漫画感想『ニジとクロ』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』など11作品

ネタバレあり。

 

 

『あの娘にキスと白百合を』読了

物語を終わらせてしまうのがもったいなくて最終巻を読むかちょっと迷ったのですが、単純に続きが気になるし、後がつかえている(『悪魔のリドル』全巻と『citrus』全巻を積んでいる)というのもあって読み終えました。

 

登場人物が多いため顔と名前とエピソードを覚えておくのが大変でしたが、いろんなカップルやその関係性が見られて尊く、ニヤニヤして足をバタつかせながら読みました。

 

個人的には萌が好きですね。

一見クールなのに、実は瑞希のことがめっちゃ好き、というギャップが良い。あと自分が瑞希に好かれている自信満々なところとかもね。顔も含めてタイプです。

 

『悪魔のリドル』読了

悪魔のリドル(1) (角川コミックス・エース)

悪魔のリドル(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者:南方 純
  • 発売日: 2013/08/16
  • メディア: Kindle版
 

アニメ版『悪魔のリドル』は過去に観ているのですが、漫画版のほうが百合度が高いという噂を聞いたので読破しました。

 

伊介と春紀が仲良くしているのが良いです。

伊介が「ガテン系が好き」と言っていたのは伏線だったんですね。超お似合いカップルである。

どちらも家族想いという共通点もあるし、うまくやっていけそうです。

 

兎角と晴、千足と柩も、アニメ版より百合百合していて良かったです。

このニ組はアニメ版でも形は百合っぽかったのですが、確かそれに至る過程や感情の動きが私にはよく分からなくてイマイチだったんですよね。

 

アニメ版を既に観た作品の原作漫画を読破する、という行為は多分これまでしたことがなかったのですが、ストーリーをほとんど忘れていたのもあってか、けっこう楽しめたのでもっとやってもいいですね。やろう。

 

『citrus』読了

citrus: 1【特典付】 (百合姫コミックス)

citrus: 1【特典付】 (百合姫コミックス)

 

柚子も芽衣も、それぞれ複数の人に愛されるくらい素晴らしい人物で、その二人がメインの物語なわけですから、面白くないわけがないですよね。

最終巻は読むのがもったいなくて、休み休み読みました。

 

アニメ版で完結しているのかと思っていたら全然そんなことはなかったので、原作漫画を読んで本当に良かった…。

アニメ版の内容はうろ覚えなのですが、多分4巻までしかアニメ化していません。10巻完結なので、6巻分も続きの話が読めてしまうなんて最高ですね。幸せでした。

 

そして続編の『citrus+』を読み始めました。

『citrus+』1巻で作者さんが「『citrus』は出会い編」と言ったのが、私の脳では考え着けないレベルに想定外でした。

あの重くて深かった物語が「出会い編」でしかないだって? これからまだまだ続くってこと? 幸せだなあ。

 

『明日ちゃんのセーラー服』1巻

明日ちゃんのセーラー服 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

明日ちゃんのセーラー服 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:
  • 発売日: 2017/05/02
  • メディア: Kindle版
 

主人公の明日 小路ちゃん、こんなにキラキラした人間がいていいのだろうか… 私には眩しい… 眩しすぎて心が苦しい。

たとえどんな逆境に出くわしても、彼女なら徳の力で解決してしまいそうです。

小路ちゃんを見ていると、自分が見ている世界は自分の考え方と行動次第でいくらでも変えられるんだろうな、と思えてきます。

 

『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』1巻

『スライム倒して300年~』が百合アニメらしいとの噂を聞いたので原作、というか原作のコミカライズ版を読みました。

恋愛的なやつではなく、絆的な百合ですね。

タイトル通り主人公が強すぎるので基本的に平和で、安心して物語を追えました。

ファンタジースローライフ日常系。これから面白くなりそうだったのでアニメ版も観よう。

 

『天国大魔境』1巻

天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス)

天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス)

  • 作者:石黒正数
  • 発売日: 2018/07/23
  • メディア: Kindle版
 

個人的に石黒正数さんといえば『木曜日のフルット』だったので、日常系を書く人だと勝手に思い込んでいたのですが、本作は SF でめっちゃ面白かったです。

主人公たちの性別が一見よく分からないところも良い。

 

『踊るリスポーン』1巻

踊るリスポーン(1) (ヤングマガジンコミックス)
 

絵柄といい中二っぽい設定といい個性の強いキャラクターといい、なんだこの私の好みド直球な漫画は…。好き。

顔が良くてヤンデレな女の子に好かれるって良いですね。

私も彼らのように好き勝手に生きたい。

 

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』1巻

設定が斬新です。

彼女が3人になった時点で私は既にお腹いっぱいなのに、100人になったらどうなってしまうんでしょうか。四六時中 胸キュンして、過負荷で死んでしまうんじゃないだろうか。

真偽はおいといて、人生における総心拍数は決まっている、みたいな話を聞いたことがありますし、このままだと主人公はそれを使い切って早死にしてしまいそうです。

 

それにしてもこの主人公、非常に誠実で、ラブコメにありがちな変態さが今のところほぼゼロなので、好感が持てます。

こういう、澄み切った心によって他人の心を知らず知らずに救ってしまう系の主人公、大好きなんですよね。

どんな終わり方をするのか気になります。

 

主人公の恋愛との向き合い方を見ていて、「ああ、私が恋愛 ADV を好きなのは、自分が恋をしたいからではなくて、相手を幸せにできるのが嬉しいからだったんだなあ」と気付きました。

 

読んでいて『レズと七人の彼女たち』という漫画を思い出しました。

あれも全員公認の七股で、恋愛関係においてはみんな幸せにやっているのが良い。しかもノンフィクションなのがすごい。

レズと七人の彼女たち 1巻

レズと七人の彼女たち 1巻

 

 

『ふたり明日もそれなりに』1巻

ふたり明日もそれなりに 1巻: バンチコミックス

ふたり明日もそれなりに 1巻: バンチコミックス

  • 作者:すずゆき
  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: Kindle版
 

目が完全に開いてなくて気が抜けているようなキャラクター、性別問わず良いですよね。

 

