲の発表をしており、そこからカゲロウプロジェクトが生まれたようです。

一時期、私の中ではじんさんといえばVOCALOIDのIA(イア)ですし、IAといえばじんさんというイメージがありました。

IA DUO PACKAGE スターターパック

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劇中でじんさんの曲が聴けるのが良かったです。

歌っているのがVOCALOIDではなく人間だったのは残念でしたが、9話の「アヤノの幸福理論」だけは雰囲気と合っていていいなと思いました。あのシーン、急にビミョーなCGになったので目を疑いましたが…

11話の「オツキミリサイタル」だけはIAの歌唱でした。それで「IAの声だ!」と喜んでいたら、アニメの登場人物たちが「モモ(登場人物)の声だ」と言っていてとても違和感がありました。

キャラクターに関連する曲について、声優さんに歌ってもらうという選択肢はなかったのでしょうか。

 

好きなキャラクターはタカネです。目つきが悪いキャラクターが好き。

 

シャフト制作なのは雰囲気と合っていて良かったと思います。化物語っぽい演出でした。

アニメが、ニコニコ動画で発表されたカゲロウプロジェクトの楽曲の動画作成を担当している しづさんの絵柄そのままだったので安心しました。

じんさんがこれまでに発表した楽曲たちを使えるので、劇中ではたくさんのボーカル曲が流れ、他のアニメと比べてゴージャス感がありました。

 

カゲロウプロジェクトについてはずっと気になっていたので、どんな物語なのかが大体分かってよかったです。メディアによって進むルートが異なるらしい。

アニメでは毎話、続きが気になって仕方ありませんでした。どんどん謎が解けていくことを期待していたのですが…

ラストは展開が急すぎて消化不良。あと3話くらい使ってほしかったです。

ストーリーよりキャラクターをプッシュするにも、主要人物以外がほったらかしだったのは残念。特にセトなんかはほぼスポットライトが当たっていません。ヒヨリちゃんはどうなったの?

なんだか中途半端な作品になってしまっていてもったいないです。原曲→小説や漫画→アニメ、と見ていけば分かるのかもしれませんが、アニメから入るとさっぱり分かりません。

評価が大きく分かれる理由はここだと思います。カゲロウプロジェクトのファンだったり、化物語のようなシャフト制作アニメの雰囲気が大好きだったりすれば楽しめると思いますが、それ以外は…

 

 

アニメを観終わった後、ニコニコ動画で発表されていたカゲロウプロジェクトの全楽曲を聴きました。

~カゲロウプロジェクト~ by じん - ニコニコ動画

なるほど分からん。物語を知ってからも分かりにくいです。

音楽も動画も好きだけど歌詞が理解できません…