ネタバレあり。
『BanG Dream! 2nd Season』(2週目)
『ガルパ』のストーリーを読んだあとだと、頭の中にメンバーに関する情報が詰まっているので、アニメを観るときの解像度が上がっていてめちゃめちゃ楽しい。
アニメ2期は1期開始時点から1年が経っていて、香澄たちが唐突に進級していたので、1周目のときは楽しめてはいたものの、実際はついていけていなかったんじゃないかと今となっては思います。
後半のおたえの話が強烈なため忘れがちですが、4話のミッシェルが飛ぶシーンでも感動したんですよね。
怖いはずのに、こころを助けるために飛ぶ美咲ちゃん。その想いの強さに胸が熱くなります。コマンドをうまく入力できなくて諦めかけていたときに、こころの顔を見て覚悟を決める美咲ちゃん。まるでこころを守る騎士のようです。これなんのアニメでしたっけ。
美咲ちゃんが落ちるときの悲鳴がわざとっぽくなくてリアルなのも良いんですよね。
9話はやっぱり「タクシー使おうよ」って思ってしまいました。高校生だから金銭的に厳しいのでしょうか…
『BanG Dream!』(2週目)
引用元:【Web限定】BanG Dream!<バンドリ!> #4予告 - YouTube
- 公式サイト:BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト
- 放送時期:2017年1月~4月(全13話+OVA)
- 原作:メディアミックス
2期、3期に続いて1期の2周目も観ました。
今回は『ガルパ』のストーリーを2019年10月頃まで読んでからだったので、いろいろ発見があって面白かったです。
せっかくなので気付いたことを簡単にまとめました。
1話
- 『ガルパ』では香澄の個性的な髪型は星をマネしたものだと言っていたけれど、アニメでは妹の明日香に髪型を突っ込まれたときに猫っぽいマネをしていたので、この頃はまだ設定がかたまっていなかったんだろうか。
- 香澄と同じクラスにしれっとイヴやはぐみがいる。
- 香澄は「キラキラドキドキしたい」と言いつつも、明日香と同じ学校に進学したり、部活を決めかねてあすかと同じ水泳部に入ろうとしたりと、行動力はあるものの、バンドに出会うまではわりと流されて生きていたのかなーと感じた。
このあたりからも Poppin'Party の影響力の大きさというか、絆の強さを感じる。
逆にあすかは相変わらず受験を意識しているので、しっかりと将来を決めているっぽい。 - 有咲が香澄に猫をかぶらずに済んだのは、始まりが対等な関係ではなかったからというのもあると思う。有咲は香澄を泥棒だと思っていたわけだから。結果的に、有咲にとっては良かったように思える。
この頃は有咲の香澄に対する言葉遣いがまだ少しやわらかいので、それなりの遠慮はあるのだろう。 - 「バンドを始める」と話す香澄を見ているときの沙綾の心情を思うとつらくなる。
- 1話で Glitter*Green のライブに沙綾を誘ったのは、CHiSPA の夏希だったのか。確かに客席に CHiSPA がいた。こんなの人間関係がよく分かっていない初見の1話では気付けないぞ…。
2話
- 沙綾が香澄を追って有咲のクラスに入らなかったのは、そこに夏希がいたからか。沙綾、隠れていたし。
- 有咲は単純に、ランダムスターが金目のものだと気付いてオークションに出したのかもしれない。
もうひとつの可能性として、香澄のことが良い意味で気になるけれど、接し方が分からないからイジワルしていた、みたいなのもありそう。 - 香澄がランダムスターを落として壊したとき、有咲はランダムスターより先に香澄のケガの心配をした。この時点で、いやもっと前から、有咲のなかでは香澄のことがとても大切になっているんだよなあ。
- この時点でランダムスターには Poppin'Party のお揃いのギターストラップが付いている。この世界においてはあのギターストラップは市販品だったのか。
- 有咲が初めて香澄を名前で呼んだ瞬間に、尊さが溢れていた。
3話
- 初めて一緒にお昼ご飯を食べたときから、沙綾は有咲のかわいさにツボっていたんだな。
- Poppin'Party のみんなにとって、香澄は救世主みたいな存在だったんだな。