『猫と竜』1巻

猫と竜 (1)

猫と竜 (1)

 

原作小説のコミカライズのようです。

こんなに濃いネタをバシバシ出してしまって、しかもそれを1話で終わらせてしまって、ネタ切れしてしまわないかと不安になります。物語の密度が高い。

設定が凝っているので、ファンタジー作品に対して食傷気味であってもとても楽しめました。

 

『ニジとクロ』1巻

ニジとクロ: 1【イラスト特典付】 (REXコミックス)

ニジとクロ: 1【イラスト特典付】 (REXコミックス)

  • 作者:武梨 えり
  • 発売日: 2019/06/27
  • メディア: Kindle版
 

えっ、めっちゃかわいいんですが。

こういう小さくてかわいい生き物はあんまり好きじゃなかったはずなんだけれど、ニジはかわいい。

実在しない生き物で設定が面白いというのもあるし、デフォルトが無表情で目が半開きなところも良い。

知能が高すぎない動物は、自分の感情に素直なのが良いですね。

既視感のある顔だなーと思ったら、「やわらか戦車」でした。

 

ちゃんとした言葉をしゃべったと思ったら、「へげるもんね!」「みとれすめんもんなー!」とか、意味不明なことを言い出す姿もかわいくて面白くて笑ってしまいます。

頻繁に声を出して笑ってしまうので、人前では読めない作品です。

 

しかし一生添い遂げないといけないと思うと、飼い主の負担が大きくて不安になりますね。

主人公にもしも恋人ができたらどうなってしまうんでしょう。

本作を読む直前に、『聖なるズー』という動物性愛者についての本を読んでいたのもあって、ニジとパートナーとなって添い遂げるのもアリだな…とか思ってしまいました。

 

面白かったので、読んだあとすぐに2周目に突入しました。

 

 

最近触れた漫画と音楽まとめ『将来的に死んでくれ』『徒然日和』など11作品

投稿するタイミングを逃してしまった漫画と音楽の感想をまとめて放出します。

加筆修正はしていないため当時の感想そのままです。

以下ネタバレあり。

 

 

読んだ漫画

2018年12月頃に読んだ漫画の感想です。

『将来的に死んでくれ』1巻

将来的に死んでくれ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

将来的に死んでくれ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:長門知大
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: Kindle版
 

「私は小槙ちゃんを抱けるなら10万も惜しくないの」
女子高生・菱川 俊が恋しているのは、同じく女子高生の刑部小槙! この恋心、お金を積んででも届けたい! たとえ手段は不純でも、小槙への想いは、純粋で一点の曇りナシ!!

百合コメディ漫画。

 

私が漫画を読むときはいつも、まずセリフを読んで、絵はストーリーのおおざっぱな状況を把握できる程度に流し見るくらいなんですが、百合漫画はその存在が貴重なので1コマ1コマじっくり見てます。

百合は心のオアシス。

 

小槙に対して、しょっちゅうちょっかいというか一途で不純な想いをぶつけている俊。

小槙は毎回ハッキリ拒否しつつも友達としてはいつも一緒にいるので、「まんざらではないのでは!?」なんて思ってしまいます。

小槙はかなりドライっぽいので、小槙にとって俊が単純にまあまあ面白いから一緒にいるだけで、他意がない可能性も十分にありますが。

 

Amazonのレビューを見ていたら、1巻で俊が求愛するときによく行われる札束パンチ(札束で小槙を買収しようとする)は2巻以降は全く出てこないらしい。

これからどうなるんだ、この二人! 気になる!

 

『ピーチボーイリバーサイド』1巻

ピーチボーイリバーサイド(1) (月刊少年マガジンコミックス)

ピーチボーイリバーサイド(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

原作がクール教信者さんということで、面白くないわけがないじゃないか、と思う「クール教信者」信者です。

 

1巻で登場する、セーラー服を着ているうさぎの亜人・フラウがかわいい。頭身が高くて、なぜか裸足なのも色っぽい。

今のところ主要登場人物っぽい二人、ミコトとサルトリーヌは「殺すことが楽しい」タイプとけっこうイカれているのでストーリー的には不穏。

そういう性質を持った「桃太郎」という存在が二人だけでなくもっといるとすれば、ますます不穏です。

しかしフラウがコマに登場するとそこだけ異世界のように感じられます。目に見えない花が舞っているようなフワフワオーラを放ってる。

 

そして読み終わって分かるタイトルの意味。

「ピーチボーイリバーサイド」ってまんま桃太郎ですね。

物語はサルトリーヌ視点ですが、サルトリーヌって「猿鳥犬」じゃん。桃太郎の家来じゃん。今気付いた。

 

『徒然日和』1巻

徒然日和: 1 (百合姫コミックス)

徒然日和: 1 (百合姫コミックス)

  • 作者:土室 圭
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2018/04/18
  • メディア: Kindle版
 

ゆる百合。

絵が上手くてものすごく安定しています。

漫画はけっこう絵を飛ばして読みがちなんですが、本作にはキャラクターみんなの豊かな表情や動きをじっくり見たくなる魅力があります。

クオリティが高いので、大人気によりアニメ化されたところまで容易に想像できてしまいました。

 

七椰と実里は幼馴染で、田舎出身だから中学時の同級生は自分たちだけでいつも一緒にいたため、今もナチュラルに同棲していて既に家族みたいな関係なのがとても良いです。

学校でのシーンばかりではなく、しっかり生活感を描写してくれるのも嬉しいですね。
どちらかと言うとガサツタイプな七椰のほうが胸が大きいのがとても良い! 実里は小さめ。ナイスバランス。

私はいつも顔ばかり見ていてキャラクター毎の胸のサイズの違いなんてほとんど気にしたことがなかったのですが、実里の発言によって気付けました。

実里は自分の胸のサイズをけっこう気にしてそうですね。七椰と比べちゃっていろいろと考えてそうな、そういうとこにも二人の関係性への妄想が捗って良いです。

 

『お兄ちゃんはおしまい!』1巻

お兄ちゃんはおしまい! (REXコミックス)

お兄ちゃんはおしまい! (REXコミックス)

