映画感想『東京難民』『第9地区』など17本

ネタバレあり。

 

 

『デンデラ』

デンデラ

デンデラ

  • 浅丘ルリ子
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最近気力がなくて映画を観られなかったのですが、本作は最後まで観られました。

主要登場人物は最年少で70歳なのに、このバイタリティよ。私よりも よほど生き生きしています。見習いたい。

 

しかし分かりにくいスッキリしない終わり方でした。最近は気分がふさぎがちなので、こういう終わり方でもそんなにイヤではありませんでした。

 

『東京難民』

東京難民

東京難民

  • 中村蒼
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本作は過去にも観たことがあるのですが、そのときは自分のことのように思えて、怖くて最後まで観られなかったのでした。今でも自分の状況は当時とあまり変わっていないのですが。

 

主人公は最初はクズっぽいのに、ホストになってからは心優しい青年になります。自分が大変な目にあったことで、他人に共感できるようになったからなのでしょうか。大変な目にあっている最中でも、他人を思いやる気持ちを持ち続けていた点は尊敬します。

 

「あのときああしていれば」と思いますが、後悔は無意味で、主人公にはあの選択肢しかなかったのだから仕方がありません。やばくなったときは福祉の力を借りるようにして、借金や夜の世界には手を出さないようにしよう、と思いました。

 

『クワイエット・プレイス』

誰もがつっこんだと思いますが、音を出してはいけない状況で妊娠するなよ…と思ってしまいました。赤ちゃんの泣き声を消音できる装置を用意していたのはナイス。

娘が聴覚障害を持っていたから、家族はスムーズに手話でコミュニケーションがとれたんですね。聴覚障害を持っていることには途中まで気付きませんでした。

 

『ランペイジ 巨獣大乱闘』

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)

  • ドウェイン・ジョンソン
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言葉を教えて手話で人間と意思疎通するゴリラを YouTube で観たことがあったので、ジョージがデイビスと手話で会話できるのは不自然に思いませんでした。

あれだけ巨大なジョージの今後の食事をどうしていくのかが気になります。多分ものすごく食べますよね。

 


www.youtube.com

 

『イントゥ・ザ・ストーム』

イントゥ・ザ・ストーム(字幕版)

イントゥ・ザ・ストーム(字幕版)

  • リチャード・アーミティッジ
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最初はわりとのんきな雰囲気でしたが、途中からヤバくなり、「そうそうこれが見たかったんだよ!」なんて思っていたら最後は容赦ありませんでした。

ピートには助かってほしかった…。彼が最後に素晴らしい景色を見られたことが救いです。その後を描きすぎずにあっさり終わったのは好印象でした。

 

『ジュラシック・ワールド』

『ジュラシック・パーク』シリーズはほとんど観たことがないのですが、本作の終盤は恐竜 VS 恐竜なのが新鮮で爽快感がありました。

 

『コンテイジョン』

コンテイジョン (字幕版)

コンテイジョン (字幕版)

  • マット・デイモン
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いま流行りの感染症と似ていて、公開日を確認してしまいました。2011年なんですね。

映画のなかで起こっていることがとてもリアルに感じました。最後に感染源が分かる、という構成も良かったです。

 

『サイレントヒル』

サイレントヒル(字幕版)

サイレントヒル(字幕版)

  • ラダ・ミッチェル
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ホラーが苦手なので観るかどうか迷いましたが、『サイレントヒル』シリーズのストーリーや世界観を知っておきたかったので視聴しました。意外に怖くなくて助かりました。

 

終盤はグロいです。シャロンはあんな惨状を見せられて、トラウマになってもおかしくないでしょう。

 

あと最後はどういうこと? 帰れてないじゃん…。ネットで考察を読んだら、いくつかの説があるようで面白かったです。

 

夢には出てこなかったのでホッとしました。

 

『コンスタンティン』

コンスタンティン (字幕版)

神が強い。天使も悪魔もイカれていて、良いキャラしています。

 

『アメリカン・スナイパー』

アメリカン・スナイパー(字幕版)

アメリカン・スナイパー(字幕版)

  • ブラッドリー・クーパー
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何もかも上手く行きそうだったのに、なぜ殺されなきゃいけないんだ…。

 

『10 クローバーフィールド・レーン』

一転二転してまさかの展開すぎます。先が読めない物語は本当に面白いですね。

最後 左を選んだのがかっこいい。

 

『キャビン』

キャビン(字幕版)

キャビン(字幕版)

  • クリステン・コノリー
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やられていた側が復讐するのは良い展開ですね。スカッとします。

特に、バラエティ豊かなモンスター達がエレベーターから一斉に出てきたところなんて笑ってしまいました。

『ジュラシック・パーク』然り、やはり人間は自分たちの手に負えないものを扱うべきではありません。しかし結局 大きな力に負けてしまうんですね…。ご都合主義はありませんでした。

 

『ロスト・バケーション』

ロスト・バケーション (字幕版)

ロスト・バケーション (字幕版)

  • ブレイク・ライブリー
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最近 観たどのホラー映画よりも現実的なせいで、他人事とは思えません。ハラハラしたり痛々しかったりするシーンが多くて胃が痛かったです。しかし主人公は強かった。

映画自体の出来は良かったのですが、精神的な負荷が高いので、サメ映画はもう懲り懲りです。

やはりいじめられた分、仕返してスカッとするシーンが多めにほしいと思ってしまいます。

 

『ゼロ・グラビティ』

ゼロ・グラビティ(字幕版)

ゼロ・グラビティ(字幕版)

  • サンドラ・ブロック
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前述の『ロスト・バケーション』と同様、現実的なストーリーに思えるので、感情移入してしまってハラハラします。胃が痛くなるので休み休み観ました。

 

『ジョーカー』

ジョーカー(字幕版)

ジョーカー(字幕版)

  • ホアキン・フェニックス
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完全にジョーカー側の視点で観て、「ざまあみろ」と愉快に思ってしまいました。

 

『第9地区』

第9地区 (字幕版)

第9地区 (字幕版)

  • シャルト・コプリー
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エイリアンが地球に侵略してくる物語は多いですが、共存するというのは新しい。

 

クリストファーが自分勝手な主人公にキレないところがすごい。

エイリアンのなかでも知能の高い者は、人間よりも精神が成熟しているのかもしれません。それか単に彼が心優しいだけか。

 

『Fallout』シリーズでも似たような感じでしたが、エイリアンの武器は当たると敵が爆発四散するのが気持ち良いですね。『Fallout』シリーズでは塵になるんでしたっけ。

 

主人公が敵側になると今までの仲間が敵に見えてくる展開、好きです。正義は人の数だけあります。

人間はやることがひどい部分もありましたが、エイリアン側も統率がとれておらず、働きバチがいろいろやらかしていたのは悪かったですよね。

 

終わり方も良かったです。

 

『THE WAVE/ザ・ウェイブ』

津波からの避難が、父サイドと母サイドの二部構成(?)なので濃く感じました。

お父さんすごい。一人でたくさんの命を救っています。

 

行く先々で避難場所を確認しておくのは大事ですね。

飛行機に乗ったときの避難方法のアナウンスを、飛行機に乗りたての頃はちゃんと聞いていたのに、乗る回数が増えるにつれて、いつの間にかまったく聞かなくなってしまいました。

これだけの回数を乗っているのに緊急事態になったことがないのだから大丈夫だろう、と信頼しきっていますが、事故はいつ起きるか分かりません。これからはちゃんと聞こう。

 

 

アニメ感想『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』『D4DJ First Mix(2周目)』など8作品

ネタバレあり。

 

 

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』

アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
引用元:TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」ティザーPV - YouTube

 

 

スクールアイドルのソロアイドルで、一人ひとりがソロで戦える力を持っていて自立している、というのが斬新でした。

 

また、アイドルではないキャラクターが主要登場人物であるのも、『ラブライブ!』シリーズとしては新しいです。

侑ちゃんは天然たらしなコミュ力お化けですね。性格が良くて私服もかわいくて、完璧かよ。

本作の主人公は侑ちゃんである、と言っても過言ではありませんね。

 

1クールなのにやることが多いため、序盤は特に駆け足になって突っ込みどころが多かったのですが、心のなかでいろいろと設定を付け足して辻褄を合わせました。

なかでも一番苦労したのは9話での果林のライブですね。

ステージでのパフォーマンスを一度もしたことがなく、アイドルとしての知名度もない果林が、3000人の観客がいるライブにソロで登場して会場を沸かせるって、私の心が汚れているせいか ものすごくファンタジーに思えました。

果林のモデルとしての知名度や、秘めた才能や実力を盛りに盛って辻褄を合わせましたが… そういうことでいいんですよね?

 

幼なじみのヤキモチはベタだけれど好きです。

サイコパスな感じにこじらせたわけではなくて、侑ちゃんも歩夢も進んでいくうちに大切なものが増え、お互いの見ているものがお互いだけではなくなって、その変化が寂しくて怖かったんですね。

どうなるかと思いましたが、良い方向に進めて良かったです。めっちゃ良い話でした。これぞ私のほしかったヒューマンドラマです。

 

終わってみたらとても感動してドキドキしている自分がいて、やはり『ラブライブ!』シリーズはすごいな、と思いました。

 

このままずっとソロ活動なのもいいですが、最終話のようにグループで歌ってほしくもあります。

『アイドルマスター』のように、普段はそれぞれの活動をしていて、一人ひとりも強いけれどグループになると超強い、みたいなのが観たいです。

 

 

『D4DJ First Mix』(2周目)

いやー面白い…。2周目なのにまったく退屈しませんでした。キャラクターモデルが 3D なのに、表情がすんごい豊かなのも観ていて楽しかったです。

アニメは1回しか観ない派でしたが、気に入った作品は2回以上観てもいいかもしれません。新たな気付きも得られましたし。

 

改めて観ると、むにちゃんとりんくの再会がエモい。りんくはむにちゃんにとっての太陽です。りんくに照らされ、いつまでも幸せであってほしい。

 

ストーリーの成り行きのためか、真秀がけっこうドライなので、Happy Around! は他のユニットに比べて不仲というかバラバラに見えてしまうんですよね。そう感じるのは私だけでしょうか。

ただ、アニメ版をよく見ると仲間のためにちょいちょい泣いているので、思ったより仲間想いなのかもしれません。ドライというより、他人のことに関しては諦めが早いタイプ、と言ったほうがいいかもしれませんね。

 

アニメ版のノアちゃんはただの美人でした。

アニメ版は Happy Around! が主人公だったので、他のユニットが深堀りされないのは仕方ありませんね。咲姫ちゃんについても、「共感覚」というワードは一度も出ませんでしたし。

 

アニメ版を気に入った人は、『グルミク』をプレイして各ユニットのストーリーを読むべし。

アニメ2期は『グルミク』内の既存のストーリーをやるのか、『BanG Dream!』のように合間の新規ストーリーをやるのか、どっちなんでしょうか。どちらにせよ楽しみです。

 

D4DJ Groovy Mix(グルミク)
D4DJ Groovy Mix(グルミク)
開発元:Bushiroad Inc.
無料
posted withアプリーチ

 

 

短めなアニメ感想まとめ

300字以下くらいの短めな感想はこちらにまとめました。

『フラグタイム』(OVA)(2019年)

ヒューマンドラマでした。歪な者同士が出会って心が通じて救われる展開、大好きです。

 

主題歌 CD の「fragile」と「AM11:00」のカバーは、どちらも良いですね…。
異性間の恋が好きではないため、恋の歌はあまり好んで聴いてこなかったのですが、特定のキャラクターによる百合だと思うとグッと来てしまいますね。

 

『あさがおと加瀬さん』(OVA)(2018年)

終始ニヤニヤが止まらないアニメでした。

みんなからモテモテの加瀬さんのほうがグイグイ行くところが新鮮で良い。

個人的に、佐倉綾音さんは低めの声の役が好きですね。

 

Spotify に本作のオーディオドラマがあったのでそれも聴きました。

カバーアルバム内の「小さな恋のうた」は、二人がカラオケボックスで歌っている風になっており、音を外したり低音に苦戦したり、そのことで笑い合ったりしていて、聴いていて笑顔になれます。

そういえば『ゆるゆり』のカラオケボックスに行った体の CD『ゆるゆりのうた♪あるばむ「あい♥かわらず…。」』も好きでした。

 

物語が終わったあともキャラクターに思いを馳せることができるから、キャラソンが好きです。

すべての百合ップルに幸あれ。

 

『BanG Dream! 3rd Season』(2020年)

3期は RAISE A SUILEN を好きになるシーズンでしたね。

 

3話の「Step×Step!」にはグッと来ました。知らずに Spotify で聴いていましたが、ロックに向けた曲だったんですね。

2期の「Returns」といい、やはりストーリーと強く絡んでいる楽曲は心への響き具合が違いますね。

その後にロックが RAISE A SUILEN のオーディションでギターを弾くシーンでは、観ているだけでも気持ち良くなれて、楽器を練習するモチベーションが湧きました。

 

次のシーズンではハロー、ハッピーワールド!、Pastel*Palettes、Afterglow をよりクローズアップしてほしいです。

 

『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ~大盛り~』(2020年)

ファンタジー要素が入っていたので新鮮で楽しめたし、ネタにも大笑いしました。

次回作でも本編ではできないようなことをガンガンやってほしいです。

 

映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(2016年)

序盤からぶっ飛んでいてドン引きしつつも、勢いに押されて不覚にも最後まで観てしまいました。

笑ったらいいのか感動したらいいのか分からない。熱量がすごい。

1作目とは思えないくらい過去が描写され、総集編かと思うくらいに展開が速く、振り落とされないように食らい付くのに必死で、気付いたら観終わっていました。しかも最終的にはグッと来てしまいました。キンプリ、恐ろしい子…。

 

映画『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(2017年)

観客の女の子のなりふりかまっていない絶叫を聴くのが楽しい。

 

 

アニメ感想『D4DJ First Mix』『BanG Dream! 2nd Season』など9作品

ネタバレあり。

 

 

『D4DJ First Mix』

アニメ『D4DJ First Mix』
引用元:【アニメ】「D4DJ First Mix」OP主題歌 『ぐるぐるDJ TURN!!』Special Movie - YouTube

 

 

女の子たちの顔が非常に綺麗です。

そのため彼女たちが動いているのを観ているだけで幸せになれます。しかしモブとの格差がひどい。

主要キャラクターとモブ以外は 2D なのに、あんまり違和感がありませんでした。

 

スタッフロールにたまに水樹奈々さんがいるのに、ライブシーン以外の本編のどこで登場しているのかが分かっていなかったのですが、喫茶店の従業員だったんですね。

音楽関係の作品における水樹奈々さんのラスボス感はすごい。

本作での相棒の Raychell さんは、先日の NHK での『バンドリ!』特集で拝見して初めて知ったのですが、めちゃくちゃ歌が上手かったです。かっこいいなあ。

 

りんくみたいな超元気猪突猛進巻き込み系なキャラクター、良いですよね。

私も巻き込まれたかったです。りんく、君最高だよ…!

