VITA版『アマガミ』で全ヒロインのナカヨシENDをクリアしました。
以前に「デアイ→アコガレ→スキBEST」はプレイしたので、今回は「デアイ→シリアイ→ナカヨシEND」を目指します。
「デアイ」以外は私にとって新規エピソードだったので既読スキップできず、攻略に時間がかかりました。
『アマガミ』のボリューム、恐るべし。いやはや嬉しいですね。
「シリアイ→ナカヨシEND」ルートではサブキャラクターとの絡みが多く、気のせいかちょっと百合っぽいところもあり、「アコガレ→スキBEST」とはまた違う楽しさがありました。
以下、ネタバレあり。
絢辻詞ルート
まずは前回のプレイで心を鷲掴みにされてしまった絢辻さんから攻略していきます。
より好きなものから手を出していく!
ええええ、例の手帳を拾わなくても「本当の絢辻さん」と知り合えるルートがあったんですね…
以前の『アマガミ』レビュー記事で「絢辻さんの手帳を拾いたいだけの人生だった」なんて書きましたが、拾わなくても良かったんじゃないか。
絢辻さんが手帳を落とすのを待たなくても、正攻法で攻めていけば良かったのか。
正攻法で攻めきれるような人は『アマガミ』の主人公くらいしかいないんでしょうけどね。
主人公の圧倒的なコミュ力と素直さ。モテないはずがない。
主人公たちが通う輝日東高校の制服、絢辻さんのために作られたようなものですよね。真っ黒でシックでかわいい。
長い目で見るとスキルートよりもナカヨシルートのほうが、絢辻さんにとっては良かったのでは。
周りの人たちには慕われて上手くいっているみたいだし、ちゃんと主人公とも結ばれたわけだし。
ドラマはないけれど、ナカヨシルートのほうが健全な気がします。
そしてナカヨシENDの大人絢辻さん、髪は切らないでほしかった…
いや、ショートカットも似合ってるんですけどね。黒髪ロングが好きなのです。
森島はるかルート
クリスマスに行われる創設祭のミスサンタコンテストで、香苗さんが一応の優勝。
『アマガミ』初プレイ時に「この子、サブキャラクターなのにかわいすぎ!」と思ったくらいなので当然です。私得な展開。
そのあとに飛び入り参加の森島先輩に負けてしまうんですけどね。
この衣装は反則でしょう。
めちゃくちゃかわいい。
森島先輩の「シリアイ→ナカヨシEND」ルートのストーリー展開は基本的に平和で、退屈に思えたのは残念でした。
棚町薫ルート
まずは「アコガレ」ではなく「シリアイ」を目指すので、いくら「デアイ」で星を狙わなくていいからって、選択肢を埋めるためにそっけない行動ばかりしていたら薫に呆れられて胸が痛かったです。
同様の理由で各ヒロインの「ソエン」ルートもほぼ手つかず。「ソエン」ルートは心苦しくて見ていられません。
薫は自分で自分をネタにしてしまえるところがレベル高い。
ほんと友人としての薫は面白いやつです。
人間的には『アマガミ』ヒロインのなかで一番優秀というかすごいやつだと思っています。尊敬してる。
かわいすぎるぞ。
薫ルートでは薫の親友である田中さん(画像左)がよく登場するわけですが、田中さんもかわいいぞ。
好きな人にフラれまくっていて、ちょっとポンコツなのでついつい応援したくなります。
ぜひ『アマガミ』のサブキャラクターとの恋愛ADVを出してください。田中さんと幸せになりたい。
七咲逢ルート
お次は前回のプレイで胸キュンに悶えながら「スキBEST」を迎えた逢ちゃん。
逢ちゃんの後ろにいるこの弟が、アニメ『セイレン』で主人公の親友として登場する「七咲郁夫」だと思うと感慨深いです。
確かに高校生になった郁夫の顔は逢ちゃんにそっくりでした。
「シリアイ→ナカヨシEND」ルートはヒロインとサブキャラクターの絡みが多い!
そして百合展開!
百合好きの私歓喜! もっとやれ! いや、やってください!
逢ちゃんの「シリアイ→ナカヨシEND」ルートは、フツーの高校生の恋愛って感じで物足りなかったです。
逢ちゃんのスキBESTはけっこうぶっ飛んでましたからね。過去の私もそりゃ悶えるさ。
桜井梨穂子ルート
塚原先輩、さっき逢ちゃんもたぶらかしてましたよね?
天然タラシじゃないですか。
塚原先輩が主人公の『アマガミ』、待ってます。
こちらは茶道部の先輩方と。
「シリアイ→ナカヨシEND」ルートはヒロインと二人っきりよりも、仲間と一緒の場面が多くて和みます。
夕月先輩の貴重な水着姿!
エピローグでは飛羽先輩と一緒に私服姿も見せてくれました。
梨穂子の「シリアイ→ナカヨシEND」ルートは逢ちゃん以上に展開がフラットで眠くなりました。
これまでに攻略した他のヒロイン達とはエンディングで最終的に結ばれるのに、梨穂子はその名の通り「ナカヨシ」なままでしたしね。
中多紗江ルート
紗江ちゃんの「シリアイ→ナカヨシEND」ルートは「アコガレ→スキBEST」ルートとは全然違って新鮮でした。アニメ版とも違いますね。
梨穂子ルートと同様に、ナカヨシENDでは結ばれるところまで行かないのも新鮮でナイス。
キマシタワー!
オールキャラクリア!
全ヒロインのスキBESTとナカヨシEND、そして上崎裡沙ちゃんと美也のエピローグを見たので、カーテンコールっぽいものが出現しました。
ヒロイン一人ずつの紹介ムービーが始まるのですが、中盤から雲行きが怪しく、というかふざけ始めます。
ヒロインやサブキャラクターの紹介が終わったと思ったら、きびにゃんやドクターフィッシュなどが紹介され始めます。
うん、明らかにふざけてるよね。
そんな感じで登場人物を本当に全員紹介してくれた、素晴らしいカーテンコールでした。
おわりに
一人のヒロインだけを追いかけている限り、スキBESTとナカヨシENDのどちらも攻略は簡単でした。
「シリアイ→ナカヨシEND」ルートはサブキャラクターの登場が多かったのでわいわいと和やか。
『アマガミ』はサブキャラクターも魅力的なので、彼ら彼女らの新たな一面を見られて楽しかったです。
完全に私の気のせいですが、ちょっと百合百合しいのもナイス。
劇的なドラマがないので、安心して各ヒロインと親交を深めることができました。
言い換えればちょっと退屈でもあったんですけどね。
やはりメインルートは「デアイ→アコガレ→スキBEST」だと断言できます。
スキBESTとナカヨシEND以外はどれも胸が痛くなるエンディングで、一部トラウマモノらしいのでビビっています。
まずは手軽なソエンENDをやろうかな…