  • 作者:ねことうふ
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2018/06/27
  • メディア: Kindle版
 

天才妹によって美少女に変えられてしまった引きこもりオタク兄のドタバタ日常。

 

みはりが小さい頃に兄からもらった髪留めを今でも毎日付けているところに、兄への思いの強さを感じます。

兄にもっと褒めてほしくて運動も勉強も頑張った結果、逆に兄に疎ましく思われ、兄の人生をも狂わせてしまったのが切ない…

 

男性→女性のトランスセクシュアルモノって苦手意識があったんですが、絵が上手いし話もありきたりでなく面白いしこれは良いぞ。

 

『中村くんの金パは柔らかい』1巻

中村くんの金パは柔らかい(1) (月刊少年マガジンコミックス)

中村くんの金パは柔らかい(1) (月刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:熨斗目ナオ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: Kindle版
 

中村くんがパパッとかわいい小物を作るのを見ていると手芸欲が高まります。

 

傍から見ると変わっている者同士は惹かれ合うというか、自分が日頃偏見の目で見られている分、他人の「違い」を素直に受け入れられる力があるんでしょうね。

 

林さんと中村くん、どちらも一人で一作品の主役を張れそうなくらい個性の強い二人。

まだ両者ともどんな人かがすべて明らかにはされていないので、これからどんな顔を見せていってくれるのか楽しみです。

 

『少女巡礼』1巻

少女巡礼(1) (サイコミ)

少女巡礼(1) (サイコミ)

  • 作者:にしお栞
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/30
  • メディア: Kindle版
 

漫画家・東雲しおんの作品に心を救われた少女・アイコが、崇拝をこじらせて彼女に会うため上京する。

そしてなんと新居の隣人・マオが東雲しおんだった…!

 

いじめ描写やすげーイヤなヤツの登場、漫画制作の黒い裏側など、ただのオタク系日常漫画かと思いきやそうではありませんでした。

そもそも表紙のアイコの恍惚っぽい表情が狂気を感じて怖いですしね。

作品内では東京で災害が多くなっているようですし、ファンタジー要素も匂わせています。

 

いやーアイコとマオは百合に発展するんですかね。どうなんですかね。

関係ないけどマオの赤髪ロング美形で暗いものを心に抱えているようなビジュアル、めっちゃ好みです。

 

作品の続きが気になりますが、今後もイヤーなことがいろいろ起こるんでしょうね。想像すると今から胃が痛いです。

 

聴いた音楽

2019年2月頃に聴いた音楽の感想です。

『あいまいみー オリジナルサウンドトラック+』

あいまいみー オリジナルサウンドトラック+

あいまいみー オリジナルサウンドトラック+

  • アーティスト: 愛(C.V.大坪由佳)麻衣(C.V.内田彩)ミイ(C.V.内田真礼)ヤムー(C.V.天津向)
  • 出版社/メーカー: studio CHANT
  • 発売日: 2014/06/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
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「妄想アイロニー 完全版」の中毒性が強くて何度も聴いてしまいます。

原作漫画では最初の2文くらいだけだったようで、アニメ本編ではその部分に音楽がついて放送されました。

のちにこの1分26秒の完全版が爆誕。

歌詞を書いたちょぼらうにょぽみ先生も、作曲したいまざきいつきさんも、歌っているミイ役の内田真礼さんも天才だと思う。

 

アニメ版はSEや意図的にズレてるシンバルの音のおかげでただの下位互換にはなっておらず、ダブルで中毒性を発揮しています。謎のダンスも付いてますし。アニメ版も収録してほしいです。

 

『TVアニメ「BanG Dream!」キャラクターソング 市ヶ谷有咲「す、好きなんかじゃない!」』

TVアニメ「BanG Dream!」キャラクターソング 市ヶ谷有咲「す、好きなんかじゃない!」

TVアニメ「BanG Dream!」キャラクターソング 市ヶ谷有咲「す、好きなんかじゃない!」

  • アーティスト: 市ヶ谷有咲(CV.伊藤彩沙)
  • 出版社/メーカー: ブシロードミュージック
  • 発売日: 2017/08/02
  • メディア: MP3 ダウンロード
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有咲のツンデレ心を歌った「す、好きなんかじゃない!」に胸キュンが止まりません。

「キミは『ゆるゆり』の杉浦綾乃か!」って突っ込みたくなるくらいのツンデレ。歌詞でも口が悪いのが照れ隠し感が増してまたかわいいです。

 

おそらく Poppin'Party のみんなのことを歌っているんだと思うけれど、百合ソングに聞こえてニヤニヤしてしまいます。お相手は香澄かな?

 

『Catch me if you can!/そばにいるから』

Catch me if you can!/そばにいるから

Catch me if you can!/そばにいるから

  • アーティスト: 片倉恵一(CV:島?信長)/直江剛(CV:内山昂輝)
  • 出版社/メーカー: TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS
  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
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『虹色デイズ』の主要キャラクター、片倉恵一と直江剛のキャラクターソングです。

「そばにいるから」は剛の彼女であるゆきりんへの思いを歌った歌なんですが、そのお相手のゆきりんが曲中に登場しないので、人前で聞くとすごい恥ずかしい。

女の子が男の子への気持ちを歌う曲は平気なのに、逆だとこっ恥ずかしいのはなぜなんだろう…

せめてデュエットにしてくれないと人前で聞けません。

 

『Poppin'on!』

Poppin'on![通常盤]

Poppin'on![通常盤]

 

『ガールズコード』までのシングル曲からセレクトした17曲(+5曲)を収録。

キャラソンアルバムにもあったアコースティックバージョンが5曲収録されていますが、ボーカルは新規撮りおろしで、歌っているキャラも変わっています。

「ティアドロップス」は『Poppin'on!』でも香澄が歌っていますが、キャラソンアルバムのほうがねっとり歌っていて好き。

 

▼キャラソンアルバム版はこちら

【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「BanG Dream! 」キャラクターソング 戸山香澄(オリジナルL版ブロマイド付き)

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『あんハピ♪キャラクターソングシリーズ5 ヒビキ&レン』

あんハピ♪キャラクターソングシリーズ5

あんハピ♪キャラクターソングシリーズ5

 

『あんハピ♪』のヒビキの声優さん、『Go! プリンセスプリキュア』のキュアトゥインクル役の山村響さんじゃないか… キャラソン聴くまで気づかなかった!