りんくがひたすらに純粋なのが羨ましいです。彼女はやりたいと思ったことはやるし、やれる方法を考えてやります。

作曲を始めようとしたときも、ピアノを弾けなくても「自分はできるようになる」と信じていて、練習して弾けるようになった単音の「ちょうちょ」を自信満々で披露するところなんて、良い意味でおバカで、しかしその行動力に憧れてしまいます。

そういうバカになれる人間こそが夢をつかむのだと思います。

 

真秀役の各務華梨さんは、YouTube の「D4DJチャンネル」での英語吹替版でも真秀役を担当していてすごい。女性同士の心の繋がりはすべて広義の百合だと思っています。

りんくとむにちゃんの関係性が良かったです。幼馴染は最高。

 

響子がステージではイケイケなのに、普段は落ち着いているところがギャップで良い。
あと、犬寄しのぶ役が『Wake Up, Girls!』の高木美佑さんだったので嬉しい。

Peaky P-key の「電乱★カウントダウン」がかっこよくて何度も聴いています。

 


【10月30日(金)放送開始】 Peaky P-key「電乱★カウントダウン」【アニメ「D4DJ First Mix」第1話】

 

メディアミックス作品のため、オリジナル楽曲がたくさん詰め込まれていて豪華でした。

 

『BanG Dream! 2nd Season』

アニメ『BanG Dream! 2nd Season』
引用元:アニメ「BanG Dream! 2nd Season」 #1 - YouTube

 

 

ゲームをやっていないので、Poppin'Party 以外のメンバーは二次創作でしかちゃんと見たことがなかったのですが、こころちゃんは予想と同じかそれ以上にイカれていて良かったです。

こころちゃんは天使。美咲ちゃんと二人でいるところを観ていると嬉しくなります。動くこころちゃんがもっと観たい。

ハロー、ハッピーワールド!が主役の4話はなかなかのファンタジーでした。金持ちは強い。振り回し組がバカばっかりやっていてとても楽しいです。

 

私はおたえが好きだ。

「Returns」はおたえの曲だったんですね。全然知らずに Spotify で聴きまくっていました。

エモい、という言葉を自分が使うのは好まないのですが、曲の背景を知ると、エモいという言葉がピッタリなくらい、これまで以上に心に響きました。

1期ではおたえの声を棒読みに感じた記憶があるのですが、2期ではまったくそうは思いませんでした。

1期の時点では、おたえの自分特有の世界を持っているというキャラクター性を、まだ理解できていなかったせいかもしれません。

棒読みだったのではなく、そういうしゃべり方をするようなキャラクターだったのです。

 

個性のしっかりしているキャラクターがワラワラと出て、オリジナル曲も惜しみなく披露されて、やっぱり既にネタが揃っているメディアミックス作品のアニメは豪華ですね。

観ている時間が幸せすぎて、観終えて現実に戻ったときにすごく寂しくなりました。

 

短めなアニメ感想まとめ

300字以下くらいの短めな感想はこちらにまとめました。

『魔女の旅々』(2020年)

面白くて一気に観てしまいました。声優さんが豪華です。

百合ナビさんが紹介していたから期待していたところ、ちゃんと百合っ子がいたので嬉しい。

 

『キノの旅』のような少しダークな雰囲気が好きです。本作は魔法が当たり前のように存在する世界なのが興味深い。

『ARIA』のような3世代にわたる師弟関係もグッと来ました。

作品を褒めるときに「既存の作品に似ている」という表現をするのは好まれないようですが…。

 

最終話のスタッフロールのキャスト欄には大笑いしました。
2期に続きそうな終わり方だったので、続編に期待です。

 

『ソマリと森の神様』(2020年)

水瀬いのりさんの「ココロソマリ」という曲を好んでヘビロテしていたのですが、本作の ED 曲だとは知りませんでした。

 

子どもの無知からくる無邪気さが個人的に好きではないという理由で、親子モノを避けがちなのですが、最終話では不覚にも涙してしまって悔しい。

感情を持たないとされるゴーレムが感情を手に入れた、という話のせいもあるでしょう。私は AI や無機物などのそういった話に弱いのです。

 

原作漫画は作者の体調不良により未完のようです。成長したソマリと、そのそばに立つゴーレムの姿を見てみたかったです。

 

『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』(OVA)(2019年)

エミリアの、視聴者にとってまだ分からないことがたくさんあって掴みきれない、手の届かない感じが好きです。

 

『ドロヘドロ』(2020年)

餃子が食べたくなるアニメ。

暗くて汚い街が舞台の作品が好きなので、こういうのをもっと観たいです。

主要登場人物が性別問わずムキムキで強いのが素敵でした。ニカイドウや能井がかっこいい。

 

映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』(2017年)

なんという壮大さ。アニメ1期の内容をほとんど覚えていないので、自分の中で点と点を繋げ損ねたところが多かった気がしますが、それでも感動してゾワゾワしました。

機械が心を手に入れる、とか、受け継がれる意志、とかに弱いんですよね…。

物語をちゃんと理解したいので、1期から観直したくなりました。

 

アニメ本編の主人公たちが、先人が必死に生き抜いて築いた世界に生きているのだ、と思うと重みが感じられて良いです。

 

『Wake Up, Girls!新章』(2017年)

絵柄の変化やイマイチなストーリーなど不満点はいろいろありますが、WUG ちゃんの最終作なので観る以外の選択はできませんでした。

志保と真夢のくだりは、二人の心が通ったようでわりと好きでした。

 

最終話の WUG ちゃんのライブは、メドレー形式になっていて楽しめました。3D モデルの表情が良いなあ。

 

「Run Girls, Run!」は このシリーズのアイドルグループだったんですね。

名前はよく見かけましたが、なんなのか全然分かっていませんでした。

 

 

『うまよん』(2020年)

トウカイテイオーの声優さんって Machico さんだったんですね。

個人的に Machico さんは歌手のイメージでした。歌はバカ上手いし声優さんとしての声もかわいいし、多才ですね…。

 

 

映画感想『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』『アーヤと魔女』など13本

ネタバレあり。

 

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』

めっちゃ良かった…

映像の美しさは健在、どころか、劇場版ということでさらにパワーアップしていますね。

回想も含めると物語中で流れる時間は長く、密度がとても高いです。

これだけ詰め込んでいるのに破綻しておらず、時間の厚みをちゃんと感じられるのがすごい。

物語に引き込まれ、1時間半があっという間に過ぎ去ってしまいました。

テイラーが一人前の配達人となって、エイミーと再会する日が待ち遠しいです。

 

『レッスン!』

レッスン! (字幕版)

レッスン! (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

アニメ『ボールルームへようこそ』を観てから競技ダンスに興味を持っていたので、映画『レッスン!』を観ました。

世界一のダンサーが、荒れた問題児たちに社交ダンスを教えるというストーリー。実話が元になっているようです。

展開はご都合主義な感じもありましたが、ヒューマンドラマやダンスシーンは良かったです。

社交ダンス界で優秀なペアも、最後のシーンではヒップホップでノリノリに踊っていたのがクールでした。何でも踊れるとは、さすがプロです。

 

『マダム・イン・ニューヨーク』

マダム・イン・ニューヨーク [Blu-ray]

マダム・イン・ニューヨーク [Blu-ray]

  • 発売日: 2014/12/03
  • メディア: Blu-ray
 

良かったです。

「人は自分のことが嫌いになると 自分の周りもイヤになって 新しさを求める」という主人公の言葉が刺さりました。

自分の周りのものがイヤになってきたら、自分のことを嫌いになっていないかをまず疑ってみたほうがいいですね。私もやりがちなので気をつけたいです。

 

あとやっぱりインド人はみんな踊れるんでしょうか…

 

『アーヤと魔女』

映画『アーヤと魔女』

引用元:宮崎吾朗監督「アーヤと魔女」初映像、特報PV - YouTube

 

PV ではキャラクターの顔がちょっと苦手な気がしましたが、慣れたら問題ありませんでした。ビジュアルで食わず嫌いしてはいけませんね。

 

アーヤをものすごく見習いたいです。

反骨精神と、目的のためならなんでもしようとする意欲。勇気。自分の世界を自分自身で変える力。

アーヤは悩みません。問題を解決する方法を考えて、とにかく行動するのです。

 

また、人たらしの能力についても尊敬しています。

アーヤは人の心に入り込んで、その扉を開けてしまいます。

アーヤは「アーヤ・ツール(操る)」という名前で、原作でも「EARWIG(ハサミムシ=入れ知恵をする、取り入ろうとする、という意味がある)」という名前なので、もしかしたらそういう生まれつきの力があるのかもしれません。

私としては魔法の力ではなく、アーヤの人格こそが人の心を震わせているのだと信じたいですが…

 

『天気の子』

天気の子

天気の子

  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: Prime Video
 

一人の命で世界が救われるならば良いのでは、と思ってしまいそうになりましたが、やっぱり人柱はムナクソ悪いです。

他の人からしたら接点もなく取るに足らない命かもしれませんが、当人や関係者にとってはそれこそ世界よりも大切なものなのですから。

 

陽菜を救って天気も正常になって大団円、とはならなかったのが好印象でした。

 

『若おかみは小学生!』

若おかみは小学生!

若おかみは小学生!

  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: Prime Video
 

劇場版ということで作画が良いです。

水領さんがめっちゃ素敵で、もっと彼女を観たいと思ったのですが、アニメ版では1エピソードにしか出てこないらしい。ぐぬぬ。

 

アニメ原作だと思っていたら、児童文学だったんですね。しかもシリーズもので全20巻もありました。

劇場版では抑えられていましたが、原作ではファンタジー要素が濃いようです。

 

『銀魂』『銀魂2 掟は破るためにこそある』(実写版)

銀魂

銀魂

  • 発売日: 2017/10/25
  • メディア: Prime Video
 

非常にだるくて何も手につかないときに、これなら頭空っぽでも大丈夫そう、と思って観ました。

序盤から出演者のメタネタを取り入れていて、さすが銀魂、ノリが良い。

長澤まさみさんのネタで一番笑いました。

 

続けて観た『銀魂2 掟は破るためにこそある』では、銀魂のくせに良い話で涙腺がゆるんでしまいました。

柳楽優弥さんの演技、上手いですね…

 

『銀魂』のことはほとんど何も知らなかったので、映画でキャラクターとその関係性や世界観をざっとつかめたのが嬉しいです。

 

『ロマンティックじゃない?』(Netflixオリジナル)

ラブコメを嫌っている主人公がラブコメの世界に入ってしまう話。

ラブコメにありがちなネタが詰め込まれていて、個人的に好きなのは車での移動時間が18秒だったというネタです。

確かに登場人物の移動時間の多くはカットされるため、視聴者にとっては十数秒のことですが、そこまで再現するのか!とクスッとしてしまいました。

 

終盤、良い意味で予想を裏切ってくれました。

物語にたくさん触れているせいで、ストーリーが読めてしまう作品が多くて退屈していたので嬉しいです。

ラブコメ的なミュージカルで終わるオチもナイス。

 

主演のレベル・ウィルソンさんは『ピッチ・パーフェクト』で知って以来、好きだなあ。

 

『パラサイト 半地下の家族』

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Prime Video
 

前半と後半でガラッと雰囲気が変わる作品。

前半のコメディみたいな展開は好きでした。

 

『マトリックス』

マトリックス (字幕版)

マトリックス (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

90年代の映画なのに意外に古臭くなっておらず、まだまだイケそうなのがすごい。

 

子どもの頃に観たときは、格闘術を頭に直接インストールするシーンと、スローモーションで弾丸を避けるシーンくらいしか印象に残りませんでしたが、大人になってから観るといろいろと理解できました。

まさか人間がコンピュータのための電池になっていたとは…。

初見じゃないのに、まるで初めて観たかのように楽しめました。

 

『ソーシャル・ネットワーク』

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)

ソーシャル・ネットワーク (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

社会に馴染まないタイプの天才が好きです。

本作の視聴後、彼ら天才の姿をもっと観ていたいと思い、天才を題材にした映画について情報収集をしました。

 

自分も天才になりたかった、と思うものの、今の状態ですら人と違うことに苦しむことがあるし、奇異な目で見られることを避けるし、嫌われるのは怖いしで、能力の有無の前にまず天才肌じゃないんですよね。

逆に、人と違うことを受け入れて、奇異な目で見られても気にせず、嫌われることを恐れなければ天才に近づけるのでしょうか。

少なくとも今よりは近づけるはず。

 

『イヴ・サンローラン』

イヴ・サンローラン(字幕版)

イヴ・サンローラン(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

『ソーシャル・ネットワーク』にしろ本作にしろ、華々しい展開がずっと続くわけではなく、後味悪い感じになってしまっています。

きっと天才の人生とはそういう落差の激しいものなのでしょう。

ただ、悪いときがあっても、能力を最大限に活かして満開の花を咲かせた瞬間があったのなら、その人生はそんなに悪いものじゃないのかも、とも思えてきます。

 

 

映画感想『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』『バーフバリ 王の凱旋』など11本

ネタバレあり。

 

 

『ランボー』

ランボー (字幕版)

ランボー (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

「なんだこのストーリーは」と思いながら観ていたら、最後の最後で泣かされました。

最後のランボーの独白を聞いてやっと、ランボーがなぜ反抗的な態度をとっていたのか、なぜ浮浪していたのかの理由が分かります。ランボーの苦痛は計り知れません。

 

私は最新作から遡って観ていったのですが、1作目の本作から順を追って観たかったです。何が起こって2作目以降の物語になったのか、というのを知っておくべきでした。

『ランボー』シリーズは爽快なアクションものだと思っていたら、ヒューマンドラマだったのです。こりゃ人気が出るわけだ。

 

ランボーは今風で言うと、異世界転生して必死で戦って、そのあとに自分の元いた世界に帰ってきた主人公のようです。

2007年の某アニメ*1での主人公は物語が一段落したあと、異世界に残る選択をしたのは本当に正解だったと思いました。

 

『ジュマンジ』

ジュマンジ (字幕版)

ジュマンジ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

ちょっと前、といっても2017年に、続編の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が公開され、気になっていたため視聴。

序盤にホラーの雰囲気が出ていましたが、コメディで安心しました。

アランの存在が『ソードアート・オンライン』1期でのキリトのようです。アランはジャングルで26年間、ジュマンジの世界にどっぷり触れていたわけですから、他の参加者からすると β テスト参加者のようなもの、というわけです。

 

『スーパーサイズ・ミー2:ホーリー・チキン!』

まじめにファーストフード店をやるのかと思いきや、フタを開けてみれば最大限の皮肉をこめたものが出来上がっていたのには驚きました。そうきたか。流石モーガンです。

 

いろいろなところでバイトをするとそれぞれのあんまり美しくない裏側が見えてしまうので、そういうのを暴露できたら面白いだろうなーと思ってしまいました。

私も含め、本当に消費者は騙されてまくってますよね。でも知らないほうがいいこともあるのかもしれません。

 

『ペット2』

ペット2 (字幕版)

ペット2 (字幕版)

  • 発売日: 2019/11/12
  • メディア: Prime Video
 

1つのストーリーを登場人物全員で追いかけるのではなく、マックス、ギジェット、スノーボールによる3つのストーリーが同時進行しているので飽きずに観られました。

ギジェットは相変わらずかわいいなあ。

 

『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

  • 発売日: 2020/03/26
  • メディア: Prime Video
 

本作はネットで話題になっていたので気になっていたんですよね。

『すみっコぐらし』というものを全然知らない状態で観ました。

はじめにキャラクター紹介があり、「すみっコ」とは何か、というのも説明してくれるのですんなり入れました。

 

中盤は進展している感覚がなく退屈に感じましたが、すべて伏線だったのですね。種明かしをされたときには不覚にもうるっときてしまいました。

ラストも、一応ハッピーエンドだけれどご都合主義じゃないのがナイス。

大人も子どもも楽しめるというウワサは本当でした。

 

『翔んで埼玉』

翔んで埼玉

翔んで埼玉

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video
 

ちょっとだけ埼玉に住んでいたこともあり、かなり楽しく観られました。

大真面目にバカバカしいことをやっているのが面白く、何度も笑ってしまいました。

改めて聞くと、GACKT は良い声してますね。

 

山田うどんがちょいちょい映り込むせいで、かき揚げ丼が食べたくなりました。安くて美味しいので好きです。

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『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(字幕版)

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(字幕版)

  • 発売日: 2018/03/21
  • メディア: Prime Video
 

ノンフィクションなだけあって、ご都合主義な展開がなく救いがありません。

超人的な能力でサバイバルする物語を求めていたのですが… まさかの実話とは。

 

夜に野外で一人で寝ようとすると音がいちいち気になって怖いですよね。分かります。

私も初めてのソロキャンプで、キャンプ場なのにも関わらず音が気になったし、寒さもあって眠れなかったですもん。これがジャングルでのサバイバル中なら、疲労が極限に達するまでおそらく私は眠れないと思います。

私だったらジャングルで生き延びる自信がありません。自分を奮い立たせながら生きた主人公を本当に尊敬します。

 

もはやホラー映画です。恐怖と不安と痛々しさでお腹が痛くなります。

こんな体験をしたら、そりゃあ何かしらの形で残さなきゃもったいないです。

幻覚を見たり悟ったりするあたりなんて、本当にありそうで怖い。いやノンフィクションなので本当にあったんですけど。

 

ラストでダニエル・ラドクリフがガリガリに痩せているのも凄い… それも含めて彼の演技の上手さを改めて感じました。

 

『名探偵ピカチュウ』

名探偵ピカチュウ(字幕版)

名探偵ピカチュウ(字幕版)

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: Prime Video
 

ポケモンと一緒に暮らすのが小さい頃の憧れだったのを思い出しました。人間とポケモンが寄り添って暮らすライムシティ、良い街ですね。

ピカチュウがおじさんの声なのは奇をてらったわけではなくて、意味があったのですね。

ピカチュウの表情や動きがいちいちかわいかったです。おじさん仕草なはずのに手足が短いせいで動きがワチャワチャして愛らしい、というギャップがまた良かったです。

ミステリーあり、アクションあり、恋愛ありと、要素が詰め込まれていて面白かったです。観る前はもっと静かに淡々と探偵をやる作品だと思っていました。

 

『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』

ヒックとドラゴン 聖地への冒険 (字幕版)

ヒックとドラゴン 聖地への冒険 (字幕版)

  • 発売日: 2020/05/02
  • メディア: Prime Video
 

『ヒックとドラゴン』の映画シリーズは、何かを得る代わりに必ず何かを失う物語なので、深みがあって好きです。

今作ではドラゴンたちとの生活を失うことになりましたが、悲しいだけの喪失ではありませんでした。完結編なのでハッピーエンドで良かったです。

 

トゥースがライトフューリーに求愛するときに鳥みたいなダンスを踊ったところでは、声を出して笑ってしまいました。

 

『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: Prime Video
 

『バーフバリ』シリーズはネットでよく見かけるので気になっていて、最近アマゾンプライムビデオで一作目の『バーフバリ 伝説誕生』が配信され始めたので観ました。

ストーリーはもちろん面白いのですが、映画として、というか動画としても見応えがありました。

 

続きがかなり気になる終わり方、というか続きありきの終わり方をしたので、そのあと二作目の『バーフバリ 王の凱旋』を Netflix で観ました。

アマゾンプライムビデオでは二作目は配信されていないので、複数の動画配信サービスに登録しているとこういうときに便利です。

で、二作目なんですが、これが超良かった。語彙力が足りないので幼い表現になりますが、超超良かった。

 

ストーリーで泣かせられるし、アクションゲームかよ、というくらいド派手なアクションで笑わせてくるし、泣かせるのか笑わせるのかどっちかにしてくれ!って感じです。

涙腺がゆるむというレベルではなく、目から出たのはけっこうな水分量でした。

これは一作目から積み重ねられたストーリーの厚みのおかげでもあります。やはり上映時間が長いだけあって厚みが出ますね。

これを書いている今、泣いて眼圧が上がったせいか頭が痛いです。

 

バーフバリもバラーラデーヴァも、肉体がたくましくかっこよくて憧れます。

バーフバリは芯から善良かつ勇敢で、王になるために生まれてきたような人間でした。

だから観ていて安心できるし、彼の一挙手一投足が痛快だしで、自然と彼のことを好きになってしまうのです。

バーフバリ! バーフバリ!

