麒麟浪漫

PS1『リンダキューブ アゲイン』レビュー。ヒロインのリンダがとにかくかわいい

ネタバレあり。

 

かなりサイコでグロいイメージを持っていたのでビビりながら手を出しましたが、それほどではありませんでした。安心感を覚えつつ、ちょっぴり期待はずれでもあります。

ボイス付きだからか、各キャラクターの個性が立っていて良かったです。『AKIRA』の人の絵もマッチしている、というかこの絵じゃないとダメだと思う。

主人公であるケンの心理面がほとんど描かれないので、主役は主人公というよりもリンダやサチコのほうがふさわしい感じがしました。リンダは作品名にもなっていますしね。

 

  • 発売元:(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • 機種:初代PSアーカイブス
  • ジャンル:RPG
  • 発売日:2008年9月10日
  • 個人的評価(★5段階):★★★★☆

 

まずはシナリオAへ

シナリオがA、B、Cと3つあるので、まずはシナリオAをクリア。

 

最初は一人旅だし分からないことだらけでめげそうに。いろいろやらかしたようだったので、説明書をしっかり読んで最初からやり直しました。

王道RPGとは一線を画したシステムは最初戸惑いますが、慣れると刺激的で良いと思えてきます。

リンダと合流してからは俄然やる気が出ました。リンダが本当にかわいい。あの世界観でもリンダがいるだけで心が救われます。

リンダ役の高山みなみさんに対して、これまでは『名探偵コナン』のイメージがものすごく強かったのですが、『リンダキューブ アゲイン』プレイ以降は「素敵なお姉さん」なイメージに。遅ればせながら高山みなみさんを好きになりました。

 

動物のグラフィックはなかなか珍妙で面白いです。

動物は攻撃して弱らせるか倒すだけで自動的に捕獲できるので楽々。慣れると捕獲はけっこう楽しいです。

オーバーキルだと捕獲できずに飛び散ってしまうので、レベルを上げすぎると捕獲が大変になりますが、むやみやたらと敵を倒さなければ問題ありません。むしろ序盤は何度かレベリングが必要になったくらいなので考え過ぎなくてもいいです。

救済措置もあります。レベルの低い猟犬を使ったり、威力の低い特殊攻撃を使ったり。そもそも自分で捕まえなくても代行ハンターに頼んだり罠を仕掛けたり、店で買ったり、卵を孵化させたりといったことができるというのも面白い。やり方はひとつではありません。

動物を捕獲して売るだけでなく、自分で食料や装備品に加工したり、猟犬として調教したりできるというのも面白い。主人公のレベルを上げて野宿できるようになれば宿も必要ないし、自分であれこれ出来るのはサバイバル感があって良いですね。

 

私は制限時間のあるゲームが苦手なので難易度は最低の4にしましたが、動物集めに寄り道をあまりしていないからか、残り時間は余裕でクリアできました。

 

初見ではラスボスが倒せる気がしなかったので、カメを乱獲してレベルを上げつつ装備を整え、猟犬には捨て身で戦わせたら余裕で勝ててしまいました。

 

クリスマスの時期にシナリオAをクリアできたのは何かの運命でしょうか。

 

 

シナリオBへ

次にシナリオBをクリア。

 

動物集めは楽しいけれど、ラスボスを倒した時点でクリア目標数を達成していなかったのでちょっと面倒くさかったです。

ラスボスを倒した時点で37種類。目標の50種類まで13種類も足りない…。

見かけた動物はなるべく捕まえてきたので、どこに捕まえていない動物がいるかも分からない。そんなことで、と言われそうだけれど心が折れそうになりました。

シナリオCの中盤で気付いたのですが、動物を売っているお店の端末である程度調べられたんですね…。気付いてからは活用しました。

 

 

今回はシナリオAで気になっていたサチコとの交流が多かったのが良かったです。

父親の左腕がついた状態のリンダは『物語』シリーズの神原駿河、サチコは『白衣性恋愛症候群』の堺さゆりちゃんとか『アマガミ』の絢辻さんが重なって見えてしまいました。サチコについては主に髪型ですかね。


エンディング曲も良かったです。

 

 

シナリオCへ

次にシナリオCをクリア。イカれているのはシナリオABだけでしたね。

ゲーム内で「シナリオCを大笑いしながら遊ぶためにABを先にクリアしよう」と言われたように、A、Bをクリアしてから臨んだシナリオCの序盤では笑わせてもらいました。

過去にクリアしたことがあるなどよっぽどのことがない限りは、ABシナリオをクリアしてからCシナリオをプレイするべき。

サチコをネクにとられたのはちょっとショックです。ケンにはリンダがいるので何も言えないのですが。

 

1993年秋、63種類捕獲の時点で少し中だるみしてしまいました。

マンネリ感の原因は、ABCそれぞれのシナリオでデータが共有ではなく、すべて1から始めなければならないことです。

動物の捕獲自体は前述したようにあまり面倒ではないのですが、そのための移動やら計画立てが面倒くさい。作業感を感じてしまったんですね。

今回のクリア目標が動物100種の捕獲ということで、制限時間もあるのでできるのか不安もありました。が、地下に潜ったら予想以上に新種の動物がいてなんとかなって良かった良かった。気付いたときには楽しく動物の捕獲ができていました。

 

シナリオABではオブジェと化していたレッドポールが、シナリオCでは大きな意味を持ちましたね。

たまに本当に意味のない謎めいたオブジェがあちこちにあるゲームがあったりするので、そういうのかと思っていました。

 

1994年冬、104種登録で箱舟に乗りました。

箱舟に乗っていつものエンディングで終わり、ではなくケンとリンダのその後が描かれたのは嬉しかったです。

ストーリー自体やクエストに制限時間はあるものの、シナリオCは自由度が高く箱庭ゲーっぽくて楽しめました。

 

『リンダキューブアゲイン』、評判通りのとても面白いゲームでした。