逆もまた然り、なのが良い。香澄が入学したてのときにふわふわしていたことを思うと、本当にバンドに出会えて良かったな、と思う。 - SPACE のライブを観に来ているガールズバンドパーティの皆さん。
千聖と薫が一緒に来ていて仲良しっぽい。増える蘭ちゃんのメッシュ。モカちゃんや美咲ちゃんの話し方が変。
まだ設定がかたまっていないのか、別キャラっぽくて初々しい感じがする。
4話
- おたえのキャラが若干定まっていない。
- 香澄とおたえの家庭科の課題が終わらなくて、「補習 今日中に!」と黒板に書かれている日の翌日になってもサボってギターを弾いている二人を見逃す、担任の先生が優しい。
- 香澄と一緒にいて嬉しそうな有咲を見ると幸せな気持ちになれる。ありがとうございます。
5話
- おたえのギターストラップが香澄と同じものだ。ESP 製だし、被るくらいメジャーなのだろうか。
7話
- パピコらしきものを友達と半分こにしてみたかった有咲がかわいい。
8話
- 文化祭でこころと花音を発見。
- お化け屋敷を怖がるりみ。りみのホラー好きという設定はまだなかったのだろうか。
- 朝、有咲の家に香澄がいなかったのは、沙綾に歌詞を届けに行っていたからだったんだな。
- りみのベースストラップも香澄やおたえとお揃いだ。この時点では「みんなでお揃いにしよう!」となっている気もするけれど、こんなに被るものかと相変わらず不思議に思える。
- 沙綾、体育館のドア閉めてー。
12話
- 有咲、寝相悪すぎ。
OVA
- Roselia のキャラが今とちょっとずつ違う。明るいりんりん。紗夜が一番変わらない。リサは声優が変わっているのに、話し方のクセが似ているのがすごい。リサの魂はしっかり受け継がれたんだな。
短めなアニメ感想まとめ
300字以下くらいの短めな感想はこちらにまとめました。
『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』(2015年)
3話のアドリブパートでは、実際に卓球をしながらアフレコ(正しくはプレスコ*1)をしているようで、新しい。やっぱり『てさぐれ!部活もの』シリーズはアドリブパートが好きだなー。声を出して笑ってしまいます。
Vtuber のホラゲ実況好きとしては、5話のお化け屋敷も良かったです。葵ちゃんが本気で怖がっているのがかわいい。
卓球のときもそうでしたが、広い場所で動きながら撮ったときに音質が悪くなっているのが、本当にアドリブでアフレコしているんだな、と感じさせてくれてリアルで良いです。
7~8話の人狼回がとても面白かったです。
でも一番笑ったのは総集編的な11話でしたね。笑いすぎて頬のライフがゼロになり、その後、頭痛に襲われるほどでした。
『灰羽連盟』(2002年)
ほんわかしつつも陰のある雰囲気がすごく好きです。
オールドホームのみんなが自分たちやこの世界のことを完全に理解しておらず、手探りなところもワクワクしました。
『それでも町は廻っている』(2010年)
主人公がクズっぽいので観るのを断念しそうになったものの、結局最後まで観てしまいました。
ED 曲の「メイズ参上!」の中毒性が高くて何度も聴いています。バンドって楽器は自由なんですね…
石黒正数さんの書く、鯨井先輩や紺先輩みたいなビジュアルのキャラクターが好きなんですよね。最初に紺先輩を見たとき、雰囲気がそっくりすぎて同一人物かと思いました。
『PUI PUI モルカー』(2021年)
モルカーの声にはすべてモルモットの声を使っている、ということを知って驚きました。モルモットってこんな声を出すんですね。
『呪術廻戦』(2020年)
14話になって OP・ED が変わりました。新 ED では、仲間とのなんてことない日常のふれあいが描かれていてグッときます。
バトルアニメは得意ではないので物語にあまり入り込めていなかったのですが、ヒューマンドラマ好きとしては、素の自分を出してはしゃぐ姿とか、野薔薇の心からの笑顔とか、そういう仲間同士の繋がりを見せられると弱いんですよね。
『のんのんびより のんすとっぷ』(2021年)
『のんのんびより』シリーズの贅沢にとられた「間」が好きなんですよね。ゆっくりと流れる時間を感じることができて癒やされます。
*1:「プレスコとはプレスコアリング (prescoring) の略で、台詞や音楽・歌を先行して収録する手法である。」プレスコ - Wikipedia