 

 

最近読んだ漫画『ニーナとうさぎと魔法の戦車』『鉄楽レトラ』など6作品

ネタバレあり。

 

 

『ニーナとうさぎと魔法の戦車』1巻

ニーナとうさぎと魔法の戦車 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ニーナとうさぎと魔法の戦車 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

原作ラノベ、そして百合とはまったく知らずに読み始めたら百合百合しくて大歓喜。

ストーリーは熱い少年漫画という感じで、ほとんど女の子しか登場しないのがナイスです。

 

主要キャラクターである私立戦車隊「ラビッツ」のメンバーのキャラが立っていてみんなかわいいし百合だしで非の打ち所がありません。

百合としては「キキ→ドロシー」「クー←→エルザ」が有力。

原作も気になります。

 

 

『鉄楽レトラ』1~2巻

鉄楽レトラ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

鉄楽レトラ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

 

 

1巻は控えめに言って最高でした。

主人公は一見 真面目系クズっぽくて共感できるのだけれど、実際は全然クズじゃなく、むしろ純粋。

自分に自信を持てないところとか、周りにいる人からの自分への想いに全く気付かないところとか、知らない間に他人の人生を良い方向に変えてしまっていることを自覚していないところとか、変わろうとしているところとか、共感ポイントが多すぎてお話にのめり込まないではいられませんでした。

 

主人公のお母さんの

「お前が自分に自信を持てない分、私が持っててやるから、怖がらずに生きな。」

という言葉にも感動。

主人公は自己責任ながらも散々な目に合っているのですが、主人公の周りにいる人々がいいヤツらで温かくてうるっとしてしまいます。

ちゃんと見ててくれているんですね。

 

2巻は1巻に比べると重大イベントが少なく、主人公が変わろうと思ったきっかけであるフラメンコに関してもあまり進展はありませんでした。

 

『鉄楽レトラ』はヒューマンドラマとしてめちゃくちゃ面白いです。

今後主人公がフラメンコを本格的に始めればスポ根要素っぽいものが増えて、ますます面白くなりそうです。

 

 

『トニカクカワイイ』1巻

 

作者は『ハヤテのごとく!』の畑健二郎さん。

 

『トニカクカワイイ』というタイトル通り、ヒロイン・司さんがとにかくかわいい。

無表情クールなのに少し照れ屋なところとか、ロングヘアで前髪が目にかかっているところとか、目がちゃんと開いてないところとか大好き。

素直さが増した戦場ヶ原ひたぎ*1、という感じ。

 

どうして司さんは主人公と結婚してくれたのか? 彼女は何者なのか?

司さんのミステリアスさがまた魅力ですね。

そしてやっぱりかわいいので先を読みたくなります。

ちなみに一巻では司さんは謎の人のままでした。たぶん月の人とか宇宙人とかなんでしょうけれど。

 

また、人生において大事なのは行動力なのだと本作に教えられました。

トラックに轢かれて重傷でも自分が大事だと思ったこと=司さんに声をかけるために踏ん張ったり、「結婚してくれるなら付き合ってあげる」という不審な言葉に対して瞬間的にイエスと答えたり。

それだけでこんなにもかわいい子がお嫁さんになってくれるんですからね…!

やはり「バカさ」と「行動力」はドラマチックな人生を送るために必要な要素なのです。

 

 

『違国日記』1巻

 

人見知りで自称「ダメな大人」「クズ」な35歳の主人公・槙生が、亡くなった姉の娘を引き取ることになり、同居生活を通して槙生がどう変わっていくかに興味があります。

 

槙生は小説家なので、クリエイターの生活を覗き見るのが好きな私にとってはナイス。

槙生のか細い感じのルックスも好みです。

 

 

『ボクはイケメン』1巻

 

非イケメンな主人公・獅子丸(ししまる)の体に、事故で死んでしまったけれど心残りのあるイケメンな同僚・犬養(いぬかい)が幽体となって乗り移ってしまい、二人でひとつの体を共有することになる話。

 

イケメンが非イケメンの体で生活することによって絶望する場面見たさで続きを読んでいたのだけれど、逆に獅子丸がどんどん惨めになっていくのが辛かったです。

犬養が体をコントロールしているときに上手くいっているのを見ると、「イケメン」の良さとは見た目ではなくて中身のことなのだろうなーと思います。

 

その「中身イケメン」も、犬養が生前にイケメンとして生活をしてきたなかで、自然と自信をつけていきているからできることでもあると思えば、やっぱりかなりの高確率で非イケメンは不利なのかもしれません。

不利ではあるけれど、中身がイケメンになれれば覆すことは可能という感じですね。

 

 

『青野くんに触りたいから死にたい』1巻

 

主人公・優里から告白して付き合い始めた次の日に死んでしまった青野くんが幽体となり、優里にだけ見えるようになる、という幽霊ものラブコメ。

ラブコメというのはちょっとウソで、たまに絵柄に狂気を感じるなーと思っていたらやっぱりホラーでした。

 

ラブコメパートとホラーパートの雰囲気に差があるので一作で二度美味しい。

謎の多い青野くんの幽体事情だけでなく、メンヘラっぽい優里の一途さも不安や恐怖を煽るのに一役買っています。

 

 

*1:『化物語』のヒロインの一人。

最近読んで面白かった漫画『書店員 波山個間子』『終わりのち、アサナギ暮らし。』など6作品

ネタバレあり。

 

 

『書店員 波山個間子』1巻

 

『書店員 波山個間子』の主人公である波山さんは、おそらく社員割引で本が安く手に入るからという理由で本屋で働き、図書館の休館日以外に休日希望を出すほどの本好き。

 

本屋では唯一のブックコーディネーターとして働いており、人と話すのが得意ではないのであたふたしながら接客しています。

お客さんの要望に答えられるように積極的に読書をしたり、少しずつ接客に慣れていく様子だったり、現状を打破しようとする心意気が感じられて向上心をくすぐられます。

 

とはいっても熱血ものというわけでは全くありません。

表紙絵の雰囲気のように基本的にはまったりと進行し、その空気感(?)も心地いいです。

読みやすいエッセイのような感覚ですらっと読むことができ、読後感も良い。

 

『デンキ街の本屋さん』といい、私はどうやら本屋の店員目線の作品が好きなようです。

 

 

『凪のお暇』1巻

 

場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万、人生リセットコメディ!!