(どうしてネットのみんなが『バーフバリ』シリーズの話題に触れるときにこれを言うのかようやく分かりました。これからは私も参加できますね。)

 

 

*1:ネタバレを避けるための表現です。

最近観た映画・ドラマ『ピクセル』『アンダーワールド』など18本

ネタバレあり。

 

 

『LEGO ムービー』

LEGO(R)ムービー Blu-ray

LEGO(R)ムービー Blu-ray

 

 

生き物や建物だけでなく、水や炎まですべてレゴで表現しているのが気合が入っていてすごかったです。

 

ヒロインのワイルド・ガール役が沢城みゆきさんということで、日本語吹替版にかなり興味が湧いていましたが、主人公のエメット役が山寺宏一さんだったからやめました…って Wikipedia 見たら山寺宏一さん、エメット役じゃなくておしごと大王役じゃないですか。勘違いしてました。

 

山寺宏一さんは嫌いじゃないんだけれど、物語にまだ入り込めていないであろう序盤では彼のセリフを聴くたびに「あっ山ちゃん」「あっ山ちゃん」と気が散ってしまって苦手なんですよね。

例えるなら、すごく観たい邦画の出演者が有名すぎる俳優だったときみたいな感じです。物語に入り込みたいのに、「その俳優さんであること」が気になってしまう、みたいな。

 

Wikipedia によると、吹替版は一人の声優さんが何役もこなしているようですね。最高4役。

もしも吹替版を観ていたら、声優さんの演じ分けも見どころになったのかもしれません。ちょっと後悔。

 

 

『ヒックとドラゴン2』

ヒックとドラゴン2 [Blu-ray]

ヒックとドラゴン2 [Blu-ray]

 

 

前作の『ヒックとドラゴン』は日本語吹替版で観たから気付かなかったけれど、ヒックの名前って「Hiccup」なんですね。

登場人物たちがヒッカップヒッカップ言ってて気になりすぎていたところ、スタッフロールで謎が判明しました。

原題も『How to Train Your Dragon』と、邦題とけっこう違ってますね。

 

ヒック周りの人間関係も良かったし、ドラゴン同士の絆、人間とドラゴンの絆も良かったです。

「深みのある物語には喪失があるべき(逆か?)」派なので、前作同様に本作でも大切なもの(ヒックの父)を失ったのがとても良かったです。いや、ヒックとしては良くないんだけれど。

 

今年には『ヒックとドラゴン3』が公開されるようなので楽しみです。

予告動画内で「この春」と言っていたから、この記事が投稿される前に公開されているかもしれません。

※追記:『ヒックとドラゴン3』は日本では2019年12月20日公開のようです。

 


『ヒックとドラゴン3』予告編 (2019年)

 

 

『ピクセル』

ピクセル [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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地球の危機だってのに主人公たちがその言動によってちょいちょい笑わせてきて楽しかったです。

 

ラドローがレディ・リサと結ばれたのが最高に胸アツでした。

例えばラドローがイケメンだからとかではなく、ただただ彼の深い愛がレディ・リサに伝わって結ばれたという心の交流が良かったです。

二次元の存在との交流は夢です。いいなあ…

エイリアンに勝利したあとのレディ・リサとの別れの際のラドローの心境は、容易に想像できました。辛い。いったんあの幸福を味わってしまうと、もう絶望しか残りませんよね。

 

その後 Qバートがレディ・リサに変化したけれど、消えてしまったQバートのことを思うと素直に喜べませんでした。

が、ラドローとレディ・リサとの間に生まれた子どもがまんまQバートの姿形をしていたので、アイツはレディ・リサではなく本当はQバートなのでは…。他のポケモンに変身したメタモン的な。それでいいのかラドロー!

 

私はアーケードゲーム世代ではないので、知らない敵キャラが多かったのですが、ドンピシャ世代はもっと本作を楽しめているのだと思うと羨ましいです。
やっぱり元ネタを知っているといちいち嬉しいですよね。

 

 

『特殊部隊:地獄の訓練』

アマチュアの20人が各国の特殊部隊の訓練を受け、ナンバーワンを決めるドキュメンタリー。

 

本作を観ているときの私の仕事がめちゃめちゃしんどくて精神的に参っていたのですが、「本作のみんなも頑張っているんだから」と、辛さに積極的に耐え、さらにもっと頑張ろうとすら思えたすごい作品。

仕事のモチベーションは本作で上げていました。いやーよく耐えた自分。褒めてあげたい。

日頃やっているトレーニングの意欲も上がりました。

 

その時期の合言葉は「部屋から一歩出たら、そこは戦場。細心の注意を払え」だったのですが、あとから自分のメモを確認したところ、本作ではなく漫画『あおざくら』でのセリフでした。
でも本作にあっても全然おかしくないセリフですね。

 

あおざくら 防衛大学校物語(1) (少年サンデーコミックス)

あおざくら 防衛大学校物語(1) (少年サンデーコミックス)

 

 

ミラーが優勝したときは鳥肌が立ちました。個人的にも彼女が好きだったのでめちゃくちゃ嬉しい。

女性でも男性を超えて強くあれるんですね。

ミラーをメンターにして、その強さと精神力を見習いたいです。

 

 

『バイオハザード ヴェンデッタ』

バイオハザード:ヴェンデッタ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

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アクションシーンが超かっこいい。

レオンとゾンビ犬のバイクチェイスと、クリスとグレンの超至近距離での撃ち合いが見どころ。

まるでゲーム。この視点移動は実写映画ではお目にかかれなさそうです。

レオンもクリスも動きが尋常でなく、そして強い。レオンのヒーロー感がバリバリです。

 

あとレベッカがかわいくて目が離せませんでした。

 

 

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』

ピッチ・パーフェクト ラストステージ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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本作は はちゃめちゃアクションで、3作目でもマンネリ感がなく面白かったです。

アナ・ケンドリックは相変わらずかわいいし、女の子同士でキャッキャウフフしているのも百合好きとしては良かった。百合アンテナが刺激されまくりでした。

 

 

『ルドルフとイッパイアッテナ』

 

感動しました。涙も流してしまった。

 

猫が人間界の文字を覚えて世界が広がる、という展開に学習モノっぽさを感じました。

デビルとタイガーの友情が良かったです。胸アツ。

子ども向けな演出やご都合主義なところがあり物足りなさはあったけれど、敵や悪いヤツがいるわけではない優しい世界でした。それもやはり子ども向けだからでしょうか。

 

ルドルフは終盤ではもう立派な大人になりましたね。

彼は1年ですっかり成長しました。やはり成長するには冒険が必要なんですね。

 

タイガーの声はまさかの鈴木亮平さん。

俳優さんが吹替をしたときにありがちな棒読み感が全然なくて気付きませんでした。

彼は努力家だと聞いていますから、相当練習したんだろうなー、すごい、と勝手に思っています。

 

友人にも本作を勧めようと PV を見せたら、その内容がネタバレ MAX で焦りました。

イッパイアッテナが文字を読めること、ルドルフの家のある県名、そこへの帰り方までガンガンネタバレしてくる。

こんなにネタバレしたら、実際に観たときの驚きや感動が失われるじゃないか…!

映画鑑賞が、すでにネタバレされた情報を確認する作業になってしまいます。

私が本作を観る前に PV を先に観なくて良かったー、と超絶思いました。

 

 

『万引き家族』

万引き家族 通常版Blu?ray(特典なし) [Blu-ray]

万引き家族 通常版Blu?ray(特典なし) [Blu-ray]

 

 

松岡茉優さんがめっちゃかわいい。

化粧っ気の薄い女の子は最高ですね。つまりは女子高生最高ということなのか?

 

余談ですが『ウォーターボーイズ2』に出ていた頃の石原さとみさんも大好きだったんですが、今は普通に化粧っ気があってしっかり美人だからか、あの頃ほどの好きはなくなってしまいました。

 

 

『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』

 

ラブコメ&アクション。

アナ・ケンドリックが演じるヒロインがなかなかイカれていてかわいかったです。

アナ・ケンドリック好きは見て損のない一作。

彼女のお顔が私の好みすぎて、顔を見ているだけでテンションが上がります。

 

お相手役のサム・ロックウェルはイケメンでチャラくて超強くて、でもメンタルは鋼ではなくちょっと弱い部分があって「完璧か!」って思いました。

アナ・ケンドリックが「やっと運命の相手を見つけた」(セリフはうろおぼえ)と感じるのも納得しかありません。

イカれた彼女のパートナーには、彼女も驚くくらいにイカれているのがちょうどいい。ベストカップル賞をあげたいです。

 

もっとアナ・ケンドリック主演の映画を供給してください…!

 

 

『OUR PLANET − 私たちの地球』(Netflixオリジナル)

Netflixオリジナル『OUR PLANET − 私たちの地球』
引用元:Netflix

 

地球温暖化といえば「北極の氷が溶けてシロクマが大変なことになる」程度の知識しか持っていなかったので、非常に勉強になりました。

 

特にハッとしたのは、何も生み出さない不毛な場所だと思っていた砂漠の土が、風で運ばれて海の生物の栄養になっているということ。

自然というものはすべてどこかで繋がっているんだなーと腹落ちしました。

 

「やらないよりはやったほうがいいこと」みたいにふんわりとではなく、しっかり環境問題について考えて行動していかなければ、と思えた作品です。

環境問題について学べる点はもちろんですが、映像やその内容のクオリティも高いので、映像作品としても万人におすすめしたいです。

 

 

『二郎は鮨の夢を見る』

二郎は鮨の夢を見る [Blu-ray]

二郎は鮨の夢を見る [Blu-ray]

 

 

寿司のドキュメンタリーは面白い。

本作の前に Amazonプライムビデオの『PRIME JAPAN』の寿司編を観たんですが、あっちも面白かったです。

 

私は普段「スシロー」や「はま寿司」といった一皿100円の回転寿司屋さんにしか行きませんが、寿司が大好き。

二郎さんが握るような「鮨」は、きっと私が食べている寿司とは別物なんだろうなーと勝手に思っています。

ただ、その美味しさを理解できる舌を持っていないので、今後も「鮨」を食べることはなさそうです。

 

 

『青葉家のテーブル』(ドラマ)

料理少女がかわいすぎてリク君になりたさばかり募る作品でした。

お互いに恋愛対象として見ていない異性の親しい友人とか、いけ好かないけどデキるライバルとか、創作の悩みとか、青春だなー! 私もそんな青春したかったよ!

 

作品に漂う温かさと素朴な雰囲気に癒やされました。

血はつながっていないけど家族のように一緒に暮らしていたり、結婚するわけでもなく

ゆるく繋がっているパートナーだったり、おしゃれな部屋&美味しそうな料理だったりと、良さしかありませんでした。

 

 

『パンとスープとネコ日和』(ドラマ)

パンとスープとネコ日和  Blu-ray BOX

パンとスープとネコ日和 Blu-ray BOX

 

 

直前に映画『プール』を観ていて、本作と同じキャストが何人も出ていて笑ってしまいました。

たとえばダテコー作品*1に共通の声優さんが参加しているのと同じ、安心するような感覚があります。

 

私がこれまでに観た『かもめ食堂』『めがね』『プール』『パンとスープとネコ日和』は、Wikipedia によるとキャスト・スタッフが共通しているそうです。

ただし監督・脚本はいつも同じとは限らないのに、似た雰囲気が出せるのは不思議だなーと思いました。

 

もたいまさこさん、演技がうまいなー。

にこにこ穏やかで優しい役の印象がありますが、本作の口が悪くてそっけないけど根は優しい、そんな役でも違和感がありません。なんでもできる人ですね。

 

あとパンがすごく質が良くて美味しそう。

 

そしてエンディングの謎ダンス。この仲良し感というか空気、好きだわー。

 

 

『トランス・ワールド』

トランス・ワールド [DVD]

トランス・ワールド [DVD]

 

 

舞台がほぼ森と小屋だけなので予算はあまりかかってなさそうだけど、低予算でもこれだけ面白いものが作れるんですね。

最初はワケが分かりませんが、どうか面白くなるまで観てほしい作品です。

ネタバレを見れば見るほど面白みが減っていくと思うので、プライムビデオのあらすじにも必要最低限の情報しか書いてありませんでした。やるな、Amazon。

 

最後に「ハンスを救えば未来が変わるぞ!」と先が見えてきた直後にジョディが撃たれたのにはビックリしました。

これバッドエンドなのでは…と思ったらなんとかハッピーエンド。

最後までハラハラさせられました。映画って楽しいな!

 

最初は登場人物みんなが胡散臭く思えましたが、彼らが少しずつ打ち解けて謎も解けてきて、私から彼らへの愛着がわいたところに「みんなの暗い過去や今を変えられる」と分かったときには、もう全力で成功を祈りましたよ。

 

現実に戻ったあと、ジョディがワルじゃなくなっていたのがすごく嬉しかったです。

ジョディがワルじゃないことが嬉しいんじゃなくて、きちんと母と過ごせて辛い人生を送らなくて済んだことが嬉しい。

みんなどうか幸せになってくれ…!

 

あと、姿が見えなくなるまで遠くへ歩いていく系のエンディング、好きです。

ちなみに似たようなものでパッと思いついたのは『遙かなる山の呼び声』でした。

 

 

『アンダーワールド ビギンズ』

アンダーワールド ビギンズ [Blu-ray]

アンダーワールド ビギンズ [Blu-ray]

 

 

全編を通して画面が暗いというか色彩に乏しいダークファンタジー、好きです。

狼男(ライカン) vs 吸血鬼(ヴァンパイア)という題材もワクワクします。

ワイヤーアクションは笑えるほどハデで描写はグロめ。終盤でライカンが憎きヴァンパイア共を蹂躪するシーンは爽快でした。

 

ヴァンパイアの処刑のシーンでは殺し方が予想できず、無駄にハラハラドキドキしました。

天井が開いて差してくる光によって処刑するんですね…

 

ルシアンがビクターの最期をきちんと見届けませんでしたが、これ生きてるのでは…

漫画やアニメでは敵味方どちらのパターンでも「殺したつもりが生きていた」「死んだと思われて生き延びられた」というのはありがち。みんな油断しないでしっかり手をくだすか、その目で最期を見ないと駄目だよ!

ビクター、続編で実は生きてたーみたいことになる気配がプンプンします。

と思ってたらほら生きてた! もう!

 

『アンダーワールド』シリーズを観るのは本作が初めてですが、他の作品にも興味が湧きました。

 

 

『アンダーワールド』

アンダーワールド [Blu-ray]

アンダーワールド [Blu-ray]

 

 

『アンダーワールド ビギンズ』が気に入ったので、シリーズ1作目である本作を視聴。

 

ビクターが生き血飲みたさに一族の掟を破ってまでセリーンの家族を殺し、セリーンが娘のソーニャに似ていることに気付いて、彼女の家族を殺したのはライカン(狼男)のせいだと咄嗟に嘘をついて彼女にヴァンパイアになることを望ませ、ヴァンパイアにして慕わせるとか、本当にビクターはクズですね。

セリーンが序盤にビクターを慕っていたので、ビクターは『アンダーワールド ビギンズ』では悪役だったけれどヴァンパイアの間ではもしかすると良いヤツなのか?と思っていたら裏切られましたよ。クズ中のクズでした。

思い返せば彼が人として(ヴァンパイアとして?)かっこよかったシーンなんて一度もなかったですね。常に頭が悪そうでした。

それなのに一番強くて偉い長老だなんて、ヴァンパイアの皆さんも大変ですねとしか思えません。

(※細部は実際と少し違いますが、続編の『アンダーワールド2 エボリューション』を観るまではこのように理解していたのでそのままにしてあります。)

 

ちなみに途中までセリーンがソーニャの娘だと勝手に思い込んでいたので、シナリオがチンプンカンプンでした。セリーン、もとは一般人だったんですね。

 

あとセリーンとマイケルがいつの間にか愛し合ってるのが意味不明でした。

いやはや、恋愛のことは私にはよく分かりません。

マイケルがヴァンパイアとライカンのハーフという貴重な存在になってしまったので、今後は彼が物語の主人公のような立ち位置になるのかと思うと興味が失せます。巻き込まれた一般人、って感じで全然かっこよく思えないですし…

 

 

『アンダーワールド2 エボリューション』

アンダーワールド2 エボリューション [Blu-ray]

アンダーワールド2 エボリューション [Blu-ray]

 

 

前述したように個人的に気に入らないマイケルと、我が愛しのセリーンとのラブシーンは観るのが辛かったです…

主人公(セリーン)の愛するモノ、という物語の3番目くらいに大事そうな要素に入り込めないってかなり残念ですよね。そのせいで全然楽しめなかったです。自分が憎い。

ヴァンパイアは不死ですから、子どもはいくらでも産めるんですかね。そのへんの事情がどうなってるのかは気になります。

 

 

『カメラを止めるな!』

カメラを止めるな!  [Blu-ray]

カメラを止めるな! [Blu-ray]

 

 

