麒麟浪漫

アニメ感想『魔法少女 俺』『ヒルダの冒険』

ネタバレあり。

 

 

『魔法少女 俺』

アニメ『魔法少女 俺』のスクリーンショット

引用元:TVアニメ「魔法少女 俺」PV第2弾 - YouTube

 

 

予想していたよりノリがふざけていて、思いっきりギャグものでした。

 

予告PVで「桜世→さき」の百合展開に期待して観始めた『魔法少女 俺』。

サブキャラクターにも「瑠可→未散」「未散→魔法少女オレ(?)」という百合要素があったことや、「桃拾→魔法少女オレ」「魔法少女サキガスキ→魔法少女オレ」といったBL要素っぽいものがあったのもナイス。

桜世や瑠可がガチ百合なのも個人的に高ポイント。

結局、ディープな百合展開はなかったものの、ギャグものということでたとえ報われずとも桜世や瑠可が明るく描かれていたのはナイスでした。

 

作画は不安定。

ただし終盤の展開で意図的に作画を崩壊させる演出があったことで、これまでのすべての作画崩壊はギャグ的な演出だったのではないかと思わずにはいられなくなりました。

 

ストーリーに関しては、まず変身して魔法少女になるとムキムキの異性になってしまう、という点からして面白いです。

真の悪役が判明する場面や、ラストの魔法少女オレ VS マネージャーでの展開などは全然予想ができていませんでした。

予想できない展開に加えて悪い存在がいないこともあり、とても楽しく視聴できました。

 

 

『ヒルダの冒険』(Netflixオリジナル)

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引用元:Hilda | Netflix Official Site

 

  • 放送時期:Netflix限定配信
  • 原作:なし(オリジナルアニメ)
  • 個人的評価(★5段階):★★★★★

 

Netflixオリジナルの海外アニメ。たぶん子供向け。

基本的に一話完結なので気軽に観られます。

 

日本のアニメにありがちな、というかほぼ確実に出てくる美男美女や萌え要素といったものが全くありません。

大人になって海外アニメをほとんど観なくなった私にとって、『ヒルダの冒険』の「カートゥーン・ネットワーク」ライクな絵柄は新鮮で、くすんだ色彩も好みです。

作画崩壊の気が微塵もせず、とても丁寧に作れられているように感じました。

作品に引き込まれた理由のひとつとして、既視感が非常に薄かったからというのもあるでしょう。

 

主人公の少女・ヒルダは勇気、好奇心、優しさ、自然を愛する心を持っていて憧れます。

心優しく人間的に正しくて、そのためならルールも破るし周りの言うことも気にしない。

完璧人間にも思えますが、正しいと思う道を突き進むために危険を顧みなかったり後先を考えなかったりする危なっかしさがあるのでバランスがとれています。

その欠点はきっと若さゆえで、もう少し歳をとったら少しは落ち着くのでしょうね。

大人になったヒルダはどんな感じになっているのでしょう。将来が楽しみな女の子です。

 

岩のトロール、小人のエルフ、しゃべる大カラスといったファンタジー要素が満載で、そこら中に溢れている「冒険」がとにかく楽しそう。

冒険家を自称するヒルダにとって冒険しがいのある素晴らしい世界です。

登場するものが目新しいものばかりで観ているだけでも楽しいです。

 

おそらく子供向けの作品なので、登場人物たちは簡単な英語でしゃべります。

英語は海外通販ができて、海外ゲームの簡単な英語は読める程度の低レベルな私でもけっこう聞き取れて、アニメで英語学習も良いな!と思えたほどでした。

 

唯一残念だと思ったのは、終わり方です。

「は?」という感じにあっけなく終ってしまいました。

ただし最後を変にまとめられていないというのは逆に良かったかもしれません。

「ヒルダの冒険はまだまだ続くぜ!」といった風に物語からすっと視聴者が追い出された感じでした。