 

安アパートに引っ越したり、これまでやっていた月イチの縮毛矯正や朝1時間の髪のお手入れをやめて、サラサラストレートから地毛の爆発天パに戻ったりする主人公の極端さが好きです。

 

自分の殻を破るというか、こわいことや恥ずかしいことを勇気を出してやってみると世界が変わりますよね。

私も一時期その魔力にやられて行動しまくったことがあります。

ただ、勇気って一回出せばそれで終わりなんてものではなくて、何度も出し続ける必要があるので負担になってくるんですよね…

 

そういったことも踏まえて、主人公が今後どのような行動をしていくのか気になります。

ぜひ応援したいです。

 

 

『ケンガイ』1巻

 

恋愛モノというよりはヒューマンドラマと呼びたい。

 

「あたしは悪意を信じる。

悪意に嘘はないからね。

好意って嘘っぽくてなんだかわかんないや。」

 

ヒロインである白川さんは一癖も二癖もある人で、自分の興味を全振り*1している映画以外に対しては非常に冷めています。

読み進めるうちに、主人公と同様にどうしようもなく白川さんに惹かれてしまい、もっと彼女のことを知りたくなって一気に読み終えました。

主人公も白川さんも「自分」を持っているので見ていて気持ちがいいです。

 

人って相手から好意がちゃんと返ってくるからこそ好意を持ち続けられるみたいなところがあるけれど、その好意という報酬が返ってこないのに好きでい続ける主人公の気持ちこそホンモノだなーと思いました。

 

 

『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』1巻

 

ぼっちな博士と、彼が作ったロボット少女による日常系終末コメディ。

1ページ1話(1ネタ)なので気軽に読めます。

メインストーリーはまったりと進んでいきます。

 

絵がものすごく上手いわけでもなく、オチが使い回されていることもあるけれど、それらがどうでもよくなるくらいに世界観と二人のキャラクターが良いです。

天然なのか何か意図があるのかボケまくる博士と、それに罵るようにツッコむロボット少女の二人はナイスコンビ。

 

 

『タニクちゃん』1巻

 

ワケあって実家の多肉植物屋の店番を任された、34歳独身ニートな男性が主人公。

「お花の妖精」の魔法によって動いたりしゃべったりできるようになった多肉植物たち、タニクちゃんに育て方を教わりつつ、店番をこなします。

擬人化されるとますます多肉植物がかわいらしく見えてきますね。

 

バーチャルYoutuberの月ノ美兎さんを好きな私としては、うさぎの耳のような形をした月兎耳(つきとじ)という品種が気になりました。

 

こういった(私の)知らない世界に触れられる作品って、主人公がその対象物ラブな人でも、全く知識がない場合でも楽しめますね。

つまりマイナーなものを取り扱うこのジャンル自体が素晴らしい。

 

 

『終わりのち、アサナギ暮らし。』1巻

 

森で出会ったクモのような不思議な生物・アサと、一人暮らしをしていた12歳の女の子・ナギの異類交流日常譚。

終末の世界×日常系×異類(人外)、という私の好物がトリプルコンボになってしまった素晴らしい作品です。

アサがかわいい。

 

ナギは毎話なんらかの料理を作ってアサと一緒に食べており、よりストーリーが重視されたグルメ漫画という感じ。

カフェオレとカフェラテの違いは本作で初めて知りました。

カフェオレはコーヒーで、カフェラテはエスプレッソだそうです。

言い方が違うだけでどちらもコーヒーに牛乳を加えたものだと思っていました。

 

表紙からも分かるように基本的にのんびりまったり仲良しな雰囲気ではありつつ、ふとしたときのアサに対する恐怖もしっかり描かれていて緊張感があるのがリアルで良いです。

 

 

*1:全振りとは、ゲームですべてのポイントをひとつのステータスに割り振ること。

最近読んで面白かった漫画『デストロ246』『だがしかし』など10作品

ネタバレあり。

 

 

『このはな綺譚』1巻

 

アニメは1話切りしてしまったのに、原作漫画はかなり面白かったです。

アニメでは主人公の柚は新人仲居なのだけれど、漫画では1巻から既に職場である此花亭に馴染んでいて先輩の皐とも仲が良いので、世界観とキャラクターを共有している全く別の作品のように思えました。

アニメも進んだら漫画のような雰囲気になるのでしょうが、新人が失敗して苦しみながら成長するというストーリーが苦手なのでアニメのほうは観ないと思います。観るとしてもアニメ最終話までの評判次第ですね。

 

 

『おかゆネコ』1巻

 

しゃべり病にかかったネコが主人公のためにいろんなおかゆを作ってくれるお話。

おかゆが食べたくなります。

 

一人暮らしをしているときは炊飯器でよくおかゆを炊きました。炊飯器のおかげなのか白米でも玄米でもかなり美味しかったです。基本は塩だけパラパラとかけて食べていました。

おかゆにすると量が増えて満腹感もあっていいですよね。普通のご飯に飽きたときのバリエーションとしてもナイスです。

 

おかゆだけじゃなく、味噌汁で作ったおじやも好き。雑炊もリゾットも好きだし、ミキや黒糖玄米(どちらも飲料)も好きだし、どうやら私は米っぽい食感のあるドロドロした飲み物や食べ物が大好物なようです。

 

 

『デストロ246』1~3巻

 

殺し屋の女の子たちのお話。

女の子たちが殺る気になったときの表情がヤバイです。この1巻の表紙の女の子は口癖で「ヒョッヒョ」とよく言うのですが、この時点で既にイカれてる感が出ています。それなのについつい読み進めてしまう。