ゾンビ映画撮影中に本当にゾンビが現れてサバイバルになる、という映画を撮る、という映画、という構図が面白かったです。

映画内映画自体は例によって画面酔いしました。2015年の一人称映画『ハードコア』は画面酔いが気持ち悪くて視聴断念したのを思い出しました。

 

映画内映画はワンカットで生放送ということで、ハプニングがやたらと起こった割に、それによる役者の挙動不審が視聴者からは「本気でゾンビに驚き恐怖する人たち」のように見えてリアリティを出すのに一役かっていたのが奇跡的。

 

映画内映画自体もクオリティが高く、ワンカットで生放送という新しい試みも面白かったし、監督と娘さんも打ち解けたようだし、スーパーハッピーエンドなのもナイス。

いやーしかし脚本がすごいですね。感動しました。

 

 

*1:石ダテコー太郎さんの関わる作品群のこと。『gdgd妖精s』『てさぐれ!部活もの』『ひもてはうす』など。

最近観た映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』『スペクトル(Netflix)』など16本

ネタバレあり。

 

 

『レ・ミゼラブル(2012)』

 

2時間半もあるのに、集中が途切れることなく最後まで観られました。

テンポが良いです。どんどん話が進んでいくのに、雑な印象はありません。

最後、ジャン・バルジャンがすべての苦しみから解放された(ように見える)シーンでは泣いてしまいました。

 

『レ・ミゼラブル』自体は『サクラ大戦』のドラマCDで知りました。

サクラ大戦の『レ・ミゼラブル』は軽めにしてあるけれど、本作は重め。

本作のフォンティーヌがサクラ大戦の真宮寺さくら(ドラマCDではフォンティーヌを演じる)役の横山智佐さんにそっくりなことに、なにか運命を感じます。

 

本作を観て「やっと気になっていた『レ・ミゼラブル』のストーリーが理解できたぞ」と思ったのだけれど、Wikipedia を見たら原作から端折られた部分が多いことを知って、2時間半の映画に詰め込むのはやっぱり無理があるよなーと思いました。

サクラ大戦のドラマCDでも唯一、『レ・ミゼラブル』だけは前編と後編に分けられていますしね。

端折りまくっているのだからテンポの良さも納得です。

 

 

『ショーン・オブ・ザ・デッド』

 

最後にゾンビの大群に囲まれ行き詰まったときに、どういう終わり方をしてくれるのだろうと思ってみれば、「全員死亡でバッドエンド」「軍などによる救済エンド」というありがちな2パターンの後者だったのがちょっとガッカリ。

 

面白かったのは、救済されたあとの「その後のお話」が描かれたことです。

ゾンビと共存するというのは予想外でした。

イギリス人、楽観的すぎるでしょう。共存反対派もいるでしょうね。

ショーンの彼女のリズもすっかりゾンビ化(干物化の比喩として)していました。

 

ゾンビ自体は走ったり飛んだりせずリアルに描かれているのに、ショーンとその親友・エドの二人がコミカルで笑えました。

彼らがいなかったら、一緒にゾンビから逃げていた他のメンバーはもっと戦々恐々としていたでしょうね。

それか、もしかしたらショーン達がいなくても楽観的な国民性を発揮していたかもしれません。

ゾンビがコミカルだったらB級映画っぽいけれど、そうでないのが良かったです。

 

 

『ベンジー』(Netflixオリジナル)

Netflixオリジナル映画『ベンジー』のスクリーンショット

引用元:Benji | Netflix Official Site

 

ベンジーがかわいい。

毛並みのせいでキリッとした顔立ちではなく困り顔なのがまた愛らしいです。

 

そしてめちゃくちゃ賢い。

屋台のホットドッグを盗んで、大型のホームレス犬に与えて仲間にするところにはグッと来ました。

落ちている鍵を口にくわえて鍵穴に差し込み、回してドアを開けるという凄技も披露。ちょっとやりすぎである。

かと思えば犬らしく、ビビリなところもあるのがリアル。

 

あんなに凄技を見せてきたベンジーが、子ども達を助けて死んでしまうなんて、信じられない。

と思ったら生き返るんかい! それでこそベンジーだ!

しかもホームレス犬は女の子だったのか。

最後にイチャイチャを見せつけてくれました。

 

ベンジーが全然CGに見えないのでどんな技術を使っているんだろう、と感動していたら、スタッフロールでトレーナーの方の名前が並んでいたので、完全に実写だったと発覚。実写だったのか…

最後にNG集がちょっと流れたけれど、ワンシーンだけであれだけNGを出していたら収録はかなり大変そうですね。

それにしてもスタッフロールにベンジーの名前がないのはどういうことなのか。

 

 

『ネクスト ロボ』(Netflixオリジナル)

Netflixオリジナル映画『ネクスト ロボ』のスクリーンショット

引用元:Next Gen | Netflix Official Site

 

犬のモモがぶさかわいい。

ロボも起動したての初期はポンコツかわいい。

 

ロボが武器をひとつ取り戻すたびに、メイとの大切な思い出がひとつずつ消えていくの、ものすごく救われないけれど胸アツな展開でした。

ロボは強すぎだけれど、博士がロボットの反乱を予測して作っていたのだと思うと納得できます。

ラストで安直にロボの記憶が戻らなかったところを評価したい。私は「力や奇跡には代償がつきもの」派です。

 

ロボが主人公・メイに罵られた記憶も大切に残していたところが、都合のいい記憶だけ残したがる私とは違い、それこそ本物の愛だと感じました。

 

 

『ネイキッド』(Netflixオリジナル)

Netflixオリジナル映画『ネイキッド』のスクリーンショット

引用元:Naked | Netflix Official Site

 

自分の結婚式直前に、なぜかエレベーターのなかで裸で倒れている状態で目覚める。

しかも協会の鐘の音がなると時間が戻り、またエレベーターに戻ってしまう。

 

コメディ色の強いタイムループもの。コメディ×謎解き×ラブロマンス。

タイムループを繰り返すうちに、過去の自分を反省して成長していくところが好きです。

 

 

『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』

 

『ショーン・オブ・ザ・デッド』でのサイモン・ペグとニック・フロストのペアが気に入ったので視聴。

 

序盤は退屈だったけれど、殺人事件が起こってから面白くなってきます。

どんな内容が全然知らずに観始めたので、まさかサスペンスだとは思いませんでした。

 

(主人公・ニコラスからすれば)合理的じゃない考えをする村人が多くて腹立つなーと思っていたら、全員グルだったのですね。

「意味不明な行動をする人たちでも、その人たちの頭の中では合理的に動いている」、というのを最近『論破力』という本で読んで、ああこういうことかって思いました。

 

この村、『キノの旅』に出てきそう。

 

 

 

『スペクトル』(Netflixオリジナル)

めっちゃ面白いです。Netflixオリジナルの超常現象・SF映画でイチオシ。

 

こちらに大きな危害を与えてくる敵が何なのか分からない(見えない・存在を理解できない)というところに、私が映画『バイオハザード』を初めて見てゾンビに出くわしたときのような衝撃と興奮を感じました。

敵が何なのか、どうすれば倒せるのか分からないというのはやっぱり怖いですね。

しかも人間の形をしているから、人間の霊体を想起させてより恐怖を感じます。

どう対処していくのかが気になって引き込まれました。

 

敵が霊体のような存在だということももちろんですが、実物がないのにオカルトで説明を付けず科学で説明してみせたのが斬新でした。

科学で説明したことで、「オカルトかー。そっかー。へー」と冷めた見方になることがなく、現実味が増しています。

 

そして技師が有能。

知識と技術があって、戦場に自ら出ていく勇気があって、序盤のどうでもいいミニ事件で死んでしまう某研究者のような間抜けさがなく、生き残る強さがあります。有能すぎる。

 

科学が発達すると武器や兵器は実体のように触れることができるものでなく、レーザーやパルスなどの光学的なものになっていくんですね。

撃たれたときに銃弾で自分の体がえぐれるのを想像すると痛々しいですが、光学的な武器で一瞬で蒸発するところを考えるともっと恐ろしいです。

 

 

『エクスティンクション 地球奪還』(Netflixオリジナル)

前述した『スペクトル』といい、Netflixオリジナルの超常現象・SF映画は面白いです。

 

邦題で若干ネタバレしているのが残念。原題は『Extinction』。

邦題のせいもあって、現在地球に住んでいる彼らが人間でないことにはすぐに気づいてしまいました。

 

彼らの一部が見たあの夢は消された過去の記憶で、記憶が蘇った人は施設でもう一度記憶を消してもらっていたんですね。

真実を知ってしまったら、思い出してしまったら世の中が混乱するから。

そんなわけで夢を見る人が多かったのには納得だし、その夢が過去の記憶だったから、未来に起きる出来事とは似て非なるものだったということにも頷けます。

 

彼らは身体が成長しないから、老人が見当たらなかったんですね。

子どもは何人かいたけれど、彼らは一生子どもの身体のままなのでしょう。

それとも新たに作った成体に記憶をコピーさせて、身体を一気に成長させるんでしょうか。

一生子どもの身体で、子どもの役割のままでいるのってどんな気持ちなんだろう。

 

こうやって疑問点を挙げていくと、「何年も生きていたら自分たちが人間でないことに、そして何かがおかしいということに気付くはず」と急にスッキリ感が消えていく作品ですが、基幹のストーリーは面白かったです。

 

『バード・ボックス』(Netflixオリジナル)

「ソレを見るとおかしくなって自殺してしまう」という設定は面白いし、そんななかで安住の地を求めてサバイバルする姿にも引き込まれました。

だけど大きな鳥のようなものの正体は分からなかったし、結末もよく分からなかったのが残念。

絵というか画の質は高かったです。

 

 

『TAU/タウ』(Netflixオリジナル)

心のようなものを持ち始める AI モノは大好物です。

 

AI は高性能で有能なはずなのに、かつ人間の子どものようなポンコツさを持つところがかわいい。

知識は大人相当なのに人間界での常識が抜け落ちている、というのがおかしくてかわいく見えてしまうのでしょうか。

 

あとは「心」という持っていなかったものを、なにかとの出会いで得ていく過程にもグッときます。本作ではジュリアですね。

本作とは関係ないけれど、心を手に入れることだけでなく、これまでの心を持っていなかった頃の自分(AI)の記憶を、心を手に入れたあとで振り返って「あれはそういうことだったのか」と理解する、というのにも心を打たれます。

 

 

『ザ・ベビーシッター』(Netflixオリジナル)

グロいです。コメディタッチだけどグロいシーンが多い。

本作での一番のインパクトはそのグロさです。

 

ソーニャ役のハナ・メイ・リーさんが良いキャラしてる。

彼女は『ピッチ・パーフェクト』でめちゃめちゃ声が小さくて高くて聞き取れない不思議ちゃんみたいな役をしていましたが、本作でもなかなかぶっ飛んだキャラクターを演じています。

 

 

『リトルデビル』(Netflixオリジナル)

ホラー物かと思いきや、ちょっとしたコメディと家族愛もあって良かったです。

序盤はホラー要素にビビっていましたが、後半はほっこりしました。

 

 

『アナイアレイション -全滅領域-』(Netflixオリジナル)

画が美麗だし、誰も帰ってこれない謎の領域という設定も面白いです。

前半は面白かったけれど、後半はちょっとよく分かりませんでした。

 

 

『人生フルーツ』

山のなかに暮らさなくても、家と広い庭の周りに大きな木を植えると似たような暮らしができる、というのは新たな発見でした。

90歳になってもあれだけ動いて農作業ができて、好きな仕事ができて、お互いを好き合っていて、半山半街のような場所でスローな生活を送れるというのは理想ですね。

 

 

 

『わたしを離さないで』

 

生まれたときから臓器提供をして死ぬ運命である、クローン人間の彼らはどんな気持ちで生きていたんでしょうか。

主人公たちが幼少期を暮らした寄宿学校ヘールシャムは彼らの人権を尊重した場でしたが、私たちの世界でいうと放し飼いスタイルの養鶏場みたいなものでしょうか。

動けないほど詰め込まれて太らされて殺される養鶏場よりはマシかもしれませんが、結局殺されてしまうんですもんね。

殺されるまでの人権を尊重すればいいってもんでもない気がしてきます。

 

「人類がまたあの短い寿命に戻ってもいいのか」というのと、「二度と鶏肉が食べられなくなってもいいのか」という問題は似ているところがあると思います。

クローン人間が人間の形をしている以上、「クローン人間は人間ではないのか問題」に決着をつけるのは難しいでしょう。

本作の世界で生きる人類は既に割り切ってしまっていますがね。

 

 

『にがくてあまい』

 

ベジタリアンのゲイ・渚と、野菜嫌いの女の子・マキのお話。

マキは渚のことを恋愛対象として好きですが、絶対に恋愛関係にならないのでラブコメ嫌いな私でも安心して観られました。

毎日野菜ばっかりの料理でも美味しくて満足できるものが作れるんですね。渚が作る料理はすべて美味しそうで食欲をそそられました。

登場人物に嫌なやつが一人もいないのも良いです。

 

ググったところ、原作漫画の最後でも二人はくっつかないという、私好みのいい感じに終わるそうなので機会があったら読みたいです。

 

 

 

最近観た映画『大脱出』『シュガー・ラッシュ』など6本

ネタバレあり。

 

 

『灼熱の魂』

 

podcast「ひいきびいき」で紹介されていて気になったので視聴。

 

世間に背を向け、我が子にも心を開かなかった母親の突然の他界。残された二通の手紙と遺言に導かれ、双子の姉弟は、母の数奇な人生と家族の宿命を探り当ててゆく…。あまりにも恐ろしく、そして残酷な真実。想像を絶する母親の魂の軌跡をたどる、心震わす至高のヒューマン・ミステリー。

灼熱の魂 (字幕版) | 動画 | Amazonビデオ

 

母の人生の物語は壮絶なものでした。濃すぎる。

最後に兄妹が真実を知ったときの私の心拍数の上昇っぷりといったらなかったです。

観終わったあともしばらくドキドキしていました。

1+1=1には納得。

 

おつかいじゃないけれど、母にまつわる場所を訪れ、母と関わった人の話を聞いて、というのがゲームっぽかったので、ゲーム化しても面白い作品になると思いました。

少しずつ母のことが分かっていき、最後にはすべて理解できる、というのが気持ちよかったです。

 

 

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

 

旅をしながらの仕事を始めた友人が影響を受けた、というので観てみました。

 

フードトラックでの旅の開放感がいいですね。

やっぱり手に職(しかもスキルがバカ高い)があると強い。

悪意のあるようなやつは登場しないし、主人公の料理の能力は圧倒的なので観ていて安心感と爽快感がありました。

 

フードトラックは Twitter を使って広報しているのですが、SNS の影響力、恐るべし。

あとキューバサンドが美味しそうなので食べたい。

 

 

『大脱出』

 

シルヴェスター・スタローン67歳、アーノルド・シュワルツェネッガー66歳(どちらも公開年で計算)と、60歳を超えている主演二人があれだけアクションできるのがすごい。

映画を観るときに登場人物の年齢について考えるなんてことは基本的にないので、映画を観たあとにネットで調べていて驚きました。

 

しかもスタローンのほうが1歳年上って…そうは見えない。どう見てもシュワちゃんのほうが年上に見えます。

スタローンのほうが髪があって、しかも前腕モリモリのマッチョだから若く見えるのでしょうか。

つまり髪を大事にして、体を人並み以上に鍛えていればいつまでも若く見えるということか。

 

正直に言うと二人が脱出した瞬間までは、個人評価的にはフツーの作品だったんです。

それが最後の最後で「実はこうでした」ってことが判明し、それによって作品全体の評価を底上げさせられた感じです。

全然予測できていなかったことで、しかも納得できるものが現れる、というパターンに私は弱いみたいですね。

ちなみにいくら意外性があっても納得できなければ、「なんだこれ」「ご都合主義」と萎えてしまいます。

 

 

『DOOM』

 

なかなか敵が正体を現さないので退屈だったんだけれど、終盤にジョンが超人化して、映像がFPS*1風になった瞬間に一気に高まりました。これぞDOOM。

いや、原作ゲームのストーリーはプレイしたことがないし知らないのですが。『DOOM』のゲームプレイ画面は何度も観たことがあります。

隊長が主人公だとずっと思っていたので、まさかジョンが主人公だったとは驚きです。

 

スタッフロールもFPS風で、FPSをプレイ中の爽快感のような楽しさがあって見入ってしまいました。

 

余談ですが、本作を観て「一人称視点の映画、面白いじゃん!」と思い、全編FPS風の『ハードコア』という映画を観始めたら画面酔いして最後まで観られませんでした。

 

 

『シュガー・ラッシュ』

 

アーケードゲームの世界で悪役キャラクターを演じてきたラルフが、ヒーローになる夢をかなえるために冒険に旅立つファンタジー・アドベンチャー映画。

シュガー・ラッシュ - Wikipedia

 

ラルフがヒーローメダルを手に入れて、自身が登場するゲーム「フィックス・イット・フェリックス」のみんなに認めてもらってエンディング、という単純な話ではありませんでした。

主人公格のキャラクターがラルフを含めて4人いて、それぞれの思いや人生が絡みあって深い物語になっています。

 

最初の悪役の集会がリアルでした。

自助グループの会そっくり。

最初に「○○です」「はい、○○」と名前(あだ名でも良い)を呼び合うところとか、他人が話をしているときに口出ししてはいけないところとか、よく再現されていてフフッとなりました。

 

悩んでいる人(ラルフ)が悩んでいる人(ヴァネロペ)を助けて自分自身も救われるというストーリーは、物語全体での感情の動きの総エネルギーが高い感じがして好きです。

ラルフが自らの命を顧みずヴァネロペを助けようとする終盤のシーンでの、

ラルフ「俺は悪役、それでいい。

ヒーローになれないのは悪いことじゃない。

だってあの子を助けることが、できるんだ」

で泣きました。

 

個人的に本作の萌え要素の一つである、カルホーン軍曹がかわいすぎる。

彼女は結婚式の日に最愛の人をサイ・バグという敵に殺される、という設定がインプットされているんだけど、フェリックスと出会い結婚したことで、苦々しい過去の記憶から解放されてくれることを願います。

結婚式場の半分が、カルホーン軍曹の登場するゲーム「ヒーローズ・デューティ」の兵士で埋まっていて、しかも過去にサイ・バグが襲撃してきた窓に彼らの持つ銃のレーザーサイトが集中しているところに、カルホーン軍曹の人望の厚さが伺えます。

本当に良かった。カルホーン軍曹、末永くお幸せに。

 

そしてヴァネロペは「シュガー・ラッシュ」の王女だったのか!