大声では言えないけれど、強くてかわいい女の子が人を殺しまくる描写はスカッとして気持ちが良いです。洋ゲーで好き勝手振る舞っているような自由な気分を味わえました。

バイオレンス分(?)はたまに摂取したいですね。

 

1巻でこの刺激に飽きるかと思ったら、3巻まで読んでも面白かったしもっと読みたいと思いました。

単純に「強くて」「かわいい女の子が」「人を殺す」だけでなく、「殺し屋の女の子たちがやたらと仲が良い」のも理由としてはかなり大きいはず。

 

 

『しのびがたき』1巻

 

絵が綺麗。

絵だけを例えるならXbox360のゲーム『ロストオデッセイ』みたいな感じ、と思ったけれどロストオデッセイを画像検索してよく見たら『しのびがたき』のほうが綺麗でした。ロストオデッセイのほうは思い出補正だったか。

これだけのものを描くのにかなり時間がかかっていそうなのに、どのコマも人の顔がよく描きこまれていて感動します。絵が綺麗だから引き込まれるのか、ストーリーも素晴らしいのか、とにかく絵が綺麗です。

 

 

『チョビとワタシ』1巻

 

ウサギの「チョビ」と作者「ワタシ」の日常系物語。

元はWeb漫画らしく、Twitter漫画にありがちな絵(失礼)だけれど、毎話のオチがしっかりしていてちゃんと面白いのがすごい。「ワタシ」の顔もかわいい。

 

 

『ごほうびおひとり鮨』1巻

 

10年以上付き合っていた恋人と別れた主人公が、傷心を癒やすために贅沢しようと高いお寿司屋さんに行ってみたらハマってしまったというお話。

『ごほうびおひとり鮨』を読む限り、高いお寿司は回転寿司のお寿司とは別物そうです。

出て来るお店は実際のお店。コースで出されるお寿司の一貫ずつに主人公が感想を入れてくれるので想像が捗ります。

 

お寿司が食べたくなる漫画。

だけれど自腹で行くなら回転寿司で十分だなー。良いお寿司は高い。

回転寿司は本当に「お寿司」なのか疑問に思えてきます。お寿司の形をした別物なんじゃないだろうか。

 

 

『ブラッククローバー』1巻

 

幼い男の子の友情!努力!勝利!なジャンプ系コミックは避けがちですが、本作は面白かったです。

初期の『NARUTO』のようなワクワク感がありました。

 

すべての人が大なり小なり魔力を持っている世界。

魔法使いの頂点である魔法帝を目指すが、全く魔力がない主人公。

魔力がないことをカバーするためにトレーニングで身体能力を鍛え上げます。

 

ライバルである幼馴染は魔力が飛び抜けて高く優秀だけれど、主人公のことを強く信頼し慕っている。

憎み合わないライバルはいいですね。

 

主人公がどのように成長していくのか、そしてこういうタイプのライバルは悪者に利用されがちなので、今後の展開が気になります。

 

 

『だがしかし』1巻

 

漫画が面白かったので、過去に1話切りしてしまったアニメ版一期を観直したら面白くて全話観てしまいました。不思議。

いま放送中の二期も観ています。

 

アニメを観たあとにスーパーの駄菓子コーナーで「超ひもQ」「ポテトスナック 」「ミヤタのヤングドーナツ」を買ってしまいました。

ポテトスナックとヤングドーナツはたまに食べるとめちゃくちゃ美味しく感じます。

超ひもQは ほたるさんのようにぶんぶん振り回してから食べました。

 

 

『いびつ』1~3巻

 

主人公の家に、普通じゃないヒロインが脅迫的に住み込み始めます。

主人公が生身の人間嫌いというのが個人的にポイント高いです。

ヒロインにキスをされても喜んだりせずに口を強くぬぐう様子や、生身の人間への嫌悪感に吐いてしまうシーンなんかは他のお色気系作品とは一線を画していてナイス。

主人公とヒロイン、それぞれの歪んだ愛をもっと見ていたいです。

 

 

『味噌汁でカンパイ!』1巻

 

味噌汁メインのグルメ系ほんわかラブコメ漫画。

ヒロインが幼馴染のために味噌汁を初めて作るところから始まるのが初々しく、また料理の腕の成長も見られて面白いです。

 

味噌汁といえば、私は残った味噌汁に卵とご飯を入れて作るおじやが大好きです。

味噌汁単体を作ることはありませんが、普段の食事に水とご飯と各種調味料を使っておじやを作ることは多く、それが「残った味噌汁で作ったおじや風」なときもあります。

そんなわけで本書に影響を受けて、牛乳とバターを入れた洋風味噌汁おじやを作ってみました。

 

 

最近読んで面白かった漫画『灼熱カバディ』『やがて君になる』など8作品

ネタバレあり。

 

 

『灼熱カバディ』1巻

 

カバディというスポーツを題材にした漫画。

カバディってスポーツだったんだ、というくらい、カバディについて何も知りませんでした。

 

カバディという単語をハッキリ認識したのは「ビバハピ」の歌詞でだと思います。

 

カバディの特性上、筋力があるほうが有利なので、登場キャラクターのガタイが良く、筋肉バカもいて好印象です。あと低身長ガチガチ(notガチムチ)もいます。実に良いです。

 

主人公はカバディを知らないところから始まったので、主人公と一緒に少しずつ学んでいくことができます。1巻はほとんどチュートリアルな感じでした。

次巻以降は1巻で顔を見せなかったカバディ部の他のメンバーが登場したり、他校との試合なんかもあったりするはずなので、これからの展開が楽しみです。

 

 

『鳴沢くんはおいしい顔に恋してる』1巻

 

女の子がご飯を美味しく食べる顔に恋をしてしまう、料理上手な主人公のお話。

ヒロインの陣馬冬子さんがご飯を食べるときの顔が死ぬほどかわいい。そのあと読み進めていても、気になってページを戻して何度も見てしまうほどです。

 

主人公が『結界師』の主人公である墨村良守とちょっとかぶって見えます。ルックスも似てる気がするし、良守もケーキ作りが趣味ですし。

 

 

『うちのクラスの女子がヤバい』1巻

 