あのノイズはバグではなく、ヴァネロペの特殊能力だったんですね。

ヴァネロペ自身もバグだと思い込んでいたということは、ヴァネロペからも自身の記憶が奪われていたのでしょうか。

また、バグではないのにゲームから出られなかったのは、ターボによって単純に不完全なデータになっていたからなのでしょうか。

 

最高のハッピーエンド。いいお話でした。

こういう「発生した問題を解決してエンディング」系のストーリーでは、紆余曲折あったけれど最後には元通りで、本当に「元」に戻っちゃって冷静に考えてみると救いがない、みたいなことが多いんだけれど、『シュガー・ラッシュ』ではみんなが良い方向に変化したのが嬉しかったです。悪役は除くとして。

たとえば「シュガー・ラッシュ」のみんなはラルフへの態度を変えたので、ゲーム内では以前と同じ動きをしていたとしても、ラルフの受け取り方は以前とは全然違っています。

カルホーン軍曹の心は救われました。

ヴァネロペはみんなに思い出してもらえて、今では大好きなレースを楽しんでいます。

ドット絵のエンディングも良かったです。

 

本作に登場するゲームの元ネタを知っているとより面白いですが、ゲームの知識が全然なくても楽しめると思うので、ぜひ観てみてほしいです。

 

 

『プリデスティネーション』

 

自分が自分と恋をして、自分を生んで、自分を殺す、ってすごいな。

よく考えると頭がおかしくなりそう。考えたくない。

 

ひろゆき(西村博之)さんが著書『働き方 完全無双』で紹介していたので観ました。

こういう難しい映画を好きと言えるところに、彼の頭の良さを感じずにはいられません。

 

 

*1:ファースト・パーソン・シューティングの略。一人称視点のシューティングゲームのこと。

過去に観たアニメ感想まとめ『NHKにようこそ!』『ゼロの使い魔F』など45作品

過去にメモに残していたアニメ感想を引っ張り出したのでまとめて置いときます。主に自分用。

加筆修正はしていますが、なにせ一番古いもので2011年という昔のメモなので、意味がよく分からなかった部分や文体はそのままにしてあります。

 

以下ネタバレあり。

 

 

アニメ

あいうら

短い。

 

特に面白い場面はないはずなのに!
不覚にも笑ってしまう!

 

さきちゃんを愛でるアニメ。

 

THE IDOLM@STER

アニメを観たあとにPS3で2が出たので買った。アニメの効果は凄い。

 

アイドル一人一人にドラマがある。
特に千早回では胸が痛くなった。
ここまで想ったキャラは今までで2人目。

 

最後は「完」でも「END」でもなく、「またね!」だったのが良いと思った。

 

あいまいみー

上級者向け。

 

イメージイラストは詐欺レベル。
実際に観たら予想していたものと違いすぎた。

 

とにかくぶっ飛んでいる。
しかし下ネタ以外の方向へのぶっ飛びなので気持ち悪くない。
これを演じる声優さんに尊敬の念を抱いた。

 

カートゥーンネットワークのイカれたアニメに似たノリ。
私は好きだ。

 

青の祓魔師

序盤と終盤が面白い。

少年マンガっぽいストーリーだった。

 

アニメで分かる心療内科

下ネタギャク+心理学。

 

途中途中で下ネタをぶっこんでくるので、心理学を学ぶためというよりはギャグアニメとして見るべき。
得られる知識は浅いが、暇つぶしにはちょうどいい。

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

新しい。

 

作画がよかった。
最初から最後まで飽きずに見ることができたアニメ。
最終回は素晴らしく感動的、ではなかったが泣いてしまった。

 

アマガミSS

PSPの『アマガミ』が欲しかったので、買う前にアニメを観よう、ということで観ることに。

 

見ていてこっちが恥ずかしくなるようなシーンが多い。
主人公の思考パターンが病気である。
4話まで観た感想→主人公に惚れてまうわ!
しかし一人称「僕」は少し違和感。
鈍感馬鹿でないのは好印象。

 

第一印象では個人的に好きじゃなかったヒロインも、その子のパートを観ると好きになってしまう不思議。
ハーレム羨ましいぞ!
ED曲を各パート担当のヒロインが歌っているのもいい。

 

女の子の恋してる気持ちや内面が描かれていてとても良い作品。
ところどころギャグも入っていて面白い。

 

そして弟の名前はなぜ「サトシ」が多いのか…

 

薫かわいいよ薫。

梨穂子のエンドが微妙だったのが残念。
絢辻さんの二面性、とても人間らしくて好きだ。

 

アマガミSS+ plus

アマガミの世界には携帯電話がなく、ヒロイン達ですら地味な髪型髪色で、やりすぎのギャグ展開(デフォルメ顔など)がなく、現実的なのが好印象。

 

アマガミでは、主人公がハーレム状態でも全く腹が立たない。
心優しく、素直で、勇気もあり、落ち着いた人間だから当然だ。
実は少し尊敬している。
2期では少し大人びた印象。髪も伸びている?
ちょっと変態だけれど、他は特に特筆すべき点がない地味な存在だからこそ良いんだろうなあ。

 

2話ごとに世界が切り替わるので、少し混乱。

 

1期では薫が一番好きだったけれど、2期はストーリーが全体的にイマイチで絢辻さんと森島先輩に目移り。
森島先輩回、力入ってる!

 

OVAが素晴らしく、「OVAが一番面白い」というあるまじき展開に。
かわいい女の子たちが一同に集まるなんて。
しかも絡み合いあり。
これまでのアマガミにはなかった! 素晴らしい!

 

苺ましまろ

か、かわいい。

お姉さんもいいです。
油断していると主題歌に「そんなこと言っちゃだめです!」と言われる。

 

人に迷惑をかけるタイプのウザさは全然かわいくない、けどかわいい(甘い)美羽。

 

最終話では「先生ざまあ」である。

 

犬神さんと猫山さん

原作も絵が上手いとはいえないが、それを再現しているのか単に作画が不安定なだけなのか。
『犬神さんと猫山さん』というよりは猫山さんを愛でるアニメか。

 

いぬやしき

下手なアフレコが、逆に獅子神の狂気や、犬屋敷の弱々しさを醸し出していて良い。

ストーリーの細かい部分は置いといて、最初から最後までグイグイ引き込まれた。

 

うさぎドロップ

小さい子どもは苦手だが、リンはかわいいと思う。
ほのぼのとした感じがいい。

 

リンのようないい子がこの世に本当にいるのだろうか。
『うさぎドロップ』を観ていると自分の幼い頃を思い出し、懐かしくなる。
また甘えたいなーと思ったり。

 

作画の雰囲気もよく、内容も現実的で面白かった。

 

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%

OPに釣られて観始めた。
OPのときに持ったキャラクターのイメージとはだいぶ違った。

 

早乙女が出てきた瞬間はギャグアニメかと思った。
ギャグ要素もアリ。

 

物語は微妙だったが、それでもラストでは鳥肌が立ってしまった。

 

NHKにようこそ!

最初に言っておくが、「このアニメを観れば引きこもりを脱出できるかも?」という期待は捨てること。


努力して引きこもりを脱出する超現実的なアニメかと思ったが違った。
急展開もあったが、基本的にダラダラとして退屈な部分も多かった。
登場人物の恋愛がベッタベタなものじゃないのは良かった。

 

岬ちゃん謎…と思っていたら岬ちゃんも病んでいた。
「病んでいた」って言葉で説明したくはないけれど。
本気で死ぬ勇気を持っているほどに病んでいた。

 

いい話なのに途中でギャグが入って台無しになることも。
しかしそのギャグは笑わせるためでなく、登場人物達の本気の行動からなるもの。
単に「ギャグ」で終わらせたくはない。

 

人から蔑まれるシーン、被害妄想、無気力、人の目が尋常じゃないほど気になってしまうこと、自殺を考えること、人生の意味について考えること。
引きこもりならではの思考などが描かれているのは良かった。
『NHKにようこそ!』を観ていると共感したり腹が立ったり、鬱な気分になったり、現実世界に嫌気がさしたりするので、今病んでいる人や引きこもりの人は視聴注意。


学んだこと。
一度死ぬような体験をしてみれば何かが変わるかも?
うまい話には乗らない。努力しないでラクしている限り何も変わらない。そういう人間がカモにされる。
引きこもり脱出には恐らく正攻法が一番良いが、一人では抜け出せないと思う。
やはり心の中をさらけ出せる存在、信頼できる存在、心が繋がっているように感じられる存在が必要なのだと再確認。
それを手に入れることができないのが問題なのだが。


このアニメ、最初にも書いたように退屈な部分が多い。
そのため、自分もそうだったがクソアニメ認定してしまいやすい。
しかし一度観始めたのならぜひ最後まで観てほしい。
主人公の言葉を借りれば「結局問題は何一つ解決しなかった」が、最後まで観ることでいろいろなことがスッキリするから。
ちなみにタイトルの意味も分かる。

 

 

エル・カザド

めちゃくちゃかっこいい。

音楽が個人的なツボど真ん中。

ナディと旅したい。

 

Angel Beats!

泣いた。

 

良いストーリーだったが、自分の頭が悪くてスッキリ理解することができなかったのが残念。
しかしそれを超える凄さだったので★5つ。

 

キャラクターは似ているのが3人くらいいて困った。

あと、ゆりっぺがハルヒっぽい。

 

絵柄も「好き!」ってほどじゃないし、アクションもそこまですごくないのに、ストーリーがとても面白かったので印象に残るアニメである。

 

狼と香辛料

新しい。

 

「ツンデレ」というキーワードと世界観につられて観始めた。

ホロのツンデレが今安売りされている「ツンデレ」と違う性質のもので、とても好感が持てる。
たまにしかデレないのもイイ。

かわいすぎる!

 

ホロの裸を見ても主人公がなんとも思わなのいのはなぜ?
ホロの裸=人間の裸とは別物なのだろうか。

 

あと商人は裏切りすぎ。

 

狼と香辛料Ⅱ

新しいジャンルのアニメだからか、先が読めない。
普通のアニメであれば、どんなことも大体は良い方向に向かうのだが、このアニメではどん底に落ちることもある。

そのどん底状態のときもそうだが、先が読めないことでハラハラドキドキ、刺激的でとても続きが気になる。

 

登場する主要なキャラクターは少ないが、その少ないキャラクターそれぞれがとても良い。
主人公はとても人間的で、内面まで細かく描かれているし、ヒーローではなく一般的な人間というところに好感がもてる。
ホロはそこら上に溢れているツンデレとはまた違ったツンデレ。
ビジュアルで萌えやかわいさを狙いすぎていないところもいい。

 

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!

エロギャグアニメ。

こいつらアホだ!

 

EDに釣られて観始めた。
パンツが見えるアニメは苦手。
見慣れない作画だけどあまり気にならない。

 

兄妹の恋愛かと思いきや、なんと血がつながっていなかった。
ちょっと残念だったが、後の展開に期待。
兄も妹も面白くて好きだ。

 

序盤は新鮮だったが、中盤からマンネリ化。
同じパターンが多い。
エロさ、変態さにも途中から慣れ、主人公のヘタレさ変態さにもイライラ。

 

胸やパンツのどこがいいのか…
自分は他人のパンツが見えると吐き気がするタイプなので理解できない。
主人公と嗜好が合わないとこんなにもつまらないものか。

 

10話から急展開。
妹がまともに見えてくる不思議。
笑い所も増えてくる。


最終話にして自分好みの展開に。
兄は妹を、妹は兄を好きだと分かるシーンが後半増えて良い。
観るのを途中で断念しなくてよかった。
妹かわいいよ妹!

 

今気付いたがこのアニメのイメージイラスト、下に兄がいる…

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

兄妹の恋愛ものかと思いきや、恋愛感情も少しはあるのかもしれないが、そうではない「兄妹愛」のほうが強いのかな?

前者のようないわゆるイケナイ恋愛!というありきたりのものよりも、本作のちょっとモヤモヤした感じは好きである。

 

黒猫が人気があるということを後で知ったが、ゴスロリ+泣きぼくろ+あのキャラクターという個人的苦手ポイントの集合体だったため自分には理解できず…
しかし2,3回観れば好きになる要素を見つけて、もしかしたらドンハマリしているかもしれない。

 

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

予想以上に面白かった。

 

原作が未完のまま作者が亡くなっていてもう続きを観れないのが残念。
もっとキャラクターや設定の隠れた部分を知りたい。

 

派手なアクションやお色気要素はありつつも、緊張感は失われていない。
田中将賀さんのキャラデザも好き。

個人的には冴子が好み。

 

自分が生き延びるために女の子に手を出す主人公のクズさと、好きな人を簡単に変えられる麗の嫌な女感(アニメ版のみ)は今後の展開で払拭されたのだろうか。

 

がっこうぐらし!

序盤で断念すると良さが分からないのでもったいない。

 

「ゾンビものと聞いていたのに、平和じゃないか!」と1話中盤まで思っていたら1話終盤で面白そうになってきた。
あやうく1話切りするところだった。
最低でも3話まで、できれば6話まで観れば必ず引き込まれる。

ぜひ最後まで観てほしい作品。

 

「ゾンビもの」「ホラー」を「女の子」「日常」で薄めた感じ。

たまに要所要所では濃い部分が前面に出てくる。

 

始終暗い雰囲気なわけではなく、本当に平和な日常ものにしか見えないようなシーンもあって良い。
少しずつ状況が明らかになっていくのが面白い。
明るいOP曲に癒されるが、終盤でのOPムービーは不安を煽るような映像に差し替えられる。

 

神のみぞ知るセカイ

ラブコメアニメを何作も観終えたかのような充実感。

あえて言うなら序盤のテンポの良さが最後まで続けばもっと良かった。

 

ガールズ&パンツァー

1話時点で個人的な作画の好みとの不一致に不安があったが、すぐに慣れた。

 

ギャグたっぷりとは予想していなかった。

あんこう踊りで盛大に笑った。

 

戦車、めちゃくちゃかっこいい。
戦闘シーンは見入ってしまう。戦車視点の緊迫感はすごい。

戦車最高!

 

喰霊-零-

アナゴさんみたいなのがいて笑った。

 

作画がとても自分好み。
化物語の作画に似ている気がする。

 

クサいシーンは最終話を除いてほとんどない。
こういう雰囲気のアニメをどんどん観ていきたい。

 

ラストは泣かせようという考えが見え見えで少しがっかり。
終わり方はほぼありきたりなパターンだった。
設定やそれまでのストーリーが良かったのでとても残念。

 

2年後の話は正直いらない。
原作を読んでいれば理解できたのだろうか?
なんだかよく分からないことになっていたし、知らないキャラクターも登場する。
そして個人的に一番大きいのは、神楽に開き直ってほしくなかったということか。


11話、マイケル師匠の出てくるタイミング…
シリアスなシーンが…台無し…

 

艦隊これくしょん -艦これ-

艦これの設定をアニメーションで動かすといろいろ無理があるため、リアルさを求めないほうがいいかもしれない。
原作ゲームのファンの方がより楽しめるだろう。
ゲームをプレイしたことがない人にも3話までは見てほしい。

 

大井さんがかわいすぎて辛い。
提督の扱いもナイス。
どういったストーリーになるかと思っていたが、なかなか良かった。

 

帰宅部活動記録

駄作なのか? 駄作を装っているのか?

 

アホ4人に、ツッコミ役の常識人1人。

 

一見つまらない。しかし3話も見ればクセになる。
クセになる作画、クセになるキャラ、クセになる棒読み、寒いギャグ。
私はこの作品が好きだ!

 

他の面白いギャグアニメではあまり見ないネタを使ってくるため、意外性がある。
その分すべる確率も高いのだが。
本当に面白くないギャグも一周してシュールになっている。
そういうネタで笑ってしまうと悔しい。
そしていつの間にかどのネタも笑えるようになっている自分に気付く。
恐ろしいアニメである。
棒読み声優もわざと起用しているんじゃないかと思えてくる。

 

最終話は小ネタの爆裂マシンガン。
滑った感もほどほどにさっさと次のネタに移行するためためか、むしろ今までで一番面白い気がした。

 

君と僕。

脱力系日常アニメ。

 

祐希と悠太に憧れる。
フィクションだから許せるけれど、千鶴の他人を笑うところが理解できない。

 

Candy boy

これが純愛か。

作画も関係しているだろうけれどこの双子、美人すぎる。

 

キルミーベイベー

やすながうざい。

気のせいかもしれないが、5話くらいからテンポが良くなるのか面白くなってくる。

 

きんいろモザイク

綾ちゃんがかわいい。

綾ちゃんの目線を追っているだけで幸せな気分になれるアニメ。

最終話の後半、ミュージカル部分が特に良かった。

 

ハロー!! きんいろモザイク

ひたすらゆるい。

ちょいちょい挟まれるギャグも爆笑するタイプのものではない。
相変わらず綾ちゃんがかわいくて、目線を追いかけているだけで楽しい。

綾ちゃんを眺めるアニメ。

 

OPやEDが変化するのも良かった。

 

グラップラー刃牙

夢中になる。

期待せずに観始めたが面白い。

食事シーンが好き。

 

CLANNAD

名前が有名なので観た。

 

最初のほうは絵柄が苦手で観るのが辛かったが、後半からは目が慣れたのか平気になった。

 

2クールある分、細かいところまでやってくれてよかった。
しかし最初から最後まで、ハラハラドキドキや感動はほとんどなく、ただ低空飛行している感じだった。

 

キャラクターもあまり濃いのはいなかったが、ちょっと気になる子が2,3人いたので良かった。

 

本作が評価されている理由が分からなかったが、特に嫌い、というわけでもなく「普通」である。
二期の評価がとても高いのでそれを観るのが楽しみだ。

 

Clannad After Story

自分の悩みなんて小さなもの。
家族を大事にしようと思った。

 

考えさせられるアニメ。
一期は準備期間で、二期が本命だろう。

 

しかし全体的にストーリーが理解できなかったので残念。
あとヒロインが最後の最後まで好きになれなかった自分にとって杏エンドは私得でした。

 

剣風伝奇ベルセルク

迫力。
映画化されるということで、興味を持ち観始める。

 

こういうダークファンタジー系を観るのはは『新世紀エヴァンゲリオン』(は、そうなのか?)に続いて二作目だが、最後まで飽きずに観れた。

 

甲鉄城のカバネリ

ダークで和風な世界観が良かった。

無名ちゃんがかわいい。非常にかわいい。

 

GOSICK

重苦しい雰囲気のアニメを観るのはこれが初めて。

 

1話観るごとに前の話を忘れていたからか、単に自分の頭が悪いのか、話の内容がほとんど理解できなかった。

特に最終話。どうなってんの?
考察を調べれば理解できるかもしれないが、そこまでの思い入れもなく。

 

重い雰囲気のアニメや、謎解きモノは自分には合っていないのかもしれないが、今後も観たいと思う。

 

このはな綺譚

1話の「新人仲居が叱られつつ頑張る」みたいな流れが苦手で一度は1話切りしたが、続きを観てみたら2話で既に馴染んでいたので良かった。

 

やりすぎない自然な良い百合。
ストーリーも全体的に温かい話で癒された。
季節ごとの4つのED曲が用意されていて豪華。

 

小林さんちのメイドラゴン

クール教信者さんの描く女の子はかわいい。

 

ロリ属性好きではないのにカンナがかわいくてたまらなかった。
期待していた百合要素はほとんどなかった。
 
ドラゴンの尻尾は食べてみたい。
トールの発言からするとすごく美味しそうなのに、断固として食べない小林を理解しかねる。

 

咲-Saki-

一度断念したけれどまた最初から観始める。

 

まじめな麻雀アニメだと思っていたらファンタジーだった。

 

あっちこっち赤面だらけ!

赤面のバーゲンセールである。

 

2番目のOP曲の歌詞、中国語かと思ったのは私だけではないはず。

 

私は麻雀の知識が全くないため会話の内容も試合も意味不明だったが、まさか2クール持ちこたえるとは…

 

咲-Saki-阿知賀編episode of side-A

別の高校視点から同じものを見るのは新鮮。
第三者視点で見ると咲達が大物に見える。

 

主人公周辺キャラクターは本編よりもこちらのほうが好み。
『咲』は主要キャラ(それも多い)一人ひとりのドラマが描かれていて良い。
たくさんの高校、キャラクターが登場するために関係性の把握も困難になり、頭がパンクしそうになる。
「ワハハ」と「すばら」のキャラが面白すぎる。

 

相変わらず麻雀に関しては知識がないため、会話や試合内容はちんぷんかんぷんである。
それでも面白いと思うのだから、咲ってすごい。
もはや異能力バトルだけれど、完全にぶっとんでいないところもいい。

 

咲-Saki- 全国編

ひたすら試合。

1,2期に比べると退屈に感じたのは、試合ばかりだったからだろうか。

 

サクラ大戦 TV

単品では面白い。

「アニメ独自の脚本や演出を加え再構成した作品」とのことで、ゲームや公式設定とは異なる点がある。
ゲームやOVAアニメを観たあとではその点でモヤモヤしてしまうのが残念。

 

桜Trick

日常系百合ラブコメ。

 

OPは古臭い感じの曲に謎のムービー。

うーむなんだか垢抜けない。

 

主要人物は女子高生6人の百合3カップル。
しかし、ほぼ主人公カップルの出番しかない。

他のカップルはスパイス程度でほぼモブ。キャラデザもモブっぽい。

 

楓のゆずへの片思いが切ない。

キャラデザや性格はかなり『魔法少女まどか☆マギカ』のさやかと杏子に似ている。
もっとこの二人の出番と進展が欲しかった。
主人公カップルよ、いい加減にしてくれ。

 

原作がまんがタイムきららの4コマということで、ギャグが多めで恋愛のドロドロ感はほぼなし。

キスの描写はうっとうしいほどだが、他はあっさりしている。

 

ささみさん@がんばらない

引きこもり系日常アニメだと思っていたら全然違って驚いた。
1話でいろんな要素が次々に出てきて頭に「?」を浮かべていたところ、2話から少しずつ分かっていくのが面白かった。


シャフトの演出も好き。
キャラクターが全員魅力的で、腹立たしいだけのキャラがいないのも良い。

 

ささみさんの引きこもり体質とやる気のなさには好感を持てる。
エンディングや次回予告の「がんばらない○○」も毎回楽しめた。

 

お兄ちゃんのキャラもいい。

 

ささみさんとかがみの関係が良かった。

とにかくかがみがかわいい。
「ふにゃあ~」とかわいい声の後の真顔ボイス。ダジャレ。ささみさんにヤキモチを焼いてしまうかがみ。
大好きだ!

かがみさん@かわいい。

 

ささめきこと

良い青春。

 

ギャグが寒い。
数年前に5話まで観て断念してしまった。

 

今回6話から観た。
静かで落ち着いたOPが美しい。
前回観ていたときに自分の書いたメモを見ると主人公が嫌いだったようだけれど、今は好きだ。

むしろ登場人物たちのなかで一番かわいく見える。不思議。

 

アニメ版では二人の関係がそこそこ進展するものの中途半端に終わるので、原作を読みたい。

 

Charlotte

それっぽい絵柄だなーと思っていたらやっぱりkey作品だった。
絵柄は苦手だったが慣れた。

 

引き込まれ始める中盤まではぜひ観てほしい。
ストーリーの細かいところにツッコミどころはあるけれども、設定や世界観が面白い。

 

主人公は性格が悪いけれど、だからこそ感情移入しやすかった。

 

主題歌を歌っているLiaさんは、VOCALOIDのIAの声の人だったことに気付いた。

 

じょしらく

キャラデザがとても好み。
特に手寅さんが美人。

 

時事ネタ、パロディ、パロディを通り越した実名ネタ、メタ発言。
日常というよりはギャグアニメ。
数話見てキャラ設定が分かってくるとより面白くなる。

 

東京ネタよりも楽屋ネタのほうが好みだった。
あとは下ネタさえなければ…

 

新世紀エヴァンゲリオン

深い。

 

かなり有名なのでいまさら初見。
やっぱりかなり面白い。

 

序盤と中盤にかなり引き込まれる。
後半はややこしくなってきてすべてを理解することができなかった。
2,3回観れば理解できるのかもしれない。

 

沈黙の使い方、心理描写がうまい。

 

後半はシリアスだが、前半も全てそうというわけではなく、ギャグ要素も少しアリ。
だがそこがいい。

 

25話・26話は今の自分とシンクロした。
次は劇場版を観るのが楽しみだ。

 

ストライクウィッチーズ2

この世界のルールは破られるためにある。

 

「パンツが見えてしまうのではないか」と心配する必要が一切ないアニメ。

CG多用がちょっと気になった。

エイラ好きとしては6話は最高のご褒美でした。
エイラかわいい。

 

スマイルプリキュア!

5年前に私にスマプリを薦めてくれた友達ありがとう…

当時はプリキュアにほとんど興味がなかったのに、今では立派なプリキュアファンです。

まさか自分がプリキュアにハマるとは思いませんでした。

 

『スマイルプリキュア!』は初めて最後まで観たプリキュア作品。

最初はなんだこのキャラクターデザイン、髪が光ってるぞ…と思っていたけどすぐに慣れました。
絶望の描写にビビる。子どもに見せて大丈夫なのでしょうか?
でも最高でした。プリキュアになりたい。
そんでもってなおちゃんと結婚しt(以下略

 

「キャンディも、みゆきと同じくらいいっぱいいっぱい友達を作って、みんなにウルトラハッピーを分けてあげたいクル!」

「スマイル」と「ハッピー」がテーマのプリキュアでした。

 

世界一初恋

不覚にも感動。

 

アニメ化された少女漫画、BLアニメは初めて観た。
少女漫画は作画に少し違和感がある。
それでも少女漫画には少女漫画なりの良いところもある。

 

キャラクターの書き分けがうまく出来ていないように感じた。
大人っぽいキャラ達は髪型や目でまだ書き分けられているが、子どもっぽいキャラはそれぞれがよく似ている。
あと横顔はあまり好きではなかった。
途中から少し作画が壊れてきているのは気のせいだろうか。

 

主人公とその好きな人だけの話かと思ったが、他のキャラの恋愛も描かれていてよかった。もちろんBLである。

優の恋が進展するのは予想外だった。
個人的に優は応援したかった。OPにも出てないし!

 

正直ネタとして観始めたのだけれど、感動してしまった。
好きになったら性別なんて関係ない。

 

ゼロの使い魔F

シリーズ中で一番良かった。

 

たまに過去のOP曲がBGMとして流れて盛り上がる。
ED曲からはなぜかゆるゆりを連想した。

 

巫女の服を見ると某インデックスさんが連想されるなあ。

 

才人とルイズが仲良くなってからというもの、良い意味でも悪い意味でも見ていられない。
クサいセリフが増えてませんか。

 

シリアス回はもちろんだけれど、ギャグ回も面白い!

ラストのパラシュートで落下しながらの攻撃はちょっと笑ってしまった。
最後の最後で才人を死なせたら個人的に神アニメになっていたかもしれない。
しかし、ガンダールブとしての命が残った、という展開は意外だったので評価する。

 

ハルケギニアに残ることも苦難は多いだろうけれど、たとえ地球に戻っても燃え尽き症候群のように気力がなくなってしまうだろうなあ。
元の世界で異世界について話せば変人扱いされてしまいそうだし、異世界での努力もあまり報われないときた。
愛する人もいる才人はハルケギニアに戻るのは当然だろう。

 

結婚式、才人が服を着替えたのはこれが初めてか?ってくらい、才人はいつも同じ服を着てたな…
しかし結婚て、君等何歳だっけ?
そして才人に想いを寄せる子達の表情に目が離せなかった。
お姉さまの笑顔も、演出が細かい!
最後の展開も良かった!

 

戦姫絶唱シンフォギアGX

盛り上がっているのかどうか分からなくなるくらい常に盛り上がっているが、ラストではちゃんと(さらに)盛り上がりが感じられるのがすごい。
力がインフレしていて次回作以降の展開が不安になる。

 

話の細部はわけわからんが、全体としては理解できるのがまだ救いか。

 

戦姫絶唱シンフォギアAXZ

シリーズ中、最高に胸が熱くなった。シリーズ最高傑作。
次回作が楽しみすぎる。未来(みく)は一体どうなってしまうのか?


例によって最初からクライマックス。
一部の曲では翼さんの声が太く凛々しくなり、声優が変わったかと思った。
百合度が上がって素晴らしい。日常パートと百合をもっとください。

 

今作だけなぜかたまにセリフが寒い。
せっかくの熱い気持ちに水を差されたのが残念だった。

 

キャラ設定が秀逸。
ペアでのユニゾンを視聴者に納得させるには、お互いの共通点や絆が必要不可欠。
最終的には全員がそれぞれとユニゾンできるようになるが、クリスとマリア、調と翼のペアの意味には納得すると共に感動した。

 

ラストバトルでもこれまでのパターンのインフレ版などではなく、響一人が全員のギアを纏うという新たな展開なのが良かった。

 

セントールの悩み

第1話の冒頭のOPはいつも頭に入ってこないから、第1話のAパートとBパートの間にOPを挟んできたのは素晴らしい。

 

様々な形態の人類が存在するのでいろいろ考えさせられる。
しかし本作は下ネタに寛容なため、真面目なんだかふざけてるのか分からない。
ストーリーもなにが言いたいのか謎で、後半は特に意味不明。

結局なにを伝えたかったのか。

 

日常系として観ればどうにか許容範囲という感じ。
せっかくの世界観がもったいない。

 

ソードアート・オンライン

個人的にはアスナが好きすぎたためか2クール目が楽しめなかった。
アスナの行方が気になるから最終話まで耐えたら、アルヴヘイムオンライン仕様のアスカが天使すぎてすべて許してしまった。

 

過去に自分もネトゲに勤しんでいたおかげで、より楽しめた。

 

ソードアート・オンライン Extra Edition

総集編というよりは各主要キャラとの重要な関わりだけを抜き出しているため、SAOの「ゲーム内での死=現実での死」という恐ろしさなどが初見の人には伝わらないだろう。
+αのクエストもまあまあな内容。
SAO1期を見た人、特にファン向け。

 

ソードアートオンラインⅡ

思っていたより深い話だった。

やはりゲーム内での死=現実の死、という設定だと緊張感が生まれて良い。
新キャラも好みだし、2クール目の短編(?)ではゲーム内だけの話と、ゲームと現実に強い繋がりのある話があり、面白かった。

 

だがしかし

駄菓子×日常系。

ほたるちゃんとサヤちゃんがかわいい。
馴染みのある駄菓子がテーマなのも面白い。

 

中二病でも恋がしたい!戀

前半はコメディ色が強い。

 

シリアスな話が好きなので後半が面白かった。

七宮は中二病と恋のどちらかを選ばないといけないと思っていたのに対して、六花はどちらも掴もうとしたという二人の考え方の違いが強く印象に残った。
六花に対して「それは反則じゃないか?」と思ったが、どちらかを選ばないといけないというルールはないのだ。

 

丹生谷は巻き込まれて大変だなーと思いつつも、意外と楽しんでいそうで、同好会のみんなを好きなことが伝わってくるのがよかった。

 

つうかあ

最後の最後に良い話になったと思ったら…

 

主人公の二人(三宅女子)の仲が悪くて嫌だなーと思いながら観ていて、終盤で良い感じになったと思ったら最後にまた裏切られた。
とんだクソコーチである。というか主人公の二人が悪いのか。
主人公たちにスポットを当てるくらいなら、あまり描かれなかった生駒女子と天ヶ瀬女学園、そしてあんまり興味はないけれどおまけに多可女学園にスポットを当てるべき。
勝手に期待していた百合成分もなかった。

 

読書でいうところの読後感は悪い。
こんなラストになるなら、主人公たち三宅女子は最下位エンドのほうが良かった。
主人公の二人だけを切り抜いたとすれば迷いなくストーリー、キャラの評価は星1だ。

三宅女子のメカニック担当のむつきちゃんが本当にいい子で、声優さんも好きなので癒された。

 

てーきゅう

ぶっ飛び加減がイイ。

 

OPで既に嫌な予感がした。

気が付いたら1話が終わっている。テンポも速い。
ギャグも数撃ちゃ当たる戦法で、「このギャグはちょっと意味が分からない」「このギャグは面白くないな」等と思う暇なく次のギャグが飛んできて不覚にも笑っている自分がいる。

ビミョーな作画もこれはこれで良い味を出している。

 

てさぐれ!部活もの

面白い試み。

 

アドリブ(?)パートが特に笑える。むしろ笑い疲れる。
キャラクターがちゃんと立っていて、OPEDまで楽しい。

 

「僕のカブトムシ」的な眺めて楽しむ愛おしさがある。

 

デッドマン・ワンダーランド

設定は面白いが、主人公が好きではない。
体に穴が開いたり、バラバラになったり規制がよく入るグロアニメ。

 

どう終わるかな?と思っていたら二期がありそうな終わり方。
二期に期待。

 

電波女と青春男

日常系アニメだった。

 

電波すぎる。
OPもEDもキャラクターも電波。
当たり前のようにみんながおかしい。
主人公はまともかと思いきや、言葉遣いが中二病。
声や喋り方はニコ生主さんのよう。

 

いくつかのBGMは何かのパロディに聞こえたり、他のアニメのネタを入れていたり。
思いっきり「耳をすませば」で笑った。
やっぱり変なアニメ。

 

キャラクターと作画が良くなかったら見続けることができなかったかも。

 

true tears

精神的に辛い。

 

兄弟説が出た辺りが辛すぎた。
個人的にスッキリしないで終わってしまって残念。
初めて恋愛メインのアニメを観たが、面白かった。

 