「無用力」と呼ばれる、思春期だけしか使えない超能力を持っている女の子が集まる1年1組のお話。1話ずつ一人の女の子にスポットが当たります。

息が上がると透視能力が勝手に発動してしまう女の子とか、イライラすると手がイカになる女の子とか、眠っているときに見る夢の内容が空に浮かび上がっちゃう女の子とか。

微亜人といった感じでそれぞれ個性が強くてヘンテコで、SFっぽくて面白いです。

 

自分の能力に気付いていたり気付いていなかったり、気付いている場合は悩んだり、能力があることで他の人との関係性に影響を与えたり、というヒューマンドラマも良い。

 

 

『孤食ロボット』1巻

 

とある飲食店でのポイントが貯まると交換できる、単身者専用のアンドロイド、孤食ロボット。食生活に口出し、もといサポートしてくれます。

彼らの仕事は持ち主の健康をサポートすることと、売上ノルマを達成すること。アンドロイドを使うのは無料ではありますが、アンドロイド一人ひとりにノルマが課せられており、系列の飲食店で食事をしたり出前をとったり、食材の宅配サービスをおすすめしてきたりします。

 

まず孤食ロボットが小さくて見た目がかわいいのが良いですね。牧場物語のコロボックルみたいです。一人ひとりに個性もあります。かわいらしいから「お醤油のかけすぎです」「また唐揚げですか?」「外食ばかりですね」なんて言われても許せそう。

体が小さいので食事を作ってもらうことはできませんが、DSのソフト『しゃべる!DSお料理ナビ』みたいに料理をサポートしてもらえます。外食時は最適なメニューを選んでもらうこともできます。あとは日常生活での話し相手になってもらえたり。

 

最近自炊する必要のある職場に行くことが増え、「健康的な食事とは」なんて考えていたので、このアンドロイドにぜひともウチに来てほしいところです。私はあんまりお金を落としませんが…。

「また卵かけご飯と納豆ですか?」「野菜や肉も食べてください」とか言われそうですね。

 

一話ごとにスポットの当たる持ち主が変わる、一話完結っぽい感じです。

持ち主×孤食ロボットのやりとりだけでも面白いですが、孤食ロボットにスポットを当てても面白い話ができそうです。彼らは何を考えているのかとか、持ち主が死んだらどうなるのかとか。

 

 

『やがて君になる』1巻

 

誰も好きになったことがない、誰に対してもドキドキしたことがない主人公、侑。

そんな自分と同じである燈子に出会い、共感を覚える。が、あることで橙子は侑のことを好きになってしまいます。侑は燈子に幻滅したり憎しみを感じたりつつも、まんざらでもない部分もあるように見えました。

 

久々に悶えながら読みました。百合になりそうな雰囲気もあるので、今後二人がどうなるか気になります。

 

私自身もそうですが、誰のことも好きにならない、という感覚は共感してもらえたことがありません。そんななかで燈子のような人物が現れれば興味を持ってしまうだろうし、憧れるというか崇拝してしまうでしょうね。

それなのに、裏切られてしまう。憎みたくなる気持ちがよく分かります。そうでなくても私くらいにこじらせると、私にとってわりとどうでもいい人でも恋愛をしているのを見るとほんのり憎しみが湧いてくることもありますし…

 

もし私が侑の立場だったら、相手が相手だというのもあり(燈子は美人で傍から見ると完璧人間のような感じ)、そっけなく対応しても自分のことを好きでい続けてくれる存在は気になってしまうし、恋愛感情を持たない身からすれば恋愛感情を真っ向からぶつけられるというのは腹が立ちつつもちょっと面白くはありますね。

侑からすれば燈子に対してからかいがいを感じているようにも見えるし、複雑な気分なんでしょうね。マイノリティな恋愛感情が絡んだヒューマンドラマはだからこそ面白い。

 

 

『落語心中』1巻

 

表紙の感じからして、お堅い文字だらけの漫画だと思っていました。読んでみてびっくり、面白かったのでいつの間にか持っていた2巻も読もうと思います。

寄席に行ってみたくなりました。

 

 

『猫のお寺の知恩さん』1巻

 

まったりとした雰囲気で、セリフが少ないのも心地良いです。

主要登場人物 二人の雰囲気がなんとなく『結界師』の主人公である良守とヒロインの雪音っぽいです。10代の年下男の子と年上女の子。

 

 

『13月のゆうれい』1巻

 

男と女と女装男子(うち二人は二卵性の双子)の三角関係もの。好意の矢印の向きがそれぞれバラバラなやつ。こういうの大好物です!

単純に「恋愛として好き」と割り切れないような複雑な感情なのもいいですね。

 

 

『ヒメゴト』もそんな感じで複雑だったので好きでした。かわいい女の子と、男っぽい女の子と、女装男子。

男っぽい女の子と女装男子は一応相思相愛ではあるんだけれど、男っぽい女の子は女装男子のことを男性として好きで、女装男子は男っぽい女の子に自分を女性として好きになってもらいたい。とかとか。

最近読んだ漫画『FLIP-FLAP』『友達100人できるかな』など9作品

 

『FLIP-FLAP』

街の小さなゲームセンターからシカゴまで広がるピンボールを巡るラブコメディ。

ピンボール漫画。

好きなものに対する一途な熱い思いと、好きなものを純粋に楽しむことに意味を求める必要なんてないんだ、ということを再確認できます。

 

私の話になりますが、ピンボールは小学生のときにパソコンに入っていたゲームをプレイしたのが最初。

その後ゲームボーイの『カービィのピンボール』や『ポケモンピンボール』をプレイするも、ピンボールの遊び方を知らなかったためボールが落ちないよう、ボールがレバーに近づいたら単純にレバーを動かして弾いているだけでした。

ピンボールとはボールを落とさないゲームだと思っていました。

間違ってはいませんが、それでは楽しさが分からなかったのも当然です。

 