最終話を観て「たかが恋愛でしょう」と思ってしまった。
恋愛をよくする人は、みんなこういう体験をしているのかとも思った。
二人の人を同時に好きになってしまうことはあり得るんだな。

 

ストーリー自体はとても良い。
自分は理解力・想像力に乏しいので、中盤~後半をもっと細かく描いてほしかった。

 

とある科学の超電磁砲

美琴好きにはたまらないアニメ。
観ていてこんなに主人公が心配になり、胸が痛くなるアニメは初めて。
『とある魔術の禁書目録』の時のように、いつ実験台にされるのかとずっとハラハラしていた。
が、結局実験台にされることはなく、ホッとした。

 

キャラクターの微妙な動きまで細かく描かれていて素晴らしい。

 

白井の声はこの声じゃなかったらどうなっていたか。
『とある魔術の禁書目録』一期二期を観た後にこれを見ると、キャラと声がピッタリ合っていることを再確認できる。

 

前半のOPが好きで、テンションが上がる。
12話と24話の戦闘シーンでも使われていてとても盛り上がった。

 

百合ものや男女の恋愛ものではない女の子メインのアニメを観るのは恐らくこれが初めてだが、とても面白いと思う。

 

とある魔術の禁書目録

美琴に一目惚れした!
途中からインデックスが正直うざく感じられた…ヒロインなのに…

 

とある魔術の禁書目録Ⅱ

1期の中盤からと同様、戦闘が多かった。
主人公の説教シーンは結構好き。

 

今回もストーリーはあまり好みではなかったので、美琴を見るために観ていたという感じ。
インデックスより美琴をメインヒロインにするべき。

その点ではこれから『とある科学の超電磁砲』を観るのがとても楽しみ。

 

夏色キセキ

最低3話まで観てほしい。

 

青春+ちょっとしたファンタジー。
アイドルものというよりは日常系。
2話まではケンカの話でイヤになるが、ここで切ってしまうとその後の友情物語にたどり着けない。

 

主要人物が転校してしまうため一緒にいられる時間が有限で、時間を大事にしてる感があって良い。
普通のアニメだと終盤の2,3話分くらいでやりそうな転校ネタを1クール丸々使っているのは新鮮だった。

 

キャラデザの人がレールガンと同じなので、女の子がものすごくかわいい。
せっかくかわいいのに作画が安定していないのがもったいない。

 

夏目友人帳

妖怪系のアニメは面白い。
ニャンコ先生も妖怪たちもかわいい。
ニャンコ先生の、スルーされるダジャレが地味に笑える。

 

まったりとした雰囲気と主人公が好き。

 

作画が崩れていることが多いのが少しだけ残念。

 

続 夏目友人帳

1期より作画が安定している。

 

1期は夏目ひとりで、後半に友人が増える。
2期はその友人たちが話に関わってくる。
3期以降は夏目がなんらかの能力をつけて、もっと妖に関わっていくのではないかと予想。

 

夏目は心が清くて憧れてしまう。

 

夏目友人帳 参

アイキャッチ、1つ1つが使い回されていない新しいもので内容も面白い。

 

9話の作画がひどすぎて笑ってしまい、物語に入り込めなかった。
10話ではよく動くしで、回によってムラがある。

 

霊力をもつ人間が現れたあたりから胸糞悪くなってきた。

人間も邪な存在だと思う。

 

夏目友人帳 肆

感動。

 

1期から観ていると夏目の成長、周りの環境の変化などが面白い。

自分も夏目のようになれるだろうか。

 

NO.6

知人が原作小説を持っていてタイトルだけは知っていたので、今期にアニメ化されると聞いて気になっていた。

 

1クールしかなかったのが残念。
すべてを理解することができなかった。
もっとゆっくり、詳しくやってほしかった。
まあそういう人は小説を読めばいいのだろう。

 

一言、凄かった。

 

偽物語

兄妹愛。

 

やっぱり物語シリーズのアニメは作画がすごく好きだ。
そしてシャフ度最高。

 

『化物語』よりお色気シーンが多い気がする。

「ツンデレ」というと正確には誤用だが、ツンデレなひたぎさんがヤバイ。

毎度のことながら戦闘シーンの痛々しさはキツい。

 

NEW GAME!!

ライバル関係のようなものが濃くなった二期では、一期のようなゆるふわ感は薄れた。
一期が個人的に良すぎたせいか、特に大きな問題があったわけではないのに今期はイマイチに思えた。

 

百合的見所は最終話。

 

猫物語(黒)

『化物語』では翼があまり印象に残らなかったが、今作品では主役のようなものなので少し期待。

 

「かっこいい」なんて言葉で簡単に言いたくないが、阿良々木くんの一言一言すべてがかっこいい。

 

ネト充のススメ

ネトゲとリアルをリンクさせるなんて、と思っていたけれど、観終わったあとにはそんな考えは吹き飛んでいた。

主人公たちは大人だからかあんまり恋愛恋愛していないのが良くて、恋に奥手な二人の関係は少し応援したくもなった。

社会人の恋愛はいいものだ。

 

ノーゲーム・ノーライフ

見ていて気持ちのいい頭脳戦。

 

全く想像もしない手法で鮮やかに問題を解決していく様が見ていて気持ちがいい。

頭脳面では悔しながら自分とは大きな隔たりを感じるが、主人公には親しみが持てる。
嫌味さがなく、若干社会不適合なところなども共感できる。

 

NOIR

めちゃくちゃかっこいい。
ガンアクションが観ていて気持ちいい。

 

21話は胸がドキドキした。

このシリーズは謎が解けていくのは面白いが、やっぱり最後がスッキリしない。

 

のんのんびより

最初から最後までなにも(事件が)起きない。

何も起きない、しかしそれが良い。


間を十分にとってあるシーンが多く、尺をめいっぱい使っている感じが、作品ののんびりとした雰囲気とよく合っていて良い。

 

9話の夏海ちゃんがめちゃくちゃかわいくてびっくり。

 

花咲くいろは

一人ひとりのヒューマンドラマ。

 

旅館を舞台とした日常系アニメ。
ダラダラとしていて「続きを観たい!」とはあまり思えなかった。
しかし終わってみると、いろいろあったんだなあ…と思い感動してしまった。

 

絵柄自体はすごく好きというわけではないが、とてもよく動く印象だった。
2クール目からOPが変わっても歌手は同じというのも良かった。

 

パンでPeace!

どこかで見たことのあるようなキャラデザ。
パンを中心とした日常もので、一週間後には頭の中から消えていそうな内容だった。

 

ビビッドレッド・オペレーション

主要登場人物が覚えやすそうな名前で良い。

 

『ストライクウィッチーズ』というよりは『スマイルプリキュア!』のノリに近く、突っ込みどころが多い。
意味不明アニメである。わけわからんのである。

 

ひまわりちゃんがかわいい。

 

ドッキングシステムは面白いと思った。

 

モブキャラが個性的すぎていちいち笑う。
あかねのマヨネーズがけシーンは毎度「やめてくれ」と思った。

 

主人公たちが強すぎて緊迫感がない。
最終話のラストの展開は想定外で、そこは良いと思った。

 

舟を編む

恋愛描写もそこそこに、本題の辞書編集の仕事をしっかり描いているのが良かった。
興味を持つことがなかなかない分野なので勉強になった。

 

+チック姉さん

シュール。

笑うべきか真顔で見るべきか悩みつつ笑ってしまう。

 

フリップフラッパーズ

「ピュアイリュージョン」の色使いや、不思議な世界観が良い。
絵柄も最近のアニメっぽくなくて素敵。

 

難しく感じたので、2周以上したほうがストーリーがよく分かるのかもしれない。
後半にいろいろ分かっていく感じや、大切な存在がラスボスな展開は胸アツだった。

 

BLUE DROP ~天使達の戯曲

後半になるまでよく分からないアニメ。
後半引きこまれはするものの、依然としてわけわからん。
展開がぶっ飛んでいる。

 

作画が苦手だ。

赤面が多いのも気になる。

そして主人公がうざすぎる。

 

ベルセルク

ガッツの顎が尖っている。

 

パックとイシドロが無駄にギャグしているのが悪い意味で気になる。

ギャグ要素がすべっており、ダークファンタジーのダークさをぶち壊していてイヤだった。
しかしそのおかげでガッツが柔らかくなれたのだとしたら受け入れざるを得ない。

 

ベルセルク 次篇

1期とはモデルが変更になったのか、ガッツの顎がだいぶ人間らしくなった。

 

僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

下ネタ×ラブコメ。

 

下ネタギャグはくだらないのに、テンポや演出が良いからなのかけっこう笑えて楽しい。
それ以外は特に評価するところがないし、評価を下げる点も同様に見つからない。

 

序盤は「なんだこいつら」と思ってしまったが、慣れる。
後半では主人公も慣れてしまって早とちりすることが増える。

 

下ネタが飛び交うのに絵的には全然エロくないので、お色気目的よりはコメディ目的で観たほうが幸せになれる。

 

メインヒロインのキャラデザが全く好みではない。
姉ちゃん(雫)と美咲ちゃんがかわいい。
美咲ちゃんにもっと出番を!と思っていたら最終話で活躍したので歓喜。

 

原作とタイトルが違う。
さすがにテレビで「処女ビッチ」というワードはキツかったか。

 

真剣で私に恋しなさい!!

ノリが最高。

 

正直、1話を観た時点ではつまらなく感じて不安だった。

 

ヒロインがみんなかわいい。

個人的には京が好み。

 

ハーレムアニメだと誰か一人が主人公に選ばれる結末になることがあるが、この終わり方はよかった。
そしてバトルのラストの展開も まじこいらしくて良く、思わずニヤリとしてしまった。

 

観終わるのに時間をかけてしまったためにストーリーがよく理解できなかったが(つまり視聴途中で前の展開を忘れてしまった)、キャラクターを愛でるアニメだと開き直って楽しく観た。
作画も素晴らしい出来ではなかったが、同上の理由で問題なし。

 

マスターキートン

勉強が好きになる、または勉強になると聞いて観始める。

 

作画は現代のものと比べると少々古臭く感じるが、内容はとても興味深い。
知的好奇心が、観るのをやめさせてくれない。

 

全39話と長いが、飽きる気配がなかった。
余分な刺激を与えて強引に興味を惹きつけたりしない、良質な作品といえるだろう。

 

何か問題に直面したとき、「もし自分がキートンなら」と考えて少し冷静になることができそうだ。
いいメンターになる。

 

音楽のひとつひとつも良い。

 

MADLAX

美しい。

 

ニコニコ動画で有名な「ヤンマーニ」は本作の音楽だったのか。

 

さすが真下三部作、序盤じゃわけわからん。
暗いところを長い間歩かされて、全く光が見えなかったところに突然いろいろと分かり出す感覚が楽しい。
主要登場人物がすべて女性なのも良い。

 

終盤、人がどんどん死ぬのが悲しすぎる。

 

魔法科高校の劣等生

よく分からないまま終わった。

原作を読めば分かるのだろうか、アニメ内ではすべての説明がされずに終わってしまった。
設定自体は面白いが…
二期に期待、なのか?

 

魔法少女リリカルなのはA’s

ラスボス戦終了後に一話丸々残っているアニメは名作。
後日談まで描かれており、最高の終わり方をした。
ストーリーもなかなか感動的だった。

 

後半の一部でBGMが大きかったり、声が小さかったりで何を言っているか聞き取りにくい部分があったのが残念。
百合目当てで観たけれどそういった描写はほとんどなかった。

 

魔法使いの嫁

世界観が好み。
1話から引き込まれた。
ストーリーは中盤までが特に面白く、後半は駆け足で分かりにくかった。

 

キャラクターがたくさん出てくるけれど、全員キャラが立っていて、悪役を除いたほとんどのキャラクターを好きになれた。

 

私は感情や目が死んでいるような人が好きである。チセには感情はあるのだけれど。
チセは辛い思いをしてきたのに、それでも心が綺麗なままでいられたのがすごい。
恋愛ものというよりは「チセの物語」として観た。

 

チセが大変な思いをしてきたのは理解できるけれど、結局母親には愛されていて別の世界では才能もあって、ひどい絶望話を望んでいた自分としてはなんだかなーという感じ。

 

チセにとっては特別なのだろうけれど、個人的にはエリアスのことがあまり好きになれなかった。
後半の展開に引き込まれなかったのもそのせいだろう。

 

まんがーる!

『ヤマノススメ』と同じタイプのアニメ。
コメディでもなければ日常系でもない、雑学アニメ?

面白くはない。

 

主人公に腹が立ってしょうがない。
あとは無駄にパンツを見せるところが個人的にはマイナス。

 

三ツ星カラーズ

無邪気で自分本位に生きているカラーズがナイス。
小学生の頃の気持ちをすこし思い出させてくれた。
将来に少しの不安も持たずに、友達と変なことをして過ごしたい。

 

みなみけ

萌え系日常アニメだと思っていたら違った。
作画もなんだか、キャラクター全員がぽっちゃりに見える。
首が太いのかな?
期待しすぎていたようだ。

 

しかし内容は面白く、ニヤリとしてしまう。
まだ1話しか見ていないので、もう少し観てみよう。

 

9話くらいで作画に慣れた。
姉妹って良いな、と思う。

 

元々そういうアニメじゃないのだけれど、やはり急展開はない。
終始ゆるくてほぼ印象に残らなかった。

 

みなみけ おかわり

狙ったウケは外さない。

 

作画は一期と変わっているが、二期もあまり好みではない。
目が死んでいる。

 

『みなみけ』や『化物語』系の面白さは好きだ。
みなみけは顔が一変するのが面白い。

 

みなみけ一期を観る前は千秋が好みだったが、二期を観ていて確信した。夏奈、イイ!

 

二期もゆるくて良かった。

 

みなみけ おかえり

作画おかえり!

キャラクターがややぽっちゃりに見えるのが難点だが、二期よりも一期三期の作画のほうが好きだ。
ぽっちゃり=人間らしくていいかもしれない。

あと口の形(へ、△)が好きだ。

 

みなみけ全体を通して作画が崩れている部分が多い。
だがそれもギャグに見えてくるから不思議。

 

良いOP曲。
ED曲も三姉妹が歌っていてかわいい。
(あとで気付いたが、シリーズすべての主題歌は三姉妹が歌っていたのか)
夏奈かわいいよ夏奈!

EDが変な位置に入っているのも面白い。

 

保坂はウザキャラだと思っていたが、普通に良いキャラしてる。

 

一瞬でも目を離すと笑えるシーンを見逃してしまう可能性があるくらい、すべてがウケを狙ってくるので気を抜けない。

 

みなみけ ただいま

この和み感、久々だ。

 

夏奈が一番好きだったけれど、ヒトミもかわいく見えてきた。

ヒトミのキャラソン「瞳のANSWER」がCDを買う以外に聴けないのが寂しい。


保坂が報われなすぎる。

 

未来日記

スピード感、飽きさせず予想できない展開、しかし小難しい謎解きものではない。
とても面白い。

 

のだが、後半はスケールが大きくなってはちゃめちゃに。
みんなが救われたのか、誰も救われなかったのか。

 

最後まで観ないほうが面白かったかもしれない。
ラストもよく理解できず。

 

メガロボクス

『あしたのジョー』らしい硬派な作品。

最後の決着がアニメーションになっていなかったのが良かった。

 

もやしもん

菌が見えるという発想が面白い。

 

女の子たちが可愛い!
長谷川さーん!!

 

ヤマノススメ

日常系アニメの登山版。

作品タイトル通り「山のススメ」で、登山初心者向けの内容。

 

ヤミと帽子と本の旅人

単にイブが悪いような気がする。
本の世界の住人たちの気持ちはどうするつもりなのか。

ラストがどうなるのか気になって全部観たけれどスッキリしない。

期待しすぎていた分、評価は低くなってしまった。

 

結城友奈は勇者である

既視感。だけど結構好きな展開。

ダークファンタジー。

 

1話目に引きこまれ、その後8話までダレる。
ストーリーの都合上仕方がないのかもしれないが…
これまでに勇者がどれくらいの人数存在したのか、結城友奈の素質のおかげでラストに(この世界では初めて)このような展開になったのか、後遺症が全くなくなった理由についても、もう少し説明がほしい。

 

東郷さんがかわいい。

 

結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-

結城友奈は勇者であった。

 

アニメ視聴時は基本的に一度観たOPは飛ばす派だけれど、勇者の章のOPは何度も聴きたくなる良曲だった。

 

セカイ系もセカイ系、スケールが超壮大である。

 

涙腺が何度も緩んだ。
本当に彼女たちは小・中学生なのか。自分よりも大人に感じる。

 

なんにせよ一期ではボロボロの姿で現れた園子さんが、救われて元気な姿を見せてくれたのが良かった。
園子さんも友奈さんと同様に体のほとんどを供物として捧げたわけだったけれど、彼女は神に近い存在にはならなかったのだろうか。

 

そして牛鬼の正体とは?

最後の「そっか、これが」の後は?
謎が残るので考察ガチ勢よ、後は任せた。

 

ゆるゆり

『けいおん!』的なノリかと思ったら『みなみけ』だった。

 

セリフのタイミングがワンテンポ遅いのが気になったが、すぐに慣れてしまった。
オープニングからニヤニヤがとまらない。

京子がどんどん可愛くなる。

 

ゆるゆり♪♪

撫子さんがかわいい。

 

安心して観られる面白さ。
つっこみどころに全てつっこんでくれるのが良い。

 

いい最終回だった。

 

ゆるゆり さん☆ハイ!

つっこみどころに全てつっこんでくれる安心感は健在。

 

ゆゆ式

1,2話はほぼ冷めた目で観てしまっていた。
しかしその後また観始めたら、ちょっと面白くなってきた。
忙しい時に見るアニメじゃないな。

 

ギャグの言葉選びが個人的なツボとは合わなかったが、日常系アニメとしては面白い。
観終わった後に少し寂しくなった。

 

下ネタがちょこちょこ出てくる点は個人的にマイナス。


登場人物は少なめだが、主人公達3人以外もいいキャラしてる。

 

四畳半神話大系

最低でも2話まで観てほしい。

私は続きが気になって最後まで観るしかなかった。

 

ラブ米 -WE LOVE RICE-

ギャグはすべっているが、米ネタやパンネタをムリヤリねじ込んでくるのがくだらなくて笑える。

 

ラブライブ!school idol project

1話のEDの入り方は素晴らしかった。

 

中盤、ラブライブには当然出場するものだと思っていたので予想外の展開。
最後の最後も読めなかった。

 

一人一人、全員がかわいい。
絵柄で食わず嫌いをしていたが、よく話題になっているので観てみたら大正解だった。

 

恋愛ラボ-LOVE LAB-

よく動くし絵柄も好みで、5話までは特に良かった。

 

一人一人のキャラが濃いし全員に魅力がある。

 

ストーリーは予想していたものとほぼ完全に異なっていたが、予想よりずっと面白かった。
『けいおん!』と『ゆるゆり』と『アイドルマスター』の面白いところを足したような作品。
コメディアニメの中では個人的に上位に入れたいくらいお気に入り。

 

Re:ゼロから始める異世界生活

序盤~中盤に特に引き込まれた。

中盤以降は主人公のクズっぽさが気になったので個人的にはあまり評価できない。
最後まで主人公を好きにはなれなかった。

 

ヒロインであるエミリアとレムがかわいい。
最後の一応のハッピーエンドはレム好きとしては受け入れ難いところもある。
しかしハーレム物でもない限り、通常は好きな人にだけ一途で、他者には無駄に恋愛的な愛想をふりまくことはありえないから、そういうところは評価できる。
これがレムの好意を振り切れないままエミリアを追いかける優柔不断な主人公だったらもっと嫌悪していただろう。

 

本作は一期で完結するものではないからこの終わりかたなのは理解できるが、少しで良いから最後にレムを登場させてほしかった。

 

ワカコ酒

つまみもお酒も美味しそうに食べるので自分も飲みたくなる。

 

私がモテてどうすんだ

志麻ちゃんがかわいい。

ノーマルラブ(異性愛)はあまり好きではないが、志麻ちゃんの存在のおかげで最後まで観ることができた。


予想通りのラスト。

原作はまだ続いているようなので、続きが気になる。

 

 

OVA

サクラ大戦 桜華絢爛

第一期OVA。

絵柄は古臭いがちゃんと『サクラ大戦』している。
ゲームには描かれていない物語。

 

サクラ大戦 轟華絢爛

『桜花絢爛』と同じクオリティのものを予想していたけれど、最近のアニメに負けないくらい面白くて驚く。
感動した。

 

サクラ大戦 エコール・ド・巴里

『サクラ大戦3』が好きな人に超おすすめ。

作画の乱れは酷いが、それ以外は最高。
ED曲は毎話異なる。

2話では胸が痛かった。

 

サクラ大戦 ル・ヌーヴォー・巴里

『サクラ大戦3』が好きな人におすすめ。

花火ってこんな子だっただろうか、と疑問に思う。

3のキャラクターをより好きになれる作品。

 

サクラ大戦 ニューヨーク・紐育

突っ込みどころは多い。

昴がメインヒロインのような扱いを受けていて、個人的に良かった。
他の『サクラ大戦』のOVAに比べると作画も良く、特に最終話はほとんど原作通りに思えた。

 

 

映画

アルモニ

中盤から引き込まれる。

 

メインテーマ「アルモニ」の作詞・作曲・編曲はボカロPで有名なトラボルタさんだった。
どうりで心地良いメロディだと思った。

 

最後の言葉は女の子の絵の「○○ないで/アルモニ」から推測して「泣かないで、アルモニ」かと思った。
それにしては若干口の動きが変だ。

口の動きで推測すると「○○だよ、アルモニ」。

「きれいだよ」なのだろうか。

 

聲の形

原作と比べるとラストが良い感じにスッキリと終わったのが良かった。
声優は小学生時代の島田以外は違和感がなかった。

 

真柴君の過去や、石田君を一発殴るシーンがカットされたおかげで真柴君のキャラが薄れている。

もともと部外者なので薄いのは仕方がないのだが。
佐原さんや植野さんの深いところにも触れてほしかったという思いはあるが、まとまっていたのでそれほど問題ではないのか。

 

良作だった。

 

サクラ大戦 活動写真

本当に観てよかった。

さすが劇場版。アニメとは違って作画がよくできている。

「ここであの曲が…」と鳥肌必至である。

 

新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に

アニメ本編の後半からもう理解不能だったが、こちらも自分には理解できなかった。
壮大すぎてなにがなんだか分からない。

 

何度か観たら理解できるのだろうか?
かといって考察を読む気も起きない。

 

こういった初見ではわけが分からないようなものに価値を見出せない自分に、少しショックでもある。

 

ストライクウィッチーズ劇場版

501統合戦闘航空団は良い。

 

宮藤が最強すぎる。
この世界のルールは(宮藤芳佳に)破られるためにある!
魔法力回復はどうかと思ったけれど、あまり気にしないことにする。

 

本編よりも「つづく」で一番鳥肌がたったのは秘密。

 

映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!

笑顔になる。

序盤の戦闘シーンが、普段のアニメよりよく動いていて良かった。
ウルトラキュアハッピーも美しい。

 

劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!

思い出補正のおかげもあって大好きな作品。
YUKIの主題歌も良い。

YUKIに出会えたのは本作がきっかけ。

 

はだしのゲン、はだしのゲン2

1と2で作画が変わってしまったのが残念。
1のほうが好みだった。

 

ゲンは強い。
自分も人に希望や元気を与えられる人になりたい。

 

秒速5センチメートル

風景の描写がとてもリアル。
心理描写も上手い。

 

萌え絵じゃない恋愛ものは結構好き。

 

なぜハッピーエンドにならなかったのだろう。
何がいけなかったのだろう。
もっと長く詳細に描いてほしい。

 

映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち

映画内で新しいプリキュアが誕生するというまさかの展開。
比較的新しいプリキュア達の変身シーンと必殺技がすべて入っていてよかった。
戦闘もだらけることなくちょうど良い感じで終わった。

 

映画 プリキュアオールスターズ NewStage 2 こころのともだち

「泣いている自分は好き?嫌い?」
「嫌い」
「では、どんな自分になりたいですか?」
「僕は…僕は、キュアハッピーみたいに笑いたい」
「ちゃんと言えたじゃない。言いたいこと」

「それはあなた次第だよ。
どうにもできないからあきらめるか、どうにかしたいから行動するか」

「本当はどうしたいの?」
「本当は…あいつは俺の影なんだ。こうなったのは俺のせいだから、だから、あいつを止めたい」
「分かった。止めよう!」

本当にしたいこと、やりたいこと、なりたい自分、そして言いたいことをちゃんと伝える、ということについて考えさせられた。

 

映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち

NewStage1、2のあっさりとした戦闘に比べると、3は少し長いと感じる。そしてイマイチ。
メインモブ(?)の声が合っていない。
プリキュア全員分の声が入っていないのは仕方がない。

 

NewStage1、2の伏線(プリキュアの妖精になりたいという夢)を回収したのは予想外だった。
キュアエコーは一作品で使い捨てるにはもったいないくらいかわいいので、これからのオールスターズ映画にも出してほしい。

 

戦闘ではプリキュア達のいろんな組み合わせが見られて良かった。

やはりシリーズ違いのプリキュアと絡んでくれると新鮮で良い。
キュアエース&キュアムーンライトのお姉さん組など、こうきたか!と思った。

あざとい黄色組も良かった。

 

ED曲をプリキュア達が歌っているのがナイス。

 

ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵

時間の都合上、端折っている部分が多いのは残念。
しかしCGは綺麗で、初見でないなら十分楽しめる。

 

ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨

アニメ一作目には描かれていた、ジュドーのキャスカへの想いがカットされていたのが非常に残念だった。
特に蝕でのジュドーの最後のセリフには惚れたものだが…

 

映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!

予想以上に良かった。

キュアモフルンがかわいい。
プリキュアになりたい気持ちが増す作品。

最近観た映画『ラ・ラ・ランド』『僕のワンダフルライフ』など12本

ネタバレあり。

 

 

『ラ・ラ・ランド』

 

どんな物語なのかも知らずに観始めたので、最初はつまらなく感じました。

評価が高いことはよく知っていたので続きを観続けて、結果的に良かったです。

ミュージカルって突然歌い踊り出すから面白い。ダンスがかっこよかったです。

 

一番強い印象を受けたのが、最後の妄想みたいなシーン。

「これフィクション!? すごく幸せ! えっえっ」とか思っていたら、やっぱりちょっとは予想できていた通り、妄想でした。

あんなに好き合っていた二人でも結ばれないなんて、恋愛というものは一筋縄ではいかないものですね。

ふたりとも仕事面では成功していたのが救いでした。

 

 

『スワロウテイル』

 

確か友人からプッシュされたので視聴。

 

マフィアのブツを偶然にも入手してしまったので悪用して、後半はマフィアに追いかけられて逃げる、みたいなストーリーになるかと思いきや、単純にそうはならず。

いろいろ交差していて「ほほー」となりました。

 

ストーリーが分かりやすい一本道には作られておらず、主人公が誰なのか断言できないような構成なのが面白かったです。

グリコがいいヤツなので、もっとグリコ目線の物語も観てみたかったです。

グリコの兄との邂逅もあるかと思いきや、なんにも起こらなかったですし。

 

映画が終わっても、その後の彼らの人生を真剣に想像してしまうような、リアリティのある世界観でした。

 

 

『僕のワンダフルライフ』

 

内容は良かったのに邦題がダメダメ。

少年と犬が大きく写ったパッケージで『僕のワンダフルライフ』というタイトルだと少年の物語かと思ってしまいますが、主人公はベイリーという名の犬です。

『僕のワンダフルライフ』の「僕」は犬のことです。

原題は『A Dog's Purpose』。

 

ストーリーを一言で言えば「犬が転生する話」。

設定が目新しいし、転生後もこれまでの記憶を引き継いでいるのがまた良いですね。

メスに生まれ変わることもあったのがエキサイティング。

 

転生して元の飼い主のもとへ生まれ戻ってくるのかと思いきや、まったく別の飼い主のところへ行ってしまいます。

いろいろな犬種で、さまざまな相棒(飼い主)との犬生(人生の犬バージョン)が観られて面白かったです。

犬は飼い主を選べないのだという点も考えさせられました。

 

人が一生を終えるまでの間に何度も転生できてしまうことから、犬生の短さを改めて認識しました。

「転生」ということはイコール必ず「死」があるということで、うるっとくる場面が何度もありました。

やっぱり犬っていいなあ。私は犬派です。

 

「目的は今を一緒に生きること」という最終的なベイリーの悟りも深かった。

最後にイーサンとベイリーの二人を引き合わせてくれて、ハッピーエンドなのも良かったです。

これからも彼の転生は続くのか、それともイーサンと一緒に犬生を終えるのか、気になりますね。

 

 

『エクスペンダブルズ2』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

 

シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、アーノルド・シュワルツェネッガーといった豪華俳優陣による、激しいガンアクションが気持ち良い『エクスペンダブルズ』シリーズ。

みんなが強すぎるので安心して観られます。

 

正直に言うと一作目を観た時はシルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーしか私のなかで顔と名前が一致していませんでした。

最近ジェイソン・ステイサムを好きになって、彼を強く認識できるようになったことで二作目以降はさらに楽しめました。

ジェイソン・ステイサム、かっこよすぎる。

主役のなかでも二番目の主役みたいな良いポジションなので私得。

『3』ではシルヴェスター・スタローンにスポットがより長く当たって、ジェイソン・ステイサムの出番が少なかったので個人的にはイマイチでした。

 

ちなみにシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー関連のネタは寒くて、どうも小物感を感じずにはいられませんでした。

 

 

『メカニック:ワールドミッション』

 

『エクスペンダブルズ3』といい、こちらも副題は「ワールドミッション」。

アクション洋画の二作目以降の邦題には「ワールドミッション」と付ける風潮でもあるのかと思って調べてみたら全然そんなことはありませんでした。

 

超人的アクションでミッションをサクサクこなしていくジェイソン・ステイサム、かっこいいです。

暗殺ではなく事故に見せかけて殺すという難易度の高さはまさにミッション:インポッシブル。

超人的アクション俳優では、私はトム・クルーズよりもジェイソン・ステイサム派です。

クール(な役が多い)のに笑顔はかっこかわいいところとか、ハゲなのに全く気にならずむしろそれが渋くてイケてるところとか、低い声とか。良い。

 

 

『バトルフロント』

 

ジェイソン・ステイサム推しなので視聴。

ちょっと退屈しながら本編を観ていて、「ああ、私は超人な役のジェイソン・ステイサムが好きなんだ」とやっとわかりました。

作品でいうと『メカニック』『エクスペンダブルズ』ですね。

 

 

『アイアムアヒーロー』

 

邦画だとバカにしながら観始めたら面白かったので反省。

原作は数巻だけ既読ですが、ストーリーは最序盤しか覚えていないのでハラハラしながら楽しく観れました。

 

ゾンビの描写が怖い。

走るゾンビって逃げ切れる気がしなくて怖いです。

 

あと大人な長澤まさみが非常にかわいかったです。

 

 

『GO』

 

『スワロウテイル』が面白かったので、少し似たようなテーマを扱った『GO』を視聴。

主人公の杉原は日本生まれの韓国籍です。

ヒロインである桜井の天の邪鬼みたいなところもかわいい。

 

杉原からは自分のなかに抑えきれないほどのエネルギーを感じました。

桜井が杉原を見て感じた「かっこいいのって、おかしいって初めて気付いた」という言葉にかなり共感しました。

たとえ他人から見るとおかしい、ヘンなことだとしても、自分が思うままにエネルギーを爆発させて生きているのってかっこいい。

私も杉原くらいエネルギーを爆発させて生きていきたいです。

 

 

『マンマ・ミーア!』

 

『マンマ・ミーア!』の新作映画が出るということで『マンマ・ミーア!』自体が最近話題になっていたのをきっかけに視聴。

名前だけは知っていたけれど内容については全く知らないまま観ました。

 

ミュージカル部分の曲が知っている曲ばかりだったので、「え、これ『マンマ・ミーア!』の曲? え、これも!?」なんて混乱しながら観ていて、気になったので友人に聞いてみたらABBAの曲とのこと。

なるほどそれで聴いたことがあったわけです。

 

Wikipediaによると、

世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの曲をベースにし、1999年にウェスト・エンドで、2001年にブロードウェイで公開されたミュージカル『マンマ・ミーア!』を映画化したものである。

マンマ・ミーア! (映画) - Wikipedia

とのこと。

無知を思い知らされました。

 

アップテンポな曲で大勢が踊るミュージカルパートはかなり楽しく観れました。

ほかのミュージカル部分は歌詞とストーリーがマッチしておらず「なんで今この曲?」「関係なくない?」といった違和感が強く、後半のストーリーの展開はご都合主義というか、完全に置いてけぼりにされた気分でした。

 

本当の父親は結局誰か分からない、3人のうちの1人と母親が結ばれる理由が弱い、なぜか娘は結婚しなかった点、などなどわけが分からず、誰にも感情移入できなくて困りました。

 

 

『バイオハザード: ザ・ファイナル』

 

ローラが出演していることで私としては「現実に引き戻されて嫌だなー」と思っていたら早々に死んでくれて、不謹慎とは思いつつもホッとしました。

 

抗ウイルス剤の空気感染(?)して地球全体に広がるという万能性、そして瞬時にゾンビがバタバタと倒れていく即効性が半端ない。

アンブレラ社はその技術をもってしても、万病に効く薬は作り出せなかったのか…

 

ファイナルにしてアリスのすべてがやっと分かってスッキリ。

自らの死をいとわずに抗ウイルス剤を使用した件について、「人間よりも人間らしい」とはまさにそのとおり。

主人公がめちゃくちゃいいやつでブレない作品は大好きです。

 

良い終わり方でした。

 

 

『アドレナリン』

 

アクション映画というよりコメディ映画と言いたい。

主人公であるシェヴのイカれた言動、大げさな演出、雑な合成などがバカバカしくて笑えます。

 

いつものジェイソン・ステイサムのクールさはどこへやら、落ち着きがないのが新鮮です。

本人は生きるために必死とはいえ、自身に打たれた毒薬の進行を遅らせるアドレナリンを出すために、後先考えずになんでも試すところがおバカで面白いです。

ジェフが自身にオーバードーズしていた人工アドレナリンこと「エピネフリン」はちょっと打ってみたいと思ってしまいました。

ジェフの後半の服装はダサいジャージだし、路上で人前でセックスし始めるし、まさにアドレナリンジャンキー。

 

アドレナリンを出さなきゃ死ぬし、アドレナリンが出るような行為は危険だしで、死ぬ気になればなんでもできるというのが体現されていました。