数年前に、もう一度ゲームボーイ(正確にはゲームボーイアドバンスSP)を買い直して両方プレイしてみました。

説明書をちゃんと読むと、ピンボールというゲームの中に数種類のミニゲームが入っていて、それをクリアすることで多くのポイントを獲得することができるんですね。

好きな作品、例えばここではカービィやポケモン、が題材だとピンボール初心者でもとっつきやすいです。

実際のピンボール台では、台を揺らすことでボールの軌道を少し変えることができるそうなのですが、その機能もついていました。

ポケモンピンボールのソフトにはゲーム内のボールが何かに当たったときにバイブする振動機能(要電池)も。

 

ピンボールはハマるとものすごく面白そうです。

 

 

『55歳の地図』

19歳でデビュー以来、約100タイトルの作品を描いたものの、原稿の依頼が途絶えてしまった55歳の漫画家。過去の一切を捨てた著者が放浪の旅として選んだ、四国八十八箇所の遍路体験を自ら描く。旅の果てに、“生くべき道”として著者が見つけたものとは一体何か。

ノンフィクション四国遍路漫画。

すべてを捨てて何かをする描写や、修行のような描写が好物なんです。

あまり整えられていない装備で冬にお遍路に挑む姿に、本当に思い詰めていたことがわかります。

筆者で四国遍路を通じて得た気付きには非常に納得です。

 

 

『濃爆おたく先生』

生粋のジオン公国信者の「ガンダムおたく」であり「サクラ大戦おたく」である教師、暴尾亜空(あばお・あくう)の濃厚且つ爆発的活躍の物語

『濃爆おたく先生(全二巻)』の他にも、同じ作者の『濃爆おたく大統領(全二巻)』『ドリームキャストファン列伝(全二巻)』を読了。

サクラ大戦おっかけ日記などが収録されています。

 

サクラ大戦関連のページしか読んでいませんが、有名どころのネタはもちろん、あまり有名ではないセリフや設定などが取り上げられており、楽しめます。

裏を返せばサクラ大戦ファンでないと意味不明でつまらないかも。

 

 

『アジアを喰う』

マンガで綴るアジア放浪日記。貧乏旅行じゃなく、パックツアーでもない。
なんの予定もたてずに、のんびりアジア8カ国を夫婦で旅行。

 アジアに行きたくなります。

 

 

『流転のテルマ』

「助けてくれ」とメールを残し行方不明となった兄を捜しに、大学生の徳丸は西チベットに旅立つ。
ガイドのソナム、キッチンボーイのナムギャルと、標高3000メートル越えの大地をひたすら歩く男3人旅が始まった!

全巻読破。

絵はあんまりですが、チベットという舞台が良いです。

作者のチベット愛により地元民の生活風景や背景の自然がリアルで、チベットでの旅を追体験できます。主人公たちの友情もよく描かれています。

 

 

『性別が、ない!』

何万人にひとりと言われている男性でも女性でもない半陰陽である作者によるノンフィクション漫画。

染色体検査をしてみたくなります。

性別関連について細かいことまで書かれていて「あるある!」と思ったり、勉強になったり。愚痴っぽくならずに体験を飄々と描いているのが良いです。

現在6巻を読んでいます。

悲しかったことをぺらぺらしゃべるタイプは男でも女でもあまり好きじゃない

そーいうのって情けないし超ダセー!!

男だろうと女だろうとカッコよく生きたい… そう思いませんか? 

半陰陽に限らず、そんな生き方はきっと同じ悩みを抱えている人に勇気を与えるはず。

 

 

『曽根富美子傑作選 子どもたち!~今そこにある暴力~』

児童養護施設に通う、虐待を受けた子どもたちとその施設のお話。

一人の子どもに対して大体1,2話があてられていますが、ほとんど完結はしません。

それぞれ問題が完全に解決されるわけでも、きちんとハッピーエンドにおさまってくれるわけでもないけど、希望の持てる描き方をしてくれます。人生のようですね。

 

自分を大切にできないと他人を大切にできない、というのも納得だけど、その前提として「他人に大切にされていると感じた経験」が必要なんじゃないだろうか。

人は大切にされることによって はじめて

自分のことも他者のことも大切にすることができるんだなあ

 

 

『てーきゅう!』

ギャグ漫画。

Kindle Unlimitedで読み放題対象になっている10巻まで一気に読みました。

その後、アニメてーきゅうも8期までの94話を一気見。

個人的には漫画『日常』よりはツボではないのですが、ついつい続きが見たくなってしまいます。

 

諸悪(?)の根源。

Amazonプライムミュージックでこの曲をヘビーローテーションしているうちに原作が読みたくなりました。

 

てーきゅうスピンオフも読み放題対象。

なすのは好きだけどこのスピンオフは正直うーん、という感じ。

テニス部のみんなでバカやってるのを見るのが好きです。陽太(他のテニス部員の弟)はいらない子。

当然、原作よりなすのにスポットが当てられているため、なすのの新たな一面が見られたのは良かったです。

 

 

『友達100人できるかな』

全5巻。

突然、地球に宇宙人が現れ、ある条件を満たさなければ地球への侵攻を始めるという。

その条件とは、「愛の存在を証明すること」。

そのテストの被験者に選ばれてしまった主人公は、彼が小学生だった1980年にタイムスリップして友達を100人作らなければいけなくなってしまいました。

 

彼は記憶はそのままで過去にタイムスリップしたので、人生2週目ということになります。

友達を作るため、人生1週目では関わることのなかった人々と関わり、その中で彼も少しずつ変わっていきます。

100人と友達になるために主人公は積極的に人と関わっていき、結果として1週目の冴えない小学生時代とは全く違った人生を送ることになりました。

 

最終巻まで読んで、アドラー心理学でいう「幸せになる勇気」、つまり「愛する勇気」に通ずる部分があると思いました。

人は「出会いがない」といいますが、その場で居合わせる、という意味でならたくさんの出会いに溢れています。ですが、声をかけるのが面倒だから、怖いから、と何もしないのです。

出会うためにも、愛するべき人を見つけるためにも、自分から手を差し出すことが必要なのです。そして、誰かを(広義で)愛してこそ幸せになるのだとアドラーは言いました。

 

時間制限があるなかで100人と友達になる、という決死の思いがあったからこそ、主人公は常に積極的な行動ができたところもあると思います。

それでも、主人公はアドラー心理学の実践者のように見えました。